有名シェフの創作中華 一之船入で昼食
1月24日(水)は、今季最強寒波の襲来で、朝は冷え込み最低気温が-1.3℃でした。ただ京都市内は雪は降ってません。京都地方気象台によると近畿地方の上空にはこの冬一番の強い寒気が流れ込み冬型の気圧配置が強まっていて、京都府では北部を中心に大雪になりました。京都府北部全域と南丹市、京丹波町に大雪警報が出され、20時の時点での積雪は、舞鶴市で46㌢、京丹後市峰山で40㌢、南丹市美山で28㌢となりました。京都市内は雪が舞いましたが、お昼前後から雪が降ったことで積雪は記録してません。なお、最高気温は3.8℃しか上がりませんでした。
そんな寒い日でしたが、どうしても行かないと行けない用事が妻にあって、予約したのが2ケ月前、そのついでにお昼のレストランも予約したんですが、こんなに寒くなるとは予想してなかったですね。ちょうど一年前に京都は大雪となり、JR京都線や琵琶湖線の電車が止まり、車内で10時間以上閉じ込められるということが起こった日です。
妻の用事が11時10分に終わる予定が、10時50分ぐらいに終わって、そこから予約しているレストランに行っても早すぎるので、何処で時間をつぶそうかなぁと思って歩いていたら・・・?。
久しぶりに高瀬川に来てみたら、舟が綺麗になってました。新しくされたようです。
ここは「一之船入」と言って史蹟に指定されています。理由は駒札に書いてありました。
ここに句碑がありました。「舟入の 灯影に明くる 春の雪」。京都俳句作家協会を創立された那須乙郎氏の句です。
ここには石標があります。「高瀬川一之船入」として国指定史跡となっています。
高瀬川の西方の堀割を一之船入といいます。高瀬川は1611年(慶長16年)の頃、角倉了以が開いた運河でここを通行する高瀬舟の荷物のあげおろしをする船溜所を船入といいました。角倉了以は保津峡の開発等数々の土木工事に成功しており、京都の中心部に物資を運びいれるためこの川を開いたもので、このあたりを起点として鴨川の水をとり入れ鴨川に平行して十条まで南下し、さらに鴨川を横断して伏見に通じていたようです。底が平たく舷側の高い高瀬舟が盛時には百数十艘が上下し、大阪などの物資を運び入れてました。木屋町筋には「木屋町」という町名の由来となった材木屋をはじめ多くの問屋が立ち並んで賑わい、船入はこの一之船入をはじめ二条~四条間に9箇所設けてありました。明治以後高瀬川は舟運の目的を失ったが、両岸に柳を植えた景観は京都の情緒の大きな要素となっています。一之船入は荷物の積み下ろしと船の方向転換の場所でもありました。
この日、予約しているレストランです。まだ開店前のため素通りします。そしたら、雪が吹雪いてきたこともあって、「ホテルオークラ京都」のロビーで待つことにさせて貰いました。
11時27分に、ホテルを出てたら、「桂小五郎像」があったので、撮ってみました。桂小五郎こと木戸孝允の「旧邸」が、この近くにありましたね。
冷たい風が吹き荒れるなか、11時29分に着きました。暖簾が出ているので開店されたようです。
この日も予約していたのは創作中華 一之船入です。ここのオーナーシェフである魏禧之(ぎ・よしゆき)さんが、NHK「ニュース630 京いちにち」のコーナーで「京の推しレシピ」に出演されているので行って見たかったこともありました。
入ると、向こうの方から名前を言って貰いました。そして靴を脱いでさっそく部屋を案内されました。
完全個室と聞いていたので一之船入が見えるお部屋でしたね、外は寒くて体が冷えました。
いつも生ビールをいただくところ、寒すぎて今日は飲み物は無しです。氷のないお水をいただきました。
この日、予約していたのは【魏コース】前菜の盛合せ・炒め物・肉料理など全6品でした。
最初は「前菜五種の盛り合わせ」。真ん中は「クラゲの酢の物」、その上「スペアリブ(骨付き)」、時計回りで「クルミの飴炊き」、「海老チリ」、「蒸し鶏の葱ソース、トマトのコンポート」、「クルミの飴炊き」、「サーモンのマリネ」。どれも大変美味しかったです。
