世界遺産 真言宗御室派総本山 仁和寺「夏季名宝展」(霊宝館) へ
7月4日(火)の京都市は、最高気温36.3℃を記録。当初の予報では37℃と出てましたが、14時頃は35.8℃と出ていたところ、夕方16時過ぎになって、36.3℃の高気温を記録しました。今季初の猛暑日になるほど、大変暑かったです。なお、全国一位は 岐阜県の揖斐川町で36.5℃だったようです。
翌日は、お昼過ぎから雨降りと出てましたが、この日は家族の所用があったので、朝から出掛けます。その所用先から時間が余ったので、市バスで向かったのが世界遺産 真言宗御室派総本山 仁和寺でした。仁和寺では7月1日から「仁和寺御所庭園内 黒書院保存修理事業 霊宝館 夏季名宝展」を開催されてて、それを見に来たわけです。
バスを降りると、目の前が「二王門」(重文)です。帰りには、もう一つ看板が増えました。それは7月8日(土)から始まる「京の夏の旅」でした。
8時56分に着きました。今日は拝観はしませんが、まだ9時前のため「二王像」を撮りました。口が開いているのが、閉じているのが吽形です。
二王門の裏手には「狛犬」が安置されています。神仏習合時代の名残でしょう。
まだ9時になってないので、拝観受付所は閉まったままです。それに、この時期は誰も並んでないです😊。
「本坊表門」(重文)は開いているので入って行きます。前途したとおり今日は拝観はしません。
「大玄関」も閉まったままです。どこも行く所がないので、開くまでここで待ちました。
9時になって開いたので入りました。入ると拝観はしない事は伝えます。御朱印はだけなら拝観は必要ありません。番号札を渡され、玄関周りの売店を見て出来るのを待ちました。6分ぐらい待ちましたが、その間に拝観に来られた方は1名だけでした。猛暑の京都は拝観には向いてないですね。
御朱印は、「弘法大師」と「旧御室御所」のを書いて貰いました。ただ、今年の2月15日に「三弘法の朱印帳と御朱印」を貰ってましたね。ダブりましたが、別に良いです😊。
朱印帳に直書きして貰いました。それより、今日来た目的は夏限定の切り絵御所印です。それは・・・?。
「夏の夜空と五重塔〜粋〜」は、五重塔を眺める浴衣の女性を描いており、塔の装飾まで細かく表現されています。日付も入れて貰いました。
もう一つは、水面に泳ぐ金魚と朝顔を切り絵で表現した「水面と金魚〜涼〜」で、爽やかなライトブルーで涼しさを演出されています。数竜限定とあったので、早めに貰いに来たわけです😊。
拝観券がないので、御朱印貰ったら出て行きました。まもなく始まる「京の夏の旅」では、庭園を歩いて散策できるでしょう、その入口が「皇族門」です。
9時8分に出てきて「二王門」(重文)を撮りました。1637年(寛永14年)から1644年(正保元年)にかけて建立されました。
次に霊宝館に向かいました。向かう途中には終わりかけのアジサイが咲いてました。ほぼ終わってましたね。今年は暑すぎです。
ここが霊宝館前の拝観受付所です。今日は、ここだけ入ります。拝観料は500円でした。
「夏季名宝展」を開催中の「霊宝館」です。館内は撮影禁止のため写真はありません。9時11分に入りました。
期間は、7月1日(土)〜17日(月・祝)まで。私が、ここを出て行くときにお一人入ってこられるまで、私一人でした。
阿弥陀如来及び両脇侍像(国宝)・多聞天像(重文)・吉祥天立像(重文)・悉達太子像(重文)・文殊菩薩(重文)などは常設です。絵画も尊勝曼荼羅など。現在黒書院が工事中のため黒書院襖絵・天袋は初出展とありました。書籍では、国宝の御室相承記(巻四)・円堂点・鬼図(重文)・日本地図(重文)・系図(重文)・円堂図(黒塗乙下)(重文)など。あと工芸や考古など、さほど広くなく館内をゆっくり鑑賞させて貰いました。
9時25分に出て、金堂まで行きます。こんな空いている仁和寺は久しぶりですね。
重要文化財に指定されている「中門」は工事中です。2024年(令和6年)3月まで工事かかるようです。
