旧嵯峨御所 大本山 大覚寺 大沢池に蓮の花が咲く
法金剛院から用事を済ませて帰るつもりが、「京都花便り」で蓮の花が見頃と出ていた、旧嵯峨御所大覚寺門跡 大沢池に行きました。
時計を見ると8時57分頃に着いて見ると、5組の方が並ばれていました。このような暑い時に、開門を待たれているのは意外でした。ただ大沢門近くまで行くと、受付を始められ待たずに入れました。少し早いけど時間前に開けられたようです。
8時58分に入りました。拝観料は300円です。拝観受付所も暑そうでした。エアコン付けられたようですが、「朝から暑いですね」と😊。
私の前に5組の方が入られているので、今日は大沢池から巡ることにしました。拝観受付所から直ぐの所から入りました。
9時1分に大沢池が見えて来ました。このコースは初めて来た方は知らないでしょう・・・より分からないかも知れません。
「五大堂」の方向を撮りました。桜の咲く時期は、このコースから回られる方が多いです。
この方向から見たら煙が出てますか山火事ではありません😊。大覚寺の北側には田園があるので野焼きされているのでしょう。愛宕山の山頂も見えてました。
あとで必ずに行く、名勝「名古曽瀧」の方向です。
正面に「心経宝塔」を見ています。あとで述べますが、今日は、このコースで正解でした。理由は後程😊。
正面に「心経宝塔」、奥に「愛宕山」を見ています。手前が「天神島」です。
正面が「五大堂」です。ただ遠目から見ても人が少ないように思います。最初に入られただけのようです。
ここまで来たら「菊ケ島」が見えて来ました。それより大沢池、裳が発生して景観が台無しです。
ここから大沢池を見ると、嵐山の山並みが見えます。ここは桜の時期が一番綺麗かなぁ😊。
ここで一輪だけ咲く、蓮の花を見つけました。
名勝「名古曽瀧跡」です。離宮嵯峨院の滝殿庭園内に設けられたもので、今昔物語では百済川成(くだらのかわなり)が作庭したと伝わります。
離宮嵯峨院の滝殿庭園内に設けられたもので、今昔物語では百済川成(くだらのかわなり)が作庭したと伝わります。「滝の音は 絶えてひさしくなりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ」(藤原公任)。藤原公任(ふじわらのきんとう)は平安時代の歌人。詩歌や管弦の諸芸に通じ、また故実に詳しく、書は古筆として珍重されています。和漢朗詠集や拾道和歌集などの撰に携わりました。三十六歌仙の1人。
NHK大河ドラマ「光る君へ」では、藤原公任を町田啓太さんが演じています。ここも早々に離れます。
「菊ケ島」を正面に見ています。大沢池には嵯峨天皇が愛した花があって、池に浮かぶ「菊ケ島」に自生していた野菊です。嵯峨天皇は、この野菊(嵯峨菊)を離宮に持ち帰って花瓶にさして愛でたと言われています。これが「いけばな嵯峨御流」の始まりになりました。
左に「菊ケ島」と、手前「庭湖石」を見ています。裳が発生していて見づらいですね。
今年の2月6日(火)に、完成した「名古曽橋」を渡ります。開門時に私の前に並ばれていた方とは、ここで2組擦れ違いました。
この橋の上から「睡蓮」を撮りました。
名古曽橋を渡り、「天神島」に入りました。底から見た「菊ケ島」と「庭湖石」です。
「菊ケ島」をズームしてみると、カモが数羽休んでました。
天神島には、菅原道真公を祀る「天神社」が鎮座しています。
天神社は菅原道真公を御祭神として祀られています。第52代嵯峨天皇が建立された離宮嵯峨院は第56代清和天皇の勅許を得て、876年(貞観18年)に大覚寺が開祖され創建に当たり、清和天皇への上奏文を起草され仏法の興隆と衆生齊度のため僧俗2人の別当を置くよう進言されたのが菅原道真公です。また、道真公自身も大覚寺の俗別当(俗人の身分のまま寺院を統轄する責任者)を務められたと伝わります。
今日は近くまで行きませんが、右が「茶筅塚」、左に「嵯峨碑」があります。華道の先達への慰霊碑だそうです。
天神島を朱塗りの橋を渡って出ます。ここでようやく蓮の花を見つけました。
