世界文化遺産 元離宮二条城 国宝 二の丸御殿「遠侍 勅使の間」特別入室へ
7月19日(水)から世界文化遺産 元離宮二条城で、文化庁移転記念「世界遺産 二条城 夏の特別事業」と銘打って、二の丸御殿(国宝)「遠侍 勅使の間」特別入室が始まりました。なお、7月13日(木)からは、二条城障壁画 展示収蔵館で、「遠侍 勅使の間」勅使を迎える青楓~<遠侍>勅使の間~も始まっています。同じ行くなら、特別入室が始まってからと思い、初日の7月19日(水)に行ってきました。
19日(水)は熱帯夜で25.8℃と昨夜から気温は下がらず。ただ、朝から雨が降って来ました。ここ3日ほど天気が良く、猛烈な暑さに見舞われていたので、梅雨明けの発表があっても良いのにと思ってしまいます。まだ梅雨は明けていなかったので、この日の雨も梅雨前線が南下したためと気象予報士さんは説明されていました。出掛ける時に、雨が降っていたら出掛けるのを辞めるつもりでしたが、止んでたので出掛けたら降って来ました😊。私の傘が晴雨兼用のため問題はありません。バスと嵐電と地下鉄東西線を乗り継いで、元離宮二条城に8時38分に着きました。
地下鉄東西線二条城前駅から地上に上がってくると、目の前が東南隅櫓(重文)です。
まだ開城前ですので、城内には誰も居ません。見たところ拝観受付所の行列は、そんなに・・・?。
元離宮二条城は8時45分開城で、チケットの販売も8時45分からです。そのため、チケット売場には行列ができます。私は京都市民限定の年間バスボートがあるので並ぶ必要はありません。まず外国人観光客の団体さん・・・50名ぐらいでしょうか、団体の入口に並ばれます。チケット売場も、50名ぐらいの人が並ばれてます。私は開城入口で、約5分待ちました。そして45分ちょうどに開城され、私が1番に入ります。
入城入口にある東大手門(重文)です。今日は、御殿に入るので、そんなに急ぐ必要はありませんが・・・。
御殿に入るだけなら最短で行ける所があります。ただ私は唐門(重文)を通りたかったので、こちらから行きました。
国宝「二の丸御殿」に入るのは1月23日(月)以来久しぶりです。新しく年間バスボートを購入してからは、今日が初めてでした。
何度も入っているので、特別入室以外はスルーです。「遠侍 勅使の間」は最後の方・・・出口付近でした。いつものようにパンフをいただいて、そして初めて室内に入り、じっくりと鑑賞します。
普段は、廊下側しか見られないので、天井画も模擬の障壁画を間近で鑑賞できたので良かったです。本物(原画)の障壁画は、最後に展示収蔵館に入って鑑賞します。
特別入室できる期間は、令和5年7月19日(水)~8月21日(月) ※ 火曜日は二の丸御殿が閉まっているので観覧できません。
他の部屋はスルーし、早々と二の丸御殿を出て行きました。時計を見ると9時になっていたので、そのまま展示収蔵館(9時開館)に行っても良かったですが、空いている間に、二の丸・本丸を見て行くことに😊。
元離宮二条城では、御殿+庭園が1300円。庭園のみが800円、展示収蔵館が100円です。入城者の中には庭園のみの方も居るのでしょう、ここから二の丸庭園に入ります。
当初の予定では、御殿のあと展示収蔵館に入って帰るつもりでした。朝から蒸し暑く熱中症が怖かったから。ただ、曇っていたこともあって庭園も見ることにしたわけです。
曇ってても日傘はさしてます。それより庭園内には誰も居ませんね。
特別名勝「二の丸庭園」は、昨日の天龍寺曹源池庭園とは趣が違って、また見てて楽しいです。
二の丸御殿内には多くの人が入っているのは、話し声と足音で分かります。扉は閉まっているので、御殿内の暑く蒸し蒸していること・・・😂。
私は、ここからの風景が、二の丸庭園を最も綺麗に撮れるビューポイントだと思います。個人的見解ですが😊。
ここで、二の丸庭園を出て本丸に入りますが、何か賑やかな声がしています。答えは出ると分かりました。
学生さんのツアーの団体さんがガイドさんに連れられてこちらに向かって来られてきました。まさか本丸に入るのかなぁ?と思ってたら、二の丸庭園に入られました。反対側から入られて、私は助かりましたね😊。
本丸には「東橋」から入りました。当然、本丸櫓門をくぐります。二の丸庭園も想定外でしが、本丸もです。理由は入ったら分かります。
実は、遠くから本丸御殿が見えたんです。長い間、工事用の幕で隠れてましたが、完全に取り払われたようで、それで本丸にも入って本丸御殿を見に来たのが正解です。
