妙心寺塔頭 大法院「紅葉の露地地庭園特別拝観・秋季特別公開」へ
11月20日(月)は、妙心寺大雄院の予約拝観をしてました。10時から予約していたので、それまでに妙心寺の塔頭寺院を巡るように予定をたてました。
今年の紅葉は、色づきが遅くて色も悪いような気がします。今年の夏の異常な高温、そして記録的に雨が少ないためでしょう。妙心寺塔頭 大法院では、11月1日(水)~30日(木)にかけて「紅葉の露地地庭園特別拝観」と題して公開されるので、度々訪れてますが、今年も大雄院に行く前に来てしまいました😊。多分、紅葉は、まだ早いと思うけど😊。
自宅近くのバス停から8時10分頃に市バスに乗って妙心寺に向かいました。そして驚いたことがあって、対向車の市バス(嵐山行き)を見ると、もう混んでました。土日の嵐山は凄い人出と大渋滞でしたので、12月上旬までこのような状態が続くのでしょう、ウンザリです。
週末は全国的に強い寒波の影響で気温が急降下しました。京都では18日(土)の最低気温が7.7℃、19日(日)の最低気温が6.8℃と冷え込みましたが、この秋最低では無かったようです。そして20日(月)ですが、予報は晴れでしたが、私が出掛ける頃から雨が降りだしました。ただそんなに寒さは感じませんでしたね。真田幸村の兄で松代藩主であった真田信之の菩提寺である妙心寺塔頭 大法院は通常非公開ですが、露地庭園が美しいことで知られています。庭園には多くのもみじが広がり、新緑、紅葉の時期に特別に公開されます。
上の写真が「勅使門」で、下の写真が「総門」です。8月42分に総門から妙心寺の境内に入りました。晴れてますが、雨は降ってます。
ゆっくりゆっくり歩いたこともありますが、仏殿でお参りしたこともあって、大法院「山門」に8時52分に着きました。
「山門」には真田家の家紋「六文銭(ろくもんせん)」があります。それを見ていたらお寺の方が出て来られました。
8時53分に開門してくれました。9時まで待つつもりでしたので助かりました。拝観受付所で拝観料800円を納める時に聞いてみました。「今年の紅葉はどうですか?」と。答えは「ご覧のとおりです」でした😊。
昨年の2022年(令和4年)11月22日に来た時は、赤色が鮮やかでした。今年は高山寺でも感じたことで、色が悪いなぁ・・・です。
1662年(寛文2年)に真田幸村(信繁)の兄で初代松代藩主・真田信之の菩提寺として創建された、妙心寺の塔頭寺院。露地庭園が美しく、紅葉の名所としても知られている。NHK大河ドラマ「どうする家康」では、真田信之を吉村界人さん、真田幸村(信繁)を日向亘さんが演じました。
8時56分に「玄関」から靴を脱いで上がりました。上がると勿論誰も居ません。雨は止んでくれました。
暫くは誰も来られ無かったので、ゆっくり紅葉を撮影できました。
露地庭園とは、茶道に依って発生した庭園で実用と美を兼ねつつ作庭されたもの。飛石、延段(小石を集めて通り路にする)、垣、門、灯籠、蹲踞、袖擦(そでうり)の大木腰掛待合、蔀戸などを適所に設けて構成されるが、一般庭は見る丈のみにて実用としては無意味の場合が多いが茶の庭は用と美を厳しく問われる。大法院の庭は外露地、中露地、内露地の三段構成でまとめられ、客になった場合使用の段階で妙味を楽しむことができる。
拝観券には「お茶券」がついています。妙心寺北門近くの三河屋さんのお菓子を、美味しくいただきました😊。
露地庭園内にある「四阿」周りの紅葉も綺麗です。
こちらは茶室「有隣軒」です。あとで内部は見てみます。
苔生した「手水鉢」の奥にある紅葉も綺麗です。
この時間になると2組の方が入って来られたので茶室「有隣軒」を見て出て行きます。
ここには入ったことがありませんが、ここから一度は紅葉を見てみたいですね。有隣軒の名の由来は、孔子の論語に由来しているとか。
ここを出る前に、お願いしてあった御朱印を受け取りました。茶席の禅語から「停車坐愛楓林晩霜葉紅於二月花」より。車(くるま)を停(とど)めて坐(そぞろ)に愛(あい)す楓林(ふうりん)の晩。