白い花の蓮が咲いてました。ただ、蓮の花はここだけです。少し物足りなさがありました。
「心経宝塔」まで来ました。ただ、ここはあっさり見て通過するつもりが・・・?。
「護摩堂」の裏手から回り込んで、次に「放生池」に向かいます。
その前に護摩堂の、その奥にある鎌倉時代中期の作と思われる「石仏群」を撮りました。20基を超える如来や菩薩の石仏群。古い者は平安時代後期の作もと伝わります。
いつものように、放生池越しに「心経宝塔」を撮ろうとしたら、まさかの通行止めでした。この大沢池エリアのビュースポットの一つなんですけど。
それで「心経宝塔」エリアに戻って来たわけです。先に案内したように、今日はいつもと違い逆のコースで来ましたが、それで正解でした。
大沢池から流れる所で、半夏生が色づいてました。見たところ見頃は過ぎてます。
「五社明神」を通過します。「本殿」を見ると工事中でした。
先程も案内しましたが、「放生池」に至るルートは、理由は知りませんが通行止めとなってました。初めて来られて方は残念でしょう。
今日はお堂エリアの拝観はしません。「五大堂」の「観月台(濡れ縁)」を見ても人は居ませんね、暑いから拝観者は少ないようです。
いつもは大沢門を入ってすぐに見る光景ですが、今日は最後になりました。
ここを出て行く前に、少し休んでいたら、蛙を見つけました。町中で育った私には蛙は珍しいです。
9時34分に大沢門から出て行きました。大変暑くて疲れましたね。
法金剛院から大覚寺大沢門に来ましたが、もう服は汗でビショビショです。帰ってから水分を補給し、水シャワーを浴び休みました。熱中症は大丈夫でした。
時計を見ると8時57分頃に着いて見ると、5組の方が並ばれていました。このような暑い時に、開門を待たれているのは意外でした。ただ大沢門近くまで行くと、受付を始められ待たずに入れました。少し早いけど時間前に開けられたようです。
8時58分に入りました。拝観料は300円です。拝観受付所も暑そうでした。エアコン付けられたようですが、「朝から暑いですね」と😊。
私の前に5組の方が入られているので、今日は大沢池から巡ることにしました。拝観受付所から直ぐの所から入りました。
9時1分に大沢池が見えて来ました。このコースは初めて来た方は知らないでしょう・・・より分からないかも知れません。
「五大堂」の方向を撮りました。桜の咲く時期は、このコースから回られる方が多いです。
この方向から見たら煙が出てますか山火事ではありません😊。大覚寺の北側には田園があるので野焼きされているのでしょう。愛宕山の山頂も見えてました。
あとで必ずに行く、名勝「名古曽瀧」の方向です。
正面に「心経宝塔」を見ています。あとで述べますが、今日は、このコースで正解でした。理由は後程😊。
正面に「心経宝塔」、奥に「愛宕山」を見ています。手前が「天神島」です。
正面が「五大堂」です。ただ遠目から見ても人が少ないように思います。最初に入られただけのようです。
ここまで来たら「菊ケ島」が見えて来ました。それより大沢池、裳が発生して景観が台無しです。
ここから大沢池を見ると、嵐山の山並みが見えます。ここは桜の時期が一番綺麗かなぁ😊。
ここで一輪だけ咲く、蓮の花を見つけました。
名勝「名古曽瀧跡」です。離宮嵯峨院の滝殿庭園内に設けられたもので、今昔物語では百済川成(くだらのかわなり)が作庭したと伝わります。
離宮嵯峨院の滝殿庭園内に設けられたもので、今昔物語では百済川成(くだらのかわなり)が作庭したと伝わります。「滝の音は 絶えてひさしくなりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ」(藤原公任)。藤原公任(ふじわらのきんとう)は平安時代の歌人。詩歌や管弦の諸芸に通じ、また故実に詳しく、書は古筆として珍重されています。和漢朗詠集や拾道和歌集などの撰に携わりました。三十六歌仙の1人。
NHK大河ドラマ「光る君へ」では、藤原公任を町田啓太さんが演じています。ここも早々に離れます。
