令和5年度 第59回 京都非公開文化財特別公開 鹿苑寺(金閣寺)方丈公開へ
令和5年度 第59回 京都非公開文化財特別公開で、入ったことが無かった鹿苑寺(金閣寺)方丈が公開されたので、11月8日(水)に行って来ました。
市バスを乗り継いで金閣寺前バス停から、歩いて「黒門」に向かいました。信号を入る前に、ガードマンさんが「左端から並んでください」と言われてて、何のこと思ったのは、黒門を入ると分かりました。
8時55分に「黒門」から境内に入りました。これは帰りに撮った写真です。
黒門から正面に見えているのが総門です。ここを入ると、この手前から総門までの大行列を目にしました。(2020年(令和2年)2月7日撮影)
見たところ、修学旅行生の団体さん、外国人観光客の団体さんのようでした。私は特別公開の方丈だけ行きたいけど、方丈は総門を入った所にあるので並ぶしかないです。金閣寺庭園に入らないのに・・・。
初めて入る「方丈」の玄関です。この左に拝観受付所があるわけです。
天気も良いので、久しぶりに金閣寺も見たいなぁ・・・と思いましたが、これだけの人です。まともに金閣寺舎利殿なんか見られないと思い断念しました。
拝観料1000円ですが、京都市文化観光保護財団から貰った招待券があるので、それを使います。特別拝観料も高くなりましたね、招待券が無かったら来なかったです。なお、この主催団体は撮影を禁止されます。ここもそうでした。
方丈に靴を袋に入れて上がります。上がると学生さんの案内があるので聞きました。最初は「礼の間」から見て行きます。(2020年(令和2年)2月7日撮影)
鹿苑寺の方丈は、1678年(延宝6年)に後水尾天皇より再興され、皇后東福門院が聖観世音菩薩を本尊として寄進されました。観世音菩薩は、参拝された方に身を代えて諸願を成就して下さる仏様です。2007年(平成19年)に復元された現在の方丈には石踊達哉(いしおどりたつや)・森田りえ子両画伯に秋田杉の一枚板に筆を揮ってもらい杉戸絵として花を添えています。方丈は、元は一丈四方の住持の居所でしたが、現在は本堂として法要などを行われています。
「礼の間」の襖絵は「香山九老図(こうざんきゅうろうず)で、1681年(延宝9年)に狩野外記(狩野信政の子・寿石厚敦信)によるもの。次の「室中の間」の内陣には、ご本尊の「聖観世音菩薩」そして左右に梵天像と帝釈天像が、右の脇壇には開山夢窓国師像、左の脇壇には足利義満像が祀られていました。何度も来てる金閣寺のご本尊を初めて見ることができました。表の最後の間は「檀那の間」で、「山水人物図」です。ここでは伊藤若冲の掛け軸「寒山拾得鶏図」「鶏図」が架かってました。ここに屏風があって獅子が描かれています。その獅子の口は閉じてます。吽形です。表の部屋の最後は杉戸絵「秋草(晩秋)」(石踊達哉筆)も見られました。そして前庭は、相阿弥作庭と伝えられる枯山水庭園で、左手には第108代後水尾天皇お手植えの侘助椿もありました。次に「陸舟の松」の案内です。
方丈側から見る「陸舟の松」は初めてです。写真が撮れないので、庭園側から撮ったものです。
方丈北側には舟形をした陸舟(りくしゅう)の松は、室町幕府3代将軍足利義満が盆栽から手植えと伝わります。京都三松(金閣寺・宝泉院・善峰寺)の一つ。帆掛け舟に仕立てたように刈り込まれ、これは西の方向を向いているのは、西方浄土へ航海しようとしていることを意味していると言われています。樹齢は不明ですが、推定600年とも伝わります。
