臨済宗妙心派塔頭 ​養徳院 令和5年3月の月例直書き御朱印授与へ

妙心寺塔頭 養徳院3月月例直書き御朱印の授与日は、3月4日(土)と5日(日)の2日間で、私は5日(日)に行ってきました。

IMG_1790.jpgこの日は、車で行き、妙心寺の駐車場に止め、妙心寺の石畳の参道を歩き9時11分に「山門」前に着きました。

養徳院の「月替わり禅語御朱印」は、今年は1月2月に来てて、その時は、ガラガラでしたが・・・?。

IMG_1810.jpgIMG_1809.jpgIMG_1808.jpg山門を入ると、2組ほど居たので、少し待って臨時の御朱印受付所に行きました。

手渡された番号札は4番でした。1月2月は1番でしたが、暖かくなったら人が増えてきましたね😊。私の後も、すぐに3組来られてました。


IMG_1791.jpgIMG_1792.jpgIMG_1793.jpgIMG_1799.jpgIMG_1800.jpgIMG_1801.jpg本堂が工事中のため、ご本尊に手を合わすことができないので、この石仏「四方佛」にてを合わせました。

IMG_1794.jpgIMG_1795.jpgIMG_1796.jpgIMG_1797.jpgIMG_1798.jpg本堂も入れないので、「帯流庭」だけは見ます。本堂が再建される来年の春までは、この状態ですね。

IMG_1805.jpgIMG_1806.jpg戻ると直ぐに番号を呼ばれたので朱印帳を受け取りました。今月の御朱印は以下の通りです。

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丈夫心(じょうぶのこころ)」。
雪後始知松柏操 事難方見丈夫心(せつごはじめてしるしょうはくのみさお ことかたくしてまさにみる じょうぶのこころ)宗般玄芳という幕末から大正時代を生きた禅僧の言葉です。雪が降った後初めて常盤木の逞しさを知り、厳しい局面を経験した時、本当の強さが分かるという言葉です。 楽しい時だけ、嬉しい時だけを共有できることが果たして良いことでしょうか?苦しい、辛い、ぶつかり合うことなくして相手の本質を見ることは出来ません。その中で心身ともに強くなり本当の「丈夫の心」を手に入れることが出来るのです。

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中道(ちゅうどう)」。
偏らないことが大切であるという事です。お釈迦様は厳しい苦行を長年積まれましたがそれだけでは真理には至らず、身を清め閑に瞑想をすることで悟りの境地を得られました。自分本意ではなく、自らに厳しく、そして優しくどちらか一つに偏らない生き方は現代人に必要なことです。

IMG_1811.jpgIMG_1807.jpg9時20分に「山門」から出ました。今年の冬の厳しい寒さも、嘘のように暖かくなって、桜の開花も早まりそうです。

今日は、帰りに買い物を済ませ、帰りました。

この記事へのコメント

2023年04月06日 11:49
以前も見せて戴きましたが、毎月の
直書き御朱印は素晴らしいものですね。
達筆な「丈夫心」、そのままでは読めませんでした。
もとになった言葉は、困難に出会った時こそ、
その人の心の固さ、意志の強さなどが
明らかになるというような意味でしょうか。
壬生里
2023年04月08日 05:06
yasuhikoさんへコメントありがとうございます。

ここの副住職さんが書かれる御朱印に惹かれて、ほぼ毎月行ってしまいますね。
短時間で、朱印帳に直書きして貰えるので見事です。
ここと、お隣の塔頭である大雄院さんの御朱印は大変人気があります。
予定が無かったら、多分、来月も行くでしょう。
2023年04月10日 21:51
今晩は。よいお天気の日に妙心寺へ御朱印を受け取りに行かれましたね。こちらの御朱印は、イラストが描かれて、笑みがこぼれますね。それとは裏腹に、「丈夫の心」を手に入れには、厳しい経験・修行が必要のようですね・・。  
壬生里
2023年04月13日 19:28
健さんへコメントありがとうございます。

養徳院さんの副住職さんが書かれる御朱印は、人気があって、特に予定がなければ貰いに行ってます。
普段、土曜日曜には出掛けることは皆無ですが、ここだけは別です。( ^_^)
現在、本堂を解体修復工事中で、来年の春には竣工と聞いてます。待ち遠しいですね。