對龍山荘庭園一般公開 ガイドつき完全入替制の庭園見学へ
9月17日(火)は、京都市で最高気温が36.4℃と猛暑日になって、今年で51回目と記録更新(過去最多は昨年の43日)し、観測開始以来最も遅い猛暑日となりました。京都市の猛暑日は、6月14日に35.9℃と初めて観測され、7月は18日、8月は21日、9月は17日現在で11日を記録。最低気温が25℃を下回らない熱帯夜も58日(過去最多は50日)と、記録的な高温となっています。そして翌日の9月18日(水)も最高気温が36.5℃まで上がり記録更新。それより最低気温が27.6℃もあります。平年では20℃ぐらいが、この時期の最低気温だそうです。参考までに、平年の9月の猛暑日日数は、0.9日だそうです。今年の異常な暑さがわかりますね。ちなみに、この日の全国一位は京都府北部の舞鶴市の37.9℃でした。この暑さは週末までとか・・・?。
9月の中頃を過ぎたのに、まだまだ真夏の気候が続く、9月19日(木)は、通常非公開だった南禅寺界隈別荘群のなかで名庭園と言われる對龍山荘庭園に予約して行きました。對龍山荘は、1896年(明治29年)に薩摩出身の実業家である伊集院兼常によって造営されました。これまで非公開でしたが、現所有者であるニトリホールディングスの「広く多くの方々に對龍山荘を見ていただければ」という想いから、事前予約制の一般公開を初められました😊。
その9月19日(木)の朝も記録的に暑い朝でした。最低気温が27.5℃もあります。こんな暑い朝は、本当なら出掛けません。ただ予約しているので、仕方無く出掛けたんですが(キャンセルしても返金はありません)、この日も最高気温は36.3℃まで上がりました。
對龍山荘庭園には、一度来ています。2023年(令和5年)5月9日(火)に、京の美を訪ねる「對龍山荘特別公開講座」(NHK文化センター京都教室)に行きました。この時は、邸宅内と庭園をくまなく見学できましたが、今日は庭園だけです。予約時の案内では、邸宅内には入れないとされてました。
ここでは庭園の写真撮影は可能です(動画は禁止されてました)。ただ、撮影された写真のSNS等への投稿は禁止とされています。前回は庭園の散策時の写真撮影は禁止されました。庭園に降りる前に、スタッフに荷物を預けて手ぶらで庭園内を散策したわけです。今回は邸宅内に入れないので、庭園のみです。それで、今回庭園の写真を撮れそうなので行ってみることにしたわけです。これで對龍山荘の写真はコンプリートできそうです😊。せっかく綺麗に庭園の写真が撮れたのでオープンにしたいけど、拝観時の約束ですので、ここでも非公開にさせて貰います😊。帰ってから家族には見せました😊。
對龍山荘には、地下鉄東西線蹴上駅から向かいました。案内には、拝観開始は10時から。開門は9時50分でした。蹴上に9時20分頃に着いたので、南禅寺界隈を暑いけど散策することにしました。
写真は地下鉄蹴上駅で、ホームから最初の階段を上がった所です。ここからエスカレーター二基を乗り継いで地上に上がります。
駅を出て、三条通りを少し下ると「ねじりまんぼ」に入ります。前方に人が居たので、トンネルを出てから撮った写真です。1888年(明治21年)の完成です。
「ねじりまんぼ」とは「ねじりのあるトンネル」という意味です。上部にインクラインがあるので、強度を確保するため、内壁のレンガを螺旋状に積む工法がとられました。この写真は帰りに撮ったものです。
「ねじりまんぼ」を出て、最初に見る観光スポットは、「金地院」内にある東照宮の「楼門」です。
その先の右手には非公開の「南陽院」が見えてきました。2022年(令和4年)12月7日に「木島櫻谷 山水障壁画」特別公開で入りました。
今日は入りませんが、「金地院」の「大門」です。ここを入ると拝観受付所があります。
この先を南禅寺境内の方に進むと、右手に2021年(令和3年)10月21日に行った「天授庵」が見えて来ます。今日は入る予定はありません。
天授庵は、京都でも有名な紅葉の名所です。早く色づくことでも知られてて、特に「ライトアップ」は大人気で、行列必至です。
天授庵の向かいには、2023年(令和5年)12月13日の登った、南禅寺「三門」があって、通常拝観されています。空いてるようなので入って見たかったけど、次の予定があるので断念しました。
次に「法堂」に行きました。ここは私にとって思い出深いお堂なんです。非公開で入れませんが、外から中を覗くことができます。
