青モミジやツツジが美しい宝筐院へ
4月23日(火)は、日付が変わった頃に降り出した雨が、9時頃には止むとの予報が出てました。この日と明日は、家の用事があるので、そちらを優先します。ただ、23日(火)は、2時間程度空きが出てるので、暇つぶしにいろいろ考えました。嵐山を中心に考えてましたが、雨が止みません。予報を見直しと、午前中まで雨が止まないようになってました。そこで、所用先から向かったのが、京都では紅葉の名所で知られる宝筐院に行きました。
桜も散って、藤や躑躅が咲く頃になると、朝の気温も下がらなくなりました。この日の最低気温は15.8℃、ただ雨が降っていたので、少し蒸し暑さを感じながら宝筐院に着く頃には、かなり汗をかきました。この日はゴミの収集日のようで、「山門」前にゴミが置いてあったので、帰りに山門を撮ることにして、拝観受付所前にある券売機に500円を入れます。それを寺の方に見せると庭園の入口が開き入れるわけ。このとき9時13分、多分誰も居ないと思います。紅葉の時期以外、ここは空いているから😊。
最初に見る光景が、これです。青モミジが綺麗です。ただ、紅葉はもっと綺麗ですね😊。
宝筐院には何度か来てます。最近では2022年(令和4年)6月9日、2022年(令和4年)11月21日に来てました。青モミジを見るのも2年振りです。
見たところ誰も居ないので、雨も降り続いていることもあって「本堂」に上がります。
「本堂」周りの青モミジが美しいです。暫く座って見てました。
「本堂」内には、楠木正行の菩提を弔う寺として再興された時、古仏の木造十一面千手観世音菩薩立像を迎え本尊とされました。
ご本尊の左には「楠木正行像」も安置さています。
後で本堂周りを散策しますが、ここにも枝垂れ桜があるようです。また春にでも再訪するかも・・・です。
まだ雨は降り続いてますが、本堂を出て庭園内を散策します。もちろん傘を差して・・・。
この宝筐院に来たら、必ず寄る所があります。それが「楠木正行の首塚」と、もう一つ・・・?。
この墓所の前には、楠木家の家紋の『菊水の紋(右)』と、足利家の家紋『二つ引両(左)』を目にします。
南北朝時代敵味方に分かれた楠木正行と足利義詮の墓が仲良く並んでいるのは不思議な光景です。「楠木正行の首塚」(右)で、「足利義詮の墓所」(左)と伝わります。
墓所の横には1891年(明治24年の建立の「欽忠碑」が建っています。京都府知事の北垣国道が正行の遺跡が人知れず埋もれていることを惜しみ、これを世に知らせるために首塚の由来を記してた撰文です。
墓所の北側には楠木正行の辞世の句が書かれた歌碑があります。「かえらじと かねておもへば梓弓 なき数に入る 名をぞ 止(とど)むる」と書いてあります。
この墓所を出て、次に庭園内を散策します。
散策して直ぐに「山吹」を見ました。雨に打たれて元気ありませんが・・・😊。
苑路の奥まで進むと、左手に「瀧組石」があります。ただ水は流れてません。
松尾大社の山吹は見頃過ぎましたが、ここの「山吹」は、まだまだ綺麗です。
雨の中、苑路を回って「本堂」裏まで戻って来たわけです。
この辺りまで来ると「ツツジ(躑躅)」が、今が見頃で綺麗に咲いてました。紅葉の名所ですが、桜もツツジもあることを知ることに😊。
本堂横の枯山水庭園にも「ツツジ(躑躅)」が綺麗に咲いてました。雨降りが残念でしたが・・・😒。
ここで、再び本堂裏に回りました。理由は・・・?。
詳細は、最後に述べますが、こちらが非公開の茶室「丹照庵」です。表千家の久田家「半床庵」の写しだそうです。
以前、客殿と思っていた「書院」です。こちらも非公開ですが、後程述べます。
本堂に戻って、次に違う苑路を通って、ここを出て行きます。
先程の墓所の前から違う苑路に入ります。この苑路は宝筐院では、もっとも南側にあたります。
雨が止まないので、この苑路を見たら出て行きます。スマホのレンズも濡れてしまいました。
最後に「式台玄関」を撮って出て行きました。すると驚くことが・・・?。
庭園を出ると、拝観受付所の券売機の前に、外国人観光客が数組居ました。先般の愛宕念仏寺同様に、こんな所まで来られるですね。
令和6年度「春期京都非公開文化財特別公開」では宝筐院が特別公開されます。期間は、4月27日(土)から5月12日(日)まで、拝観料は1000円。今回の特別公開では、書院が初公開されます。美濃焼の発展に尽くした岐阜県多治見市の豪商・西浦家の庭園にあった離れを1917年(大正6年)に移築したものです。1880年(明治13年)には第122代天皇の明治天皇が滞在したこともあるそうです。8面の襖絵は、江戸時代後期の画家、谷文晁(ぶんちょう)の孫である、谷文中によって描かれた「四季花鳥図」です。季節ごとの草花や鳥などが鮮やかに表現されているようです。このほか、茶室「丹照庵」も初公開されます。茶室「丹照庵」は、表千家の久田家「半床庵」の写しだそうです。
この特別公開は、多分行きます。この協会が主催する特別公開は、撮影禁止が多いので、事前に茶室や書院の位置を確認しに来ました😊。拝観料が高いので、そんなに行けませんが、ここともう一つぐらいは回るつもりでいます。
