但馬地方を行く 国の天然記念物「玄武洞」の入口にある玄武洞ミュージアムへ

玄武洞ミュージアムの隣に、「レストラン&カフェ」があって、行ってみると入口に、「本日団体予約専用」の張り紙が。入れないので仕方ありません。それならと当初の予定どおり「玄武洞ミュージアム」に行きました。

IMG_6002.jpg入館料は800円。写真撮影はOKとのこと。ここでは恐竜の化石が見られると書いてあったので楽しみにしてました😊。

IMG_6003.jpgIMG_6004.jpgIMG_6011.jpgIMG_6013.jpgIMG_6018.jpgIMG_6019.jpg入ると、全身骨格の「アジアゾウ(ステゴドン)」が出迎えてくれます。昔、但馬地方ではゾウが歩いていたそうです。帰ってパンフレット見るまでマンモスと思い込んでました😂。

「ステゴドン」はミュージアム入口にいる大きなゾウ。昔、山陰海岸を歩いていたとされ、歯の化石が見つかった「ステゴロフォドン」にも近い仲間です。

IMG_6005.jpg順路に従って見て行きます。最初は、玄武洞について。先程、見て来たので復習ですね😊。

IMG_6006.jpgIMG_6010.jpg次のコーナーが「但馬ジオ」です。「海の底だった時代」「日本列島の背骨ができた時代」「花崗岩の基礎ができた時代」「日本海が開いた時代」「火山活動が活発だった時代」「但馬の平野部がつくられた時代」を見て行きました。

IMG_6008.jpg恐竜の卵の展示と思ったら「正珪岩(せいけいがん)」という、日本列島の一番古い時代の石で、富山県飛驒帯の小矢部川で発見された先カンプリア時代(約46億年前の地球誕生から約40億年の期間)の石だそうです。

IMG_6009.jpgこちらのコーナーでは「玄武岩」の成り立ちなど絵に描いて説明されてます。玄武岩は地球内部からやってきた岩石なんですね。

IMG_6014.jpg玄武洞公園で紹介しましたが、プラタモリで詳しく聞いた「地磁気逆転」「プレートテクトニクス」地学の謎のコーナーです。1926(大正15年)松山基範博士(京都帝国大学)は、玄武洞の玄武岩が在と逆向きの磁性を持つことを発見し「地磁気が逆転した時代があった」ことを1929年(昭和4年)に世界で初めて発表されました。

IMG_6015.jpg
ここは2階もありますが、私らが入った時には1階には誰も居ません。2階には人が数名いるように見えます。そして、このコーナーでは「地球の謎・解明への扉」と題して、海底掘削が開く未知の地球が紹介されてました。

IMG_6016.jpgIMG_6017.jpg1階の最後は「山陰海岸ジオパーク」が紹介されてました。京都府、兵庫県、鳥取県の海岸の見所が説明されてました。

そして2階に上がります。見えていた通り、外国人観光客を含め、数組の方が鑑賞されてました。2階は「鉱物ゾーン」があって、神秘的な宝石・鉱物のコレクションが見られます。「化石ゾーン」もあります。私は、こちらの方に興味がありました。

IMG_6020.jpgIMG_6021.jpg鉱物ゾーン」はあっさり見ました。他の方もそのようです。やっぱり先にある恐竜の化石見たいですね😊。

IMG_6022.jpg
IMG_6023a.jpg
2階に上がると、直ぐに目に入ったのが「ティラノサウルス」の全身骨格の化石です。口に折りたたみ傘が挟んであります。

IMG_6024a.jpgティラノサウルス」(学名:genus Tyrannosaurus)は、約6800万 ~約6600万年前(中生代白亜紀末期マーストリヒチアン)の北アメリカ大陸に生息していた肉食恐竜のようですね。

