元離宮二条城「よみがえる狩野派の美 ~模写事業50周年記念展~」へ
世界文化遺産 元離宮二条城では、「二条城障壁画 展示収蔵館」で、年4回にわたり二の丸御殿障壁画(重文)の原画を公開されています。第3期原画公開「よみがえる狩野派の美 ~模写事業50周年記念展 ~」と題して、複写事業50周年を記念し、全国的に前例のない規模の障壁画保存の取り組みを、原画と模写を並べてご紹介されました。期間は、10月6日(木)~12月4日(日)の60日間で、展示収蔵館に入るのに、入城料の他に、別途100円が必要です。私は京都市民限定の年間バスボートを持っているので、まだ紅葉の見頃が続いている11月28日(月)に行ってきました。
地下鉄東西線二条城前駅を地下から上がると、最初に見るのは「東南隅櫓」(重文)です。
8時42分に開城前の「東大手門」(重文)前を通ります。開城前のため、誰も居ません。
いつものことですが、開城前に入城受付所には行列ができてます。20数名でしょうか、チケットを購入するのに、二条城では開城前の行列は必須ですね。私は、前途したとおり年間バスボートを持っているので、開門前で並びます。3番目でした。8時45分に開城され、入城して行きます。数え切れないほど来ているので、私はパンフも貰わずに、目的地に真っ直ぐに向かいました。


先ずは、「唐門」(重文)をくぐります。
正面の国宝「二の丸御殿」には、今日は入りません。国宝「二の丸御殿」では、写真が撮れないので、「特別入室」の時には入りますが、それ以外は、この日のようにスルーします😊。
二の丸御殿を横目に見ながら、私は「二の丸庭園」に向かいます。







特別名勝に指定されている「二の丸庭園」を先に見ました。最初に入城したので、ここには誰も居ません。冬枯れで、蘇鉄も冬バージョンになっています。
「二条城障壁画 展示収蔵館」は9時から開館します。それで、先に庭園を見ることにしました。
二の丸庭園を出て、次に本丸庭園に向かいます。


二の丸庭園を出て、本丸に入るのに「東橋」を渡ります。その先が「本丸櫓門」(重文)です。
この東橋は、第108代後水尾天皇の行幸に備え、天皇が地上に降りることなく二の丸御殿から本丸御殿、内堀を渡って移動できるよう「二階廊下・溜蔵」になっていました。二階廊下は昭和に入るまで残っていましたが、1930年(昭和5年)に解体されました。しかしその部材はまだ残っており、2024~27年度に復元が計画されています。


現在、工事中の本丸御殿を右手に見て、左には本丸庭園が広がっています。1895年(明治28年)第122代明治天皇が本丸に行幸された折、既存の枯山水風庭園の改造を命じ、約7ヵ月半の歳月をかけた末、1896年(明治29年)に完成した芝庭風築山式庭園です。
8時54分に、「天守台」に着きました。


ここの石段は、きついです。一段づつ一段づつ登って、かつて天守閣があった天守台に着きました。
眺望は、北東から見て行きます。先ず驚いたことに、本丸御殿の工事用の覆いが外され、屋根が見えるようになりました。もうすぐですね、工事が終わるのは・・・。
東の方向です。内堀沿いに黄葉が見えています。
南の方向です。紅葉も見頃過ぎており、落葉が進んでいます。
南西の方向です。南西隅櫓が見えています。
西北西の方向です。こちらには紅葉があるので、後程見に行きます。
北の方向です。まだ誰も来そうにもありませんが、これから降ります。
少しだけ休憩をして、この石段を降りました。
前途したとおり、本丸御殿玄関の屋根が見えるようになりました。拝観の再開が待ち遠しいです。

本丸内には紅葉は少なかったです。ここから本丸庭園を出て行きます。

「西橋」を渡ります。先のイチョウの大木が綺麗に黄葉しているので後程見に行きます。


西橋を渡って、西南隅櫓まで行きます。ここには再び戻ってくるので、このイチョウの大木も後程撮影です。(逆光のため😊)
西橋から西南隅櫓に向かう右手には、散ったイチョウの葉が綺麗です。
西南隅櫓エリアは、アジサイが咲く頃に公開されますが、この日は、綺麗に紅葉してました。
西南隅櫓から再び、西橋の方向に戻ります。
「西南土蔵」(重文)の周りには、赤く染まった紅葉が綺麗です。
それで、西橋に戻って、イチョウの大木の黄葉を撮りました。散ったあとも綺麗ですね。
西橋を通過して「北南土蔵」(重文)近くまでやって来ました。
こちらは、非公開の「西門」です。赤く紅葉した、カエデ?が綺麗です。


境内の北側を歩いて行くと、「北中仕切門」(重文)の前に、綺麗に黄葉したイチョウがありました。
「北中仕切門」をくぐると「加茂七石」があって、城内北側にある清流園に向かいます。

芝生の綺麗な「清流園」に入りました。元城番武士の宿舎跡に1965年(昭和40年)に作庭された洋風庭園です。





「清流園」も綺麗でした。芝生は冬枯れしてますが、まだ紅葉の見頃が続いていたので良かったです。




清流園付近にある「南側小径」のエリアでは、紅葉が見頃でした。

次に「北大手門」(重文)を見ると、綺麗に黄葉しているイチョウ並木がありました。

城内の北側から東側までやって来ました。ようやく「二条城障壁画 展示収蔵館」に着きました。
この秋の観光シーズンでは、このエリアに名品店が並びます。笹屋伊織さんのお菓子を買って帰りました。

9時22分に「二条城障壁画 展示収蔵館」に入りました。
ここでは靴を脱いで上がります。そして年間バスボートを見せ館内に入りました。通常は入館料100円です。
原画と模写を並べて展示してて、館内には私だけでしたので、ゆっくり見比べて見学させて貰いました。
原画も時代がたっているので、掠れてて見にくい所を、模写では、はっきり描かれています。そんな風景だったのか、と感心しながら見せて貰いました。なかなか面白い企画だったように思います。このあと、休憩もしなくて出口に向かいました。
9時33分に、東大手門から出てきました。
地下鉄の乗る前に「東南隅櫓」を撮りました。信号待ちの間に撮った訳です😊。
帰りも地下鉄東西線二条城前駅から帰路に着きました。太秦天神川駅から「志津屋 本店」で買い物し帰りました。


いつものことですが、開城前に入城受付所には行列ができてます。20数名でしょうか、チケットを購入するのに、二条城では開城前の行列は必須ですね。私は、前途したとおり年間バスボートを持っているので、開門前で並びます。3番目でした。8時45分に開城され、入城して行きます。数え切れないほど来ているので、私はパンフも貰わずに、目的地に真っ直ぐに向かいました。








































































ここでは靴を脱いで上がります。そして年間バスボートを見せ館内に入りました。通常は入館料100円です。
原画と模写を並べて展示してて、館内には私だけでしたので、ゆっくり見比べて見学させて貰いました。
原画も時代がたっているので、掠れてて見にくい所を、模写では、はっきり描かれています。そんな風景だったのか、と感心しながら見せて貰いました。なかなか面白い企画だったように思います。このあと、休憩もしなくて出口に向かいました。


帰りも地下鉄東西線二条城前駅から帰路に着きました。太秦天神川駅から「志津屋 本店」で買い物し帰りました。
この記事へのコメント