世界文化遺産 熊野速玉大社 摂社「神倉神社」へ

JR紀伊勝浦駅に11時40分に着いて、2階にある改札口から出ると、タクシーの運転手さんが待ってくれてました。JTB個人型フリーブランで、タクシープランを利用した訳です。当初の予定では12時からお願いしてましたが、11時50分前は紀伊勝浦駅をタクシーで出て行きました。

この日の予定は、熊野本宮大社、熊野速玉神社、新宮城をお願いしてました。世界文化遺産 熊野速玉神社 摂社神倉神社」にあるゴトビキ岩も見たかったけど、あの急勾配の石段を登れる自信が無かったので、予定にはいれてませんでした。ただ、タクシーの運転手さんに、その話しをすると、「登らなくても下でお参りしましょう」と言われたので、この日の最初の訪問に急遽決まったわけです。

IMG_9373.jpg12時12分に着きました。下には無料の駐車場もあります。ただ、狭いですね。

2004年(平成16年)7月7日「紀伊山地の霊場と参詣道」は、ユネスコの「世界遺産条約」に基づき、世界遺産に登録されました。紀伊山地は、古代から神仏が宿るところといて信仰を集めた紀伊山地の三大霊場と、それらに至る多くの参詣道、及び信仰の基礎となった自然景観(文化的景観)によって構成され、自然を畏敬する日本人の精神文化を表す遺産として、比類のないものです。霊場「熊野三山」を構成する「熊野速玉大社」に含まれる霊場である「権現山」は、古代の神話に登場する「天磐盾(あめのいわたて)」とみなされる断崖の多い山で、その中腹に神々が降臨した所とされる「神倉神社」があります。御神体として信仰される巨岩「ゴドブキ岩」の周辺からは、3世紀の銅鐸をはじめ、12世紀を中心とする銅鐸が多数発見されています。2月6日の夜、神倉神社でおこした神火を移した松明を持ち、大勢の男達が急峻な石段を駆けくだる「熊野御燈祭」は、和歌山県の無形民俗文化財に指定されています。

IMG_9374.jpgIMG_9377.jpg鳥居下には「手水」があるので、参拝者は、ここで清めて登れば良いですね。

IMG_9375.jpgIMG_9376.jpgこの急峻な石段を見たら、断念したのも納得です。538段もあるので、普通の石段なら登れなくないです。

ここでお参りさせて貰いました。神倉神社のHPには、「※お願い 神倉神社の石段は急勾配なので、御年配の方は下の鳥居でご参拝下さい。」とあります。膝の怪我が無かったら挑戦していたかも知れません。

御祭神は、高倉下命(たかくらじのみこと)、天照大神。熊野権現として有名な熊野速玉大社の摂社です。熊野三山(速玉・那智・本宮)の主神降臨の霊地熊野信仰の根本とも言うべき霊所です。御祭神の高倉下命は建国の功臣、熊野三党(宇井・鈴木・榎本)の祖として知られ、農業漁業の守護神として御神徳が高い。

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こちらは、地ほどお参りさせて貰った熊野速玉大社で、いただいた御朱印です。

私は、最初に熊野本宮大社を希望したら、「先に新宮市内を回った方が良いと」と言われたので、お任せしました😊。

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