妙心寺「令和5年精霊会」、通称「おしょうらいさん」へ

臨済宗妙心寺派大本山妙心寺では7,8月9日(水)、10日(木)の両日「令和5年精霊会」、通称「おしょうらいさん」を執り行われます。私は、このことは知りませんでしたが、昨日、妙心寺塔頭 桂春院に行ったときに教えて貰いました。帰ってから調べると、京都では有名な「六道まいり」のような、ご先祖の霊を供養する行事のようで、昨年は大報恩寺(千本釈迦堂)の「精霊迎えと六道まいり」に行きました。ここに行ったあと、家族と私が新型コロナウイルスに感染していることが判明し、療養を強いられた苦い思い出があるので、大報恩寺(千本釈迦堂)は敬遠して、他に何処か探していた所、昨日教えて貰ったので、さっそく早起きして行く事にしたわけです。(断っておきますが、千本釈迦堂で感染したのではありません。)

IMG_7251.jpg6時頃に妙心寺第二駐車場に車を入れました。朝早いのでバスは走ってません。車で行くことを選択しましたが、問題は駐車場が空いているかどうかでしたね。

IMG_7224.jpgIMG_7247.jpg妙心寺には「南総門」から入りました。ただ、こんな光景は見たことがありません。早朝のため露店は閉まってますが・・・。

IMG_7226.jpg6時6分に境内に入りました。まだ露天商の方の姿はありません。朝早いけど人が歩いています。ガラガラと思ってきましたが・・・。

IMG_7227.jpg三門」の周りも店が出ています。この時間で、ようやく太陽が出てきたようで陽が差し始めました。

IMG_7228.jpgこの「おしょうらいさん」のお参りの仕方は、まず鐘を撞きます。それで鐘楼に真っ先に向かいました。

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この「鐘楼」で迎え鐘を撞きます。3人ほど並んで撞きました。もちろんお賽銭はさせて貰いました。

IMG_7230.jpg次に「法堂」(奥)へ向かいます。「仏殿」(手前)は帰りにでも寄ります。

IMG_7238.jpgIMG_7256.jpg次に「法堂」前のテントで、塔姿を申込みします。「塔姿供養申込書」は、事前にPDFで印刷し私の先祖の戒名は書いてきました。

妙心寺には、何度も御朱印で来ています。それで、ここに座ってられる和尚さんも知ってる方が何名か居ましたね。ただ昨日訪れた桂春院のご住職の姿は無かったように思います。

IMG_7231.jpgIMG_7255a.jpg次に「法堂」内に入ります。堂内は撮影禁止のため写真ありません。先ず任意ですが蝋燭と線香を求めます。それを備えてから、中の僧侶の方に塔姿を渡すと、その僧侶の方が読み上げてくれます。

このあと「法堂」の北側から出ます。案内には「おしょうらいさん」の特別御朱印が書いてありましたが、コロナ禍のため中止しているそうで、残念でした。パンフ差し替えて欲しかったですね。このあと大方丈内で「龍虎図屏風特別公開」(無料)とありましたが、2013年平成25年1月12日に見ているので向かいませんでした。

IMG_7233.jpgIMG_7234.jpgIMG_7235.jpgIMG_7236.jpgIMG_7237.jpgIMG_7258.jpg法堂」の周りを一周しました。夜になって灯りが付いたら綺麗でしょうね。

IMG_7239.jpg「おしょうらいさん」のコースには入っていませんが、「仏殿」にお参りするため寄って行きます。

IMG_7242.jpgIMG_7240.jpg仏殿」の堂内には入れません。須弥壇の中央には釈迦如来像が祀られているのが外から見えます。

IMG_7243.jpgIMG_7244.jpgIMG_7246.jpgIMG_7245.jpg6時23分に妙心寺を出ました。これでご先祖も喜んでくれたでしょう。

IMG_7248.jpgIMG_7249.jpg6時26分に、妙心寺の駐車場を出て帰路に着きました。

指の怪我も大事に至らなかったのはご先祖が守ってくれたのかも知れません。16日には、そっと見送りたいと思っています。

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