法堂の天井には、1909年(明治42年)に、今尾景年によって描かれた「蟠龍図」も見えました。そして中央にご本尊の釈迦如来、右に文殊菩薩、左に普賢菩薩が祀られており、外からお参りさせて貰いました。
入社したとき、新人研修が南禅寺でありました。まだ右も左も分からない、配属先も決まってない、これからの社会人生活がどうなるのかも分からなかったとき、この法堂内で坐禅がありました。床には一面に敷瓦が、それだれ覚えいます。今日、中を覗き込んで確信しました。ここで間違いないと。一人一人警策で二回叩かれたことも覚えています。そんなに痛く無かったなぁ・・・ぐいしか覚えてません。それにしても一日研修だったんですが、家からどうして南禅寺まで行ったのか、帰りはどうやって帰ってきたのか、研修の内容は、まったく記憶にありません😊。
ここに来たら、必ずに行く「水路閣」まで行ってみます。さすがに、外国人観光客多そうです。
「史跡琵琶湖疎水の水路閣」は、1885年(明治18年)に起行され、1890年(明治23年)に竣工さたれ明治の遺産です。
この水路閣は、延長93.17㍍、幅4.06㍍、水路幅2.42㍍、煉瓦造、アーチ構造の優れたデザインを持ち、京都を代表する景観の一つ。また、ここから西500㍍にあるインクラインは、高低差のある蹴上の舟だまりと南禅寺の舟だまりを結ぶ傾斜地に上下2本のレールを敷き、艇架台により舟を運ぶ施設で、当時の舟運による交通事情がよくうかがえる。いすれも、西欧技術が導入されて間もない当時、日本人のみの手で設計、施工されたもので、土木技術史上、極めて貴重なものであり、1983年(昭和58年)7月1日に「疎水運河のうち水路閣及びインクライン」として京都市指定史跡に指定された。また、1996年(平成8年)6月には、この水路閣、インクラインに加え、第1疎水の第1・第2・第3隧道の各出入口、第1竪坑、第2竪坑、1903年(明治36年)に架設された日本初の鉄筋コンクリート橋(日ノ岡第11号橋)、1904年(明治37年)架設の山ノ谷橋などが日本を代表する近代化遺産として国の史跡に指定された。
ここを上がると、通常拝観されている「南禅院」があります。当初は、ここに寄っていくつもりでした。ただ、見たところ工事中のようで、拝観されているのかなぁ。
ここでは「南禅寺参道彫刻」があって、かつて亀山法皇の離宮であり南禅寺発祥の地、南禅院の参道には仏教の教えてある万物を形成する五つの元素のシンボルが彫刻されていたそうです。
時計を見ると、そろそろ集合時間に近づいてきたので、ここから暑いなか向かうことにしました。場所は前回来ているので熟知しています。
その前に、南禅寺湯豆腐の名店「順正」があります。2017年(平成29年)2月11日に一度だけ行ってます。
2
對龍山荘の向かいは、2018年)平成30年)9月14日に一度来ている「南禅寺参道 菊水」があります。今は洋食の店に変わり大変美味しかったのを覚えてます。
遠くから見て50分過ぎに開門されたようです。玄関奥で一人一人名前を言って受付完了です。
定員は20名とありましたが、20名は超えていたかと思います。一人づつイヤホンを渡されて、ガイドさんの話しをそれで聞くようです。私が最後のようで、私が入ったあと、門を施錠されました。また、植栽等の損傷防止のため、こんなに暑いのに日傘は禁止されました。それは事前の注意事項に書いてあったので、私は帽子を持参してきました。ここでは麦藁帽子を貸し出されてましたね。10時前に全員揃ったので、さっそく庭園のガイドを始められました。前途したとおり、写真は自由に撮れます。これには注意されませんでした。ただ邸宅内を写すのは禁止でしたが、京の美を訪ねる「對龍山荘特別公開講座」(NHK文化センター京都教室)では、邸宅内しか写真を撮れなかったので、私にとっては何の問題も無かったです。写真が自由に撮れたのも良かったです。庭園内も、詳しく1時間かけてガイドして貰いました。ただ、前回も聞いているので、新たな発見は無かったです。ただただ暑かったです。日傘も無いので直射日光を受けるので汗が噴き出てきます。9月19日が、こんなに暑くなるとはね。
終わると、表門を開けて貰い、蹴上駅まで一目散に向かいました。暑くて気分が悪くて、それで、11時8分発の天神川行きに乗ることができました。見事な庭園なんですが、前回は風邪のための体調不良、今日は猛暑・・・次は紅葉を見てみたいですが。
