京都十六社 朱印めぐり【四日目】満願達成

1月12日(木)までは、高気圧に覆われて快晴が続き、気温も3月中旬から4月上旬ほどの高温でした。出掛けるには絶好でしたが、さすがに9日から11日にかけて出掛けたので足の負担を考え、この日は断念し、翌日の13日(金)に出掛けることにしました。と言うのも13日は、月一回の通院日で、9時からクリニックを予約。診察と処方箋薬局に行ったあとに、「京都十六社 朱印めぐり」の残り2社に行くことを決めた次第です。ただ、天気は下り坂で、15時頃から雨降りと出てました。ただ、予定ではお昼過ぎには帰れるので問題無しと判断。雨は夕方から降り始めたので、この判断は正しかったてす😊。

クリニックから市バスに乗って、10時7分に烏丸御池でバスを降りました。そこから地下鉄烏丸線御池駅に行き、10時18分発の竹田行きに乗車。終点の竹田駅には10時28分に着いて、向かいのホームにやって来た近鉄電車に乗り込みます。10時30分発の準急でしたが、目的の桃山御陵前駅に、準急が止まるか不安でしたが、大丈夫でした。10時34分に着いたので、そこから徒歩で向かったのが御香宮です。

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10時38分に伏見城の大手門を移築した「表門」(重文)に着きました。

IMG_0200.jpg表門から入り、最初に「石鳥居」をくぐります。この石鳥居は紀州藩の第7代藩主・徳川 宗将(とくがわ むねのぶ)によって建立されたものです。

IMG_0201.jpg参道を進み、「拝殿」まで来ました。この拝殿は京都府指定有形文化財に指定されています。1625年(寛永2年)紀伊初代藩主・徳川大納言頼宣が寄進しました。

IMG_0203.jpgこの上の唐破風彫刻が見事で、よくよく見ると、中心には徳川の「三つ葉葵」、その横には「菊の御紋」、さらに豊臣の「桐の御紋」があります。

IMG_0202.jpg拝殿を入り、「本殿」前で参拝を済ませました。

御祭神は、[正中] 神功皇后 [左御間] 仲哀天皇 [右御間] 応神天皇 [東御間] 瀧祭神 他二柱 [西御間] 仁徳天皇 他二柱。御利益は、安産・厄除・病気平癒でした。

参拝したあと、「授与所」にて京都十六社 朱印めぐりの御朱印をいただきました。残り1社となりました。

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御香水の特別御朱印があったので、合わせて貰いました。

IMG_0205.jpg10時48分に「表門」から出て行きました。次は京阪電車に乗ります。

IMG_0206.jpgIMG_0207.jpg京阪伏見桃山に着いて、通過する電車を2台見送りました。その間に向かいの大阪淀屋橋行きの特急も通過、結構待ちましたね。

11時5分に出町柳駅行き準急が来たので、それに乗り、目的地である墨染駅に11時14分に着きました。そこから徒歩で向かったのが藤森神社です。

IMG_0208.jpg藤森神社の入口に11時21分に着きました。駅から歩いて7分、社殿はさらに奥にあります。

IMG_0209.jpgこの「石造鳥居」には172年(正徳元年)の銘があって、扁額はありません。かつて第108代後水尾天皇宸筆(しんぴつ)が架かっていたようです。

江戸時代、この道が西国大名参勤交代の道筋にあたっていたので、各大名は神社前を通る時には駕籠からおり、拝礼をして槍などをたおして通行しなければならなかったようです。しかし、幕末動乱の折り、このような悠長なことは時代に即しないと新撰組の近藤勇が外したと伝わります。

IMG_0211.jpgここでは2016年(平成28年)5月に「駈馬神事観賞」に行った思いでがあります。

駈馬神事観賞は、5月5日(木)の「子供の日」に行われます。祝日で多くの方が見に来られてました。見ている間も体が辛くて・・・相当疲れて居るなぁ・・・と、その時は思いました。その翌日、6日(金)が振り替え休日で、昨日の疲れかなぁ・・・と体がしんどかったので、終日休養。土曜日に発熱しインフルエンザを発症したなぁ・・・と思いました。そして月曜日です。早朝から高熱に襲われ、体の震えが止まりません。それで「かかりつけ医」に受診すると、いんふるは陰性で、先生から病院を紹介され、そこでの診察の結果、即日入院となりました。肺炎を発症してた訳です。ここ藤森神社に来ると、6月上旬まで人生初の入院を経験したので、少しばかり苦い思いを思い起こさせます。あれから7年か・・・入院して思ったことは、健康が一番と言うことです😊。