工事用の塀も低くなって、何より透けて見えるので、本当に久しぶりに本丸御殿の全景を見ることが出来ました。
ここまで来たら、本丸天守台に上がります。石段が高いので、辞めようかなぁと思ったですが・・・。
もう一踏ん張りで天守台に上がります。ここも誰も居てないようです😊。
天守台に上がると、上から本丸御殿を撮りました。奥に見えているのが雲に隠れた比叡山です。
ここに上がると感じることが風です。涼しい風が吹き抜けます。ここに座って暫く汗を拭いました。水分補給し涼しい風にあたり、ここまで上がって来て良かったなぁ・・・と😊。
参考までに、今朝の最低気温は26.3℃もありました。それで蒸し暑かったですね。ただ、日差しが遮られたこともあって、最高気温は33.9℃と3日振りに猛暑日から解放されました。
東を見ると、五山の送り火の如意ヶ嶽の大の文字もはっきり分かります。
本丸南側の堀で、向こうに見えているのが桃山門(重文)です。
今年の6月8日(金)には見事なアジサイが見られた西南隅櫓が見えています。今日は、そちらには行きません。
後で渡るつもりの西橋が見えています。不思議とここから愛宕山は見えないですね。
9時10分に天守台を降りました。私が降りたときに、何組の方が上がって行かれました。入城してから初めて出会ったわけです。
9時12分に本丸庭園を出て行きました。この時間でも30℃近く気温が上がっているので、さすがに暑さでしんどくなってきました。
まだ塀があるので全景は見られませんが、ここが本丸御殿の入口・・・玄関ですね。
本丸を出るのに西橋から出ました。展示収蔵館へ最短で行けるのは、東橋から出た方が良かったかもです。
西橋から本丸内堀を撮りました。先程、天守台の入口で擦れ違った方、天守台に居ますね。
1626年(寛永3年)頃の建築である重要文化財に指定されている土蔵(米蔵)を通りました。今日、ここから展示収蔵館まで、蒸し暑さで、しんどかったです。
重要文化財に指定されている「北中仕切門」をくぐると、そこには「加茂七石」があります。少し熱中症の心配が出てきたので写真少なめ・・・です😂。
この時、9時20分で、通常非公開の「香雲亭」で、夏の朝御膳が始まってました。9時15分からで、見たところ多くの方が食事されてました。
ここは、昭和に作庭された芝生の綺麗な「清流園」です。真夏の芝生は綺麗ですね、ただ直ぐに出て行きました。
9時24分に「展示収蔵庫」に入りました。ここは100円要りますが、年間バスボートを持っているとフリーで入れます。
ここはいつもガラガラですが、この日は数組の方が入って来られました。ここでは座れるので、エアコンの効いた室内で汗を拭い、水分を補給してから、ゆっくり鑑賞させて貰いました。
先程、二の丸御殿で特別入室して見た来た障壁画は、模擬でした。本物(原画)はこちらで鑑賞です。
二の丸御殿の勅使の間は、特別に天皇の使者である勅使を迎えていた部屋です。上段には色鮮やかな緑と朱の葉で、爽やかな初夏を表現している青楓が描かれています。障壁画の作者は、狩野甚之丞だそうです。
実施期間は、令和5年7月13日(木)~9月30日(土)まで、開館は9時から。料金は100円です。
9時35分に出ました。涼しかったので汗は引きました。ただ、帰りのバスの時間には早いので休憩所に寄って行きます。
「抹茶生ビール」をいただきました。熱中症にビールは意味が無いらしいのは分かったけど、これだ蒸し暑かったらビールが欲しくなりました😊。
9時47分に元離宮二条城を出ました。ここは世界文化遺産で外国人観光客が大変多いです。帰る時も、団体さんが入って来られました。
ご覧のように9時57分発の地下鉄に乗って帰りました。
太秦天神川駅では市バスに乗り換えしますが、少し遅れて来ました。蒸し暑さで少し危ないかなぁ・・・と思う事もありましたが、大丈夫でした。帰って水シャワーを浴びエアコンかけて涼みました。次は秋に訪れる予定です。
19日(水)は熱帯夜で25.8℃と昨夜から気温は下がらず。ただ、朝から雨が降って来ました。ここ3日ほど天気が良く、猛烈な暑さに見舞われていたので、梅雨明けの発表があっても良いのにと思ってしまいます。まだ梅雨は明けていなかったので、この日の雨も梅雨前線が南下したためと気象予報士さんは説明されていました。出掛ける時に、雨が降っていたら出掛けるのを辞めるつもりでしたが、止んでたので出掛けたら降って来ました😊。私の傘が晴雨兼用のため問題はありません。バスと嵐電と地下鉄東西線を乗り継いで、元離宮二条城に8時38分に着きました。
