第49回「京の夏の旅」世界遺産 真言宗御室派総本山 仁和寺へ
7月17日(水)は、祇園祭山鉾巡行の日ですが、私は14日~17日まで用事があって、今年は歩行者専用道路になる宵々宵山や宵山、山鉾巡行には行けませんでした。この日も、家族の所用のため車で出掛けます。そして、その所用先から市バスに乗って向かったのが、第49回「京の夏の旅」で特別公開されている世界遺産 真言宗御室派総本山 仁和寺に行きました。
今年の「京の夏の旅」では、「仁和寺 御殿・庭園」をはじめ、「八坂神社 本殿」「大雲院 祇園閣」「下鴨神社(賀茂御祖神社) 本殿・大炊殿」「智積院(宸殿)」「長楽館 御成の間」「上賀茂神社(賀茂別雷神社)本殿・権殿」「旧三井家下鴨別邸〈主屋二階〉」が特別公開とされてますが、このラインアップなら、未訪はありません(リンク貼りました)。正直、しょぼいなぁ・・・が感想です😒。
世界遺産 真言宗御室派総本山 仁和寺も通常拝観されてて、今回の特別公開は「堂本印象襖絵を間近で拝観」とありました。ただ、黒書院の室内は、さほど広くないのでのでね。特別感はありませんが、所用先から出掛けるのは、ここしか無かったので😊。
8時57分に御室仁和寺前バス停に着きました。降りると目の前が「二王門」です。この看板の一つ「御影堂特別公開」には5月22日(水)はに行きました。
この日は、祇園祭(前祭)の山鉾巡行の日です。市バスの運転手向けに、一斉指令の無線が聞こえて来ました。早い話が、今から迂回ルートを走行せよと😊。
石段を上がり「二王門」を入りました。二王門から境内を見てみると誰も居ません。
この時、8時58分でしたが、拝観受付所は開いてました。外国人観光客1組2名が居ましたが、私が先に行きました。拝観料は通常800円のところ、1000円です。現在、白書院が工事中のため見られません。その分の値下げは無かったようです。
御殿に入るのは4月10日(水)以来です。「本坊表門」には8時59分にくぐりました。
靴を下駄箱に預けて上がります。私の前にお一人入られたようです。ここで拝観受付所で購入したチケットを見せます。
御朱印だけならチケットは必要ありません。そのかわりに拝観はできませんが。人気の切り絵御朱印は、こちらでいただけます。
現在白書院が工事中のため、4月10日(水)の時と同様に、工事用の通路を進みます。
「南庭」には、このように庭に張り出した仮設の回廊から観賞します。ただ、「京の夏の旅」で造られた仮設じゃありません。
「南庭」の見学はあっさり済ませます。工事のためでしょう、白砂も荒れているので見所ありません。
次に「宸殿北庭」に入ります。北から南へ傾斜する築山に重要文化財に指定されている「飛濤亭」「遼廓亭」、そして「霊明殿」などの歴史的建造物を見ることができます。
「五重塔」「中門」そして茶室「飛濤亭」が見える、ここから風景が一番のビューポイントだと私は思っています。
今日は空いているので、先ずは「宸殿」内を見て行きます。ここは室内も撮影できます。
仁和寺御殿の中でも最も重要な建物。1911年(明治44年)着工、1914年(大正3年)に完成した。設計は亀岡末吉。化粧材には、すべて木曾御料林産の檜材を用いており、明治以後の木造建築としては、設計、施工ともに最高のものの一つです。宸殿は西から東に向けて、「上段の間」「中段の間」「下段の間」の三室によって構成され、東端には車寄が設けてあります。宸殿内部の絵画は全て、原在泉によって描かれたもので、上段の間の床には「遠山流水」、襖には春の「桜花」、その裏面の中段の間側には夏の「葵祭之図」が、他方には秋の「大堰川三船之図」、下段の間の襖には冬の「鷹野行幸図(大阪・交野)」が描かれています。
「下段の間」です。ここで竜王戦が行われたので、そのパネルが展示されてました。室内を見るには邪魔なんですけど😒。
「中段の間」です。藤井七冠の名前読み取れますが、私自身将棋のことは、知らないです。
最後が「上段の間」です。ここの室内には入ったことがありませんね。
次に「霊明殿」に向かいます。私のあとに入って来られて外国人観光客もゆっくり見られてて、それで私と重なることは無かったです。