次が、この店の看板料理「フカヒレの白湯醤油煮込み」です。大きいお鍋にアヒル五羽の親鳥を五羽、豚足を3㎏、鶏のモミジを3㎏、鶏ガラ、豚ガラ、キンカンを5㎏づつを水に入れ、10時間ほど煮込みと10分の1程度になり、それに醤油と昆布で味を調えるそうです。上にはチンゲンサイが、スープにはエノキとタケノコが入っています。味がくどいなぁと感じたら、添えてある赤酢を入れて食べました。初めて食べたましたが、こちらも大変美味しかったです。
次が「小エビとセロリの広東風炒め」でした。子持ち高菜、白マイタケ、グランマッシュルーム、小エビ、セロリが入ってました。酢豚風かなぁ。
「牛肉と百合根のブラックビーンズ風味」です。 スナップエンドウやパプリカと一緒に炒めてあり、下に敷いてあるのはワンタンを揚げたもので、割ってから混ぜていただました。
お食事の最後が「香港湯麺 ゆずの香り」でした。もっちりとした細麺が特徴の香港麺を使用した汁蕎麦です。
ふと、外を見ると吹雪いてました。強風で簾が舞い上がってました。外は猛烈に寒そうです。
食事の最後は「デザート」です。左から暖かいプリン、リンゴのコンポート、ティラミスでタピオカとブラックタピオが乗ってました。
ここは築90年の、当時の面影を残す京町屋です。個室ですが、外を歩かれる度に足音が響きました。1996年(平成8年)に町屋を改装改修され「創作中華 一之船入」をオープンされたようです。前途したとおりオーナーシェフの魏 禧之さんは、テレビに出演されており、食事の途中に挨拶に来られました。テレビで見たとおりの人でしたね😊。生まれ故郷の横浜中華街をはじめ、全国の有名中華店で修行を積み、中国特級調理士を取得した厨父(料理人)だそうです。
13時13分に、ここを出ました。料理はどれも大変美味しかったです。一つ難点を言うと、食事が出される時間が間延びしたことでしょうか。
次に、ここを出て東隣の店に行きます。ここではお持ち帰りができる店があるので行ってみます。そこはイチノフナイリ・ザ ショップでした。
東隣のため13時13分に着きました。
ここも一之船入を見ながら食事できるようですね。
家族の土産に「肉まん」を買いに来たわけです。冷凍になっていますが、帰るまで充分持ちました。外は冷蔵庫のような気候😊・・・最高気温は3.8℃しか上がらなかったから。
帰ってからいただいた「肉まん」です。コンビニの肉まんも美味しけど、こちらは格段に美味しかったです😊。
「あんまん」も買いました。こちらももちろん美味しかったです😊。
寒いので、ここから「ホテルオークラ京都」近くから「ゼスト御池」に降り、買い物をしてから「地下鉄市役所前」から太秦天神川駅に向かいました。この日は、太秦天神川にある右京区役所に寄ってから帰ります。
いつものことですが、太秦天神川駅の近くになると車内はガラガラになります。それより地上に上がってから驚きの光景が・・・?。
地下に居たから分からなかったことで、地上に上がると外は吹雪いてました。積もる心配はありませんが、風と雪が体に堪えます。直ぐに右京区役所に飛び込みました。
2月4日投票の京都市長選挙の期日前投票に来ました。当日に用事があるわけではありませんが、期日前投票も便利になったので、帰りに寄った次第です。
投票を終え、外を見ると、まだまだ凄く吹雪いています。バスの時間ギリギリまで、区役所内で休憩しバスを待つことにしました。いつもの日より、バス停で待ってる人は少なかったです。いつもは見える愛宕山も吹雪いて見えません。こんな日に外せない用事があるとは・・・寒さで震えながら帰りました😊。
そんな寒い日でしたが、どうしても行かないと行けない用事が妻にあって、予約したのが2ケ月前、そのついでにお昼のレストランも予約したんですが、こんなに寒くなるとは予想してなかったですね。ちょうど一年前に京都は大雪となり、JR京都線や琵琶湖線の電車が止まり、車内で10時間以上閉じ込められるということが起こった日です。