仁和寺の中門は、1987年(昭和62年)に屋根葺き替えと塗装塗り替えの修理が行われましたが、その後35年が経過し、屋根瓦の破損、塗装の退色・剥落が進行してきたことから、屋根瓦の葺き替え、塗装の塗り直しを主とする保存工事に着手されました。
金堂に行く前に、先に重要文化財に指定されている「五重塔」に寄りました。この時間、ここには誰も居なかったから😂。
国宝「金堂」に着きました。先に霊宝館によって、ここに祀られている国宝「阿弥陀如来」及び「両脇侍像」にお参りしています。ここでもお賽銭をあげ参拝しました。
金堂前の納経所で「弘法大師御誕生1250年記念 切絵御朱印 弘法大師」をいただきました。
次に御影堂のお隣にある「水掛不動尊(一願不動尊)」に寄りました。ここでは柄杓に水を掬って不動明王に祈願します。また、「菅公腰掛石」があります。
菅原道真公が901年(延喜元年)2月1日に太宰府に向かう事が決定し、その前に宇多法皇に最後のお別れに来られましたが勤行の最中であったので、この石に腰掛けて法皇を待ったことに由来します。
水掛不動尊にお参りしたあとは、お隣の通常非公開の御影堂に寄りました。2022年(令和4年)7月27日の「京の夏の旅」で堂内に入りました。今日も入口までは入れますが、堂内は暗くて見えませんでしたね。
最後に観音堂に寄りました。2019年(令和元年)5月24日に「平成大修理完遂 仁和寺観音堂 特別内拝」で入りました。
今年も「御室花まつり」で見事な御室桜を見られた御室桜園も、誰も人は居ません。あれだけ混雑していたのにね😊。
ご覧のように、今日の仁和寺はガラガラです。修学旅行生もタクシーの運転手さんに連れて来られた一組だけでした。この暑さで外国人観光客も少なかったです。
9時54分頃に仁和寺を出て、二王門の向かいにあるバス停でバスを待ちました。
約10分ぐら待ってバスが来たので、それに乗り所用先に戻りました。それにしても朝から暑かった・・・と言うより蒸し暑かったです。つい最近まで、暑かったけど湿気は少なかったのにね。太平洋高気圧の勢力が強くなってきて、もうすぐ梅雨明けの予感があります。
翌日は、お昼過ぎから雨降りと出てましたが、この日は家族の所用があったので、朝から出掛けます。その所用先から時間が余ったので、市バスで向かったのが世界遺産 真言宗御室派総本山 仁和寺でした。仁和寺では7月1日から「仁和寺御所庭園内 黒書院保存修理事業 霊宝館 夏季名宝展」を開催されてて、それを見に来たわけです。
バスを降りると、目の前が「二王門」(重文)です。帰りには、もう一つ看板が増えました。それは7月8日(土)から始まる「京の夏の旅」でした。
8時56分に着きました。今日は拝観はしませんが、まだ9時前のため「二王像」を撮りました。口が開いているのが、閉じているのが吽形です。
二王門の裏手には「狛犬」が安置されています。神仏習合時代の名残でしょう。
まだ9時になってないので、拝観受付所は閉まったままです。それに、この時期は誰も並んでないです😊。
「本坊表門」(重文)は開いているので入って行きます。前途したとおり今日は拝観はしません。
「大玄関」も閉まったままです。どこも行く所がないので、開くまでここで待ちました。
9時になって開いたので入りました。入ると拝観はしない事は伝えます。御朱印はだけなら拝観は必要ありません。番号札を渡され、玄関周りの売店を見て出来るのを待ちました。6分ぐらい待ちましたが、その間に拝観に来られた方は1名だけでした。猛暑の京都は拝観には向いてないですね。
御朱印は、「弘法大師」と「旧御室御所」のを書いて貰いました。ただ、今年の2月15日に「三弘法の朱印帳と御朱印」を貰ってましたね。ダブりましたが、別に良いです😊。
朱印帳に直書きして貰いました。それより、今日来た目的は夏限定の切り絵御所印です。それは・・・?。
「夏の夜空と五重塔〜粋〜」は、五重塔を眺める浴衣の女性を描いており、塔の装飾まで細かく表現されています。日付も入れて貰いました。
もう一つは、水面に泳ぐ金魚と朝顔を切り絵で表現した「水面と金魚〜涼〜」で、爽やかなライトブルーで涼しさを演出されています。数竜限定とあったので、早めに貰いに来たわけです😊。
