亀岡のもみじ寺「曹洞宗 丹山法窟 霊松山 苗秀寺」へ

ローソン 亀岡ひえだの町店を出て、湯ノ花温泉に向かいます。700㍍ほど走ると、右手に青い看板で「かめおか作業所」と大きな文字でかかれているので、それが目印で右折し、その突き当たりに、駐車場があるので13時41分に着き車を止めました。

苗秀寺(みょうしゅうじ)は、紅葉の名所で知られ、通称が「亀岡のもみじ寺」と呼ばれています。湯ノ花温泉の入口にあり、標高約143㍍、約30年前に檀家さんなどの協力で約200本のカエデが植えられたとも言われる秋の紅葉は見事です。

IMG_6992.jpgIMG_7005.jpgIMG_7004.jpgこの苗秀寺には初めて来ました。何度か湯ノ花温泉に来ていて、その入口にあるので以前から気になってました。この門は「白像門」(はくぞうもん)と呼ばれる中門です。

車で来たので。この白像門の前に「龍門」(りゅうもん)がありました。気になりましたが素通りしてました。

IMG_6994.jpgIMG_7002.jpgこの門は、白い像に似ていることから名付けられたようです。

京都府亀岡市内と言っても、湯ノ花温泉の入口にあり、亀岡のもみじ寺として知られています。苗秀寺の創建は、奈良時代(710年~794年)に建てられた瑜伽宗(ゆがしゅう)のお寺で、当時は国分尼寺であったと伝えられています。平安時代に伝教大師最澄を宗祖とするに天台宗に改宗し、一大勢力を保っていたが、戦国時代に明智日向守光秀による丹波攻略によって兵災により荒廃し、往時を詳細に知りえません。1625年(寛永2年)丹波国亀山藩初代藩主松平成重(まつだいらなりしげ)により元の土地、 野下の地に曹洞宗として再興されました。江戸時代中期に丹波国亀山藩3代藩主となった青山因幡守忠朝から亀山藩の山城跡であった現在地を拝領、丹波亀山藩の初代藩主松平信岑(まつだいらのぶみね)により、お城の材を使って再中興開山され、僧侶の養成機関として現在に至ります。苗秀寺の本尊は釈迦如来を祀っています。

IMG_6999.jpg暑いので、近くにまで行きませんでしたが「観音堂」のようでした。ここには亀岡の名木「苗秀寺のアラカシ」がありました。

IMG_6995.jpgこの参道が秋には真っ赤に染まるのでしょう。

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この大木が「苗秀寺のモミ」で亀岡の名木に指定さりています。

IMG_6998.jpgメインの本堂は、この参道を進みます。秋の紅葉は綺麗そうですね。

IMG_6978.jpgモミジの綺麗な参道を歩きました。ただこの日の最高気温が37.8℃もあったように、山間の亀岡でも猛烈に暑いです。

IMG_6979.jpg山門」から境内に入ります。本堂の正面にある「薬医門」で、扁額には「丹山法窟」と書いてありました。

IMG_6980.jpgIMG_6981.jpg正面に「法堂(本堂)」があって、扁額には、ここの山号の「霊松山」と書かれてました。松平信岑が建立し、ご本尊は釈迦如来が祀られています。

IMG_6983.jpg遠路来たので境内を散策です。こちらは「鐘楼」です。梵鐘は、戦争中に供出されたたる1991年(平成3年)に再鋳造されたようです。

IMG_6984.jpgIMG_6985.jpgIMG_6986.jpg今日、私は早朝に施餓鬼に行きましたが、案内では、この苗秀寺は6日(日)されるようです。張り紙がありました。

IMG_6982.jpg今日は朱印帳を持参してきました。多分、留守だろうと来ましたが・・・?。

IMG_6987.jpg呼鈴を推してみようと思いましたが、扉が開いていたので入ってみると・・・?。

ご住職さんがご在宅で良かったです。考えたらお盆のこの時期は、お寺のとって大変忙しい、一年で一番忙しい時期にお邪魔して悪かったですね。ただ、御朱印は快く引き受けて貰いました。

IMG_6990.jpgIMG_6988.jpg御朱印を待っている間、扇風機を付けて貰いました。寺の方も言われてましたが、もう熱風ですね、猛烈に暑いです。冷たいお茶までいただいて恐縮でした。

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御朱印は志納と言われたので300円納めました。本堂でお参りをと言われましたが・・・?。

本堂に入りたかったですが、この猛烈に暑いのに、車の中で待っている妻の事を考えると、早く戻りたかったので断りました。ただ、残念でしたが仕方ないです。私が車を出て10分弱たっていたので・・・。

IMG_6991.jpg御朱印をいただいて、ここを出たのが13時50分でした。これから急いで駐車場に戻ります。

車は木陰に入れていたので、そんなに暑く無かったようです。予想通り車のエンジンは切ってました。そして車に入って、汗を拭い水分を補給して、14時3分に出て行きました。目標にしていた14時を回ったことで、これたら予約している旅館に真っ直ぐ向かいます。

この記事へのコメント

2023年09月06日 17:23
苗秀寺というお寺さん、初めてです。
「亀岡のもみじ寺」と呼ばれてるんですか。
紅葉の季節は混み合うんでしょうね。
でも、今は訪れる人も少なく、
青空を背景にした青もみじが、とても
気持ちのいい風景を作ってると思いました。
カエデの木の多いお寺さんは、紅葉以外の
時期も見応えがあっていいですね。
2023年09月06日 20:52
強くて明るい日差しの下、見るからに暑そうな時期のお寺への参拝ですね。
それでも、モミジの緑は美しく、木陰を作ってくれていますね。
苗秀寺とは初めて聞きました。「苗」という字が使われているのも珍しいなと思いました。亀岡のもみじ寺で、こちらも紅葉の名所でしたか。
江戸時代、亀山藩の加護があったのでしょうね。
ところどころ、明るいカラフルな幟(旗ですか)があるのが面白いです。
本堂の屋根も独特の造りのように見えますが、どうなのでしょう。
壬生里
2023年09月08日 17:59
yasuhikoさんへコメントありがとうございます。

今回、訳あって、温泉に行けることになったので、苗秀寺に寄ってみました。
ただ、京都は連日、猛烈な暑さで、少し歩いたでけで、汗が噴き出てくるぐらいでした。猛暑日も40日を超えてしまったし、今年の夏の暑さは出掛けることが怖いぐいらでしたね。
ここも、紅葉の名所ということで、秋の紅葉で一度は訪れてみたいです。
壬生里
2023年09月08日 18:01
ミクミティさんへコメントありがとうございます。

亀岡の山間にある苗秀寺ですが、さすがに亀岡でも暑かったです。お寺の方にも、冷たいお茶を出してもらったほど。( ^_^)
今回、湯ノ花温泉に行く途中で見つけた寺院で、御朱印のため寄ってみました。また、秋の紅葉時期には寄って見たいですね。
その頃は涼しいでしょうから。( ^_^)