日本最古 都七福神まいり「京都 ゑびす神社」へ

日本最古の「都七福神」は、草創以来六百年を迎えました。 七福神信仰は室町時代に民間の信仰として七社寺を参詣し、ゑびす神、⼤⿊天、毘沙⾨天、弁財天、福禄寿神、寿⽼神、布袋尊の七福神よりそれぞれの御利益をいただくとされてます。そして令和5年1月7日より毎月7日に「都七福神草創六百年記念事業」として「金印」が授与されると聞き、さっそく2月7日(火)に行って見ることにしました。とりあえず、この日は三箇寺を回ります。

我が家には、数十年前に都七福神巡拝の「大護符(色紙)」をいただいています。「京都ゑびす神社」「松ヶ崎大黒天(妙円寺)」「東寺(教王護国寺)」「六波羅蜜寺」「赤山禅院」「革堂(行願寺)」「黄檗山萬福寺」を回るわけですが、その年は、高島屋京都店内で、お参りし御朱印をいただいたので、松ヶ崎大黒天(妙円寺)だけは未訪問のままです。それで、今回KBS京都のラジオで金印のことを聞いたので、この際、全ての寺院を廻ることにしました。そして回る日は7日の縁日の日にして、特別金印をいただこうと思ったわけです😊。

10年ほど前に通勤で使っていたバスで、四条京阪まで乗りました。そこから歩いて向かったのが「京都 ゑびす神社」で、今年の1月2日にも来てました。

IMG_0704.jpg8時31分に着きました。ここの開門が8時30分からで、その時間に合わせた訳です。

IMG_0687.jpgこの辺りは、通勤時に通ってました。境内を覗くと、いつも車が止まっていたので写真が撮りづらかったけど、数年たったて来て見たら車はありません😊。

IMG_0702.jpg以前は、「手水舎」に柄杓もあって、水も流れてましたが、コロナ禍で水も柄杓もありません。

今日は、お参りの前に「社務所」に行きました。御朱印は8時30分からと確認して来たので大丈夫、神職さんがお二人座っていました。そこで、「都七福神朱印帳」を買いました。そして、そこで御朱印も、合わせて2000円を納めました。

EPSON044.jpgEPSON045.jpg
心配してましたが、毎月7日に貰える金印も、しっかり押して貰いました😊。

IMG_0703.jpgIMG_0697.jpgこの「二の鳥居」をよく見ると、この鳥居に“ゑびす様”の福箕(ふくみ)と福箕の下に熊手があって、それを神社の方か飾られたところ、福箕の中に小銭を投げ入れると「良いことがある」と言われるようになったとか・・・。私はやりません。多分、届かないと思うから😊。

商売繁盛で知られる京都 ゑびす神社のご祭神は、八代言代主大神(やえことしろぬしのおおかみ)、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)、少彦名神(すくなひこのかみ)。平安末期、栄西禅師が宋からの入僧の折、暴風雨に遭ったとき栄西禅師が海上に向かい祈ったところ、海上より恵美須神が現れことなきを得たので、帰国後、第83代土御門天皇の御代であった、1202年(建仁2年)建仁寺建立にあたり、その鎮守社として建てられたのがはじまりという。都七福神のひとつで、商売繁盛、交通安全、航海安全の神とされる。1月8日から12日は十日ゑびす大祭(初ゑびす)、10月19日から20日は二十日ゑびす大祭(ゑびす講)でにぎわう。西宮神社・今宮戎神社と並んで日本三大えびすと称され、「えべっさん」の名で親しまれる。

IMG_0690.jpgIMG_9956.jpg御朱印をいただいあとは「本殿」前でお参りました。

ここでは、そのあと、本殿南側に行き・・・?。ゑびす様は大変長生きなので少しお耳が遠い・・・と言うことで江戸時代ごろから本殿の左側の板塀を、優しくトントンと叩くようになったようです。

IMG_9958.jpgこちらは「西門」です。この先に「京都五花街」の一つ「宮川町」があって、普段から舞妓さんが歩いているので、良く見かけました。

IMG_9957.jpg今日は西門からは出ません。このあと六波羅蜜寺に向かいますが、その前に、久しぶりに境内を散策します。

IMG_0691.jpg先ずは境内の西側にあった「八幡神社」(左)と「猿田彦神社」(右)から。

IMG_0692.jpgその奥の北西角に「北野天満宮遥拝所」が。その右に「岩本稲荷大明神」があります。

IMG_0693.jpgそこから境内の東側を見ています。「二の鳥居」の近くに「授与所」が見えています。そこで御朱印いただきました。

IMG_0694.jpgこちらは「白太夫社(しらだゆうしゃ)」で、御祭神は、菅原道真の父が安産祈願を託した神官の、度会春彦(わたらいはるひこ)が祀られています。北野天満宮の摂社である白太夫社の右横には・・・?。

IMG_0695.jpg小松天満宮」がありました。神牛も鎮座しています。「足止め天神」とも呼ばれ、家出した人が帰ってくると言われています。また、大切な人が自分から離れないという「縁固め」のご利益もあるそうです。

IMG_0696.jpg本殿前から大和大路通りを見ています。「二の鳥居」と、その奥の「一の鳥居」が見えています。

IMG_0698.jpgIMG_0689.jpgここの入口には商売の神様であるえびす様が鎮座しています。釣り竿と大きな鯛を抱えています。古くから、商売繁盛や漁業の神として知られています。

IMG_0688.jpg
次に、このえびす様の奥に進みます。こちらには・・・?。

IMG_0699.jpgこちらの社は、以前から不明です。

IMG_0700.jpg突き当たりの右側が「名刺塚」。左が「財布塚」です。その名刺塚ですが9月の第4日曜日に「名刺感謝祭」があります。出世して不用になった自分の名刺やいただいて不用になった相手の名刺を庭火で焚きあげられるそうです。

IMG_0701.jpgこちらは、多分、茶室でしょうけど詳細は不明です。

なお、都七福神は、「京都ゑびす神社」(ゑびす神・商売繁盛)、「松ヶ崎大黒天(妙円寺)」(大黒天・開運招福)、「東寺(教王護国寺)」(毘沙門天・七福即生)、「六波羅蜜寺」(弁財天・福徳自在)、「赤山禅院」(福禄寿神・延寿福楽)、「革堂(行願寺)」(寿老神・不老長寿)、「黄檗山萬福寺」(布袋尊・諸縁吉祥)で、毎月7日の日に回ります。

8時36分に京都 ゑびす神社を出て、次の六波羅蜜寺に向かいました。

この記事へのコメント