IMG_0212.jpg着くとすぐに「授与所」に行き、京都十六社 朱印めぐりの御朱印いただきました。これで満願となったので、記念品も合わせて貰います。

IMG_0226.jpg今年の製干支の置物をいただきました。こで8年連続満願達成です。干支が一回りするまで続けたいと思います。

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鶴丸国永(つるまるくになが)」の特別御朱印があったので、こちらもいただきました。

平安時代の刀工である国永(くになが)によってつくられた刀で、織田信長も一時所持していたそうです。豊臣家滅亡の際、藤森神社に奉納され、その後は伊達家、そして明治天皇へと献上され、現在は宮内庁にて保管されています。藤森神社には、2018年(平成18年)1月に、「鶴丸国永」の写しが奉納されたそうです。

IMG_0221.jpgIMG_0220.jpgIMG_0213.jpg御朱印と記念品をいただいたら、次にお参りです。

IMG_0214.jpg勝運と馬の神様として、競馬関係者、競馬ファンの参拝で賑わう藤森神社、馬の銅像があります。

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「拝殿」に立て看板があって、藤森神社に藤棚を造ろうとそれています。クラウンドファンディンで資金募集されてましたね。HPで見ました。

IMG_0216.jpg御祭神は、素盞鳴命(すさのおのみこと)、別雷命(わけいかずちのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)、第15代応神天皇(おうじんてんのう)、第16代仁徳天皇(にんとくてんのう)、神功皇后(じんぐうこうごう・第14代仲哀天皇の皇后)、武内宿禰(たけのうちのすくね)、舎人親王(とねりしんのう)、第40代天武天皇(てんむてんのう)、早良親王(さわらしんのう)、伊豫親王(いよしんのう)、井上内親王(いがみないしんのう)以上十二柱。御利益は「男人守護の神」と「勝運と馬の社」でした。

IMG_0218.jpgIMG_0222.jpg藤森神社を11時37分に出ました。泰山時間15分でしたね😊。

ここからJR藤森駅に行くか、どうか迷ったんですが、京阪墨染駅に戻りました。JRは登り坂なんですね。墨染駅を11時44分発の準急に乗りました。伏見稲荷駅では外国人観光客が多く下車されました。それで車内は少し空いた状態で、三条駅に12時1分に着きました。

IMG_0223.jpgそこから地下鉄東西線三条京阪駅12時14分発に乗り、太秦天神川12時26分に着き、そこから帰路に着きました。

今年も「京都十六社 朱印めぐり」達成でき良かったです。干支を一回りするまで、とりあえず頑張るつもりです😊。

この記事へのコメント

2023年02月05日 17:45
京都十六社朱印満願、お疲れ様でした、
この様な御朱印を頂いたのは西国三十三か所巡りだけで、
私はそれが大きな願いだったので大願成就したと言えます。
それ以後、何処に行っても御朱印は頂いていないんです。
徳川大納言頼宣が寄進したという拝殿、立派ですね。
御紋がそれを現しています。
満願なると干支の置物が記念品として授与され、
十二支が揃うまであと4年ですか。
続ける気持ち良く分かります。
頑張って下さい。
壬生里
2023年02月08日 04:56
アルクノさんへコメントありがとうございます。

今年も無事に松の内に回れて安堵しています。これからも干支を一周するまで頑張るつもりですが、京都十六社を巡るのに、バス一乗車券は必須でしたが、京都市が来年の廃止を決めました。発売は9月末まで、使用は3月末となっているで、来年の正月用に買っておかないとね。京都の市バスも観光客に占拠されて、地元の人が乗れない状態がコロナ禍前にはありました。
2023年02月09日 21:33
京都十六社のご朱印めぐりの完了、すなわち満願達成、おめでとうございます。それぞれ、歴史と格式がある社ですね。
特に、御香宮。立派ですね。
拝殿の唐破風彫刻、豪華絢爛、素晴らしいです。
紀州徳川家との繋がりが強かったのですね。
伏見桃山の周辺は行ったことないので、非常に興味深いです。
壬生里
2023年02月12日 16:29
ミクミティさんへコメントありがとうございます。

御香宮の境内には、旧伏見桃山城の石垣なんかもあります。御香水で有名で、この辺りは伏見の酒所なんですね。
毎月、京都十六社でしか訪れませんが、近くには、旧伏見桃山城の跡にある昭和天皇陵や乃木神社、坂本龍馬ゆかりの宿なんかもあるので、歴史好きには、ゆっくり散策したい町ですね。