方丈裏手に周り、「衣鉢の間」を見ます。こちらが住持が生活されていた間との案内を受けました。襖絵は「雪景山水図」でした。そしてこちらの屏風に絵かがれている獅子は口が開いてます。阿形ですね。これだけで1000円です。このことは知っていたので、招待券で来た訳です。高いなぁ・・・と思いますが、初めて見ることなので・・・ただ、再訪は無いかなぁ😊。
方丈を出て、拝観受付所が空いていたら、庭園も入ろうかなぁ・・・と思いましたが、まだ行列は続いてました。それで今日は庭園を完全に諦めます。
せっかく来たので、無料で見られる「不動堂」だけ行きました。
9時25分に不動堂を出ました。帰りもバスを乗り継いで帰ります。
金閣寺前バス停は二箇所あって、西大路通りに面しているのと、北大路通りに面しているのとです。私が乗るバスは北大路通り沿いにあるバス停でした。
バスを乗り継いで帰りました。最近京都ではオーバーツリヅズムが言われています。まさに金閣寺がそうでしたね。事故が起こらないことを祈ります。
市バスを乗り継いで金閣寺前バス停から、歩いて「黒門」に向かいました。信号を入る前に、ガードマンさんが「左端から並んでください」と言われてて、何のこと思ったのは、黒門を入ると分かりました。
8時55分に「黒門」から境内に入りました。これは帰りに撮った写真です。
黒門から正面に見えているのが総門です。ここを入ると、この手前から総門までの大行列を目にしました。(2020年(令和2年)2月7日撮影)
見たところ、修学旅行生の団体さん、外国人観光客の団体さんのようでした。私は特別公開の方丈だけ行きたいけど、方丈は総門を入った所にあるので並ぶしかないです。金閣寺庭園に入らないのに・・・。
初めて入る「方丈」の玄関です。この左に拝観受付所があるわけです。
天気も良いので、久しぶりに金閣寺も見たいなぁ・・・と思いましたが、これだけの人です。まともに金閣寺舎利殿なんか見られないと思い断念しました。
拝観料1000円ですが、京都市文化観光保護財団から貰った招待券があるので、それを使います。特別拝観料も高くなりましたね、招待券が無かったら来なかったです。なお、この主催団体は撮影を禁止されます。ここもそうでした。
方丈に靴を袋に入れて上がります。上がると学生さんの案内があるので聞きました。最初は「礼の間」から見て行きます。(2020年(令和2年)2月7日撮影)
鹿苑寺の方丈は、1678年(延宝6年)に後水尾天皇より再興され、皇后東福門院が聖観世音菩薩を本尊として寄進されました。観世音菩薩は、参拝された方に身を代えて諸願を成就して下さる仏様です。2007年(平成19年)に復元された現在の方丈には石踊達哉(いしおどりたつや)・森田りえ子両画伯に秋田杉の一枚板に筆を揮ってもらい杉戸絵として花を添えています。方丈は、元は一丈四方の住持の居所でしたが、現在は本堂として法要などを行われています。
「礼の間」の襖絵は「香山九老図(こうざんきゅうろうず)で、1681年(延宝9年)に狩野外記(狩野信政の子・寿石厚敦信)によるもの。次の「室中の間」の内陣には、ご本尊の「聖観世音菩薩」そして左右に梵天像と帝釈天像が、右の脇壇には開山夢窓国師像、左の脇壇には足利義満像が祀られていました。何度も来てる金閣寺のご本尊を初めて見ることができました。表の最後の間は「檀那の間」で、「山水人物図」です。ここでは伊藤若冲の掛け軸「寒山拾得鶏図」「鶏図」が架かってました。ここに屏風があって獅子が描かれています。その獅子の口は閉じてます。吽形です。表の部屋の最後は杉戸絵「秋草(晩秋)」(石踊達哉筆)も見られました。そして前庭は、相阿弥作庭と伝えられる枯山水庭園で、左手には第108代後水尾天皇お手植えの侘助椿もありました。次に「陸舟の松」の案内です。