桜も散って、藤や躑躅が咲く頃になると、朝の気温も下がらなくなりました。この日の最低気温は15.8℃、ただ雨が降っていたので、少し蒸し暑さを感じながら宝筐院に着く頃には、かなり汗をかきました。この日はゴミの収集日のようで、「山門」前にゴミが置いてあったので、帰りに山門を撮ることにして、拝観受付所前にある券売機に500円を入れます。それを寺の方に見せると庭園の入口が開き入れるわけ。このとき9時13分、多分誰も居ないと思います。紅葉の時期以外、ここは空いているから😊。
最初に見る光景が、これです。青モミジが綺麗です。ただ、紅葉はもっと綺麗ですね😊。
宝筐院には何度か来てます。最近では2022年(令和4年)6月9日、2022年(令和4年)11月21日に来てました。青モミジを見るのも2年振りです。
見たところ誰も居ないので、雨も降り続いていることもあって「本堂」に上がります。
「本堂」周りの青モミジが美しいです。暫く座って見てました。
「本堂」内には、楠木正行の菩提を弔う寺として再興された時、古仏の木造十一面千手観世音菩薩立像を迎え本尊とされました。
ご本尊の左には「楠木正行像」も安置さています。
後で本堂周りを散策しますが、ここにも枝垂れ桜があるようです。また春にでも再訪するかも・・・です。
まだ雨は降り続いてますが、本堂を出て庭園内を散策します。もちろん傘を差して・・・。
この宝筐院に来たら、必ず寄る所があります。それが「楠木正行の首塚」と、もう一つ・・・?。
この墓所の前には、楠木家の家紋の『菊水の紋(右)』と、足利家の家紋『二つ引両(左)』を目にします。
南北朝時代敵味方に分かれた楠木正行と足利義詮の墓が仲良く並んでいるのは不思議な光景です。「楠木正行の首塚」(右)で、「足利義詮の墓所」(左)と伝わります。
墓所の横には1891年(明治24年の建立の「欽忠碑」が建っています。京都府知事の北垣国道が正行の遺跡が人知れず埋もれていることを惜しみ、これを世に知らせるために首塚の由来を記してた撰文です。
墓所の北側には楠木正行の辞世の句が書かれた歌碑があります。「かえらじと かねておもへば梓弓 なき数に入る 名をぞ 止(とど)むる」と書いてあります。
この墓所を出て、次に庭園内を散策します。
散策して直ぐに「山吹」を見ました。雨に打たれて元気ありませんが・・・😊。
苑路の奥まで進むと、左手に「瀧組石」があります。ただ水は流れてません。
松尾大社の山吹は見頃過ぎましたが、ここの「山吹」は、まだまだ綺麗です。
雨の中、苑路を回って「本堂」裏まで戻って来たわけです。
この辺りまで来ると「ツツジ(躑躅)」が、今が見頃で綺麗に咲いてました。紅葉の名所ですが、桜もツツジもあることを知ることに😊。
本堂横の枯山水庭園にも「ツツジ(躑躅)」が綺麗に咲いてました。雨降りが残念でしたが・・・😒。
ここで、再び本堂裏に回りました。理由は・・・?。
詳細は、最後に述べますが、こちらが非公開の茶室「丹照庵」です。表千家の久田家「半床庵」の写しだそうです。
以前、客殿と思っていた「書院」です。こちらも非公開ですが、後程述べます。
本堂に戻って、次に違う苑路を通って、ここを出て行きます。
先程の墓所の前から違う苑路に入ります。この苑路は宝筐院では、もっとも南側にあたります。
雨が止まないので、この苑路を見たら出て行きます。スマホのレンズも濡れてしまいました。
最後に「式台玄関」を撮って出て行きました。すると驚くことが・・・?。
庭園を出ると、拝観受付所の券売機の前に、外国人観光客が数組居ました。先般の愛宕念仏寺同様に、こんな所まで来られるですね。
令和6年度「春期京都非公開文化財特別公開」では宝筐院が特別公開されます。期間は、4月27日(土)から5月12日(日)まで、拝観料は1000円。今回の特別公開では、書院が初公開されます。美濃焼の発展に尽くした岐阜県多治見市の豪商・西浦家の庭園にあった離れを1917年(大正6年)に移築したものです。1880年(明治13年)には第122代天皇の明治天皇が滞在したこともあるそうです。8面の襖絵は、江戸時代後期の画家、谷文晁(ぶんちょう)の孫である、谷文中によって描かれた「四季花鳥図」です。季節ごとの草花や鳥などが鮮やかに表現されているようです。このほか、茶室「丹照庵」も初公開されます。茶室「丹照庵」は、表千家の久田家「半床庵」の写しだそうです。
この特別公開は、多分行きます。この協会が主催する特別公開は、撮影禁止が多いので、事前に茶室や書院の位置を確認しに来ました😊。拝観料が高いので、そんなに行けませんが、ここともう一つぐらいは回るつもりでいます。
この記事へのコメント
しっとりした趣にあふれています。木製の室内からのぞく青モミジの美しさ。
色のコントラストには本当に惚れ惚れします。とても芸術的です。
新緑に包まれたツツジやヤマブキも魅力的です。
一方で、楠木正行と足利義詮の墓が並ぶ様子も歴史の不思議ですね。
後の時代の思惑があったのではないでしょうか。
雨に濡れた新緑も綺麗でした。この宝筐院を訪れたのは、まもなく始まる特別公開のためです。
特別公開で初公開される茶室や書院が、どの辺りか確認しにきたわけです。
それと、所用の空き時間もあったから。( ^_^)
宝筐院は、秋の紅葉が本当に綺麗で、紅葉時には開門前の行列は必至です。