松尾大社(京都府京都市西京区)、
井堂雅夫画伯。
明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。今年は辰年、京都各地で龍を見られる寺社仏閣をまとめてみました。
瀧尾神社(京都府京都市東山区)、江戸時代の京彫刻・九山家の「
九山新太郎」が手掛けた全長8㍍の巨大な龍の木彫り。自由参拝。

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智積院 三部権現社拝殿」(京都府京都市東山区)。17世紀前半頃に建立された拝殿の鏡天井に作者不詳の「
龍図」が描かれてる。通常非公開・第56回 京の冬の旅で公開。

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建仁寺 法堂」(京都府京都市東山区)。天井画「
双龍図」は
小泉淳作画伯が2002年(平成14年)建仁寺開創800年を記念して奉納されもの。通常公開。

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東福寺 法堂」(京都府京都市東山区)。法堂の天井に描かれているのは「
蒼龍図(そうりゅうず)」。描いたのは、京都市生まれの日本画家、
堂本印象画伯がわずか17日間で仕上げたといわれている。(通常非公開ですが、毎年「涅槃会」の3月14日〜16日には公開されます。)



「
龍安寺方丈襖絵」(京都府京都市阿右京区)。
細川護熙元首相が揮毫した「
雲龍図」。通常公開。


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泉涌寺 雲龍院本堂内襖絵」(京都府京都市東山区)。本堂内の「
双龍風雷図」は、風神雷神と双龍を迫力ある筆致で描いた水墨画家・
堂野夢酔(どうのむすい)の作。2024年1月6日(土)~3月18日(月)の「京の冬の旅」で特別公開。

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南禅寺 金地院 東照宮」(京都府京都市東山区)。拝殿の天井には
狩野探幽の筆による「
鳴龍(なきりゅう)」。通常公開。

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妙心寺 法堂」(京都府京都市右京区)。法堂の天井には
狩野探幽が描いた「
雲龍図」。通常公開・
撮影禁止。

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相国寺 法堂」(京都府京都市上京区)。天井には
狩野光信による「
蟠龍図」が。法堂内の中央付近で手をたたくと、天井に反響してカラカラと音が鳴るのが特徴。その音が龍の鳴き声のように聞こえることから、「
鳴き龍」とも呼ばれる。通常非公開・春と秋に特別公開。2024年1月6日(土)~3月18日(月)の「京の冬の旅」で特別公開。法堂内は
撮影禁止。
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大徳寺 法堂」(京都府京都市東山区)。法堂内の天井には
狩野探幽による「
雲龍図」。手を叩くと龍が鳴いたように響くことから「
鳴き龍」とも称される。法堂内は
撮影禁止。通常非公開。2024年1月6日(土)~3月18日(月)の「京の冬の旅」で特別公開。

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大徳寺 龍源院」(京都府京都市北区)。「室中の間」の襖絵は「龍と波」。江戸初期と思われますが、作者不詳です。通常拝観。2024年1月6日(土)~3月18日(月)の「京の冬の旅」で通常非公開の「開祖堂」が特別公開。
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天龍寺 法堂」(京都府京都市右京区)。日本画家・
加山又造による八方睨みの「
雲龍図」。春と秋に特別公開。法堂内は
撮影禁止。
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泉涌寺 舎利殿」(京都府京都市東山区)。天井には
狩野山雪筆の「
雲龍図」が。通常非公開。2024年1月6日(土)~3月18日(月)の「京の冬の旅」で特別公開。舎利殿内は
撮影禁止。
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高台寺 開山堂」(京都府京都市東山区)。元々は伏見城に描かれてたと言われる狩野山楽が描いた龍図。通常非公開。2016年(平成28年)7月9日~9月30日の第41回 京の夏の旅で特別公開されました。

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南禅寺 法堂」(京都府京都市東山区)。法堂内の天井にえがれている今尾景年画伯の「
蟠龍図」が描かれている。通常非公開。外から内部は見えますが特別公開はありません。
今年も、京都を中心に散策したいと思っています。