拝観券がないので、御朱印貰ったら出て行きました。まもなく始まる「京の夏の旅」では、庭園を歩いて散策できるでしょう、その入口が「皇族門」です。
9時8分に出てきて「二王門」(重文)を撮りました。1637年(寛永14年)から1644年(正保元年)にかけて建立されました。
次に霊宝館に向かいました。向かう途中には終わりかけのアジサイが咲いてました。ほぼ終わってましたね。今年は暑すぎです。
ここが霊宝館前の拝観受付所です。今日は、ここだけ入ります。拝観料は500円でした。
「夏季名宝展」を開催中の「霊宝館」です。館内は撮影禁止のため写真はありません。9時11分に入りました。
期間は、7月1日(土)〜17日(月・祝)まで。私が、ここを出て行くときにお一人入ってこられるまで、私一人でした。
阿弥陀如来及び両脇侍像(国宝)・多聞天像(重文)・吉祥天立像(重文)・悉達太子像(重文)・文殊菩薩(重文)などは常設です。絵画も尊勝曼荼羅など。現在黒書院が工事中のため黒書院襖絵・天袋は初出展とありました。書籍では、国宝の御室相承記(巻四)・円堂点・鬼図(重文)・日本地図(重文)・系図(重文)・円堂図(黒塗乙下)(重文)など。あと工芸や考古など、さほど広くなく館内をゆっくり鑑賞させて貰いました。
9時25分に出て、金堂まで行きます。こんな空いている仁和寺は久しぶりですね。
重要文化財に指定されている「中門」は工事中です。2024年(令和6年)3月まで工事かかるようです。
仁和寺の中門は、1987年(昭和62年)に屋根葺き替えと塗装塗り替えの修理が行われましたが、その後35年が経過し、屋根瓦の破損、塗装の退色・剥落が進行してきたことから、屋根瓦の葺き替え、塗装の塗り直しを主とする保存工事に着手されました。
金堂に行く前に、先に重要文化財に指定されている「五重塔」に寄りました。この時間、ここには誰も居なかったから😂。
国宝「金堂」に着きました。先に霊宝館によって、ここに祀られている国宝「阿弥陀如来」及び「両脇侍像」にお参りしています。ここでもお賽銭をあげ参拝しました。
金堂前の納経所で「弘法大師御誕生1250年記念 切絵御朱印 弘法大師」をいただきました。
次に御影堂のお隣にある「水掛不動尊(一願不動尊)」に寄りました。ここでは柄杓に水を掬って不動明王に祈願します。また、「菅公腰掛石」があります。
菅原道真公が901年(延喜元年)2月1日に太宰府に向かう事が決定し、その前に宇多法皇に最後のお別れに来られましたが勤行の最中であったので、この石に腰掛けて法皇を待ったことに由来します。
水掛不動尊にお参りしたあとは、お隣の通常非公開の御影堂に寄りました。2022年(令和4年)7月27日の「京の夏の旅」で堂内に入りました。今日も入口までは入れますが、堂内は暗くて見えませんでしたね。
最後に観音堂に寄りました。2019年(令和元年)5月24日に「平成大修理完遂 仁和寺観音堂 特別内拝」で入りました。
今年も「御室花まつり」で見事な御室桜を見られた御室桜園も、誰も人は居ません。あれだけ混雑していたのにね😊。
ご覧のように、今日の仁和寺はガラガラです。修学旅行生もタクシーの運転手さんに連れて来られた一組だけでした。この暑さで外国人観光客も少なかったです。
9時54分頃に仁和寺を出て、二王門の向かいにあるバス停でバスを待ちました。
約10分ぐら待ってバスが来たので、それに乗り所用先に戻りました。それにしても朝から暑かった・・・と言うより蒸し暑かったです。つい最近まで、暑かったけど湿気は少なかったのにね。太平洋高気圧の勢力が強くなってきて、もうすぐ梅雨明けの予感があります。
この記事へのコメント
歴史ある仁和寺の境内を一人で散策できるなんて羨ましい。。人のいない境内は画像の美しさと共に風格と威容を感じさせますね。
普段の仁和寺は、暑くても外国人観光客を始め来られますが、さすがに、この暑さではね。ただ、金閣寺や龍安寺には来られていると思います。
仁和寺は。御殿が工事中のため、敬遠さりたのかも知れません。中門も工事中ですね。