「京都刀剣御朱印めぐり」藤森神社へ

粟田神社を8時34分に出て、蹴上駅の方向とは反対側の東山駅に向かいます。粟田神社は、蹴上駅と東山駅の中間にあるので、行きは下りで歩ける蹴上駅から向かい、帰りは、下りで歩ける東山駅に向かうことにしています。そして地下鉄東西線東山駅を8時44分発に乗り、三条京阪駅には8時45分に着きました。そこで京阪電車に乗り換えのため約5分程度歩きます。京阪三条駅に入り、ホームに降り、次の電車は準急に乗ります。何故なら次の目的地である藤森駅には特急は止まらないからです。ただ電車は待たずに乗れました。先に特急が出て行き、私が乗った準急は、8時54分に出ました。暑いので車内は空いてましたが、外国人観光客は多いです。清水五条駅で降りる人、伏見稲荷駅で降りる人は、ほぼ外国人観光客でした。伏見稲荷駅を過ぎると、本当にガラガラになります😊。藤森神社には、藤森駅より次の墨染駅の方が近いので、そちらまで乗ります。三条駅から墨染駅まで、15分程度電車に乗ります。その間に、汗で濡れた服は乾きませんが、体は楽になりました。この冷房で汗は引き体は楽になりましたね。墨染駅には9時9分に着きました。

IMG_7514.jpg毎年、「京都十六社朱印めくり」で来ているので、道順は慣れたものです。ただ、この暑さには参りますね。9時15分に着きました。

IMG_7516.jpgIMG_7517.jpg先ず、こちらに着くと、トイレに行きました。熱中症の心配があったからです。トイレに行き、「色が濃い場合や出ない場合は熱中症を疑ってください」とテレビで言っていたので、確かめに入ったわけです。どちらも大丈夫でした😊。

IMG_7518.jpg参道の片隅に「蒙古塚」があります。781年(天応元年)に蒙古が日本へ攻め寄せ、早良親王率いる軍勢がこれを退けた。その時の蒙古軍の大将の首を藤森神社に埋めた塚が蒙古塚と呼ばれて、この石標は蒙古塚を示すもの。

IMG_7525.jpg暑いので、参拝の前に御朱印貰いました。粟田神社でいただいた、満願証をさして印を押して貰いました。

EPSON138.jpgこちらの「京都刀剣御朱印めぐり」の刀剣は「鶴丸国永(つるまるくになが)」でした。ただ、こちらは今年の「京都十六社朱印めくり」で、いただいてましたね。

平安時代の刀工である国永(くになが)によってつくられた刀で、織田信長も一時所持していたそうです。豊臣家滅亡の際、藤森神社に奉納され、その後は伊達家、そして明治天皇へと献上され、現在は宮内庁にて保管されています。藤森神社には、2018年(平成18年)1月に、「鶴丸国永」の写しが奉納されたそうです。

IMG_7520.jpgIMG_7521.jpg手水舎の前には「神馬像」が、そして「手水舎」を使いました。伏見は名水で知られています。まさか水道水ではないでしょうね。

IMG_7522.jpgここの「本殿」は、宮中の賢所を賜ったと言われ、現存する賢所では最も古いと伝わります。

IMG_7523.jpgIMG_7524.jpg暑いなか、ここまで来たので参拝は済ませました。ご祭神は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)、日本武尊(やまとたける)、早良親王、神功皇后、井上内親王、別雷命(わけいかずちのみこと)、応神天皇、仁徳天皇など12柱。

今から約1800年前に、藤森神社の祭神である神功皇后が、戦で勝たれた帰りに、この地を通られ兵具や軍旗、武器などを納めた神祭をされたのが始まりとされています。

CIMG3665.jpgその本殿の横にあるのが神功皇后が前途した軍旗や武器などを納めたとされる塚で「旗塚」です。また、幕末には新撰組の近藤勇が訪れ参拝したところ腰痛が治ったとの伝承もあります。

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IMG_7526.jpgIMG_7527.jpgIMG_7528.jpgIMG_7529.jpgIMG_7530.jpg
御朱印をいただくときに、神職さんから「お隣の宝物館も無料ですし見て行ってください」と言われたので入りました。

ここも何回か入ってます。撮影禁止のためスルーするつもりでしたが、暑いので冷やされている館内に入ったようなものです。エアコンが効いてて助かりました。

IMG_7532.jpgIMG_7533.jpg宝物館で涼んでから出てました。ここには9時30分に出ました。

帰りも京阪墨染駅まで歩きました。駅に着いて、少し時間があったので、駅のベンチに座って汗を拭い、水分を補給しましたが、何だか体調が優れません。せっかく、ここまで来ましたが、ここで帰ろうと思いましたね。ここに座っても熱い風が吹き抜けるだけでした。

この記事へのコメント

2023年10月04日 23:52
「京都刀剣御朱印めぐり」とは、ずい分
面白い企画ですね。歴史ファンにとっても、
御朱印ファンにとっても、刀剣ファンにとっても、
大変興味深いものがあるんじゃ無いでしょうか。
鶴丸国永の名は初めて聞きましたが、
粟田神社の三日月宗近の名は、流行に疎い私でも
耳にするほど、ゲーム有名になった名刀ですね。
上野の国立博物館でも、刀剣コーナーは
若い方に人気があります。三日月宗近も、実は
本物を上野の博物館で見た事があって…。
鶴丸国永の本物はどこにあるんでしょうね。
壬生里
2023年10月09日 04:36
yasuhikoさんへコメントありがとうございます。

「京都刀剣御朱印めぐり」を知ったのは、期間の終わりで、それで暑いなか頑張って回りました。( ^_^) それにしても暑かったです。

未訪の神社はありませんでしたが、豊国神社の書院に入って、寺宝を見られたのはラッキーでした。

鶴丸国永の本物はど宮内庁が所管しているので、何処でしょうね。

来年も、このイベントをされるので、景品に興味あるものだったら回りたいと思っています。