臨済宗 大本山 建仁寺塔頭 両足院「初夏の半夏生の庭園特別拝観 人数限定拝観」へ
臨済宗 大本山 建仁寺塔頭 両足院では通常非公開ですが、毎年6月下旬から夏にかけて「書院前庭」の湖畔の半夏生が白く化粧をしたように美しい庭へと変化します。この時期には「初夏の半夏生の庭園特別拝観」と題して特別公開をされます。今年は、以下の日程でした。
公開日時は、6月1日(土)~7月14日(日)まで、拝観時間が12時00分~16時00分まで。拝観料が1000円で、本堂参拝と書院拝観で、「半夏生の庭」は大書院からの見学となり、庭に降りることはできません。
そこで、今年から「人数限定拝観」を実施されました。この回を申込みすると庭園内を散策ですます。ただし、各回15名限定、拝観時間が9時00分~9時45分、10時00分~10時45分、11時00分~11時45分で、拝観料は2000円。WEBから事前予約制となり、私は、6月27日(木)の9時00分~9時45分の枠を予約してました。
2013年(平成25年)12月末まで、四条京阪まで京都バスで通ってましたが、今は、その京都バスも運転手不足などが理由で、廃止となりました。それで、2022年(令和4年)6月22日と同じルート・・・嵐電から四条大宮で阪急に乗り換えました。乗り慣れた阪急大宮駅で、初めて5番出口を利用しました。これは便利ですね、降りると、そこは河原町行きホームでした。ホームに入ると直ぐに電車が来たので乗りました。嵐電が四条大宮に着いたので8時15分、阪急大宮駅の電車に乗ったのが8時18分発、乗り換え3分でした。ただ大阪梅田行きは、この5番出口は利用できません・・・と言うか遠回りになります。
地上に出て木屋町通りを南下、そして鴨川を団栗橋で渡ります。その団栗橋の途中で撮った写真です。鴨川沿いの床、朝から営業されている店がありました。
団栗通りをそのまま東に進み、大和大路通りを南下し、建仁寺の「西門」から境内に入りました。
10時以降は拝観ルートになるので、西門から真っ直ぐ東に進めませんが、まだ8時48分です。真っ直ぐ進んでそして「庫裏」の前に出ました。
8時51分に建仁寺塔頭 両足院に着きました。
入ると左手に「毘沙門堂」があるので、先に参拝は済ませました。2014年(平成26年)1月に「第48回 京の冬の旅」では、ご本尊の毘沙門天像を見せて貰いました。黒田官兵衛の嫡男・黒田長政が関ヶ原合戦いで内兜に納めていた、開運勝利の守護神です。
このあと「授与所」に行き、受付を済ませました。全員が揃ってから案内するとのことで待ってましたが、あと2組が9時になっても来られ無いので、先に堂内から上がりました。簡単な案内が終わったら、あとは9時45分まで自由です。
「大書院」から見る、「半夏生の庭」です。まだ、誰も庭に降りてないので先に撮っておきました。また、ここには戻って来ます。
12時からの拝観は、庭に降りることができないので、ここから見るだけです。次に庭用のスリッパに履き替え、庭を散策します。
庭に降りるのは「方丈」からです。ここには仏間があって、ご本尊も祀られていますが、後程にします。
ここから二通りの拝観ルートがあります。この苔の綺麗な「方丈前庭」から奥を通って庭全体を見てみるか、方丈の前を通って半夏生の庭に出るかです。私は後者を選びました。
この門をくぐると「半夏生の庭」に出ます。その門の手前から白く化粧をした半夏生を見られました。
そして門をくぐりました。先ずは門をくぐった右手に進みます。想像していた以上に半夏生が綺麗です。
最初、9時なる前に係の方より、「今見頃ですが若干盛りは過ぎてるかなぁ」と聞いてました。確かにそうかも知れませんが、これでも充分です。
15名限定とありましたが、多分、この回は15名も居なかったと思います。ただ、まだ空いている間に半夏生を撮って行きました。
書院の前を通って、茶室の前まで行きます。その前に、この石橋を渡りました。
私もそうですが、皆さん思い思いの所に行って写真撮られてました。15名限定ですので、人の映り込みは気にならないですね。
次に茶室「水月亭」の内部の見学です。上がることはできませんが躙り口が開いているので見られました。織田有楽斎好みの如庵(国宝)の写しとして大村家より1910年(明治43年)に建てられました。
