五山の送り火「護摩木奉納」へ

8月16日(金)、京都では4大行事の一つ「五山の送り火」が行われます。ただ、関東には非常に強い台風7号が房総半島に接近していて、遠く離れた京都でも風が強かったです。

我が家からは、最後に点火される「鳥居形」が20時20分に点火されますが、夜には出掛けないので、この日は、その鳥居形の麓で、護摩木の奉納に行きました。受付は9時からでしたが、朝から暑いです。最低気温は27.2℃もありました。

駐車場が無いので、車では行かれないので、バスか歩きですが、早朝に用事があったので、そこからバスで向かうことにしました。万全の熱中症対策をして向かいます・・・と言うのも、ずっと緩やかな登りのため。

嵯峨釈迦堂のバス停を降りて、最初に見るのは清涼寺(嵯峨釈迦堂)です。何度も来てますが、この日はお盆、多くの方がお参りに来られてました。

IMG_3989.jpg清涼寺(嵯峨釈迦堂)の仁王門を入って境内を横切って行きます。今日は通りませんが、その先には紅葉の名所宝筐院」があります。

IMG_3990.jpg清凉寺(嵯峨釈迦堂)」の仁王門です。最近も「棲霞観跡に建つ清涼寺(嵯峨釈迦堂)」として見に来てました。

IMG_3991.jpgIMG_3992.jpgIMG_3995.jpg清涼寺(嵯峨釈迦堂)の境内を横切ります。その方が近回りになるから。ここは帰りも必ず寄るので、お参りは帰りにします。ここ「西門」から出て行きました。

IMG_3996.jpg清涼寺(嵯峨釈迦堂)の西門を出て、愛宕街道を登って行きます。すると途中にある「慈眼堂」に寄りました。

IMG_3997.jpg今日はお堂が開いています。普段は閉まっているので、寄って行きました。ここのお堂内部を見たのは「慈眼堂 文化財特別鑑賞」以来です。ここのご本尊である「千手観音」は、鎌倉時代初期の歌人で名高い藤原定家の持念仏であったといわれています。

IMG_3998.jpgその先の路地を入った津ああ足りに、紅葉の時だけ公開される「厭離庵」があります。

IMG_3999.jpg次に、少し登った左手を行くと、こちらも紅葉の名所小倉山 二尊院」があります。

IMG_4001.jpgIMG_4002.jpg二尊院から、少し距離はありますが、この左手の奥には紅葉の名所祇王寺」と平家物語ゆかりの「滝口寺」があります。

IMG_4003.jpgその先には、夏季休館中の「京都さがの 人形の家」があります。

余談ですが、最近ここ愛宕街道を歩いてなくて・・・驚いたことに、街道沿いに店が多くあったのに、無くなってます。「売物件」の文字を見る度に寂しくなりました。現在、外国人観光客が増えているですが、コロナ禍で止められたのかも知れません。

IMG_4004.jpg鳥居形の護摩木受付所の手前には「後龜山天皇 嵯峨小倉陵」がありました。ここは後日、散歩にでも寄ってみます。

IMG_4005.jpgIMG_4006.jpg正面に鳥居形のある曼荼羅山が見えてきました。ようやく護摩木受付所に着きました。

ここから少し登った先には「化野念仏寺」が、ずっと奥に行くと、愛宕神社一の鳥居には「鮎料理の名店 鮎司 平野屋」が、さらに、ずっとずっと奥に、清滝トンネルの手前に、最近外国人観光客に人気の「愛宕念仏寺」があります。

IMG_4007.jpgIMG_4008.jpgここは9時からでしたが、少し回りました。歩くのが遅くなったなぁ・・・が感想です。護摩木1本400円でした。以前は300円だったように・・・。

汗が引くのを待って書きました。暑かったし、登りだったし、半端な汗じゃなくて・・・それで汗を拭い、水分を補給して書きました。

IMG_4010.jpgIMG_4012.jpgIMG_4013.jpg20時20分に点火される鳥居形が見えています。ここから見ると、合図の太鼓の音も聞こえるです。今日は行きませんが😊。

IMG_4014.jpgIMG_4015.jpgこの川は「瀬戸川」です。嵯峨瀬戸川町や嵯峨瀬戸川バス停は、この川からなんですね。

IMG_4016.jpgIMG_4017.jpgこの先を行けば清涼寺(嵯峨釈迦堂)の西門があります。以前、この辺りの瀬戸川沿いで鳥居形が綺麗に見えたですが、新築住宅が建ち並んで見えなくなってました。

IMG_4018.jpg再び清涼寺(嵯峨釈迦堂)に戻ってきました。「西門」から境内に入ります。

IMG_4019.jpgIMG_3993.jpg西門から入った所にあるのが「嵯峨 薬師寺」です。年に一度8月24日だけ本堂に入れます。昨年も2023年(令和5年)8月24日に行きました。

IMG_4021.jpg以前、京都市文化観光資源保護財団主催の「清凉寺(嵯峨釈迦堂) 文化財特別鑑賞」で詳しく聞きました。今日は本堂には入りません。お参りだけです。

IMG_4020.jpgIMG_4022.jpgIMG_4023.jpgここには「源融の墓」があります。源融は第52代天皇の嵯峨天皇の十二男。最高官位は従一位左大臣で、六条河原院を造営したことから、河原左大臣(かわらのさだいじん)と呼ばれました。

この源融の山荘があったとされるのが、ここ清涼寺です。源融は嵯峨天皇の御子であり、源氏の姓を賜りました。そして、光源氏のモデルとも言われています。

IMG_4025.jpgIMG_4026.jpg清涼寺(嵯峨釈迦堂)の「仁王門」から出ました。ビックリしたのは、この前に車が一杯止まってて、森嘉豆腐店に行列ができてました。

空いてたら寄って行こうと思ってましたが、また空いているときに来ます。年末とお盆の時期は、行列必至ですね。

IMG_4029.jpg清滝街道で信号待ちを。向かいには「甘春堂 嵯峨野店」があって、右手のバス停から市バスに乗りました。

用事があったので、帰りは遅くなりました。全身汗だくになりましたが、台風7号の影響で風は強かったからどうか、最高気温は32.9℃まで。猛暑日からは開放されました。

この記事へのコメント