「菊ケ島」を正面に見ています。大沢池には嵯峨天皇が愛した花があって、池に浮かぶ「菊ケ島」に自生していた野菊です。嵯峨天皇は、この野菊(嵯峨菊)を離宮に持ち帰って花瓶にさして愛でたと言われています。これが「いけばな嵯峨御流」の始まりになりました。
左に「菊ケ島」と、手前「庭湖石」を見ています。裳が発生していて見づらいですね。
今年の2月6日(火)に、完成した「名古曽橋」を渡ります。開門時に私の前に並ばれていた方とは、ここで2組擦れ違いました。
この橋の上から「睡蓮」を撮りました。
名古曽橋を渡り、「天神島」に入りました。底から見た「菊ケ島」と「庭湖石」です。
「菊ケ島」をズームしてみると、カモが数羽休んでました。
天神島には、菅原道真公を祀る「天神社」が鎮座しています。
天神社は菅原道真公を御祭神として祀られています。第52代嵯峨天皇が建立された離宮嵯峨院は第56代清和天皇の勅許を得て、876年(貞観18年)に大覚寺が開祖され創建に当たり、清和天皇への上奏文を起草され仏法の興隆と衆生齊度のため僧俗2人の別当を置くよう進言されたのが菅原道真公です。また、道真公自身も大覚寺の俗別当(俗人の身分のまま寺院を統轄する責任者)を務められたと伝わります。
今日は近くまで行きませんが、右が「茶筅塚」、左に「嵯峨碑」があります。華道の先達への慰霊碑だそうです。
天神島を朱塗りの橋を渡って出ます。ここでようやく蓮の花を見つけました。
白い花の蓮が咲いてました。ただ、蓮の花はここだけです。少し物足りなさがありました。
「心経宝塔」まで来ました。ただ、ここはあっさり見て通過するつもりが・・・?。
「護摩堂」の裏手から回り込んで、次に「放生池」に向かいます。
その前に護摩堂の、その奥にある鎌倉時代中期の作と思われる「石仏群」を撮りました。20基を超える如来や菩薩の石仏群。古い者は平安時代後期の作もと伝わります。
いつものように、放生池越しに「心経宝塔」を撮ろうとしたら、まさかの通行止めでした。この大沢池エリアのビュースポットの一つなんですけど。
それで「心経宝塔」エリアに戻って来たわけです。先に案内したように、今日はいつもと違い逆のコースで来ましたが、それで正解でした。
大沢池から流れる所で、半夏生が色づいてました。見たところ見頃は過ぎてます。
「五社明神」を通過します。「本殿」を見ると工事中でした。
先程も案内しましたが、「放生池」に至るルートは、理由は知りませんが通行止めとなってました。初めて来られて方は残念でしょう。
今日はお堂エリアの拝観はしません。「五大堂」の「観月台(濡れ縁)」を見ても人は居ませんね、暑いから拝観者は少ないようです。
いつもは大沢門を入ってすぐに見る光景ですが、今日は最後になりました。
ここを出て行く前に、少し休んでいたら、蛙を見つけました。町中で育った私には蛙は珍しいです。
9時34分に大沢門から出て行きました。大変暑くて疲れましたね。
法金剛院から大覚寺大沢門に来ましたが、もう服は汗でビショビショです。帰ってから水分を補給し、水シャワーを浴び休みました。熱中症は大丈夫でした。
この記事へのコメント
蓮が見られるんですか‥全く知りませんでした。
航空写真で見ると池の周囲は桜なんですね。
来年一度覗いてみます。それにしても放生池周辺は
どうして通行禁止なんでしょうね。
この季節、わずか40分ほどでも歩くと汗がすごいですね。
お疲れ様でした。(^^♪
大覚寺の大沢池は、桜が綺麗です。蓮の花は少ないので。
大沢池がソメイヨシノ、お堂エリアの枝垂れ桜は遅咲きのため、いっぺんに見られませんが、毎年きています。
空、雲、ハス、藻、それぞれが水面に溶け合って、芸術的です。
うっとりさせられましたよ。
歴史ある場所で、これが味わえるのが嬉しいですね。
大覚寺大沢池、何度も来てますが、いつ来ても大沢池は綺麗です。
蓮の花を期待して来ましたが、池に咲くので、法金剛院に比べるとイマイチでしたね。
ここは紅葉も綺麗ですが、やっぱり桜が圧倒的に綺麗です。
また、来年楽しみにしています。