茶室「水月亭」前の蹲踞です。そこから池の前まで行き半夏生を見ました。
お隣が茶室「臨池亭」でしたが閉まってました。大村梅軒好みの茶室で、高台寺にあった大村家の別荘の茶室を1926年(昭和元年)に移築されたものです。2013年(平成25年)6月27日には、ここでお菓子をいただきました。
ここから庭園の奥に行きます。少し登って行くことになります。
少しだけ登ると、正面に「大書院」があって手前の「半夏生の庭」の全景が見えました。
少しだけズームにしてみました。半夏生は、開花の頃、周りの葉っぱが緑から白く色が変化し、水芭蕉の花が咲いたようになります。
裏手を進むと「十三重石塔」がありました。この由来については分かりません。
奥には墓地があって、その階段を降りて来ると「方丈」に出て来ました。まだ9時45分には時間が余っているので、もう一度庭園を巡ります。
この時間になると、皆さん庭園に降りて来られてます。「大書院」には誰も居ませんね😊。
再び方丈前まで戻り、次に「唐門」の奥も見てみます。
唐門から「高麗門(大門)」までの参道です。今は、非公開ですが、以前の拝観はここから出入りしてました。
「高麗門(大門)」が開扉するのは、開山忌や大施餓鬼法要または、文化的催しなど年内で回数限られているのであまり鑑賞されることはないそうです。
この「唐門」は、墓参に続く参道にあって、墓参の方はここをくぐられます。
「方丈」に上がり、仏間にご本尊にお参りしました。ご本尊は阿弥陀如来像が安置されてました。
この時、9時24分でしたが、僧侶の方が盆栽に水やりを、そして掛け軸を掛けられました。このあと直ぐに写真を撮らさせて貰いました。
最後に「大書院」に入って、汗を拭いました。そして水分の補給です。この日の最低気温は21.1℃と比較的涼しいかったけど、湿度が高くてバテました😮。
行きも見てましたがスルーしたので、帰りに寄りました。「閼伽井庭」といい、方丈と庫裡の中庭にあって、閼伽(仏膳に供える水)を汲む井戸とその水を受ける水鉢がこの庭の象徴です。
この時期にいただける限定切り絵御朱印です。この日は売り切れてて、後日WEBで購入しました😊。
9時30分頃に出ていくときに、思わぬことが・・・?。MBS毎日放送の河田直也アナウンサーが居ました。聞くと6月24日(月)から7月12日(金)の3週間期間限定で「よんチャンTV モーニング in THE TIME」を放送されるようです。チラシも貰って、「総額100万円!朝もお昼もプレゼント」と書いてあったので、さっそく28日(金)から見てみました😊。この日の事は、来週の7月1日(月)か2日(火)に放送とのこと、見てます😊。写真も快く撮らせて貰いましたね、ご本人のご了解をいただいてないのでアップしませんが。
いただいたティッシュです。このなかにチラシが入ってました。 追記、この時の模様は、7月5日(金)の朝に放送されました😊。
建仁寺塔頭 両足院を出て四条京阪まで行きました。信号を渡ると直ぐに京都市バスが来たので乗りました。この日の11号系統は空いてました。ただ、バスが嵐山に着いたとき、運転手さんが「この先の中辻通りが混雑してて大型バスの離合が難しい状況です。急ぎの方はここで降りられた方か良いです」と。確かに前方か詰まっているように思えたので、私は降りました。暑いのに、こんな所で降ろされて、踏んだり蹴ったりです。でも、良い運動になったなぁ・・と思う事にしました。
公開日時は、6月1日(土)~7月14日(日)まで、拝観時間が12時00分~16時00分まで。拝観料が1000円で、本堂参拝と書院拝観で、「半夏生の庭」は大書院からの見学となり、庭に降りることはできません。
そこで、今年から「人数限定拝観」を実施されました。この回を申込みすると庭園内を散策ですます。ただし、各回15名限定、拝観時間が9時00分~9時45分、10時00分~10時45分、11時00分~11時45分で、拝観料は2000円。WEBから事前予約制となり、私は、6月27日(木)の9時00分~9時45分の枠を予約してました。