霊明殿に上がる前に、重要文化財に指定され非公開の茶室「遼廓亭(りょうかくてい)」が、ここから見えました。
「霊明殿」に上がって、今日気づいたことは、殿内が撮影禁止と書かれてました。静かにお参りし、今日の目的である黒書院に向かいます。
霊明殿から降りてきて「宸殿」を撮りました。今日は、ここを出るまで誰とも会わなかったので、こんなに空いている仁和寺は初めてでした。
今日のメインである「黒書院」の室内に入ります。普段は廊下側からの見学で、室内に入るのは初めてです。
いつもは説明書ありませんが、「四季花鳥の間」という名を初めて知りました。襖絵は堂本印象画伯です。
手前の部屋はガラス越しでした。後期はここが入室できるのでしょう、多分、この部屋は「竹の間」です。
黒書院の南側に移動します。こちらの部屋は普段から入れます。ただ、何かが置いてあるので、部屋全体を見るのは初めてですね。「柳鷺の間」と書いてありました。
黒書院は、1887年(明治20年)、仁和寺御殿が焼失。復旧のため、旧安井門跡蓮華寺光院の宸殿を移して黒書院としたもので、1907年(明治42年)に完成しました。正面三室、背面は「上段の間」を含む三室、計六室で構成されています。襖絵は1931年(昭和6年)に、宇多野天皇一千年、弘法大師一千百年御忌の記念事業により、堂本印象画伯によって描かれました。「松鷹」や「秋草」などの印象の画題が部屋の名称となってます。
次の部屋は「竹の間」でしょう。通常通り、入室できません。後期では入れるのかも知れません。
最後は「桜の間(上段の間)」です。襖絵は堂本印象画伯。ここも普段は入れません。
普段は入室できないので、「上段の間」覗いて見ます。
案内には寺宝を展示とありましたが、これでしょう。「仁和寺殿舎再建記(黒書院)」と書いてありました。
今回の特別公開は、これだけです。ほぼ予想通りでした。後期8月24日(土)~9月30日(月)行くかどうか分かりません😊。
黒書院を出て、出て行く前に「白書院」を撮りました。現在、修復工事中のため入れません。
9時21分に「本坊表門」から出て行きました。この時間では、所用先に戻るのは早いので、暑いけど境内を散策します。
御殿を出たら最初に見るのが「勅使門」です。最近は工事のため開いてたましたが、今日は閉まってますね。普段から、ここは閉まってます😊。
御殿でも述べましたが、今日の仁和寺は空いてます。真夏でも、いつもは、そこそこ人は来てるんですけど。
重要文化財に指定されている「中門」です。修復工事が終わって、随分綺麗になりました。
今日は祇園祭(前祭)の山鉾巡行の日です。外国人観光客は、そちらに行かれたのかなぁ?。前方に国宝の金堂があって後でお参りします。
中門を入って西側には「御室桜苑」があります。今年も4月10日(水)に「御室花まつり」で綺麗な御室桜を見てました。夏場は、こんなに雑草が・・・驚きでした。
今日は暑いので近くまで行きません。重要文化財に指定されてる「五重塔」で非公開です。
五重塔から金堂に行かず、先に「観音堂」に寄ってお参りしました。
今日は「御影堂」、「一願不動尊」にも寄りません、あまりにも暑いから省エネのため金堂だけにします。
この辺りに誰も居ないのは初めてですね、国宝「金堂」にお参りしました。
このあと1組2名とは擦れ違いましたが、中門の前の休憩所で汗を拭い、水分を補給して休憩しました。
9時37分「中門」を出ました。ご覧のように、こんなに空いてる仁和寺は初めて見る風景です。
この看板の左手に「東門」があって、仁和寺の駐車場があります。その方向を見ると、外国人観光客の団体さん来られてました。
9時40分に「二王門」から出ました。きぬがけの路は、押しボタン信号機から渡りました。
仁和寺前バス停で市バスを待ちました。日傘を出して直射日光をさけていると、直ぐにバスが来てくれました。
この日の最高気温は35.0℃まで上がりました。山鉾巡行を見学する人も暑かったでしょう。暑さの影響かどうか分かりませんが、鶏鉾の車輪が折れて、巡行を中止されました。最低気温は25.6℃と夜の気温も下がらず朝方から暑かったです。これから梅雨が開けたら夏場には出掛けるのを、控えると言うか難しくなりそうです。
