世界文化遺産 元離宮二条城 早咲きの桜が咲く
3月20日(月)は、天気が良かったこともあって元離宮二条城の早咲きの桜を見に行きました。天気予報では、この週の半ばから菜種梅雨と言われる長雨が予報されており、貴重な晴れの天気になりそうです。
元離宮二条城の開城は、8時45分です。地下鉄東西線二条城前駅で電車を降り地上に上がってくると、目の前が東南隅櫓です。そのずっと奥に拝観受付所がありますが大行列で、「最後尾」と書かれたプラカードを持った係の方が立ってました。
開城前の重要文化財に指定されている「東大手門」は先に撮りました。
ここで並ばれている方は、入城券を買われるためで、事前にチケットを購入されている方や、京都市内に在住の70歳以上の方、また、私の用に年間バスボートを持っていると並ぶ必要はありません。私は2番目でしたが、8時45分の開城と同時に入城しました。
東大手門を入り、絢爛豪華な「唐門」(重文)をくぐると、正面に国宝「二の丸御殿」が見えます。
国宝「二の丸御殿」ですが、今日は入りません。目的は早咲きの桜です。
ここから「二の丸庭園」に入ります。先月の2月21日に来た時は吹雪いていたのにね。一ヶ月で季節は随分前に進みました。
庭園内のサトザクラの蕾が膨らんでます。開花は、もう少しあとでしょう。
天気が良かったので、「二の丸庭園」綺麗でした。ここも足早に出て行きます。
二の丸庭園を出ると「八重紅枝垂れ桜」があって、昨年の4月4日に来た時は、満開を見られました。
二の丸を出て、次に「本丸」に入ります。「東橋」を渡り「本丸櫓門」をくぐります。
創建時には本丸櫓門の両側に多聞櫓が続き(現在は石垣のみ)、本丸櫓門の2階と多聞櫓が廊下で結ばれていました。2階部分は、天皇や将軍のみが使用され、後水尾天皇行幸後の、1687年(貞享4年)に2階廊下部分が取り壊され、1704年(宝永元年)には1階の橋もかけ直されています。
本丸御殿は、2017年(平成29年度)から耐震工事中です。2024年度の公開を目指しているとか。
天守台に登ってみました。今日も暑かったので汗をかいたので、座ってしばらく休憩です。
二条城の天守閣は、1626年(寛永3年)、伏見城から移築されたと考えられている。屋根は5重あるが、内部は地上5階、地下1階の大きさで、屋根には瓦型の銅板が葺かれいたもよう。寛永行幸の時、後水尾天皇は2回天守閣へ登られ、ここが天皇が登った唯一の天守閣でした。1750年(寛延3年)に落雷により焼失。その後は再建されることなく現在に至る。天守台の大きさは、石垣の高さが約18㍍、築城当初の二条城には、別の場所に天守閣があったが、今の清流園のあたりである。もとは大和郡山城にあったものと考えられ、寛永年間に城域を拡張するに際し、淀城に移築された。
遠くに比叡山を見てます。本丸御殿の玄関の屋根が見えるようになりました。修復工事も、もうすぐにですね。
北西方面、西橋を見ています。この辺りは枝垂れ桜が綺麗に咲きますが、さすがにまだ早いです。
東の方向を見ています。本丸南側の内堀と、南中仕切門が見えています。
南側を見ています。この辺りは梅園があって、まだ少し梅の花が残っているようです。
南西の方向です。こちらにはアジサイ苑がある西南隅櫓が見えています。
天守台での眺望を楽しんだ後、降りました。この門を出て本丸を出て行きます。
本丸を出て「西橋」を渡ります。あと2週間ほどしたら、この辺りも桜が咲き誇るでしょう。
3月20日現在では、こんなもんです。まだ枝垂れ桜は咲いてません。
重要文化財に指定されている「土蔵(米蔵)」です。1626年(寛永3年)の建物です。
非公開の重要文化財に指定されている「西門」です。今は、外堀に架かる橋も取り払われてて西門だけが残っています。西門は門の上に立つ土塀と石垣に囲まれ「埋門」とも呼ばれています。非公開のため、見たことがありません。