2013年(平成25年)12月末まで、四条京阪まで京都バスで通ってましたが、今は、その京都バスも運転手不足などが理由で、廃止となりました。それで、2022年(令和4年)6月22日と同じルート・・・嵐電から四条大宮で阪急に乗り換えました。乗り慣れた阪急大宮駅で、初めて5番出口を利用しました。これは便利ですね、降りると、そこは河原町行きホームでした。ホームに入ると直ぐに電車が来たので乗りました。嵐電が四条大宮に着いたので8時15分、阪急大宮駅の電車に乗ったのが8時18分発、乗り換え3分でした。ただ大阪梅田行きは、この5番出口は利用できません・・・と言うか遠回りになります。
地上に出て木屋町通りを南下、そして鴨川を団栗橋で渡ります。その団栗橋の途中で撮った写真です。鴨川沿いの床、朝から営業されている店がありました。
団栗通りをそのまま東に進み、大和大路通りを南下し、建仁寺の「西門」から境内に入りました。
10時以降は拝観ルートになるので、西門から真っ直ぐ東に進めませんが、まだ8時48分です。真っ直ぐ進んでそして「庫裏」の前に出ました。
8時51分に建仁寺塔頭 両足院に着きました。
入ると左手に「毘沙門堂」があるので、先に参拝は済ませました。2014年(平成26年)1月に「第48回 京の冬の旅」では、ご本尊の毘沙門天像を見せて貰いました。黒田官兵衛の嫡男・黒田長政が関ヶ原合戦いで内兜に納めていた、開運勝利の守護神です。
このあと「授与所」に行き、受付を済ませました。全員が揃ってから案内するとのことで待ってましたが、あと2組が9時になっても来られ無いので、先に堂内から上がりました。簡単な案内が終わったら、あとは9時45分まで自由です。
「大書院」から見る、「半夏生の庭」です。まだ、誰も庭に降りてないので先に撮っておきました。また、ここには戻って来ます。
12時からの拝観は、庭に降りることができないので、ここから見るだけです。次に庭用のスリッパに履き替え、庭を散策します。
庭に降りるのは「方丈」からです。ここには仏間があって、ご本尊も祀られていますが、後程にします。
ここから二通りの拝観ルートがあります。この苔の綺麗な「方丈前庭」から奥を通って庭全体を見てみるか、方丈の前を通って半夏生の庭に出るかです。私は後者を選びました。
この門をくぐると「半夏生の庭」に出ます。その門の手前から白く化粧をした半夏生を見られました。
そして門をくぐりました。先ずは門をくぐった右手に進みます。想像していた以上に半夏生が綺麗です。
最初、9時なる前に係の方より、「今見頃ですが若干盛りは過ぎてるかなぁ」と聞いてました。確かにそうかも知れませんが、これでも充分です。
15名限定とありましたが、多分、この回は15名も居なかったと思います。ただ、まだ空いている間に半夏生を撮って行きました。
書院の前を通って、茶室の前まで行きます。その前に、この石橋を渡りました。
私もそうですが、皆さん思い思いの所に行って写真撮られてました。15名限定ですので、人の映り込みは気にならないですね。
次に茶室「水月亭」の内部の見学です。上がることはできませんが躙り口が開いているので見られました。織田有楽斎好みの如庵(国宝)の写しとして大村家より1910年(明治43年)に建てられました。
茶室「水月亭」前の蹲踞です。そこから池の前まで行き半夏生を見ました。
お隣が茶室「臨池亭」でしたが閉まってました。大村梅軒好みの茶室で、高台寺にあった大村家の別荘の茶室を1926年(昭和元年)に移築されたものです。2013年(平成25年)6月27日には、ここでお菓子をいただきました。
ここから庭園の奥に行きます。少し登って行くことになります。
少しだけ登ると、正面に「大書院」があって手前の「半夏生の庭」の全景が見えました。
少しだけズームにしてみました。半夏生は、開花の頃、周りの葉っぱが緑から白く色が変化し、水芭蕉の花が咲いたようになります。
裏手を進むと「十三重石塔」がありました。この由来については分かりません。
奥には墓地があって、その階段を降りて来ると「方丈」に出て来ました。まだ9時45分には時間が余っているので、もう一度庭園を巡ります。
この時間になると、皆さん庭園に降りて来られてます。「大書院」には誰も居ませんね😊。
再び方丈前まで戻り、次に「唐門」の奥も見てみます。
唐門から「高麗門(大門)」までの参道です。今は、非公開ですが、以前の拝観はここから出入りしてました。
「高麗門(大門)」が開扉するのは、開山忌や大施餓鬼法要または、文化的催しなど年内で回数限られているのであまり鑑賞されることはないそうです。