妻の用事が11時10分に終わる予定が、10時50分ぐらいに終わって、そこから予約しているレストランに行っても早すぎるので、何処で時間をつぶそうかなぁと思って歩いていたら・・・?。
久しぶりに高瀬川に来てみたら、舟が綺麗になってました。新しくされたようです。
ここは「一之船入」と言って史蹟に指定されています。理由は駒札に書いてありました。
ここに句碑がありました。「舟入の 灯影に明くる 春の雪」。京都俳句作家協会を創立された那須乙郎氏の句です。
ここには石標があります。「高瀬川一之船入」として国指定史跡となっています。
高瀬川の西方の堀割を一之船入といいます。高瀬川は1611年(慶長16年)の頃、角倉了以が開いた運河でここを通行する高瀬舟の荷物のあげおろしをする船溜所を船入といいました。角倉了以は保津峡の開発等数々の土木工事に成功しており、京都の中心部に物資を運びいれるためこの川を開いたもので、このあたりを起点として鴨川の水をとり入れ鴨川に平行して十条まで南下し、さらに鴨川を横断して伏見に通じていたようです。底が平たく舷側の高い高瀬舟が盛時には百数十艘が上下し、大阪などの物資を運び入れてました。木屋町筋には「木屋町」という町名の由来となった材木屋をはじめ多くの問屋が立ち並んで賑わい、船入はこの一之船入をはじめ二条~四条間に9箇所設けてありました。明治以後高瀬川は舟運の目的を失ったが、両岸に柳を植えた景観は京都の情緒の大きな要素となっています。一之船入は荷物の積み下ろしと船の方向転換の場所でもありました。
この日、予約しているレストランです。まだ開店前のため素通りします。そしたら、雪が吹雪いてきたこともあって、「ホテルオークラ京都」のロビーで待つことにさせて貰いました。
11時27分に、ホテルを出てたら、「桂小五郎像」があったので、撮ってみました。桂小五郎こと木戸孝允の「旧邸」が、この近くにありましたね。
冷たい風が吹き荒れるなか、11時29分に着きました。暖簾が出ているので開店されたようです。
この日も予約していたのは創作中華 一之船入です。ここのオーナーシェフである魏禧之(ぎ・よしゆき)さんが、NHK「ニュース630 京いちにち」のコーナーで「京の推しレシピ」に出演されているので行って見たかったこともありました。
入ると、向こうの方から名前を言って貰いました。そして靴を脱いでさっそく部屋を案内されました。
完全個室と聞いていたので一之船入が見えるお部屋でしたね、外は寒くて体が冷えました。
いつも生ビールをいただくところ、寒すぎて今日は飲み物は無しです。氷のないお水をいただきました。
この日、予約していたのは【魏コース】前菜の盛合せ・炒め物・肉料理など全6品でした。
最初は「前菜五種の盛り合わせ」。真ん中は「クラゲの酢の物」、その上「スペアリブ(骨付き)」、時計回りで「クルミの飴炊き」、「海老チリ」、「蒸し鶏の葱ソース、トマトのコンポート」、「クルミの飴炊き」、「サーモンのマリネ」。どれも大変美味しかったです。
次が、この店の看板料理「フカヒレの白湯醤油煮込み」です。大きいお鍋にアヒル五羽の親鳥を五羽、豚足を3㎏、鶏のモミジを3㎏、鶏ガラ、豚ガラ、キンカンを5㎏づつを水に入れ、10時間ほど煮込みと10分の1程度になり、それに醤油と昆布で味を調えるそうです。上にはチンゲンサイが、スープにはエノキとタケノコが入っています。味がくどいなぁと感じたら、添えてある赤酢を入れて食べました。初めて食べたましたが、こちらも大変美味しかったです。
次が「小エビとセロリの広東風炒め」でした。子持ち高菜、白マイタケ、グランマッシュルーム、小エビ、セロリが入ってました。酢豚風かなぁ。
「牛肉と百合根のブラックビーンズ風味」です。 スナップエンドウやパプリカと一緒に炒めてあり、下に敷いてあるのはワンタンを揚げたもので、割ってから混ぜていただました。