9時17分に、客殿(方丈)を出ました。入れ替わりに1組来られましたが、私はまだ、ここを出ません。
こちらは「墓地」の入口です。以前は非公開でしたが、ここ最近は常時公開されています。
最初は、「長姫(信之の孫・天祥院)の墓」です。この長姫(おさひめ)が、信之の遺命を受けてその菩提を弔うために、1662年(寛文2年)に開創したのが大法院でした。
次に「真田信吉(信之の長男・上野沼田藩の第2代藩主)の墓」です。母は清音院殿(真田信綱の娘)でした。信吉は信之より早く江戸屋敷で亡くなる。
最後に、「真田信之(大法院・信濃上田藩初代藩主、後に信濃松代藩初代藩主)の墓」です。先に案内しましたがNHK大河ドラマ「どうする家康」では、真田信之を吉村界人さんが演じました。
真田家の反対側には「佐久間象山の墓」があります。信濃松代藩の8代藩主・真田幸貫の儒臣であった縁でここで眠っています。を主張し、攘夷派の河上彦斎に襲われ、京都三条木屋町で刺殺された。
この大法院には「千代の富士顕彰碑」があります。大横綱・千代の富士は、仏心に篤かったそうで、現役引退後は九重部屋を継承し、大法院には厚い信仰があったようです。毎年紅葉の時期には多くの友人と集まり語り合ったそうです。
この墓地の参道には真っ赤な紅葉が見られました。ここのが一番綺麗でしたね。
この山門にある看板には「且座喫茶(しゃざきっさ)」と書かれています。要約すると「まぁ、座ってお茶でも召し上がれ」とあるので、この綺麗な庭を見てゆっくりお菓子とお茶でもどうぞと言うことですね。
9時22分に大法院を出ました。今日は10時に大雄院に行きます。まだ時間があるので、紅葉が見られる妙心寺塔頭寺院に寄っていきます。
今年の紅葉は、色づきが遅くて色も悪いような気がします。今年の夏の異常な高温、そして記録的に雨が少ないためでしょう。妙心寺塔頭 大法院では、11月1日(水)~30日(木)にかけて「紅葉の露地地庭園特別拝観」と題して公開されるので、度々訪れてますが、今年も大雄院に行く前に来てしまいました😊。多分、紅葉は、まだ早いと思うけど😊。
自宅近くのバス停から8時10分頃に市バスに乗って妙心寺に向かいました。そして驚いたことがあって、対向車の市バス(嵐山行き)を見ると、もう混んでました。土日の嵐山は凄い人出と大渋滞でしたので、12月上旬までこのような状態が続くのでしょう、ウンザリです。
週末は全国的に強い寒波の影響で気温が急降下しました。京都では18日(土)の最低気温が7.7℃、19日(日)の最低気温が6.8℃と冷え込みましたが、この秋最低では無かったようです。そして20日(月)ですが、予報は晴れでしたが、私が出掛ける頃から雨が降りだしました。ただそんなに寒さは感じませんでしたね。真田幸村の兄で松代藩主であった真田信之の菩提寺である妙心寺塔頭 大法院は通常非公開ですが、露地庭園が美しいことで知られています。庭園には多くのもみじが広がり、新緑、紅葉の時期に特別に公開されます。
上の写真が「勅使門」で、下の写真が「総門」です。8月42分に総門から妙心寺の境内に入りました。晴れてますが、雨は降ってます。
ゆっくりゆっくり歩いたこともありますが、仏殿でお参りしたこともあって、大法院「山門」に8時52分に着きました。
「山門」には真田家の家紋「六文銭(ろくもんせん)」があります。それを見ていたらお寺の方が出て来られました。
8時53分に開門してくれました。9時まで待つつもりでしたので助かりました。拝観受付所で拝観料800円を納める時に聞いてみました。「今年の紅葉はどうですか?」と。答えは「ご覧のとおりです」でした😊。
昨年の2022年(令和4年)11月22日に来た時は、赤色が鮮やかでした。今年は高山寺でも感じたことで、色が悪いなぁ・・・です。
1662年(寛文2年)に真田幸村(信繁)の兄で初代松代藩主・真田信之の菩提寺として創建された、妙心寺の塔頭寺院。露地庭園が美しく、紅葉の名所としても知られている。NHK大河ドラマ「どうする家康」では、真田信之を吉村界人さん、真田幸村(信繁)を日向亘さんが演じました。
