世界文化遺産 真言宗醍醐派總本山 醍醐寺下伽藍へ
2月14日(火)は、家族が所用のため出掛けたので、そのついでに太秦天神川駅まで車で送って貰い、地下鉄東西線に乗って、第57回「京の冬の旅」で特別公開されている醍醐寺 理性院を目指しました。
醍醐寺には、いつも地下鉄東西線を利用します。この日も、太秦天神川駅を8時53分発の六地蔵駅行きに乗り、最寄りの醍醐駅に9時23分に着きました。そこから醍醐寺まで徒歩で向かいます。今日は、とくに急がないので、ゆっくり歩いて行きました😊。
今週の12日(日)の最高気温は18.3℃と暖かかったのに、この日は冬型が強まり、最低気温が3.1℃と時折小雪混じりの霙が降る天気で、大変寒いなか、醍醐寺まで歩きました。
9時37分に旧奈良街道を渡り「総門」前に着きました。電車を降りてから14分で着いたことになります。
世界文化遺産 醍醐寺に最近では、2022年(令和4年)3月9日に「京の冬の旅」で三宝院に行き、次に「西国三十三ヵ所札所巡り」で、下伽藍エリアに行って以来です。
三宝院前にある「拝観受付所」で拝観券を買います。三宝院と下伽藍で1000円。私は下伽藍から回ります。
下伽藍の入口にある「西大門(仁王門)」です。
醍醐寺の西大門は、1605年(慶長10年)の再建。両脇には1134年(長承3年)造立された仁王像が睨みをきかせています。
9時40分に西大門に入り、門の右手にある受付で、チケットの半券を切られます。
入ると、この幟は、毎年2月23日の「五大力さん」として親しまれている「五大力尊仁王会」が営まれるものです。
下伽藍では、先に国宝「金堂」に行き、お参りします。
醍醐寺のご本尊は薬師如来坐像です。内陣奥に安置されています。脇侍の日光・月光菩薩像とともに紀州湯浅の満願寺から運び込まれたものです。お参りする時に気づいたことですが、堂内が撮影禁止になってました。
前途した、2月23日の「五大力尊仁王会」の準備で忙しそうです。
金堂でお参りしたあと、次に「清瀧宮本殿」(重文)に寄りました。醍醐寺の総鎮守清瀧権現を祀る鎮守社。1097年(永長2年)に、最初に建立された上醍醐より分身を移して祀られました。
こちらは本殿前にある「清瀧宮拝殿」です。1599年(慶長4年)、座主・義演(ぎえん)僧正により拝殿の整備が施されました。
境内が空いているので国宝「五重塔」も綺麗に撮れました。
五重塔から奥に向かいます。次のお堂は「祖師堂」です。
小雪混じりの霙が降っているので、傘を差してます。それでお堂には上がりませんでした。堂内には、真言宗を開いた「弘法大師空海像」(左)と、その孫弟子で、醍醐寺を開創した「理源大師(聖宝)像」(右)が安置されてました。
小雪が降っているので「日月門」の中から奥を撮りました。1930年(昭和5年)醍醐天皇一千年御忌を記念して山口玄洞居士より寄進された門です。
こちら「鐘楼」で、近づいてから次の観音堂に進みます。
西国三十三ヵ所札所巡りの納経所でもある「観音堂」も閉鎖されてました。堂内は外から見られますが、霙が降っているので上がりません。
霙が小雪に変わったので、傘を終い散策。弁天池池越しに弁天堂が見えます。
ここは醍醐寺では、「紅葉スポット」で、天気が良かったら、すごく紅葉が映えます。
お休み処 寿庵」は、この時間には営業されてません。
ここで弁天池に架かる朱塗りの「輪橋(反り橋)」を渡ります。
輪橋から見た弁天池越しに観音堂を捉えました。紅葉の季節では、この池の周りには多くの人が来られます。
「弁天堂」です。醍醐天皇一千年御忌を記念し、1930年(昭和5年)山口玄洞居士より寄進されました。七福神の一つ、弁財天が祀られています。
弁天堂の奥には「無量寿苑」があり、行ってみます。
弁天池の上部には、その水源となる瀧があります。「無量寿苑」と名付けられた庭園は、昼間でも暗く静かです。苔庭が綺麗でした。
参考までに、この橋を渡り奥にあるゲートをくぐると、そこは「上醍醐」に通じます。上醍醐も拝観料が必要で600円ですが、下伽藍の拝観券があれば500円だそうです。
