元離宮二条城 令和5年度冬期原画公開「松に囲まれ春を待つ ~〈黒書院〉三の間~ 」へ
昨年の2023年(令和5年)2月21日(火)に世界文化遺産 元離宮二条城の年間バスボートを購入しました。期限が2024年(令和6年)2月20日(火)までとなっているので、2月19日(月)に令和5年度 冬期「二条城障壁画 展示収蔵館」原画公開を見に来たのと、梅園の梅が見頃となっているかもと思い、この日に決めてたわけです。
2月13日(火)から季節外れの高温となって、京都では4月中頃の気温が続き、昨日も最高気温が17.8℃、最低気温は11.5℃もありました。これは5月の連休頃の気温でしたね。ただ天気が良かったのは昨日までで、この日は朝から雨降り、昼頃に止んで夕方から雨降りと出てました。ただ雨降りでも南風が吹いて気温は、高いままと出てましたが、年間バスボートの期限が明日で切れることもあって、当初からの予定していたとおり出掛けたわけです。家を出たときから雨は降ってました。ただ小雨でしたけど。
地下鉄東西線二条城前に着いて地上に出たら雨は止んでました。信号を渡って重要文化財に指定されている「南東隅櫓」を撮って受付へ。
開城は8時45分、重要文化財に指定されている「東大手門」の前を8時39分に通りました。
入城券は8時45分から販売されます。10名ぐらいでしょうか並ばれてました。私は年間バスボートを持っているので入城口で待ちます。ただ先頭で待たれていた外国人観光客はQRコードで入城券を買われていたもよう。並ばなくて良かったのにね。今日は8時44分に開城されました。
「東大手門」(重文)も8時44分にくぐりました。
8時45分に「唐門」(重文)前に着きました。
「唐門」(重文)をくぐって反対側から撮りました。まもなく後続も来られるでしょう。
国宝「二の丸御殿」です。今日も御殿には入りません。
8時46分に特別名勝「二の丸庭園」前に積ました。これから入ります。
こちらは外から見た「二の丸御殿」の大広間にあたります。大政奉還が表明されたのがここ「一の間」と「二の間」です。
冬場だけ薦を巻いた蘇鉄と、奥は「二の丸御殿」の黒書院にあたります。
冬枯れの「二の丸庭園」をゆっくり眺めて出て行きます。何度見ても、ここの庭園は綺麗で好きです。ここに来たら、ここは外せないです。
出て行く前に「二の丸御殿」の白書院を外から見て出て行きました。
二の丸を出たら次に本丸に入ります。
本丸に入るのに「東橋」を渡って「本丸櫓門」(重文)をくぐります。
1626年(寛永3年)頃の建築。本丸を防御する重要な門で、戦時には木橋を落して敵が渡れないようにし、さらに銅板で覆われた扉を閉めて火器に備えました。後水尾天皇行幸の際に天皇は2回天守に登られましたが、その時の木橋は2階橋で、天皇は二の丸御殿内から橋の2階の畳廊下を通って、地上を歩くことなく天守まで行かれました。その2階橋の一部は、1930(昭和5年)頃まで残っていましたが、その後解体され、部材の多くは土蔵で保管されています。再建が待たれますね😊。
この本丸櫓門は、帰りには通らないので振り返って撮っておきました。これから工事用の幕が取れた本丸御殿を見ていきます。
本丸庭園は1896年(明治29年)に明治天皇の指示により作られた庭園。天皇は右側に見える本丸御殿の最上階から指示を出され、それは植栽にまで及んだと言います。この場所には、かつて2つの建物が建てられていました。1626年(寛永3年)に江戸幕府3代将軍徳川家光が建てた本丸御殿と、それが焼失したあと、15代将軍徳川慶喜が建てた建物でした。徳川慶喜が建てた建物は1881年(明治14年)に取り壊され、1893年(明治26年)頃に京都御所の北東部にあった桂宮御殿の主要部分が移築されました。それが現在の本丸御殿です。移築時には、いったん庭が造られてましたが、明治天皇の指示により、直ぐに改造されたのが現在の本丸庭園です。
工事用の塀が取り払われ、「本丸御殿」の全景がようやく姿を表しましたね。長かった工事がようやく終わったようです。あとは公開が待たれます。
本丸御殿は、耐震性に問題があるため2007年(平成19年)から一般公開を休止され、2017年(平成29年)から保存修理工事をされてました。私も随分前に入ったきりで、内部の模様なんか忘れてますね。
