関西ラグビー発祥の地 世界文化遺産 賀茂御祖神社(下鴨神社)「雑太社」へ

10月8日(日)20時からラグビーワールドカップフランス大会のアルゼルチン戦が行われます。これがアップする頃には結果は、分かっているでしょう。私は10月6日(金)に、関西ラグビー発祥の地である世界文化遺産 賀茂御祖神社(下鴨神社)の末社である雑太社(さわたしゃ)に行き、参拝してきました😊・・・ただ必勝祈願しにきた訳ではありません。ただ怪我をせずに頑張ってもらい是非勝って、ベスト8に行って貰いたいとは思っています。

私は、Jリーグのガンバ大阪のサポータです。Jリーグ発足時から、ずっとガンバ大阪を応援していますが、ラグビーも好きです。地元京都では、伏見工業高校(現在は京都工学院高等学校)が強くて、平尾さんや大八木さんなどが活躍されていた全国大会を必至で応援してました。

W杯では2015年のイングランド大会までは、24戦1勝2分21敗と燦々たる成績でしたが、イングランド大会では南アフリカに勝利し、歴史的ジャイアントキリングと話題になりました。前回の日本大会では、見事ベスト8まで行き、日本中が熱狂しました。そして今回のフランス大会もイングランドには負けましたが、次のアルゼンチン戦に勝てば、ベスト8に進めます。ただ、私の記憶ではアルゼンチンには勝ったのを見たことが・・・無かったような。ランキングも日本より上位で、強いのは間違いないので、今大会もジャイアントキリングを期待しています😊。

世界文化遺産 賀茂御祖神社(下鴨神社)には、市バスと地下鉄、そして京阪を乗り継いで出町柳まで来ました。この時間帯に電車に乗れば久しぷりの通勤ラッシュでしたね😊。

10月6日(金)の京都の最低気温は、今季最低の14.8℃。最高気温が23.5℃でした。久しぶりに薄手のジャンバーを着て出掛けました。それも陽が高くなると脱ぎましたが・・・😊。

IMG_8449.jpg出町柳駅を出て、高野川に架かる「河合橋」を渡ります。正面に見えているのが、五山の送り火の「舟形」です。

IMG_8450.jpg賀茂御祖神社(下鴨神社)と書かれた大きな社号標の左には、旧三井家下鴨別邸がありますが、まだ開門前です。

IMG_8451.jpgしばらく歩くと、鴨社資料館「秀穂舎(しゅうすいしゃ)」(旧浅田家住宅)がありますが、こちもら、まだ閉まっています。

IMG_8499.jpgほどなく歩いて、御蔭通りに出ます。正面の森が「糺の森」です。

IMG_8452.jpgIMG_8454.jpg今日の目的が雑太社です。それで、正面の糺の森は通りません。

IMG_8455.jpgIMG_8458.jpg今日は、賀茂御祖神社(下鴨神社)第一摂社「河合神社」にも寄りません。この神社は女性の方に人気がありまね。

IMG_8457.jpg鬱蒼とした糺の森。帰りに時間があれば散策します。

IMG_8459.jpgここでは、毎年5月3日に、流鏑馬(前編)が行われます。馬が全力で疾走する流鏑馬(後編)は、一度は生で見えください。

IMG_8460.jpg8時46分に「雑太社」に着きました。驚いたことに、臨時の「納経所」ができてました。

IMG_8466.jpgここが空くのが9時からと書いてあります。ただ、今日は平日だし、ホンマ9時から空くのかなぁ・・・と疑心暗鬼ですね。

IMG_8464.jpgIMG_8465.jpg日本代表のユニホームとサインがありました。キャプテンの姫野選手やSOの松田選手などありました。あと、坂手淳史、松島幸太朗、堀江翔太、ヴァルアサエリ愛、田村優、レメキ・ロマノ・ラヴァ、ジェイミー・ジョセフHCなど。右にはラグビー女子日本代表のサインが・・・。

正直な話し、サッカーほど詳しくないので、聞いたことが無い選手名もありました。女子の選手名は皆無です。

IMG_8461.jpgまだ時間が早いので、先に参拝しました。前途したとおり必勝祈願したいところ、頑張っている選手の方に申し訳ないので、無心でさせて貰いました。

IMG_8462.jpgお賽銭箱がラグビーボールの形になっています。家から小銭持参してきたので、少しですがさせて貰いました。

IMG_8463.jpg御祭神が、神魂命(かんたまのみこと)・賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)です。

IMG_8467.jpgIMG_8469.jpg社殿の前には「第一蹴の地」と書かれた石碑があります。

1910年(明治43年)9月10日、この札の森の馬場にて、御祭神の神「魂」命は「球」に通じるとして、初のラクビーの練習が京都大学の前身・旧制第三高等学校と慶應義塾大学との間で行われました。それが契機となり日本ラグビー界の歴史が始まり、今日まで数々の名勝負が展開されてきました。1969年(昭和44年)10月5日、その歴史を後世に伝えるため「第一蹴の地」の聖地として記念碑が建立されました。