方丈側から見る「陸舟の松」は初めてです。写真が撮れないので、庭園側から撮ったものです。
方丈北側には舟形をした陸舟(りくしゅう)の松は、室町幕府3代将軍足利義満が盆栽から手植えと伝わります。京都三松(金閣寺・宝泉院・善峰寺)の一つ。帆掛け舟に仕立てたように刈り込まれ、これは西の方向を向いているのは、西方浄土へ航海しようとしていることを意味していると言われています。樹齢は不明ですが、推定600年とも伝わります。
方丈裏手に周り、「衣鉢の間」を見ます。こちらが住持が生活されていた間との案内を受けました。襖絵は「雪景山水図」でした。そしてこちらの屏風に絵かがれている獅子は口が開いてます。阿形ですね。これだけで1000円です。このことは知っていたので、招待券で来た訳です。高いなぁ・・・と思いますが、初めて見ることなので・・・ただ、再訪は無いかなぁ😊。
方丈を出て、拝観受付所が空いていたら、庭園も入ろうかなぁ・・・と思いましたが、まだ行列は続いてました。それで今日は庭園を完全に諦めます。
せっかく来たので、無料で見られる「不動堂」だけ行きました。
9時25分に不動堂を出ました。帰りもバスを乗り継いで帰ります。
金閣寺前バス停は二箇所あって、西大路通りに面しているのと、北大路通りに面しているのとです。私が乗るバスは北大路通り沿いにあるバス停でした。
バスを乗り継いで帰りました。最近京都ではオーバーツリヅズムが言われています。まさに金閣寺がそうでしたね。事故が起こらないことを祈ります。
この記事へのコメント
それは貴重ですね。撮影できないのは
残念でした。金閣寺の見学は
ずい分昔の話。まだそんなに混雑してない
頃の話です。行列が出来るようでは、
もうなかなか行けないですね。雪の降るような
寒い日を狙わないとダメでしょうか。
以前は何時訪れたのかも分かりませんから、かなり前ですね。(^^;
壬生里さんは京都という巨大なテーマパークの中で、暮らして
いらっしゃるから、何処に行かれるにも便利が良いですね。
京都の観光客の多さは凄いようですね。これで中華勢が
いままで通り増えて来たらたいへんだ。何処の国の人もコロナが
落ち着いた事で開放的になってるんでしょうね。
しかしこれだけ多いと、受け入れる方は大変でしょう。
オーバーツーリズムって防ぎようが有るんですかね。
普段、公開されない方丈を見に行ったわけですが、凄い人です。当分、金閣寺には近寄りません。( ^_^)
バスも混むし、修学旅行生や外国人観光客、もうビックリしますよ。
この特別拝観の主催者は、撮影禁止が多いです。それより、これで1000円は高いなぁ・・・が感想でした。
金閣寺は舎利殿が有名ですが、ほぼ方丈の拝観はされてません。今回、特別拝観されたので見に行きましたが、その人混みにヘキヘキでした。
春や秋の観光シーズンは金閣寺には近寄らないですね。バスも混むしね、オーバーツリヅズム困ったもんです。
何とも「通」だなと感じます。特別公開を見られるのが羨ましいです。
後水尾天皇による再興でしたか。陸舟の松も見事ですね。
私もできれば両方とも見てみたいです。
もう長らく舎利殿にもお会いしてないので。
違うんです。舎利殿見たかったけど、あまりにも人が多すぎて見られなかったのが事実です。
方丈から庭園を見ると、凄い人が見えたので、あれでは舎利殿はまともに見えないだろうし、方丈を出ても、まだ行列が続いていたので。秋や春だけじゃなく、今も京都の観光地は多いです。嵯峨野線も8両に増やされてますが、今日のTwitter見ると、まだギュウギュウ詰めとポストされてました。
完全に今はオーバーツリヅズムですね。もうウンザリです。