10時2分に「日月門」まで戻って来ました。
10時を回ったので、次に行く寺院の拝観が始まってますが、今日は急ぎません。ここでトイレ休憩です。
行きに行けなかったお堂に寄りました。「真如三昧耶堂」で、1997年(平成9年)の再建。堂内には涅槃仏が安置されてました。ただ、堂内撮影禁止となりましたね。
元の参道に戻る途中には「役行者像」がありました。
次に手前「護摩道場」、奥が「不動堂」です。堂内には不動明王を中心に五体の明王(不動明王、大威徳明王、軍荼利明王、降三世明王、金剛夜叉明王)を安置とあります。
なお、毎年2月23日の「五大力さん」として親しまれている「五大力尊仁王会」は、上醍醐にある「五大堂」によるものです。五大堂は913年(延喜13年)に醍醐天皇の御願堂として創建されました。以後数度の災に遭い、現在の五大堂は1940年(昭和15年)に再建されたものですが、山上に聳えるその偉容は、鎮護国家を託された往時の山上密教寺院の雰囲気を今に伝えています。
2月23日の準備が進む「金堂」まで戻って来ました。
この何も無くなった場所は、以前「醍醐の社」でした。全ての木々がなぎ倒されたのは・・・?。
2018年(平成30年)9月4日に台風第21号よる強風は、京都市で最大瞬間風速39.4㍍を記録しました。我が家も家が飛ばされるのかと思うくいの強風は初めての体験でしたね。この地はかつて無量光院や灌頂院などの塔頭寺院があったところで、醍醐寺では植樹をされ、1日も早い復興を目指されてます。
10時11分に醍醐寺下伽藍を出て、「京の冬の旅」で特別公開されている理性院は、ここから近いです。
今日の目的は理性院と、お昼のお食事です。先ずは初めて訪れる理性院へ向かいました。
醍醐寺には、いつも地下鉄東西線を利用します。この日も、太秦天神川駅を8時53分発の六地蔵駅行きに乗り、最寄りの醍醐駅に9時23分に着きました。そこから醍醐寺まで徒歩で向かいます。今日は、とくに急がないので、ゆっくり歩いて行きました😊。
今週の12日(日)の最高気温は18.3℃と暖かかったのに、この日は冬型が強まり、最低気温が3.1℃と時折小雪混じりの霙が降る天気で、大変寒いなか、醍醐寺まで歩きました。
9時37分に旧奈良街道を渡り「総門」前に着きました。電車を降りてから14分で着いたことになります。
世界文化遺産 醍醐寺に最近では、2022年(令和4年)3月9日に「京の冬の旅」で三宝院に行き、次に「西国三十三ヵ所札所巡り」で、下伽藍エリアに行って以来です。
三宝院前にある「拝観受付所」で拝観券を買います。三宝院と下伽藍で1000円。私は下伽藍から回ります。
下伽藍の入口にある「西大門(仁王門)」です。
醍醐寺の西大門は、1605年(慶長10年)の再建。両脇には1134年(長承3年)造立された仁王像が睨みをきかせています。
9時40分に西大門に入り、門の右手にある受付で、チケットの半券を切られます。
入ると、この幟は、毎年2月23日の「五大力さん」として親しまれている「五大力尊仁王会」が営まれるものです。
下伽藍では、先に国宝「金堂」に行き、お参りします。
醍醐寺のご本尊は薬師如来坐像です。内陣奥に安置されています。脇侍の日光・月光菩薩像とともに紀州湯浅の満願寺から運び込まれたものです。お参りする時に気づいたことですが、堂内が撮影禁止になってました。
前途した、2月23日の「五大力尊仁王会」の準備で忙しそうです。
金堂でお参りしたあと、次に「清瀧宮本殿」(重文)に寄りました。醍醐寺の総鎮守清瀧権現を祀る鎮守社。1097年(永長2年)に、最初に建立された上醍醐より分身を移して祀られました。
こちらは本殿前にある「清瀧宮拝殿」です。1599年(慶長4年)、座主・義演(ぎえん)僧正により拝殿の整備が施されました。
境内が空いているので国宝「五重塔」も綺麗に撮れました。
五重塔から奥に向かいます。次のお堂は「祖師堂」です。
