「京都十六社朱印めぐり」今宮神社、わら天神宮へ
今宮神社門前のあぶり餅をいただく前に、先に「京都十六社朱印めぐり」今宮神社に行ってました。
今宮神社の境内には「東門」から入りました。ここはいつも参拝者は多いです。


入ると左手に「手水舎」があります。“お玉の井”と呼ばれて、1694年(元禄7年)に桂昌院によって寄進されました。今年から花手水にされたようで綺麗です。
本殿で参拝する前に社務所を見ると誰も居ません。それで先に「京都十六社朱印めぐり」御朱印をいただきました。


このあと「本殿」前でお参りさせて貰いました。御祭神は、中御座:大己貴命(おおなむちのみこと)、東御座:事代主命(ことしろぬしのみこと)、西御座:奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)です。
次に本殿の西側にある摂社「疫社」に移動し参拝です。祭神が、素盞鳴命(すさのをのみこと)でした。御利益が本殿が健康長寿・良縁開運。疫社が厄除・健康長寿です。
境内西側の「織姫社」に参拝です。御祭神は、栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)で、西陣織物の祖神とされています。


そして、毎年確かめている「阿呆賢(あほかし)」さんです。ここにある「神占石(かみうちいし)」と呼ばれ三度石を持ち上げて、願いが成就するかどうか確かめるわけです。今年も一緒でしたね。
次が西側に並んでいる「八社」で、左から(南側から)諏訪社・鏡作社・香取社・熱田社・八幡社・住吉社・事代主命社・大國主命社です。
次に八社の隣が「八幡社」です。御祭神は誉田別尊(ほんだわけのみこと)、応神天皇(おうじんてんのう)でしょう。
次の右から、平安京の守護神「大将軍社」で元は大徳寺の門前に祀られてました。左が「日吉社」で、近江の日吉大社の御祭神、大山咋神(おおやまくいのかみ)、大物主神(おおものぬしのかみ)が祀られています。奇祭“やすらい祭”はここで踊られるとか。
次に、少し小高い所にある「紫野稲荷社」と「織田稲荷社」です。稲荷社は、宇迦御魂命(うがのみたまのみこと)。織田稲荷社は、織田信長の墓所で「寺町 阿弥陀寺」の移転跡地、西陣元伊佐町から1987年(昭和62年)に移されました。
ここから拝殿前の狛犬を撮りました。
江戸幕府5代将軍・徳川綱吉の生母である「桂昌院レリーフ」です。
桂昌院(,お玉の方)は、西陣の八百屋の次女として生まれ名を“玉”と言いました。後に公家の二条家に出入りの本庄宗利の娘ととなり関白家の高司孝子に仕えていたが、やがて孝子が江戸幕府3代将軍・家光に入嫁する伴い江戸城に入り大奥で仕えていた所、春日局に認められ家光の側室となり、後に綱吉の生母となるわけです。晩年には従一位に叙さられ79歳で没しました。桂昌院は当時、西陣の産土の神を祀る今宮社が荒れ放題になっているのを嘆き、1694年(元禄7年)から社殿を造営するのを寄進。長らく途絶えていた“やすらい祭”も復活させました。従一位の高位まで上り詰めた事から「玉の輿」の言葉の起源ともいわれています。
次が拝殿もある「若宮社」で“賀茂斎院“ゆかりの社だと言われています。御祭神は、天津彦火瓊瓊杵尊(あまつひこひこほのににぎのみこと)、高皇産霊尊(たかみむすびのみこと)。今宮祭の牛車で巡行するお社はここだそうです。
次が上まで行かなかったので、見えている社が、「月読社」です。伊勢神宮の別宮月読宮(つきよみのみや)の御祭神、月読尊(つきよみのみこと)が祀られています。

毎年、ここに来ると撮ってる大絵馬は楼門前にあります。こちらが今宮神社の正門にあたります。
時計を見ると・・・と言っても今日は時計を忘れていたので、スマホの時計を見ます。9時59分でした。門前のあぶり餅の店が開く時間になったので、急いで東門に戻ります。
このあと「あぶり餅 本家 根元 かざりや」に行ったわけです。そして、今宮神社の駐車場を出て、今宮門前通り南に下がると「今宮神社 南大鳥居」をくぐりました。最近、再建されて綺麗です。そのまま下がると北大路通りに出ます。真っ直ぐ行けば船岡山に行け、そこには建勲神社があって、この夏行きました。今宮門前交差点を右折し、北大路通りを西に進みます。ここは都大路の駅伝コースで毎年テレビ中継されています。次に西大路通りに出ると金閣寺前交差点を右折、きぬがけの路に出るわけで、それにしても金閣寺に向かう人の多いことか。ほぼ外国人観光客のようでした。きぬがけの路から廬山寺通りの交差点を左折し西大路通りに向かって車を走らせ、西大路通りの手前、鏡石通りを左折、そして最初の道路を右折し、直ぐの左手にわら天神宮の駐車場があって、そこに車を止めました。入庫時間は10時39分でした。何年か前にコインパーキングにされ、わら天神宮の社務所で30分以内なら無料で止めらるカードが貰えます。
西大路通り沿いにある「一の鳥居」から入ります。
社号標には「敷地神社」と書かれています。わら天神宮は通称で、正式には敷地神社と言います。