お食事の最後が「香港湯麺 ゆずの香り」でした。もっちりとした細麺が特徴の香港麺を使用した汁蕎麦です。
ふと、外を見ると吹雪いてました。強風で簾が舞い上がってました。外は猛烈に寒そうです。
食事の最後は「デザート」です。左から暖かいプリン、リンゴのコンポート、ティラミスでタピオカとブラックタピオが乗ってました。
ここは築90年の、当時の面影を残す京町屋です。個室ですが、外を歩かれる度に足音が響きました。1996年(平成8年)に町屋を改装改修され「創作中華 一之船入」をオープンされたようです。前途したとおりオーナーシェフの魏 禧之さんは、テレビに出演されており、食事の途中に挨拶に来られました。テレビで見たとおりの人でしたね😊。生まれ故郷の横浜中華街をはじめ、全国の有名中華店で修行を積み、中国特級調理士を取得した厨父(料理人)だそうです。
13時13分に、ここを出ました。料理はどれも大変美味しかったです。一つ難点を言うと、食事が出される時間が間延びしたことでしょうか。
次に、ここを出て東隣の店に行きます。ここではお持ち帰りができる店があるので行ってみます。そこはイチノフナイリ・ザ ショップでした。
東隣のため13時13分に着きました。
ここも一之船入を見ながら食事できるようですね。
家族の土産に「肉まん」を買いに来たわけです。冷凍になっていますが、帰るまで充分持ちました。外は冷蔵庫のような気候😊・・・最高気温は3.8℃しか上がらなかったから。
帰ってからいただいた「肉まん」です。コンビニの肉まんも美味しけど、こちらは格段に美味しかったです😊。
「あんまん」も買いました。こちらももちろん美味しかったです😊。
寒いので、ここから「ホテルオークラ京都」近くから「ゼスト御池」に降り、買い物をしてから「地下鉄市役所前」から太秦天神川駅に向かいました。この日は、太秦天神川にある右京区役所に寄ってから帰ります。
いつものことですが、太秦天神川駅の近くになると車内はガラガラになります。それより地上に上がってから驚きの光景が・・・?。
地下に居たから分からなかったことで、地上に上がると外は吹雪いてました。積もる心配はありませんが、風と雪が体に堪えます。直ぐに右京区役所に飛び込みました。
2月4日投票の京都市長選挙の期日前投票に来ました。当日に用事があるわけではありませんが、期日前投票も便利になったので、帰りに寄った次第です。
投票を終え、外を見ると、まだまだ凄く吹雪いています。バスの時間ギリギリまで、区役所内で休憩しバスを待つことにしました。いつもの日より、バス停で待ってる人は少なかったです。いつもは見える愛宕山も吹雪いて見えません。こんな日に外せない用事があるとは・・・寒さで震えながら帰りました😊。
この記事へのコメント
そのまんま京都になってしまいました^^;
伏見から京都の中心部へ陸路ではなく水路で物資を運搬していた高瀬川。
馬車で運んだ方が早くて便利なように思えますが、
この運河を利用した運搬が江戸時代の主流になったようです。
京都らしい風流さも広まった理由でしょうか。
見た目でも楽しめる高級京都料理です。
私は見た目で味を想像しながら、ゆっくりスクロール。
各料理に手間と時間がかかるので間延びするのは仕方ないですね。
肉まん、あんまんは味が想像できて、満足マンゾク^^)
京都らしいとは言え、吹雪が吹き荒れる寒い中お疲れさまでした。
神戸の北海道と言われる標高300mの北区に住んでいますが、
降雪も凍結もなく、平穏な日々を過ごしています^^)
神戸市北区ですか、私が入社したとうじの上司が神戸市北区から通われてました。久しぶりに聞いた地名で思い出した次第です。( ^_^)
この日は最強寒波の襲来で、凄く寒かったです。
用事が無かったら絶対に外出はしなかったでしょう。ただ、ここ最近の京都は雪が積もることがほぼありません。
温暖化の影響でしょう。