この「唐門」は、墓参に続く参道にあって、墓参の方はここをくぐられます。
「方丈」に上がり、仏間にご本尊にお参りしました。ご本尊は阿弥陀如来像が安置されてました。
この時、9時24分でしたが、僧侶の方が盆栽に水やりを、そして掛け軸を掛けられました。このあと直ぐに写真を撮らさせて貰いました。
最後に「大書院」に入って、汗を拭いました。そして水分の補給です。この日の最低気温は21.1℃と比較的涼しいかったけど、湿度が高くてバテました😮。
行きも見てましたがスルーしたので、帰りに寄りました。「閼伽井庭」といい、方丈と庫裡の中庭にあって、閼伽(仏膳に供える水)を汲む井戸とその水を受ける水鉢がこの庭の象徴です。
この時期にいただける限定切り絵御朱印です。この日は売り切れてて、後日WEBで購入しました😊。
9時30分頃に出ていくときに、思わぬことが・・・?。MBS毎日放送の河田直也アナウンサーが居ました。聞くと6月24日(月)から7月12日(金)の3週間期間限定で「よんチャンTV モーニング in THE TIME」を放送されるようです。チラシも貰って、「総額100万円!朝もお昼もプレゼント」と書いてあったので、さっそく28日(金)から見てみました😊。この日の事は、来週の7月1日(月)か2日(火)に放送とのこと、見てます😊。写真も快く撮らせて貰いましたね、ご本人のご了解をいただいてないのでアップしませんが。
いただいたティッシュです。このなかにチラシが入ってました。 追記、この時の模様は、7月5日(金)の朝に放送されました😊。
建仁寺塔頭 両足院を出て四条京阪まで行きました。信号を渡ると直ぐに京都市バスが来たので乗りました。この日の11号系統は空いてました。ただ、バスが嵐山に着いたとき、運転手さんが「この先の中辻通りが混雑してて大型バスの離合が難しい状況です。急ぎの方はここで降りられた方か良いです」と。確かに前方か詰まっているように思えたので、私は降りました。暑いのに、こんな所で降ろされて、踏んだり蹴ったりです。でも、良い運動になったなぁ・・と思う事にしました。
この記事へのコメント
建仁寺塔頭の両足院ですか。
池の淵を彩るようなハンゲショウが見事。
池のある日本庭園に、この時期白く色づいた
ハンゲショウがよく似合うと思います。
WEBで予約というのが、ちょっと
面倒ですが、その分落ち着いて観賞できるのは
とても有り難いですね。
建仁寺両足院の半夏生、理由は分からないそうですが、見事に色づきます。
ご存じのとおり、建仁寺は祇園にあって、今は多くの外国人観光客が押し寄せ、芸舞妓を追いかけたり、私道に入って写真を撮るなど、問題が山積みですね。私道は通行禁止と撮影禁止にされたようですが。
今年はから両足院は、庭の保全のため、通常拝観では庭に降りることができません。それで午前は人数限定の拝観をされたようです。
建仁寺 両足院の庭は、手入れが行き届いてますねー。
ハンゲショウが、池を覆って、白色の葉が見頃になっていますね。
予約をしないと見れない、夏の風物なんですね。
大書院の中から池を眺め、ゆっくりと過ごしたくなりますねー。
以前、祇園に職場があったで、建仁寺には昼休みを利用して、度々行ってました。
両足院も会社の同僚を誘って行ったものです。
建仁寺の境内を歩く、毎日歩いていたので懐かしいですね、近隣には外資系のホテルが建って風景が変わってしまいましたが。
それと、祇園はやっぱり外国人観光客が多いです。人混みが苦手で、建仁寺に行くのは、なかなか今は勇気が要る、そんな状況です。
こんなに多くの半夏生が並んでいるのは初めてみました。
まさに満開ならぬ、真っ白ですね。確かにお化粧をしたよう。
特別公開が見られて羨ましいです。人数もかなり限定的なのですね。
絵御朱印もとっても魅力的です。
建仁寺両足院で、以前、特別公開されたときにガイドさんが言われていたことで、何故、ここで半夏生が数多く育つのか、理由は分からないそうです。地質かなぁ・・・と。
庭園の保護のため、午後の拝観では庭に降りることはできません。それで、少人数の午前予約拝観を申込みしました。
少人数ならでは庭園を楽しむことができました。
この日の模様は、後日MBS毎日放送で放送されましたね。