城内北側には北中仕切門までの間、椿が咲いてました。見頃は過ぎてましたが。
重要文化財に指定されている「北中仕切門」まで来ると、初めて咲いてる桜を見ました。
北中仕切門を出ると「加茂七石」があって、あっさり見て次へ。
ここから芝生の綺麗な「清流園」に出ますが、いよいよ早咲きの桜が見られます。
この桜は、「太閤枝垂れ桜」と言い、豊臣秀吉が「醍醐の花見」をしたことで有名な醍醐の桜の子孫になります。綺麗に咲いてました。ほぼ満開ですね。
この桜は「啓翁桜(ケイオウサクラ)」と言い、この時期に咲いているので早咲きなんでしょう。
こちらの枝垂れ桜も満開ですね。この日は、桜はあまり期待してなかったので少々驚きです。
手前が啓翁桜、奥が枝垂れ桜です。
ここから昭和に作庭された「清流園」に入ります。
ご覧のように、冬枯れの芝生が広がる庭園です。
この清流園もあっさり出て行きます。冬枯れの芝生が綺麗だと思わないですね。
重要文化財に指定されている「北大手門」近くには、早咲きの「寒緋桜(カンヒザクラ)」が満開でした。
そして、こちらが京都地方気象台の標準木のソメイヨシノです。17日(金)に開花宣言をだされ、この日から4日後の24日(金)に満開宣言を出されました。
こちらは「啓翁桜(ケイオウサクラ)」です。綺麗ですよね。
不断は閉まっている土蔵の「長屋門」の扉が開いてました。多分ですが、これから夜間拝観されるので、それの準備だと思います。
この週末に満開宣言をされたので、まもなく桜色に染まったでしょう。今日は早咲きの桜が楽しめました。
桜の時期に、このエリアに「京の名産品展」と称し、京都のお土産が買えます。私も家族の土産を買って帰りました。
9時38分に東大手門から出て、東南隅櫓の写真を撮って、地下鉄東西線二条城前駅から地下鉄に乗り帰路に着きました。
桜の時期に必要かと思い、先月に年間バスボートを買っといて良かったです。並ばずに済みました。この時期、修学旅行生は見かけませんが、それにしても外国人観光客の多いこと。コロナ禍前より多いかと思います。
元離宮二条城の開城は、8時45分です。地下鉄東西線二条城前駅で電車を降り地上に上がってくると、目の前が東南隅櫓です。そのずっと奥に拝観受付所がありますが大行列で、「最後尾」と書かれたプラカードを持った係の方が立ってました。
開城前の重要文化財に指定されている「東大手門」は先に撮りました。
ここで並ばれている方は、入城券を買われるためで、事前にチケットを購入されている方や、京都市内に在住の70歳以上の方、また、私の用に年間バスボートを持っていると並ぶ必要はありません。私は2番目でしたが、8時45分の開城と同時に入城しました。
東大手門を入り、絢爛豪華な「唐門」(重文)をくぐると、正面に国宝「二の丸御殿」が見えます。
国宝「二の丸御殿」ですが、今日は入りません。目的は早咲きの桜です。
ここから「二の丸庭園」に入ります。先月の2月21日に来た時は吹雪いていたのにね。一ヶ月で季節は随分前に進みました。
庭園内のサトザクラの蕾が膨らんでます。開花は、もう少しあとでしょう。
天気が良かったので、「二の丸庭園」綺麗でした。ここも足早に出て行きます。
二の丸庭園を出ると「八重紅枝垂れ桜」があって、昨年の4月4日に来た時は、満開を見られました。
二の丸を出て、次に「本丸」に入ります。「東橋」を渡り「本丸櫓門」をくぐります。
創建時には本丸櫓門の両側に多聞櫓が続き(現在は石垣のみ)、本丸櫓門の2階と多聞櫓が廊下で結ばれていました。2階部分は、天皇や将軍のみが使用され、後水尾天皇行幸後の、1687年(貞享4年)に2階廊下部分が取り壊され、1704年(宝永元年)には1階の橋もかけ直されています。
本丸御殿は、2017年(平成29年度)から耐震工事中です。2024年度の公開を目指しているとか。
天守台に登ってみました。今日も暑かったので汗をかいたので、座ってしばらく休憩です。