今年の「京の夏の旅」では、「仁和寺 御殿・庭園」をはじめ、「八坂神社 本殿」「大雲院 祇園閣」「下鴨神社(賀茂御祖神社) 本殿・大炊殿」「智積院(宸殿)」「長楽館 御成の間」「上賀茂神社(賀茂別雷神社)本殿・権殿」「旧三井家下鴨別邸〈主屋二階〉」が特別公開とされてますが、このラインアップなら、未訪はありません(リンク貼りました)。正直、しょぼいなぁ・・・が感想です😒。
世界遺産 真言宗御室派総本山 仁和寺も通常拝観されてて、今回の特別公開は「堂本印象襖絵を間近で拝観」とありました。ただ、黒書院の室内は、さほど広くないのでのでね。特別感はありませんが、所用先から出掛けるのは、ここしか無かったので😊。
8時57分に御室仁和寺前バス停に着きました。降りると目の前が「二王門」です。この看板の一つ「御影堂特別公開」には5月22日(水)はに行きました。
この日は、祇園祭(前祭)の山鉾巡行の日です。市バスの運転手向けに、一斉指令の無線が聞こえて来ました。早い話が、今から迂回ルートを走行せよと😊。
石段を上がり「二王門」を入りました。二王門から境内を見てみると誰も居ません。
この時、8時58分でしたが、拝観受付所は開いてました。外国人観光客1組2名が居ましたが、私が先に行きました。拝観料は通常800円のところ、1000円です。現在、白書院が工事中のため見られません。その分の値下げは無かったようです。
御殿に入るのは4月10日(水)以来です。「本坊表門」には8時59分にくぐりました。
靴を下駄箱に預けて上がります。私の前にお一人入られたようです。ここで拝観受付所で購入したチケットを見せます。
御朱印だけならチケットは必要ありません。そのかわりに拝観はできませんが。人気の切り絵御朱印は、こちらでいただけます。
現在白書院が工事中のため、4月10日(水)の時と同様に、工事用の通路を進みます。
「南庭」には、このように庭に張り出した仮設の回廊から観賞します。ただ、「京の夏の旅」で造られた仮設じゃありません。
「南庭」の見学はあっさり済ませます。工事のためでしょう、白砂も荒れているので見所ありません。
次に「宸殿北庭」に入ります。北から南へ傾斜する築山に重要文化財に指定されている「飛濤亭」「遼廓亭」、そして「霊明殿」などの歴史的建造物を見ることができます。
「五重塔」「中門」そして茶室「飛濤亭」が見える、ここから風景が一番のビューポイントだと私は思っています。
今日は空いているので、先ずは「宸殿」内を見て行きます。ここは室内も撮影できます。
仁和寺御殿の中でも最も重要な建物。1911年(明治44年)着工、1914年(大正3年)に完成した。設計は亀岡末吉。化粧材には、すべて木曾御料林産の檜材を用いており、明治以後の木造建築としては、設計、施工ともに最高のものの一つです。宸殿は西から東に向けて、「上段の間」「中段の間」「下段の間」の三室によって構成され、東端には車寄が設けてあります。宸殿内部の絵画は全て、原在泉によって描かれたもので、上段の間の床には「遠山流水」、襖には春の「桜花」、その裏面の中段の間側には夏の「葵祭之図」が、他方には秋の「大堰川三船之図」、下段の間の襖には冬の「鷹野行幸図(大阪・交野)」が描かれています。
「下段の間」です。ここで竜王戦が行われたので、そのパネルが展示されてました。室内を見るには邪魔なんですけど😒。
「中段の間」です。藤井七冠の名前読み取れますが、私自身将棋のことは、知らないです。
最後が「上段の間」です。ここの室内には入ったことがありませんね。
次に「霊明殿」に向かいます。私のあとに入って来られて外国人観光客もゆっくり見られてて、それで私と重なることは無かったです。
霊明殿に上がる前に、重要文化財に指定され非公開の茶室「遼廓亭(りょうかくてい)」が、ここから見えました。
「霊明殿」に上がって、今日気づいたことは、殿内が撮影禁止と書かれてました。静かにお参りし、今日の目的である黒書院に向かいます。
