「月替り御朱印」を貰いに臨済宗妙心寺塔頭 桂春院へ
妙心寺 大雄院で、「新年干支 辰年の御朱印授与」に行き、待ち時間が40分くらいかかるようなことを受付で聞いたので、今日は朱印帳を二冊持参してました。一冊は大雄院に預けて、もう一冊は、大雄院のお隣の通常拝観されている妙心寺塔頭 桂春院に向かい「月替り御朱印」貰いに行くことにしました。
大雄院から近いので、9時57分「山門」前に着きました。
桂春院には、2023年(令和5年)11月20日に紅葉を見に来ています。月替わり御朱印は、2023年(令和5年)9月20日以来です。
拝観時間は9時からですが、いつも空いているので拝観受付所がある「庫裏」に向かいます。
受付で拝観料500円、月替わり御朱印600円、お抹茶500円を納めました。
時間があるので、お抹茶もお願いしました。いつもなら庭園を見てからいただきますが、今日は先に貰います。それで書院に座って待つことにしました。
暫く座って待ちました。この間、誰も来られ無かったので良かったです。
この書院の襖の奥には、隠れ茶室「既白庵(きはくあん)」があります。ずっと以前には通常拝観されてましたが、いつ頃からか非公開になっていました。最近では「平成28年 春の京都禅寺一斉拝観」で見られました。
書院の背後に隠れるようにして茶室があり、書院と茶室の間は二重襖によって仕切られ、また露地庭の蹲踞も土蔵の壁に接して、樹木等でさえぎられて目立たぬようになっています。これは昔、坐禅修行を第一義として宗風大いにふるった妙心寺で、詩歌、香道、能楽、茶道等の芸術味をたのしむことは邪道であるとし、これに耽けるものは入牢とまでの錠があったためなのです。
掛け軸は「語り尽くす山雲海月の情」と書いてあります。妙心寺塔頭 大珠院前住職と書いてあります。妙心寺に大珠院って聞いたことが無かったので調べると龍安寺境内でした。木像は「蘆葉達磨」と書いてありました。
10時7分頃に持って来られました。抹茶菓子は「栗尽」。栗のきんとん餡と京都産ほうじ茶羊羹の二層仕立て。一粒の持つ豊かな風味に贅をこらした逸品と案内には書いてありました。ここのはどの季節でも美味しいです😊。
このあと、ここの庭園を見ていきます。最初は坪庭の「清浄(しょうじょう)の庭」です。
茶室「既白庵(きはくあん)」の、その茶室に至る露地庭園の「侘の庭」です。小堀遠州の高弟と伝わる玉淵坊(ぎょくえんぼう)の作庭です。
次のお庭が「方丈(本堂)」の東側にある斜面を巧みに利用した「思惟の庭(しいのにわ)」です。こちらの左右の築山に十六羅漢石、中央の礎石を座禅石に見立てた庭園です。
最後の庭が「方丈(本堂)」南側にある「真如の庭」です。方丈内の襖絵は後にして、庭を降りることにしました。
スリッパを履いて庭に降りました。冬場でも苔は綺麗です。
庭に降りて「地蔵尊」まで来ました。もう少し先まで行きます。
「地蔵尊」の奥いある「庸軒好みの井戸」の手前まで行きました。それ以上は結界があるので行けません。江戸初期の茶匠である藤村庸軒のことでしょう。
井戸を見た後引き返します。地蔵損の前には「龍仙天空霊神」「和沙弁財天」と書かれた社があります。多分、鎮守社だと思います。
方丈南側の崖に躑躅の大刈り込みで覆われ、1㍍以上も低い平坦地に皐(サツキ)・霧島躑躅・馬酔木が植っています。このあと方丈に上がりました。
方丈に上がって、庭園前の床几で休憩しました。御朱印が20分ぐらいかかるので待っていた訳です。その間に2組ほど来られてました。そして拝観受付所まで行ってみると御朱印ができていたので受け取った次第です。
再び、「真如の庭」に戻って御朱印撮りました。
「日出乾坤輝(ひいでて けんこん かがやく)」と書いてあります。日出て乾坤輝く 太陽が昇り、その光に照らされて世界が輝く。太陽は如来の智慧と慈悲の光、すなわち仏光であり、これに照らされて全世界が輝く、という意の禅語です。
まだ時間があったので、ここで暫く座って庭を見てました。
10時35分に、少し早かったけど、ここを出て行きました。
そして、ここから大雄院に戻った訳です。
大雄院から近いので、9時57分「山門」前に着きました。