本丸御殿は、京都御所にあった桂宮家の建物の主要部分を1894年(明治27年)に二条城本丸御殿跡へ移築されたもので、建物は、北から台所及び雁之間、玄関、御書院、御常御殿といった4つの建物で構成され、重要文化財に指定されています。
今は芝生は冬枯れですが、春先には緑に覆われて綺麗です。そして本丸の南西角にある「天守台」前に着きました。
本丸御殿が工事中のとき、比叡山は頭しか見えませんでした。今は比叡山や如意ヶ嶽の大文字もはっきり分かります。
東北の方向から東の方向を見ています。ここからは二の丸御殿が見えました。
天守台から南を見ると梅園が見えました。ここから見る限り見頃のようですね。後で行ってみます。
次に南西隅櫓エリアを見ています。重要文化財指定されている南西隅櫓は綺麗に見えました。
この天守台から愛宕山は見えません。こちらは北北東の方向で、これから行く「西橋」を見ています。
天守台を降りる前に、何気に「京都タワー」を見つけました。ズームで綺麗に捉えてます😊。
天守台を降りて、本丸西側から出て行くことにしました。
こちらは本丸御殿の大玄関の「車寄」が久々に姿を表しました。本丸御殿の拝観は、ここから入ったように記憶しています。
西橋を渡って、南に下がり「南西隅櫓エリア」まで来ました。ここでは昨年の6月9日(金)には「アジサイ」が咲き誇ってました。
この前に「梅林」があって、普段は入れませんが、この時期だけ入れます。
梅林の梅は見頃でした。普段このエリアは入れないので、このように天守台も綺麗に見ることができます。この時期だけですね。
内堀に面した紅枝垂れ梅も見頃でした。とくに開花状況を調べて来なかったけど、見頃で良かったです。
梅林内の梅の花を楽しめました。ここでは、この時間には空いていたのでね。ここには3人だけでした。
余談ですが、京都府立植物園の職員さんが、桜と梅の違いを解説していました。桜は、花が付いている緑の軸(花軸)が長く、花は下向きに咲きます。梅はその軸が無く、幹から直接花が咲くので目線の高さで花が見られると言われてました。大変良く分かりました😊。
梅林を出て、東に向いて歩いて行くと、カモの集団を目撃しました。何してたんだろう。
「南仕切門」(重文)をくぐります。1626年(寛永3年)頃の建築。本丸への通路を塞ぐ防御上重要な門です。
次に本丸内堀を北に進みますが、その前に「桃山門」(重文)をくぐりました。この門は本丸櫓門への通路を塞いでいます。
内堀の東側を北に向かうと次に「鳴子門」(重文)があります。南の桃山門と対になっており、本丸を防御する重要な門です。
昭和に作庭された芝生の綺麗な「清流園」ですが、今日は素通りします。芝生も今は冬枯れしてるので。
こちらのソメイヨシノが京都地方気象台の標準木です。今年は暖冬のため、開花が早そうな気がします。
9時26分に「展示収蔵庫」に入りました。ここは別途100円要りますが、年間バスボートを持っているとフリーで入れます😊。
令和5年12月21日(木)~令和6年2月21日(水)の60日に期間で、令和5年度冬期原画公開「松に囲まれ春を待つ ~〈黒書院〉三の間~」の開催中でした。
9時37分に、ここを出ました。随分汗をかいたので、ゆっくり見事な襖絵を観賞させて貰いました。
ここを出て、地下鉄東西線二条城前に行き、帰路に着きました。やっぱり城は広いので、見学するのに時間かかります。
次の電車が来るまで時間があったので、地下鉄東西線二条城前駅を撮りました。京都市営地下鉄の乗降客数ランキングでは、二条城前駅は全31駅がありますが、30位ということです。下から2番目、そういえばここはいつも空いてますね😊。
明日で年間バスボートの期限が切れます。また、2月下旬か3月上旬に行き、年間バスボートを購入したいと思います。京都市民限定は有難いです。
2月13日(火)から季節外れの高温となって、京都では4月中頃の気温が続き、昨日も最高気温が17.8℃、最低気温は11.5℃もありました。これは5月の連休頃の気温でしたね。ただ天気が良かったのは昨日までで、この日は朝から雨降り、昼頃に止んで夕方から雨降りと出てました。ただ雨降りでも南風が吹いて気温は、高いままと出てましたが、年間バスボートの期限が明日で切れることもあって、当初からの予定していたとおり出掛けたわけです。家を出たときから雨は降ってました。ただ小雨でしたけど。