IMG_8470.jpgIMG_8471.jpgこちらには「垂水」がありました。こちらで、岩から流れでる清水を両手に清水を受け、清めてから参拝したら良かったです。

IMG_8474.jpg京都で最も遅い紅葉が、こちらの糺の森です。見頃は12月中頃でしょうか。

IMG_8476.jpgIMG_8475.jpg本殿にお参りするため向かっている途中に、「彼岸花(ヒガンバナ)」が咲いてました。

IMG_8477.jpg薄手のジャンバーを脱いで歩いていくと、遠くに「南口鳥居」が見えてきました。

IMG_8479.jpg本殿にお参りにするため「手水舎」に寄りました。御手洗は、御祭神の神話に因んで舟形磐座石で、御神水をそそぐ桶は、糺の森の主と呼ばれていた樹齢600年の欅から造られ、覆屋は、崇神天皇7年(前90年頃)賀茂御祖神社糺の森神地の瑞垣の造替を賜った記録をもとに再現されたものです。

IMG_8494.jpgと口を清めて「南口鳥居」をくぐります。

IMG_8483.jpgこちらには、国歌「君が代」で歌われる「さざれ石」がありました。

IMG_8486.jpg鳥居の先には国指定重要文化財の「楼門」があります。世界遺産の下鴨神社ですので、もう少し参拝者が多いとかなぁ・・・と思ってきたのに拍子抜けです。

この週は中国が大型連休中でしたが、あまり見かけなかったですね。この時間でも外国人観光客は見かけます。修学旅行生も疎らでした。これから増えてくるのでしょう。余談ですが、嵐山では、早朝から外国人観光客が来られます。竹林の小経が目当てだと思いますが、7時30分頃のパスの中を見ると、ビックリしました。普段なら早朝の嵐山行きはガラガラですが、立ってる人もいるほど混んでました。この先の紅葉の時期が怖いです。

IMG_8487.jpg楼門を入ると正面に「舞殿(まいどの)」があります。そして重要文化財に指定されている「中門」をくぐりました。

IMG_8488.jpg中門を入ると、国宝の本殿前にある「幣殿」前にてお参りさせて貰いました。お参りしたあと、中門前から写真撮りました。

IMG_8489.jpgIMG_8490.jpgIMG_8491.jpg本殿前でお参りを済ませ「楼門」を出ます。本殿前の授与所で聞くと、やっばり雑太社前で御朱印の授与があるようで、そちらに再度向かいます。

IMG_8493.jpgIMG_8495.jpg南口鳥居」を出て、雑太社に向かいました。雑太社には9時過ぎに着きましたが、まだ開いてません・・・?。

授与所には巫女さんも待ってました。しばらくすると自転車に乗った巫女さんが到着。授与所を開けられ、やっと御朱印と必勝祈願の御守りをいただくことができました。

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この御朱印は。ラグビーワールドカップフランス大会の期間中、授与されます。このデザインは、世界的墨絵アーティストである茂本ヒデキチ氏によるもの。

茂本ヒデキチ氏は、世界各国でのライブペイントパフォーマンスや歴代のオリンピック関連など、多くのスポーツ競技を墨絵で表現し、その作品は世界中で高く評価されています。2019年のラグビーワールドカップ日本大会の際、菊谷氏との共通の理念である「日本らしいラグビーの表現」を共有し、ニュージーランドやオーストラリアの代表を前にパフォーマンスを披露しました。このような背景から、元日本代表主将である菊谷崇氏が御朱印企画の発起人となりその想いに下鴨神社が応える形で雑太社に歴史、スポーツ、文化が融合する形の御朱印が誕生する事となりました。

IMG_8497.jpgIMG_8498.jpg9時11分に、賀茂御祖神社(下鴨神社)を出て行きました。ここを9時30分頃までに出て行く必要があったので、予定どおりです。

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京阪電車と地下鉄東西線を乗り継いで「太秦天神川駅」まで戻って来ました。

今日は、用事があったので急いで戻った次第です。それより、10月8日のアルゼンチン戦の結果は・・・?。

追記、10月8日(日)には、雑太社では日本-アルゼンチン戦を前に必勝祈願祭を執り行われました。玉串奉奠などの祭典への参列は神社関係者のみでしたが、見学は自由だったようです。その模様がニュース映像で放送されました。そして結果は、ご存じの通り、27対39で敗れて1次リーグでの敗退が決まり、2大会連続の決勝トーナメント進出はなりませんでした。残念でしたが、良い試合でしたね。3位になったので、次回はシードされ出場できるので、良しとしましょう😊。

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