IMG_6025a.jpgIMG_6026.jpgIMG_6027.jpgここは化石コーナーでしょう、私はアンモナイトぐらいしか知りませんが、結構大きいですね。

IMG_6028a.jpgIMG_6029a.jpg恐竜の「トリケラトプス」の化石と思いきやレプリカでした😊。多分、そうだと思いましたがやっぱりです😊。

トリケラトプスは白亜紀の終わり頃、大規模な群れをなして北アメリカ大陸西部に生息してました。頭はしっかりした構造になっており、襟飾りは防御用の盾として使われたと考えられています。

IMG_6031.jpgIMG_6032.jpgIMG_6033.jpgIMG_6034.jpg外国人観光客が長々と見ていた化石がこちらでしたね。私もじっくり鑑賞させて貰いました。

IMG_6036.jpgモササウルス」の化石じゃなくレプリカです。白亜紀の海を支配していたそうです。

海中での生活に完全に適応をとげており、岸に近い海域にすんでいました。かなり巨大化したものもおり、尾が胴体と同じくらい長く蛇のような動きをし、鋭い円錐状の歯でアンモナイトなど食べていたそうです。

IMG_6038.jpgこちらもレプリカです😊。「ノトサウルス」と書いてありました。初めて聞いた名前ですね。

三畳紀の、首の長い爬虫類です。浅い海に生息しており、ひれはありませんでした。この仲間から首長竜が分化したと考えられています。

IMG_6040.jpgこちらはも初めて聞いた化石のレプリカで「ハドロサウルス」といいます。

白亜紀後期の大型草食恐竜です。くちばしが平たい特徴があり、日本でも化石が見つかっています。

IMG_6041.jpg2階から1階に降りる階段から見た風景です。団体さんが乗ってこられたバスが止まってました。

IMG_6042.jpgIMG_6043.jpg1階の奥、まだありました😊。豊岡市の名産は鞄ですよね、鞄の展示室でした。お隣でのカフェでは鞄の販売もありました。先輩も見てましたが、高くて・・・😊。

11時35分に、ここを出ました。もうお昼ですので、ここからほど近い豊岡市内で食事する所、探します。豊岡市内には車で10分もかかりませんでした。「くら寿司 豊岡店」に行くつもりでしたが、「丸亀製麺 豊岡店」に入ることにしました。ここには他にユニクロなんかもあって、駐車場は無料で止められましたね。

IMG_6046.jpgIMG_6045.jpg本当は、日本海に来たのでお寿司を食べたかったとげ、いろいろ事前に探しても駐車場が無かったりして、土地勘が無いので仕方ないです。

いただいのは、夏の定番「鬼おろし肉ぶっかけうどん」にイカ天ちくわ磯辺揚げハーフをトッピングしました。料金は、990円でした。美味しかったです😊。

IMG_6048.jpg12時15分頃に、ここを出ました。事前に先輩がナビの登録されていたので、直ぐに出発です。

次の目的地も豊岡市内です。直ぐに着くでしょう。それにしても今日は暑い・・・😊。

この記事へのコメント

2023年07月23日 21:12
はい、ブラタモリで見ましたね。
玄武洞公園、思い出します。それだけ岩と地形が特徴的なんですね。
地元の文化や伝統に影響を与えてきたと思います。
当然、それを観光にも使わないと。
実は、GWの兵庫県旅行の際、行くかどうか少し検討したのですが、やはり遠い。断念しました。
玄武洞ミュージアムもキレイで立派ですね。
火山活動が激烈であったとことを感じますし興味深いですが、恐竜の化石にはそそられますよね。
壬生里
2023年07月25日 15:39
ミクミティさんへコメントありがとうございます。

本当に2人とも久しぶりに玄武洞に来ました。以前は、円山川を渡り船を利用したと記憶してますが、今は、立派なミュージアムもできてて、随分変わりましたね。
ブラタモリでは、一箇所しか行かれなかったと思いますが、実際には5つの洞があって、それぞれに楽しみます。
以前来たときは、冬に行ったので、玄武洞も雪が積もってましたね。