地下鉄東西線二条城前駅から地上に上がってくると、目の前が東南隅櫓(重文)です。
まだ開城前ですので、城内には誰も居ません。見たところ拝観受付所の行列は、そんなに・・・?。
元離宮二条城は8時45分開城で、チケットの販売も8時45分からです。そのため、チケット売場には行列ができます。私は京都市民限定の年間バスボートがあるので並ぶ必要はありません。まず外国人観光客の団体さん・・・50名ぐらいでしょうか、団体の入口に並ばれます。チケット売場も、50名ぐらいの人が並ばれてます。私は開城入口で、約5分待ちました。そして45分ちょうどに開城され、私が1番に入ります。
入城入口にある東大手門(重文)です。今日は、御殿に入るので、そんなに急ぐ必要はありませんが・・・。
御殿に入るだけなら最短で行ける所があります。ただ私は唐門(重文)を通りたかったので、こちらから行きました。
国宝「二の丸御殿」に入るのは1月23日(月)以来久しぶりです。新しく年間バスボートを購入してからは、今日が初めてでした。
何度も入っているので、特別入室以外はスルーです。「遠侍 勅使の間」は最後の方・・・出口付近でした。いつものようにパンフをいただいて、そして初めて室内に入り、じっくりと鑑賞します。
普段は、廊下側しか見られないので、天井画も模擬の障壁画を間近で鑑賞できたので良かったです。本物(原画)の障壁画は、最後に展示収蔵館に入って鑑賞します。
特別入室できる期間は、令和5年7月19日(水)~8月21日(月) ※ 火曜日は二の丸御殿が閉まっているので観覧できません。
他の部屋はスルーし、早々と二の丸御殿を出て行きました。時計を見ると9時になっていたので、そのまま展示収蔵館(9時開館)に行っても良かったですが、空いている間に、二の丸・本丸を見て行くことに😊。
元離宮二条城では、御殿+庭園が1300円。庭園のみが800円、展示収蔵館が100円です。入城者の中には庭園のみの方も居るのでしょう、ここから二の丸庭園に入ります。
当初の予定では、御殿のあと展示収蔵館に入って帰るつもりでした。朝から蒸し暑く熱中症が怖かったから。ただ、曇っていたこともあって庭園も見ることにしたわけです。
曇ってても日傘はさしてます。それより庭園内には誰も居ませんね。
特別名勝「二の丸庭園」は、昨日の天龍寺曹源池庭園とは趣が違って、また見てて楽しいです。
二の丸御殿内には多くの人が入っているのは、話し声と足音で分かります。扉は閉まっているので、御殿内の暑く蒸し蒸していること・・・😂。
私は、ここからの風景が、二の丸庭園を最も綺麗に撮れるビューポイントだと思います。個人的見解ですが😊。
ここで、二の丸庭園を出て本丸に入りますが、何か賑やかな声がしています。答えは出ると分かりました。
学生さんのツアーの団体さんがガイドさんに連れられてこちらに向かって来られてきました。まさか本丸に入るのかなぁ?と思ってたら、二の丸庭園に入られました。反対側から入られて、私は助かりましたね😊。
本丸には「東橋」から入りました。当然、本丸櫓門をくぐります。二の丸庭園も想定外でしが、本丸もです。理由は入ったら分かります。
実は、遠くから本丸御殿が見えたんです。長い間、工事用の幕で隠れてましたが、完全に取り払われたようで、それで本丸にも入って本丸御殿を見に来たのが正解です。
工事用の塀も低くなって、何より透けて見えるので、本当に久しぶりに本丸御殿の全景を見ることが出来ました。
ここまで来たら、本丸天守台に上がります。石段が高いので、辞めようかなぁと思ったですが・・・。
もう一踏ん張りで天守台に上がります。ここも誰も居てないようです😊。
天守台に上がると、上から本丸御殿を撮りました。奥に見えているのが雲に隠れた比叡山です。
ここに上がると感じることが風です。涼しい風が吹き抜けます。ここに座って暫く汗を拭いました。水分補給し涼しい風にあたり、ここまで上がって来て良かったなぁ・・・と😊。
参考までに、今朝の最低気温は26.3℃もありました。それで蒸し暑かったですね。ただ、日差しが遮られたこともあって、最高気温は33.9℃と3日振りに猛暑日から解放されました。
東を見ると、五山の送り火の如意ヶ嶽の大の文字もはっきり分かります。
本丸南側の堀で、向こうに見えているのが桃山門(重文)です。
今年の6月8日(金)には見事なアジサイが見られた西南隅櫓が見えています。今日は、そちらには行きません。