二条城の天守閣は、1626年(寛永3年)、伏見城から移築されたと考えられている。屋根は5重あるが、内部は地上5階、地下1階の大きさで、屋根には瓦型の銅板が葺かれいたもよう。寛永行幸の時、後水尾天皇は2回天守閣へ登られ、ここが天皇が登った唯一の天守閣でした。1750年(寛延3年)に落雷により焼失。その後は再建されることなく現在に至る。天守台の大きさは、石垣の高さが約18㍍、築城当初の二条城には、別の場所に天守閣があったが、今の清流園のあたりである。もとは大和郡山城にあったものと考えられ、寛永年間に城域を拡張するに際し、淀城に移築された。
遠くに比叡山を見てます。本丸御殿の玄関の屋根が見えるようになりました。修復工事も、もうすぐにですね。
北西方面、西橋を見ています。この辺りは枝垂れ桜が綺麗に咲きますが、さすがにまだ早いです。
東の方向を見ています。本丸南側の内堀と、南中仕切門が見えています。
南側を見ています。この辺りは梅園があって、まだ少し梅の花が残っているようです。
南西の方向です。こちらにはアジサイ苑がある西南隅櫓が見えています。
天守台での眺望を楽しんだ後、降りました。この門を出て本丸を出て行きます。
本丸を出て「西橋」を渡ります。あと2週間ほどしたら、この辺りも桜が咲き誇るでしょう。
3月20日現在では、こんなもんです。まだ枝垂れ桜は咲いてません。
重要文化財に指定されている「土蔵(米蔵)」です。1626年(寛永3年)の建物です。
非公開の重要文化財に指定されている「西門」です。今は、外堀に架かる橋も取り払われてて西門だけが残っています。西門は門の上に立つ土塀と石垣に囲まれ「埋門」とも呼ばれています。非公開のため、見たことがありません。
城内北側には北中仕切門までの間、椿が咲いてました。見頃は過ぎてましたが。
重要文化財に指定されている「北中仕切門」まで来ると、初めて咲いてる桜を見ました。
北中仕切門を出ると「加茂七石」があって、あっさり見て次へ。
ここから芝生の綺麗な「清流園」に出ますが、いよいよ早咲きの桜が見られます。
この桜は、「太閤枝垂れ桜」と言い、豊臣秀吉が「醍醐の花見」をしたことで有名な醍醐の桜の子孫になります。綺麗に咲いてました。ほぼ満開ですね。
この桜は「啓翁桜(ケイオウサクラ)」と言い、この時期に咲いているので早咲きなんでしょう。
こちらの枝垂れ桜も満開ですね。この日は、桜はあまり期待してなかったので少々驚きです。
手前が啓翁桜、奥が枝垂れ桜です。
ここから昭和に作庭された「清流園」に入ります。
ご覧のように、冬枯れの芝生が広がる庭園です。
この清流園もあっさり出て行きます。冬枯れの芝生が綺麗だと思わないですね。
重要文化財に指定されている「北大手門」近くには、早咲きの「寒緋桜(カンヒザクラ)」が満開でした。
そして、こちらが京都地方気象台の標準木のソメイヨシノです。17日(金)に開花宣言をだされ、この日から4日後の24日(金)に満開宣言を出されました。
こちらは「啓翁桜(ケイオウサクラ)」です。綺麗ですよね。
不断は閉まっている土蔵の「長屋門」の扉が開いてました。多分ですが、これから夜間拝観されるので、それの準備だと思います。
この週末に満開宣言をされたので、まもなく桜色に染まったでしょう。今日は早咲きの桜が楽しめました。
桜の時期に、このエリアに「京の名産品展」と称し、京都のお土産が買えます。私も家族の土産を買って帰りました。
9時38分に東大手門から出て、東南隅櫓の写真を撮って、地下鉄東西線二条城前駅から地下鉄に乗り帰路に着きました。
桜の時期に必要かと思い、先月に年間バスボートを買っといて良かったです。並ばずに済みました。この時期、修学旅行生は見かけませんが、それにしても外国人観光客の多いこと。コロナ禍前より多いかと思います。
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