関西花の寺 第一三番霊場 五位山 法金剛院「観蓮会(かんれんえ)」へ
7月18日(木)は、ほぼ毎年訪れている関西花の寺 第一三番霊場 五位山 法金剛院の「観蓮会(かんれんえ)」に行きました。ちなみに昨年は、2023年(令和5年)7月12日(水)に行ってます。
極楽浄土を模した庭で名高い律宗の寺院。平安初期に右大臣清原夏野が山荘を建てた場所で、双丘寺(ならびがおかでら)が営まれてて、第52代天皇の嵯峨天皇、第53代天皇の淳和天皇、第54代天皇の仁明(にんみょう)天皇は行幸され、とくに仁明天皇からは伍位の位を授けられ、山号を五位山といいます。ついで、第55代天皇の文徳天皇が大伽藍を建てて天安寺としたのを、平安時代末期の1130年(大治5年)、第74代天皇の鳥羽天皇の中宮待賢門院(たいけんもんいん)の御願により円覚上人によって天安寺を復興し法金剛院としました。桜、蓮、紅葉など四季折々に美しく、その美観は西行の歌にも詠まれます。西行が美貌の待賢門院を深く思慕していたことも知られています。
雨は降りませんが、すかっと晴れないので、関西では梅雨明けの発表はありません。この日はの最高気温は36.0℃まで上がりました。最低気温は24.4℃と熱帯夜からは開放されましたが、暑いことには変わりがありません。
7時31分に着きました。ここの開門は7時30分から、行列必至と思いきや空いてました。それは、時間前に開門されたからでしょう。
拝観料は500円と通常と変わりません。それと昨年まで、トイレの使用を禁止されてましたが、今年から復活されたようです。遠方から来られている方には良かったでしょう。
拝観受付所の前に咲いていたと言うより、これから咲くのかも「時計草」です。
そのお隣が「桔梗」で、紫の花を咲かせてました。
コロナ禍前の通常拝観をされていた時は、丸太町通り沿いの「表門」を入って、この「中門」を入って行きました。
今は出入りすることはできない「表門」です。前途したとおり丸太町通りに面して建っています。
次の角まで行ったら庭園に居る人が見えるでしょう・・・そして、結論は20名程度先に入られてました😊。
例年通り多くの方が来られているので、空いている所から蓮の花を見ていきます。
この時間では仏殿に行かれる方はいません。最初は「玄関」や「礼堂」前の蓮の花を見ていきました。
綺麗な蓮の花を見ながら、苔生した石仏まで来ました。ここから蓮の花が無いので空いてます😊。
その奥にある石仏群です。ここから、まだまだ奥へ行ってみます。
奥へ奥へと進むと、特別名勝「青女(せいじょ)の滝」があるので、見に来ました・・・と言っても毎回来てるんですが・・・😊。
平安時代に待賢門院が極楽浄土として造園した浄土式庭園の遺構で、仁和寺の僧・林賢(りんけん)と静意(じょうい)の作とされ、日本最古の人工滝(滝石組)とされてます。本庭園で平安時代からそのままの姿で残る貴重な石組のようです。
次に見るのは、百人一首の「長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものをこそ思へ」の歌碑です。待賢門院堀河(たいけんもんいんのほりかわ)の作。父は神祇伯源顕仲。待賢門院に仕えて堀河と呼ばれました。待賢門院の出家に伴い自らも出家されました。
ご覧のように、まだ蕾も多くあるので、見頃は暫く続きそうに思います。もう行きませんが・・・😊。
そろそろ池回りの人が少なくなってきたので、これから池の周りを巡ります。
池の周りに咲く、蓮の花も綺麗です。来週に行くか今週に行くか迷いましたが、今日来てみて良かったです。
池には、鯉が泳いでます。ここでは餌やりはありません。
池に突き出た小島「鶴島」にも行ってみました。池の中の蓮は、例年通り咲いてるのは少ないのです。1輪だけ撮れました。
鶴島を出て、再び苑路を巡ります。
池を巡って、礼堂の前まで来ました。普段は忘れて通り過ぎますが、今日は覚えてました。こちらは「仏足石」です。
ここに来て、「仏殿」でお参りせずに帰れません。ここで靴を脱いでスリッパに履き替え上がります。
「仏殿」は撮影禁止です。この時間になると多くの方がお参りに来られてました。
中央に丈六のご本尊阿弥陀如来坐像(国宝・平安時代作)で院覚(いんかく)作。また、地蔵菩薩(重要文化財・平安時代作)や僧形文殊菩薩(重要文化財・平安時代作)、十一面観世音菩薩(重要文化財・鎌倉時代作)、厨子(重要文化財・鎌倉時代作)が安置されてました。
お賽銭をしてお参りしたあと、次に「地蔵堂」に向かいました。地蔵堂内も撮影禁止です。ここは常に扉が閉まっており内部に入れません。ただ硝子越しに内部は見えるようになってました。内部には「丈六の地蔵菩薩坐像」(重文・平安時代)が安置されています。
7時50分に仏殿を出て「礼堂」から出て行きました。仏殿にも多くの方が入られているので、庭園にいる人が少ないように・・・。
帰りのバスが8時12分の京都バス「苔寺」行きに乗る予定で、まだ時間があるので、もう一周池を回りました。
先程見た、百人一首の歌碑、待賢門院堀河のものですが、その裏手から撮った一枚です。
ちょうど8時に、ここを出ました。この時間からも入られる方、数名居ましたね。
法金剛院から、花園扇野町バス停まで5分ぐらいです。バス停では市バスを2台見送りました。このバスに乗れば自宅に帰れるのに、今日は用事があるので仕方無いです。京都バスは6分遅れでやって来ました。ただ京都バスは空いていたのが良かったかもです。