霊明殿から降りてきて「宸殿」を撮りました。今日は、ここを出るまで誰とも会わなかったので、こんなに空いている仁和寺は初めてでした。
今日のメインである「黒書院」の室内に入ります。普段は廊下側からの見学で、室内に入るのは初めてです。
いつもは説明書ありませんが、「四季花鳥の間」という名を初めて知りました。襖絵は堂本印象画伯です。
手前の部屋はガラス越しでした。後期はここが入室できるのでしょう、多分、この部屋は「竹の間」です。
黒書院の南側に移動します。こちらの部屋は普段から入れます。ただ、何かが置いてあるので、部屋全体を見るのは初めてですね。「柳鷺の間」と書いてありました。
黒書院は、1887年(明治20年)、仁和寺御殿が焼失。復旧のため、旧安井門跡蓮華寺光院の宸殿を移して黒書院としたもので、1907年(明治42年)に完成しました。正面三室、背面は「上段の間」を含む三室、計六室で構成されています。襖絵は1931年(昭和6年)に、宇多野天皇一千年、弘法大師一千百年御忌の記念事業により、堂本印象画伯によって描かれました。「松鷹」や「秋草」などの印象の画題が部屋の名称となってます。
次の部屋は「竹の間」でしょう。通常通り、入室できません。後期では入れるのかも知れません。
最後は「桜の間(上段の間)」です。襖絵は堂本印象画伯。ここも普段は入れません。
普段は入室できないので、「上段の間」覗いて見ます。
案内には寺宝を展示とありましたが、これでしょう。「仁和寺殿舎再建記(黒書院)」と書いてありました。
今回の特別公開は、これだけです。ほぼ予想通りでした。後期8月24日(土)~9月30日(月)行くかどうか分かりません😊。
黒書院を出て、出て行く前に「白書院」を撮りました。現在、修復工事中のため入れません。
9時21分に「本坊表門」から出て行きました。この時間では、所用先に戻るのは早いので、暑いけど境内を散策します。
御殿を出たら最初に見るのが「勅使門」です。最近は工事のため開いてたましたが、今日は閉まってますね。普段から、ここは閉まってます😊。
御殿でも述べましたが、今日の仁和寺は空いてます。真夏でも、いつもは、そこそこ人は来てるんですけど。
重要文化財に指定されている「中門」です。修復工事が終わって、随分綺麗になりました。
今日は祇園祭(前祭)の山鉾巡行の日です。外国人観光客は、そちらに行かれたのかなぁ?。前方に国宝の金堂があって後でお参りします。
中門を入って西側には「御室桜苑」があります。今年も4月10日(水)に「御室花まつり」で綺麗な御室桜を見てました。夏場は、こんなに雑草が・・・驚きでした。
今日は暑いので近くまで行きません。重要文化財に指定されてる「五重塔」で非公開です。
五重塔から金堂に行かず、先に「観音堂」に寄ってお参りしました。
今日は「御影堂」、「一願不動尊」にも寄りません、あまりにも暑いから省エネのため金堂だけにします。
この辺りに誰も居ないのは初めてですね、国宝「金堂」にお参りしました。
このあと1組2名とは擦れ違いましたが、中門の前の休憩所で汗を拭い、水分を補給して休憩しました。
9時37分「中門」を出ました。ご覧のように、こんなに空いてる仁和寺は初めて見る風景です。
この看板の左手に「東門」があって、仁和寺の駐車場があります。その方向を見ると、外国人観光客の団体さん来られてました。
9時40分に「二王門」から出ました。きぬがけの路は、押しボタン信号機から渡りました。
仁和寺前バス停で市バスを待ちました。日傘を出して直射日光をさけていると、直ぐにバスが来てくれました。
この日の最高気温は35.0℃まで上がりました。山鉾巡行を見学する人も暑かったでしょう。暑さの影響かどうか分かりませんが、鶏鉾の車輪が折れて、巡行を中止されました。最低気温は25.6℃と夜の気温も下がらず朝方から暑かったです。これから梅雨が開けたら夏場には出掛けるのを、控えると言うか難しくなりそうです。
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