桂春院には、2023年(令和5年)11月20日に紅葉を見に来ています。月替わり御朱印は、2023年(令和5年)9月20日以来です。
拝観時間は9時からですが、いつも空いているので拝観受付所がある「庫裏」に向かいます。
受付で拝観料500円、月替わり御朱印600円、お抹茶500円を納めました。
時間があるので、お抹茶もお願いしました。いつもなら庭園を見てからいただきますが、今日は先に貰います。それで書院に座って待つことにしました。
暫く座って待ちました。この間、誰も来られ無かったので良かったです。
この書院の襖の奥には、隠れ茶室「既白庵(きはくあん)」があります。ずっと以前には通常拝観されてましたが、いつ頃からか非公開になっていました。最近では「平成28年 春の京都禅寺一斉拝観」で見られました。
書院の背後に隠れるようにして茶室があり、書院と茶室の間は二重襖によって仕切られ、また露地庭の蹲踞も土蔵の壁に接して、樹木等でさえぎられて目立たぬようになっています。これは昔、坐禅修行を第一義として宗風大いにふるった妙心寺で、詩歌、香道、能楽、茶道等の芸術味をたのしむことは邪道であるとし、これに耽けるものは入牢とまでの錠があったためなのです。
掛け軸は「語り尽くす山雲海月の情」と書いてあります。妙心寺塔頭 大珠院前住職と書いてあります。妙心寺に大珠院って聞いたことが無かったので調べると龍安寺境内でした。木像は「蘆葉達磨」と書いてありました。
10時7分頃に持って来られました。抹茶菓子は「栗尽」。栗のきんとん餡と京都産ほうじ茶羊羹の二層仕立て。一粒の持つ豊かな風味に贅をこらした逸品と案内には書いてありました。ここのはどの季節でも美味しいです😊。
このあと、ここの庭園を見ていきます。最初は坪庭の「清浄(しょうじょう)の庭」です。
茶室「既白庵(きはくあん)」の、その茶室に至る露地庭園の「侘の庭」です。小堀遠州の高弟と伝わる玉淵坊(ぎょくえんぼう)の作庭です。
次のお庭が「方丈(本堂)」の東側にある斜面を巧みに利用した「思惟の庭(しいのにわ)」です。こちらの左右の築山に十六羅漢石、中央の礎石を座禅石に見立てた庭園です。
最後の庭が「方丈(本堂)」南側にある「真如の庭」です。方丈内の襖絵は後にして、庭を降りることにしました。
スリッパを履いて庭に降りました。冬場でも苔は綺麗です。
庭に降りて「地蔵尊」まで来ました。もう少し先まで行きます。
「地蔵尊」の奥いある「庸軒好みの井戸」の手前まで行きました。それ以上は結界があるので行けません。江戸初期の茶匠である藤村庸軒のことでしょう。
井戸を見た後引き返します。地蔵損の前には「龍仙天空霊神」「和沙弁財天」と書かれた社があります。多分、鎮守社だと思います。
方丈南側の崖に躑躅の大刈り込みで覆われ、1㍍以上も低い平坦地に皐(サツキ)・霧島躑躅・馬酔木が植っています。このあと方丈に上がりました。
方丈に上がって、庭園前の床几で休憩しました。御朱印が20分ぐらいかかるので待っていた訳です。その間に2組ほど来られてました。そして拝観受付所まで行ってみると御朱印ができていたので受け取った次第です。
再び、「真如の庭」に戻って御朱印撮りました。
「日出乾坤輝(ひいでて けんこん かがやく)」と書いてあります。日出て乾坤輝く 太陽が昇り、その光に照らされて世界が輝く。太陽は如来の智慧と慈悲の光、すなわち仏光であり、これに照らされて全世界が輝く、という意の禅語です。
まだ時間があったので、ここで暫く座って庭を見てました。
10時35分に、少し早かったけど、ここを出て行きました。
そして、ここから大雄院に戻った訳です。
この記事へのコメント
桂春院は街中と思いますが、庭には素晴らしい苔が広がり、落ち着いた雰囲気ですね~。建屋の方は、真冬でも、戸を開け放しにするのでしょうか? 陽が差すと、のんびりと縁側で庭景色を堪能できますね。こちらの御朱印は元気が出ますね! (^^♪。
桂春院は、異なる4種類の庭が見られると、いつ来ても空いているのが良いです。最近の京都は、何処に行っても混雑しているので、もう辟易です。バスや電車も混んでるのでね。
こうして落ちついた雰囲気を有名寺院でも味わいたいものです。