8時32分に車折神社前を通りました。今日は急ぎのため寄りません。
このあと用事を済ませたあと帰るつもりが、もう一箇所寄ることにしました。
極楽浄土を模した庭で名高い律宗の寺院。平安初期に右大臣清原夏野が山荘を建てた場所で、双丘寺(ならびがおかでら)が営まれてて、第52代天皇の嵯峨天皇、第53代天皇の淳和天皇、第54代天皇の仁明(にんみょう)天皇は行幸され、とくに仁明天皇からは伍位の位を授けられ、山号を五位山といいます。ついで、第55代天皇の文徳天皇が大伽藍を建てて天安寺としたのを、平安時代末期の1130年(大治5年)、第74代天皇の鳥羽天皇の中宮待賢門院(たいけんもんいん)の御願により円覚上人によって天安寺を復興し法金剛院としました。桜、蓮、紅葉など四季折々に美しく、その美観は西行の歌にも詠まれます。西行が美貌の待賢門院を深く思慕していたことも知られています。
雨は降りませんが、すかっと晴れないので、関西では梅雨明けの発表はありません。この日はの最高気温は36.0℃まで上がりました。最低気温は24.4℃と熱帯夜からは開放されましたが、暑いことには変わりがありません。
7時31分に着きました。ここの開門は7時30分から、行列必至と思いきや空いてました。それは、時間前に開門されたからでしょう。
拝観料は500円と通常と変わりません。それと昨年まで、トイレの使用を禁止されてましたが、今年から復活されたようです。遠方から来られている方には良かったでしょう。
拝観受付所の前に咲いていたと言うより、これから咲くのかも「時計草」です。
そのお隣が「桔梗」で、紫の花を咲かせてました。
コロナ禍前の通常拝観をされていた時は、丸太町通り沿いの「表門」を入って、この「中門」を入って行きました。
今は出入りすることはできない「表門」です。前途したとおり丸太町通りに面して建っています。
次の角まで行ったら庭園に居る人が見えるでしょう・・・そして、結論は20名程度先に入られてました😊。
例年通り多くの方が来られているので、空いている所から蓮の花を見ていきます。
この時間では仏殿に行かれる方はいません。最初は「玄関」や「礼堂」前の蓮の花を見ていきました。
綺麗な蓮の花を見ながら、苔生した石仏まで来ました。ここから蓮の花が無いので空いてます😊。
その奥にある石仏群です。ここから、まだまだ奥へ行ってみます。
奥へ奥へと進むと、特別名勝「青女(せいじょ)の滝」があるので、見に来ました・・・と言っても毎回来てるんですが・・・😊。
平安時代に待賢門院が極楽浄土として造園した浄土式庭園の遺構で、仁和寺の僧・林賢(りんけん)と静意(じょうい)の作とされ、日本最古の人工滝(滝石組)とされてます。本庭園で平安時代からそのままの姿で残る貴重な石組のようです。
次に見るのは、百人一首の「長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものをこそ思へ」の歌碑です。待賢門院堀河(たいけんもんいんのほりかわ)の作。父は神祇伯源顕仲。待賢門院に仕えて堀河と呼ばれました。待賢門院の出家に伴い自らも出家されました。
ご覧のように、まだ蕾も多くあるので、見頃は暫く続きそうに思います。もう行きませんが・・・😊。
そろそろ池回りの人が少なくなってきたので、これから池の周りを巡ります。
池の周りに咲く、蓮の花も綺麗です。来週に行くか今週に行くか迷いましたが、今日来てみて良かったです。
池には、鯉が泳いでます。ここでは餌やりはありません。
池に突き出た小島「鶴島」にも行ってみました。池の中の蓮は、例年通り咲いてるのは少ないのです。1輪だけ撮れました。
鶴島を出て、再び苑路を巡ります。
池を巡って、礼堂の前まで来ました。普段は忘れて通り過ぎますが、今日は覚えてました。こちらは「仏足石」です。
ここに来て、「仏殿」でお参りせずに帰れません。ここで靴を脱いでスリッパに履き替え上がります。
「仏殿」は撮影禁止です。この時間になると多くの方がお参りに来られてました。
中央に丈六のご本尊阿弥陀如来坐像(国宝・平安時代作)で院覚(いんかく)作。また、地蔵菩薩(重要文化財・平安時代作)や僧形文殊菩薩(重要文化財・平安時代作)、十一面観世音菩薩(重要文化財・鎌倉時代作)、厨子(重要文化財・鎌倉時代作)が安置されてました。
お賽銭をしてお参りしたあと、次に「地蔵堂」に向かいました。地蔵堂内も撮影禁止です。ここは常に扉が閉まっており内部に入れません。ただ硝子越しに内部は見えるようになってました。内部には「丈六の地蔵菩薩坐像」(重文・平安時代)が安置されています。
7時50分に仏殿を出て「礼堂」から出て行きました。仏殿にも多くの方が入られているので、庭園にいる人が少ないように・・・。
帰りのバスが8時12分の京都バス「苔寺」行きに乗る予定で、まだ時間があるので、もう一周池を回りました。
先程見た、百人一首の歌碑、待賢門院堀河のものですが、その裏手から撮った一枚です。
ちょうど8時に、ここを出ました。この時間からも入られる方、数名居ましたね。
法金剛院から、花園扇野町バス停まで5分ぐらいです。バス停では市バスを2台見送りました。このバスに乗れば自宅に帰れるのに、今日は用事があるので仕方無いです。京都バスは6分遅れでやって来ました。ただ京都バスは空いていたのが良かったかもです。
8時32分に車折神社前を通りました。今日は急ぎのため寄りません。
このあと用事を済ませたあと帰るつもりが、もう一箇所寄ることにしました。
この記事へのコメント