地下鉄東西線二条城前に着いて地上に出たら雨は止んでました。信号を渡って重要文化財に指定されている「南東隅櫓」を撮って受付へ。
開城は8時45分、重要文化財に指定されている「東大手門」の前を8時39分に通りました。
入城券は8時45分から販売されます。10名ぐらいでしょうか並ばれてました。私は年間バスボートを持っているので入城口で待ちます。ただ先頭で待たれていた外国人観光客はQRコードで入城券を買われていたもよう。並ばなくて良かったのにね。今日は8時44分に開城されました。
「東大手門」(重文)も8時44分にくぐりました。
8時45分に「唐門」(重文)前に着きました。
「唐門」(重文)をくぐって反対側から撮りました。まもなく後続も来られるでしょう。
国宝「二の丸御殿」です。今日も御殿には入りません。
8時46分に特別名勝「二の丸庭園」前に積ました。これから入ります。
こちらは外から見た「二の丸御殿」の大広間にあたります。大政奉還が表明されたのがここ「一の間」と「二の間」です。
冬場だけ薦を巻いた蘇鉄と、奥は「二の丸御殿」の黒書院にあたります。
冬枯れの「二の丸庭園」をゆっくり眺めて出て行きます。何度見ても、ここの庭園は綺麗で好きです。ここに来たら、ここは外せないです。
出て行く前に「二の丸御殿」の白書院を外から見て出て行きました。
二の丸を出たら次に本丸に入ります。
本丸に入るのに「東橋」を渡って「本丸櫓門」(重文)をくぐります。
1626年(寛永3年)頃の建築。本丸を防御する重要な門で、戦時には木橋を落して敵が渡れないようにし、さらに銅板で覆われた扉を閉めて火器に備えました。後水尾天皇行幸の際に天皇は2回天守に登られましたが、その時の木橋は2階橋で、天皇は二の丸御殿内から橋の2階の畳廊下を通って、地上を歩くことなく天守まで行かれました。その2階橋の一部は、1930(昭和5年)頃まで残っていましたが、その後解体され、部材の多くは土蔵で保管されています。再建が待たれますね😊。
この本丸櫓門は、帰りには通らないので振り返って撮っておきました。これから工事用の幕が取れた本丸御殿を見ていきます。
本丸庭園は1896年(明治29年)に明治天皇の指示により作られた庭園。天皇は右側に見える本丸御殿の最上階から指示を出され、それは植栽にまで及んだと言います。この場所には、かつて2つの建物が建てられていました。1626年(寛永3年)に江戸幕府3代将軍徳川家光が建てた本丸御殿と、それが焼失したあと、15代将軍徳川慶喜が建てた建物でした。徳川慶喜が建てた建物は1881年(明治14年)に取り壊され、1893年(明治26年)頃に京都御所の北東部にあった桂宮御殿の主要部分が移築されました。それが現在の本丸御殿です。移築時には、いったん庭が造られてましたが、明治天皇の指示により、直ぐに改造されたのが現在の本丸庭園です。
工事用の塀が取り払われ、「本丸御殿」の全景がようやく姿を表しましたね。長かった工事がようやく終わったようです。あとは公開が待たれます。
本丸御殿は、耐震性に問題があるため2007年(平成19年)から一般公開を休止され、2017年(平成29年)から保存修理工事をされてました。私も随分前に入ったきりで、内部の模様なんか忘れてますね。
本丸御殿は、京都御所にあった桂宮家の建物の主要部分を1894年(明治27年)に二条城本丸御殿跡へ移築されたもので、建物は、北から台所及び雁之間、玄関、御書院、御常御殿といった4つの建物で構成され、重要文化財に指定されています。
今は芝生は冬枯れですが、春先には緑に覆われて綺麗です。そして本丸の南西角にある「天守台」前に着きました。
本丸御殿が工事中のとき、比叡山は頭しか見えませんでした。今は比叡山や如意ヶ嶽の大文字もはっきり分かります。
東北の方向から東の方向を見ています。ここからは二の丸御殿が見えました。
天守台から南を見ると梅園が見えました。ここから見る限り見頃のようですね。後で行ってみます。
次に南西隅櫓エリアを見ています。重要文化財指定されている南西隅櫓は綺麗に見えました。