後で渡るつもりの西橋が見えています。不思議とここから愛宕山は見えないですね。
9時10分に天守台を降りました。私が降りたときに、何組の方が上がって行かれました。入城してから初めて出会ったわけです。
9時12分に本丸庭園を出て行きました。この時間でも30℃近く気温が上がっているので、さすがに暑さでしんどくなってきました。
まだ塀があるので全景は見られませんが、ここが本丸御殿の入口・・・玄関ですね。
本丸を出るのに西橋から出ました。展示収蔵館へ最短で行けるのは、東橋から出た方が良かったかもです。
西橋から本丸内堀を撮りました。先程、天守台の入口で擦れ違った方、天守台に居ますね。
1626年(寛永3年)頃の建築である重要文化財に指定されている土蔵(米蔵)を通りました。今日、ここから展示収蔵館まで、蒸し暑さで、しんどかったです。
重要文化財に指定されている「北中仕切門」をくぐると、そこには「加茂七石」があります。少し熱中症の心配が出てきたので写真少なめ・・・です😂。
この時、9時20分で、通常非公開の「香雲亭」で、夏の朝御膳が始まってました。9時15分からで、見たところ多くの方が食事されてました。
ここは、昭和に作庭された芝生の綺麗な「清流園」です。真夏の芝生は綺麗ですね、ただ直ぐに出て行きました。
9時24分に「展示収蔵庫」に入りました。ここは100円要りますが、年間バスボートを持っているとフリーで入れます。
ここはいつもガラガラですが、この日は数組の方が入って来られました。ここでは座れるので、エアコンの効いた室内で汗を拭い、水分を補給してから、ゆっくり鑑賞させて貰いました。
先程、二の丸御殿で特別入室して見た来た障壁画は、模擬でした。本物(原画)はこちらで鑑賞です。
二の丸御殿の勅使の間は、特別に天皇の使者である勅使を迎えていた部屋です。上段には色鮮やかな緑と朱の葉で、爽やかな初夏を表現している青楓が描かれています。障壁画の作者は、狩野甚之丞だそうです。
実施期間は、令和5年7月13日(木)~9月30日(土)まで、開館は9時から。料金は100円です。
9時35分に出ました。涼しかったので汗は引きました。ただ、帰りのバスの時間には早いので休憩所に寄って行きます。
「抹茶生ビール」をいただきました。熱中症にビールは意味が無いらしいのは分かったけど、これだ蒸し暑かったらビールが欲しくなりました😊。
9時47分に元離宮二条城を出ました。ここは世界文化遺産で外国人観光客が大変多いです。帰る時も、団体さんが入って来られました。
ご覧のように9時57分発の地下鉄に乗って帰りました。
太秦天神川駅では市バスに乗り換えしますが、少し遅れて来ました。蒸し暑さで少し危ないかなぁ・・・と思う事もありましたが、大丈夫でした。帰って水シャワーを浴びエアコンかけて涼みました。次は秋に訪れる予定です。
この記事へのコメント
朝一での入城、私にとっては夢のようです。
二の丸御殿の「遠侍 勅使の間」特別入室、こういう企画が嬉しいですね。
何度も行きたくなります。
パンフレットの写真で、いかにも豪華で厳かな場であったことが伝わってきます。そういう場を作るのも江戸幕府の財力によるものなのでしょう。
それにしても、抹茶生ビールなんてあるのですか。
ちょっと驚きました。
年間バスボートは、京都市民限定なんですね。( ^_^)
私は、普段家ではビール、そんなに飲まないですが、さすがに暑すぎて飲んでしまいました。( ^_^)
京都市も財政が厳しいので、元離宮二条城では、いろんなイベントを企画されています。ただ夜間のライトアップには、年間バスボート使えないので残念です。主催が京都市と違うので。( ^_^)
特別に見学できるんですか。それは羨ましい。
朝廷からの使者を迎えるとなれば、
特別格式の高い部屋と意識されてたんでしょう。
本丸天守台からの眺めも素晴らしいですね。
建物越しに見える比叡山の姿が美しいと思いました。
ここは覚えておこうと思います。
最後の「抹茶ビール」の色にも目を奪われました。
京都市も財政赤字が酷く、京都市が管理している二条城も、こまめにイベントされています。
普段、御殿内の部屋には入れないので、こういう時に必ず行きますね。京都市民限定の年間バスボートを購入しているので。( ^_^)
あと、普段入れない香雲亭の朝食プランなんかもされています。
ただ、最近は外国人観光客が多くて、ゆっくり鑑賞とはいかなくなりました。