妙心寺塔頭 退蔵院「方丈襖絵プロジェクト・壽聖院 特別公開 村林由貴が描く禅の世界」へ
妙心寺山内にある養徳院を出て、次に向かったのが同じ妙心寺山内にある退蔵院です。何度も来ている退蔵院では、2022年(令和4年)12月24日(土)~2023年(令和5年)1月9日(月・祝)まで、「方丈襖絵プロジェクト・壽聖院 特別公開 村林由貴が描く禅の世界」が開かれて、この日が最終日だったこともあって、最初から養徳院の次に行くつもりで来たわけです。
9時54分に「山門」前に着きました。先週の1月5日(木)にNHK京都「ニュース630京いちにち」で紹介されたので、拝観者は多いでしょうね。
退蔵院では、国の重要文化財に指定してされている方丈の襖絵を若手の画家に描いて貰い育成に繋げようと制作を進めていました。若手として携わったのは、制作当寺24歳だった村林由貴氏で、寺に住み込むなどして11年間かけて計76面を完成させました。全て水墨画で描かれ、退蔵院で修行したと伝わる宮本武蔵の「五輪書」に書かれた仏教の考え方がテーマに描き分けられています。
拝観料は、通常600円のところ、1000円でした。普段、非公開の「庫裏」から入ります。
ここを入るのは2022年(令和4年)10月25日(月)に「囲いの席」(かくれ茶室)を見学して以来です。
ここから方丈内の襖絵を見学しますが、残念ながら襖絵は撮影禁止でした。予想通り、普段は冬の拝観者は少ないのに、多くの方が来られてましたね。
この先に襖絵がありますが、その前に庫裏と方丈に挟まれた「坪庭」撮りました。
襖絵について、とくに案内人が居るわけでもないので、順々に見ています。
「火の間」厳しい寒さの中で咲く梅を人の生き方と重ね、苦難を重ねた先にある希望を表現しました。
「空の間」雪が積もる銀世界に、二羽の鶺鴒(セキレイ)と一羽の鷺(サギ)が対比的に描かれ、出会いと孤独に象徴される無常観を表現されています。
「風の間」青松鴉図。
「水の間」波濤双鷹図。
「地の間」蓮池図。以上の襖絵を見学させて貰いました。
後程、分かりますが「方丈前庭」に人が居ません。通常拝観でも方丈には上がれます。ただ、人が居ないのは何故かなぁ・・・?。
室町時代の画聖・狩野元信が作庭したと伝わる「元信の庭」は見ることができました。以前は、桜の時期しか見ることができなかった正面から見る庭園も、今は常時見られるようになりました。
庫裏から出て、余香苑に向かう途中に、方丈に至る参道が閉鎖されてました。これでは方丈前には行けません。
ここから昭和の名作庭家である中根金作氏が作庭した「余香苑」に入ります。
門を入ると白砂の「陽の庭」を通ります。
以外なことに、ここから見る限り庭園内には人が居ないようです。
「四阿」と「織部灯籠」を撮りました。誰も居ないこと無く、数名とすれ違いましたね。
「水琴窟」はスルーです。何度か音色は聞いているので😊。
「藤棚」まで来ましたが、やっぱりここには誰も居なかったです。
ここに座って、暫く庭を眺めてました。多くの方が来られましたが、10分ぐらい座ってましたね。
ここの「是什麼」と言うお菓子が好きで、帰りに買って帰りました。
帰りに黒砂の「陰の庭」を通りました。「陽の庭」の対面にあるお庭です。
余香苑の入口にある門には「鯰」の彫り物があります。
今日は「壽聖院」には行きません。7日(土)から「京の冬の旅」で公開が始まっています。3月までには行きたいなぁ・・・と考えています。
10時21分に退蔵院を出て、「三門」前を通りました。
ここから車を置いてある妙心寺第二駐車場に戻り帰路に着きました。
9時54分に「山門」前に着きました。先週の1月5日(木)にNHK京都「ニュース630京いちにち」で紹介されたので、拝観者は多いでしょうね。
退蔵院では、国の重要文化財に指定してされている方丈の襖絵を若手の画家に描いて貰い育成に繋げようと制作を進めていました。若手として携わったのは、制作当寺24歳だった村林由貴氏で、寺に住み込むなどして11年間かけて計76面を完成させました。全て水墨画で描かれ、退蔵院で修行したと伝わる宮本武蔵の「五輪書」に書かれた仏教の考え方がテーマに描き分けられています。
拝観料は、通常600円のところ、1000円でした。普段、非公開の「庫裏」から入ります。
ここを入るのは2022年(令和4年)10月25日(月)に「囲いの席」(かくれ茶室)を見学して以来です。
ここから方丈内の襖絵を見学しますが、残念ながら襖絵は撮影禁止でした。予想通り、普段は冬の拝観者は少ないのに、多くの方が来られてましたね。
この先に襖絵がありますが、その前に庫裏と方丈に挟まれた「坪庭」撮りました。
襖絵について、とくに案内人が居るわけでもないので、順々に見ています。
「火の間」厳しい寒さの中で咲く梅を人の生き方と重ね、苦難を重ねた先にある希望を表現しました。
「空の間」雪が積もる銀世界に、二羽の鶺鴒(セキレイ)と一羽の鷺(サギ)が対比的に描かれ、出会いと孤独に象徴される無常観を表現されています。
「風の間」青松鴉図。
「水の間」波濤双鷹図。
「地の間」蓮池図。以上の襖絵を見学させて貰いました。
後程、分かりますが「方丈前庭」に人が居ません。通常拝観でも方丈には上がれます。ただ、人が居ないのは何故かなぁ・・・?。
室町時代の画聖・狩野元信が作庭したと伝わる「元信の庭」は見ることができました。以前は、桜の時期しか見ることができなかった正面から見る庭園も、今は常時見られるようになりました。
庫裏から出て、余香苑に向かう途中に、方丈に至る参道が閉鎖されてました。これでは方丈前には行けません。
ここから昭和の名作庭家である中根金作氏が作庭した「余香苑」に入ります。
門を入ると白砂の「陽の庭」を通ります。
以外なことに、ここから見る限り庭園内には人が居ないようです。
「四阿」と「織部灯籠」を撮りました。誰も居ないこと無く、数名とすれ違いましたね。
「水琴窟」はスルーです。何度か音色は聞いているので😊。
「藤棚」まで来ましたが、やっぱりここには誰も居なかったです。
ここに座って、暫く庭を眺めてました。多くの方が来られましたが、10分ぐらい座ってましたね。
ここの「是什麼」と言うお菓子が好きで、帰りに買って帰りました。
帰りに黒砂の「陰の庭」を通りました。「陽の庭」の対面にあるお庭です。
余香苑の入口にある門には「鯰」の彫り物があります。
今日は「壽聖院」には行きません。7日(土)から「京の冬の旅」で公開が始まっています。3月までには行きたいなぁ・・・と考えています。
10時21分に退蔵院を出て、「三門」前を通りました。
ここから車を置いてある妙心寺第二駐車場に戻り帰路に着きました。
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