この天守台から愛宕山は見えません。こちらは北北東の方向で、これから行く「西橋」を見ています。
天守台を降りる前に、何気に「京都タワー」を見つけました。ズームで綺麗に捉えてます😊。
天守台を降りて、本丸西側から出て行くことにしました。
こちらは本丸御殿の大玄関の「車寄」が久々に姿を表しました。本丸御殿の拝観は、ここから入ったように記憶しています。
西橋を渡って、南に下がり「南西隅櫓エリア」まで来ました。ここでは昨年の6月9日(金)には「アジサイ」が咲き誇ってました。
この前に「梅林」があって、普段は入れませんが、この時期だけ入れます。
梅林の梅は見頃でした。普段このエリアは入れないので、このように天守台も綺麗に見ることができます。この時期だけですね。
内堀に面した紅枝垂れ梅も見頃でした。とくに開花状況を調べて来なかったけど、見頃で良かったです。
梅林内の梅の花を楽しめました。ここでは、この時間には空いていたのでね。ここには3人だけでした。
余談ですが、京都府立植物園の職員さんが、桜と梅の違いを解説していました。桜は、花が付いている緑の軸(花軸)が長く、花は下向きに咲きます。梅はその軸が無く、幹から直接花が咲くので目線の高さで花が見られると言われてました。大変良く分かりました😊。
梅林を出て、東に向いて歩いて行くと、カモの集団を目撃しました。何してたんだろう。
「南仕切門」(重文)をくぐります。1626年(寛永3年)頃の建築。本丸への通路を塞ぐ防御上重要な門です。
次に本丸内堀を北に進みますが、その前に「桃山門」(重文)をくぐりました。この門は本丸櫓門への通路を塞いでいます。
内堀の東側を北に向かうと次に「鳴子門」(重文)があります。南の桃山門と対になっており、本丸を防御する重要な門です。
昭和に作庭された芝生の綺麗な「清流園」ですが、今日は素通りします。芝生も今は冬枯れしてるので。
こちらのソメイヨシノが京都地方気象台の標準木です。今年は暖冬のため、開花が早そうな気がします。
9時26分に「展示収蔵庫」に入りました。ここは別途100円要りますが、年間バスボートを持っているとフリーで入れます😊。
令和5年12月21日(木)~令和6年2月21日(水)の60日に期間で、令和5年度冬期原画公開「松に囲まれ春を待つ ~〈黒書院〉三の間~」の開催中でした。
9時37分に、ここを出ました。随分汗をかいたので、ゆっくり見事な襖絵を観賞させて貰いました。
ここを出て、地下鉄東西線二条城前に行き、帰路に着きました。やっぱり城は広いので、見学するのに時間かかります。
次の電車が来るまで時間があったので、地下鉄東西線二条城前駅を撮りました。京都市営地下鉄の乗降客数ランキングでは、二条城前駅は全31駅がありますが、30位ということです。下から2番目、そういえばここはいつも空いてますね😊。
明日で年間バスボートの期限が切れます。また、2月下旬か3月上旬に行き、年間バスボートを購入したいと思います。京都市民限定は有難いです。
この記事へのコメント
壮大な建築群に広大な庭園はもちろん魅力的ですがそれだけではない。
この時期は梅園の綺麗ですね。
そこから天守台を眺めるのもなかなか機会があります。
規模と格式を備えた堂々たる城であったことが分かります。
年間パスポートなんていいですね。
羨ましいです。私も何年かぶりで訪れたいです。
それは素晴らしい。しかも京都市民限定とは…。
障壁画の特別公開があるような場合は、
利用するいいチャンスですね。私も神代植物公園の
年間パスポートを持ってますが、珍しい花が
咲いてないか、いつも情報をチェックしてます。
今回は普段入れない梅園の梅も見学出来て、
とてもよかったんじゃ無いでしょうか。
この梅の花が咲く時期だけ、梅林エリアが開放され、天守台も見ることができます。
たまたま、見頃の梅の花が見られて良かったです。
元離宮二条城も桜の開花が、昨年より遅れています。ただ、平年よりは早いみたいですが、今度は桜を見に行くつもり、年間バスボートがあるから。( ^_^)
世界遺産 二条城の年間バスボートは、京都市民限定なんですね。
購入するとき、住所確認されます。
二条城では、四季折々の花が楽しめるし、障壁画の原画公開もあるので、お得です。( ^_^)
桜、アジサイ、紅葉は外せないです。