小雪混じりの霙が降っているので、傘を差してます。それでお堂には上がりませんでした。堂内には、真言宗を開いた「弘法大師空海像」(左)と、その孫弟子で、醍醐寺を開創した「理源大師(聖宝)像」(右)が安置されてました。
小雪が降っているので「日月門」の中から奥を撮りました。1930年(昭和5年)醍醐天皇一千年御忌を記念して山口玄洞居士より寄進された門です。
こちら「鐘楼」で、近づいてから次の観音堂に進みます。
西国三十三ヵ所札所巡りの納経所でもある「観音堂」も閉鎖されてました。堂内は外から見られますが、霙が降っているので上がりません。
霙が小雪に変わったので、傘を終い散策。弁天池池越しに弁天堂が見えます。
ここは醍醐寺では、「紅葉スポット」で、天気が良かったら、すごく紅葉が映えます。
お休み処 寿庵」は、この時間には営業されてません。
ここで弁天池に架かる朱塗りの「輪橋(反り橋)」を渡ります。
輪橋から見た弁天池越しに観音堂を捉えました。紅葉の季節では、この池の周りには多くの人が来られます。
「弁天堂」です。醍醐天皇一千年御忌を記念し、1930年(昭和5年)山口玄洞居士より寄進されました。七福神の一つ、弁財天が祀られています。
弁天堂の奥には「無量寿苑」があり、行ってみます。
弁天池の上部には、その水源となる瀧があります。「無量寿苑」と名付けられた庭園は、昼間でも暗く静かです。苔庭が綺麗でした。
参考までに、この橋を渡り奥にあるゲートをくぐると、そこは「上醍醐」に通じます。上醍醐も拝観料が必要で600円ですが、下伽藍の拝観券があれば500円だそうです。
10時2分に「日月門」まで戻って来ました。
10時を回ったので、次に行く寺院の拝観が始まってますが、今日は急ぎません。ここでトイレ休憩です。
行きに行けなかったお堂に寄りました。「真如三昧耶堂」で、1997年(平成9年)の再建。堂内には涅槃仏が安置されてました。ただ、堂内撮影禁止となりましたね。
元の参道に戻る途中には「役行者像」がありました。
次に手前「護摩道場」、奥が「不動堂」です。堂内には不動明王を中心に五体の明王(不動明王、大威徳明王、軍荼利明王、降三世明王、金剛夜叉明王)を安置とあります。
なお、毎年2月23日の「五大力さん」として親しまれている「五大力尊仁王会」は、上醍醐にある「五大堂」によるものです。五大堂は913年(延喜13年)に醍醐天皇の御願堂として創建されました。以後数度の災に遭い、現在の五大堂は1940年(昭和15年)に再建されたものですが、山上に聳えるその偉容は、鎮護国家を託された往時の山上密教寺院の雰囲気を今に伝えています。
2月23日の準備が進む「金堂」まで戻って来ました。
この何も無くなった場所は、以前「醍醐の社」でした。全ての木々がなぎ倒されたのは・・・?。
2018年(平成30年)9月4日に台風第21号よる強風は、京都市で最大瞬間風速39.4㍍を記録しました。我が家も家が飛ばされるのかと思うくいの強風は初めての体験でしたね。この地はかつて無量光院や灌頂院などの塔頭寺院があったところで、醍醐寺では植樹をされ、1日も早い復興を目指されてます。
10時11分に醍醐寺下伽藍を出て、「京の冬の旅」で特別公開されている理性院は、ここから近いです。
今日の目的は理性院と、お昼のお食事です。先ずは初めて訪れる理性院へ向かいました。
この記事へのコメント
醍醐の桜が有名ですけど、2月の寒い時期に
訪れるのも趣があっていいものですね。
とはいえ、小雪がちの寒い日に参詣するのは、
大変だったでしょう。私も以前一度
お参りしたことがあるので、境内の様子を
懐かしく拝見しました。
醍醐の桜、有名ですよね。その時期は、凄い人が押し寄せます。
良い写真を撮ろうと、朝早くから並ばれるので、醍醐の桜は、まだ行ったことがありません。( ^_^)
醍醐寺も、世界遺産に登録されてから、拝観料も上がって、とくに上醍醐に登るのも拝観料が必要となったので、上醍醐にも久しく行ってません。
三宝院も、通常の拝観料では、庭園の横から見るだけやしね。