大徳寺 芳春院 盆栽庭園へ

大徳寺 芳春院 盆栽庭園は、「如意庵・芳春院表門」の参道の横にありました。ここの存在は、全く知らなかったですが、芳春院の場所を地図で見ていたら、ここの存在を知ったわけです。ここで貰ったパンフには以下の事が書かれてました。

芳春院は、安土桃山時代の加賀藩藩祖・前田利家の夫人松子(芳春院)が1608年(慶長13年)に建立した臨済宗大徳寺派の塔頭寺院である。芳春院に隣接する敷地に、室町時代に創建された龍泉庵(りょうせんあん)があり、1876年(明治9年)に芳春院に合併するが、その後荒廃して雑木林となっていた。この地を盆栽庭園として整備して2021年(令和3年)3月20日(土・祝)、京都初の盆栽庭園が開園した。盆栽は銀座で盆栽展を営んでいた森前盛二氏によって管理されている。

IMG_1393.jpgここに入る前に、団体さんが2組やってこられました。この盆栽庭園はスルーされ芳春院に向かわれましたが、団体さんが来られる前に出て来て良かったです。

IMG_1394.jpgここには、かつて芳春院と合併した龍泉庵がありました。それを示す石碑が残ってました。

IMG_1395.jpgIMG_1396.jpgこの門を入ると、拝観料1000円が要ります。正面に「拝観受付所」があるので、芳春院の拝観券を見せ500円を納めました。

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ここにも書き置きの御朱印がありました。ここで、係の方より、「目録を見ながら回ってください」と言われました。そこには、樹齢など書かれているので、それを見ながら回ることに。

IMG_1397.jpgIMG_1430.jpg全部紹介は無理。一部だけにして、こちらは五葉松雲の糸樹齢180年とありました。

IMG_1399.jpgIMG_1429.jpgこちらは、五葉松樹齢250年と書いてありました。

IMG_1401.jpg左手前だけ、大和野梅樹齢150年です。

IMG_1402.jpgIMG_1404.jpgIMG_1405.jpg一位謙信峠」、樹齢は驚きの800年。上杉謙信公 伝承樹とありました。

IMG_1407.jpg前日が、一日雪が降っていたので、比叡山は雪を被っています。

IMG_1420.jpgIMG_1408.jpg寮舎「通玄庵」の床の間も緋梅の古木があって、梅が咲き始めていました。

IMG_1419.jpgIMG_1433.jpgIMG_1417.jpgこちらには「展示場」があって、誰もが持ちやすい楽しみやすい中型の盆栽や水石を使った総合的な飾りを日々披露されています。

IMG_1411.jpgIMG_1412.jpgIMG_1413.jpgIMG_1414.jpgIMG_1415.jpg展示場のも、一つ一つ鑑賞させて貰いました。最後のは「揖斐川姿石」と書かれてました。

IMG_1418.jpgIMG_1421.jpgIMG_1422.jpgこの庭園で、もっとも奥にあったのが五葉松大納言」で、樹齢250年とありました。

IMG_1423.jpg黒松 樹齢250年

IMG_1423.jpg花梨 樹齢150年国風盆栽展国風賞受賞作品

IMG_1425.jpg五葉松(岩崎瑞祥)、樹齢80年

IMG_1426.jpg祖母五話鵜松石付き樹齢250年絶滅危惧種

IMG_1427.jpg枝垂れ梅」、樹齢200年。少し、咲き始めてました。多分、白梅だと思います。

IMG_1428.jpg一位 樹齢300年国風盆栽展出展樹

IMG_1432.jpg五葉松 根連り樹齢200年世界盆栽大会出品樹

IMG_1434.jpgIMG_1436.jpg10時35分に、ここ盆栽庭園を出て行きました。

芳春院の参道に出て、出て行きましたが、次に行く、この冬の旅での目玉、三玄院に向かいます。行列できてないことを祈りながら・・・。

この記事へのコメント

2023年03月25日 21:34
今晩は。2021年に盆栽庭園の開園は初々しいですね。展示している庭は、趣がありますね。樹齢の長い松は、見事な枝ぶりですね。人の一生より長いものは、どのように受け継いで行くんだろう、と考えてしまいますね。
壬生里
2023年03月27日 16:04
健さんへコメントありがとうございます。

久しぶりに芳春院に行くため、調べていたら、盆栽庭園のことを知りました。
せっかく行くならと寄ってみたわけです。ただ、他の人は誰も来られ無かったですね。
盆栽は、桜のを買ったことがありますが、世話が大変で、庭に植えた直したところ、今は、大木に育っています。( ^_^)
京都も例年になく桜の満開が早く、4月には散ってしまいそうな気候が続いてます。桜の名所は、何処も行列必至の状態ですね。