一の鳥居は東を向いてますが、次に「二の鳥居」は南向きです。そこをくぐります。
二の鳥居を入って左手に「手水舎」があって、そこで手と口を清めました。柄杓はありませんが、水は出ています。
ここの向かいに「社務所」があるので、「京都十六社朱印めぐり」の御朱印を少し並んでいただきました。このあと、参拝します。

石段を上がって「本殿」で参拝しました。御祭神は、木花開耶姫命(このはなのさくやひめ)で、御利益は安産、子授け、家内安全、災難厄除、開運必勝、心願成就です。
本殿前から境内を見ています。朝が冷え込んだので天気は良いです。今日は、ここが最後で急がないので境内を巡ります。
本殿から時計まわりで、最初は「綾杉明神」で、樹齢千百年に及ぶ神木綾杉が、1896年(明治29年)の暴風で倒壊したそうです。そのため幹から2㍍の高さを残し、ここに祀られています。
本殿の西側には「大山祇神社(おおやまつみじんじゃ)」があります。御祭神は、大山祇神(おおやまつみのかみ)で、御利益は、海上守護、農業守護、鉱山守護だそうです。大山祇神は「わら天神」の御祭神である木花開耶姫命の父神にあたります。

本殿の背後を回り込んで本殿の東側に出ます。
最初に、「八幡神社」です。鎌倉の鶴岡八幡宮から分祀され、1907年(明治40年)ここ衣笠の地に建立されました。御祭神は、応神天皇、神功皇后、比売大神(ひめのおおかみ)で、御利益は、開運厄除、そして武家の守護神としての“必勝”です。
最後が「六勝稲荷(ろくしょういなり)神社」です。御祭神は、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)で、御利益は、開運必勝、試験合格、商売繁盛でした。





10時50分に、わら天神宮を出て、駐車場に向かいました。社務所で無料のサービスカードは貰っています。
くるっとパークわら天神宮第2で精算すると、10時39分~10時51分、200円をカードを入れ0円となりました。余裕で30分以内でしたね。ここからきぬがけの路に出て帰路に着きました。



















桂昌院(,お玉の方)は、西陣の八百屋の次女として生まれ名を“玉”と言いました。後に公家の二条家に出入りの本庄宗利の娘ととなり関白家の高司孝子に仕えていたが、やがて孝子が江戸幕府3代将軍・家光に入嫁する伴い江戸城に入り大奥で仕えていた所、春日局に認められ家光の側室となり、後に綱吉の生母となるわけです。晩年には従一位に叙さられ79歳で没しました。桂昌院は当時、西陣の産土の神を祀る今宮社が荒れ放題になっているのを嘆き、1694年(元禄7年)から社殿を造営するのを寄進。長らく途絶えていた“やすらい祭”も復活させました。従一位の高位まで上り詰めた事から「玉の輿」の言葉の起源ともいわれています。




時計を見ると・・・と言っても今日は時計を忘れていたので、スマホの時計を見ます。9時59分でした。門前のあぶり餅の店が開く時間になったので、急いで東門に戻ります。
このあと「あぶり餅 本家 根元 かざりや」に行ったわけです。そして、今宮神社の駐車場を出て、今宮門前通り南に下がると「今宮神社 南大鳥居」をくぐりました。最近、再建されて綺麗です。そのまま下がると北大路通りに出ます。真っ直ぐ行けば船岡山に行け、そこには建勲神社があって、この夏行きました。今宮門前交差点を右折し、北大路通りを西に進みます。ここは都大路の駅伝コースで毎年テレビ中継されています。次に西大路通りに出ると金閣寺前交差点を右折、きぬがけの路に出るわけで、それにしても金閣寺に向かう人の多いことか。ほぼ外国人観光客のようでした。きぬがけの路から廬山寺通りの交差点を左折し西大路通りに向かって車を走らせ、西大路通りの手前、鏡石通りを左折、そして最初の道路を右折し、直ぐの左手にわら天神宮の駐車場があって、そこに車を止めました。入庫時間は10時39分でした。何年か前にコインパーキングにされ、わら天神宮の社務所で30分以内なら無料で止めらるカードが貰えます。





ここの向かいに「社務所」があるので、「京都十六社朱印めぐり」の御朱印を少し並んでいただきました。このあと、参拝します。















くるっとパークわら天神宮第2で精算すると、10時39分~10時51分、200円をカードを入れ0円となりました。余裕で30分以内でしたね。ここからきぬがけの路に出て帰路に着きました。
この記事へのコメント
わら天神宮=敷地神社の方は、加賀にゆかりの神社ということで、随分前ですが訪れています。こちらの菅生石部神社から分祀したということで興味津々で参拝しましたが、美しく整備されていて本社より立派@@ただ、安産の神様ということで人気があると聞いて、場所が変われば、品変わると思ったものです^^;
今宮神社は広いので、全てお参りすると時間かかります。今宮神社からわら天神宮は、さほど遠くないので、いつもセットでお参りしています。
以前、姪が京都に来たとき、安産の御守りが欲しいと連れて行きました。京都では安産で有名ですが、東京でも知られていたとは・・・。