8時56分に「玄関」から靴を脱いで上がりました。上がると勿論誰も居ません。雨は止んでくれました。
暫くは誰も来られ無かったので、ゆっくり紅葉を撮影できました。
露地庭園とは、茶道に依って発生した庭園で実用と美を兼ねつつ作庭されたもの。飛石、延段(小石を集めて通り路にする)、垣、門、灯籠、蹲踞、袖擦(そでうり)の大木腰掛待合、蔀戸などを適所に設けて構成されるが、一般庭は見る丈のみにて実用としては無意味の場合が多いが茶の庭は用と美を厳しく問われる。大法院の庭は外露地、中露地、内露地の三段構成でまとめられ、客になった場合使用の段階で妙味を楽しむことができる。
拝観券には「お茶券」がついています。妙心寺北門近くの三河屋さんのお菓子を、美味しくいただきました😊。
露地庭園内にある「四阿」周りの紅葉も綺麗です。
こちらは茶室「有隣軒」です。あとで内部は見てみます。
苔生した「手水鉢」の奥にある紅葉も綺麗です。
この時間になると2組の方が入って来られたので茶室「有隣軒」を見て出て行きます。
ここには入ったことがありませんが、ここから一度は紅葉を見てみたいですね。有隣軒の名の由来は、孔子の論語に由来しているとか。
ここを出る前に、お願いしてあった御朱印を受け取りました。茶席の禅語から「停車坐愛楓林晩霜葉紅於二月花」より。車(くるま)を停(とど)めて坐(そぞろ)に愛(あい)す楓林(ふうりん)の晩。
9時17分に、客殿(方丈)を出ました。入れ替わりに1組来られましたが、私はまだ、ここを出ません。
こちらは「墓地」の入口です。以前は非公開でしたが、ここ最近は常時公開されています。
最初は、「長姫(信之の孫・天祥院)の墓」です。この長姫(おさひめ)が、信之の遺命を受けてその菩提を弔うために、1662年(寛文2年)に開創したのが大法院でした。
次に「真田信吉(信之の長男・上野沼田藩の第2代藩主)の墓」です。母は清音院殿(真田信綱の娘)でした。信吉は信之より早く江戸屋敷で亡くなる。
最後に、「真田信之(大法院・信濃上田藩初代藩主、後に信濃松代藩初代藩主)の墓」です。先に案内しましたがNHK大河ドラマ「どうする家康」では、真田信之を吉村界人さんが演じました。
真田家の反対側には「佐久間象山の墓」があります。信濃松代藩の8代藩主・真田幸貫の儒臣であった縁でここで眠っています。を主張し、攘夷派の河上彦斎に襲われ、京都三条木屋町で刺殺された。
この大法院には「千代の富士顕彰碑」があります。大横綱・千代の富士は、仏心に篤かったそうで、現役引退後は九重部屋を継承し、大法院には厚い信仰があったようです。毎年紅葉の時期には多くの友人と集まり語り合ったそうです。
この墓地の参道には真っ赤な紅葉が見られました。ここのが一番綺麗でしたね。
この山門にある看板には「且座喫茶(しゃざきっさ)」と書かれています。要約すると「まぁ、座ってお茶でも召し上がれ」とあるので、この綺麗な庭を見てゆっくりお菓子とお茶でもどうぞと言うことですね。
9時22分に大法院を出ました。今日は10時に大雄院に行きます。まだ時間があるので、紅葉が見られる妙心寺塔頭寺院に寄っていきます。
この記事へのコメント
それは素晴らしい。モミジより団子という訳で、
和菓子(栗むし羊羹?)とお抹茶の写真に
目が釘付けになってしまいました。
こういう季節の特別公開があるのは嬉しいですね。
大法院の紅葉は時間が早かったからでしょうか、
誰もいない空間を独り占めとは贅沢かも。
木々の色づいた露地の景観、素晴らしいと思います。
春の新緑と、秋の紅葉時に特別公開されます。
ここでは拝観に茶券がついてくるので、綺麗な庭を見ながら、お菓子と抹茶をいただけました。
紅葉は少し早かったので、空いてましたが、名残紅葉がここでは綺麗です。
妙心寺大雄院に予約していたので寄ってみました。真田家ゆかりの寺で六文銭ありました。