9月の中頃を過ぎたのに、まだまだ真夏の気候が続く、9月19日(木)は、通常非公開だった南禅寺界隈別荘群のなかで名庭園と言われる對龍山荘庭園に予約して行きました。對龍山荘は、1896年(明治29年)に薩摩出身の実業家である伊集院兼常によって造営されました。これまで非公開でしたが、現所有者であるニトリホールディングスの「広く多くの方々に對龍山荘を見ていただければ」という想いから、事前予約制の一般公開を初められました😊。
その9月19日(木)の朝も記録的に暑い朝でした。最低気温が27.5℃もあります。こんな暑い朝は、本当なら出掛けません。ただ予約しているので、仕方無く出掛けたんですが(キャンセルしても返金はありません)、この日も最高気温は36.3℃まで上がりました。
對龍山荘庭園には、一度来ています。2023年(令和5年)5月9日(火)に、京の美を訪ねる「對龍山荘特別公開講座」(NHK文化センター京都教室)に行きました。この時は、邸宅内と庭園をくまなく見学できましたが、今日は庭園だけです。予約時の案内では、邸宅内には入れないとされてました。
ここでは庭園の写真撮影は可能です(動画は禁止されてました)。ただ、撮影された写真のSNS等への投稿は禁止とされています。前回は庭園の散策時の写真撮影は禁止されました。庭園に降りる前に、スタッフに荷物を預けて手ぶらで庭園内を散策したわけです。今回は邸宅内に入れないので、庭園のみです。それで、今回庭園の写真を撮れそうなので行ってみることにしたわけです。これで對龍山荘の写真はコンプリートできそうです😊。せっかく綺麗に庭園の写真が撮れたのでオープンにしたいけど、拝観時の約束ですので、ここでも非公開にさせて貰います😊。帰ってから家族には見せました😊。
對龍山荘には、地下鉄東西線蹴上駅から向かいました。案内には、拝観開始は10時から。開門は9時50分でした。蹴上に9時20分頃に着いたので、南禅寺界隈を暑いけど散策することにしました。
写真は地下鉄蹴上駅で、ホームから最初の階段を上がった所です。ここからエスカレーター二基を乗り継いで地上に上がります。
駅を出て、三条通りを少し下ると「ねじりまんぼ」に入ります。前方に人が居たので、トンネルを出てから撮った写真です。1888年(明治21年)の完成です。
「ねじりまんぼ」とは「ねじりのあるトンネル」という意味です。上部にインクラインがあるので、強度を確保するため、内壁のレンガを螺旋状に積む工法がとられました。この写真は帰りに撮ったものです。
「ねじりまんぼ」を出て、最初に見る観光スポットは、「金地院」内にある東照宮の「楼門」です。
その先の右手には非公開の「南陽院」が見えてきました。2022年(令和4年)12月7日に「木島櫻谷 山水障壁画」特別公開で入りました。
今日は入りませんが、「金地院」の「大門」です。ここを入ると拝観受付所があります。
この先を南禅寺境内の方に進むと、右手に2021年(令和3年)10月21日に行った「天授庵」が見えて来ます。今日は入る予定はありません。
天授庵は、京都でも有名な紅葉の名所です。早く色づくことでも知られてて、特に「ライトアップ」は大人気で、行列必至です。
天授庵の向かいには、2023年(令和5年)12月13日の登った、南禅寺「三門」があって、通常拝観されています。空いてるようなので入って見たかったけど、次の予定があるので断念しました。
次に「法堂」に行きました。ここは私にとって思い出深いお堂なんです。非公開で入れませんが、外から中を覗くことができます。
法堂の天井には、1909年(明治42年)に、今尾景年によって描かれた「蟠龍図」も見えました。そして中央にご本尊の釈迦如来、右に文殊菩薩、左に普賢菩薩が祀られており、外からお参りさせて貰いました。
入社したとき、新人研修が南禅寺でありました。まだ右も左も分からない、配属先も決まってない、これからの社会人生活がどうなるのかも分からなかったとき、この法堂内で坐禅がありました。床には一面に敷瓦が、それだれ覚えいます。今日、中を覗き込んで確信しました。ここで間違いないと。一人一人警策で二回叩かれたことも覚えています。そんなに痛く無かったなぁ・・・ぐいしか覚えてません。それにしても一日研修だったんですが、家からどうして南禅寺まで行ったのか、帰りはどうやって帰ってきたのか、研修の内容は、まったく記憶にありません😊。
ここに来たら、必ずに行く「水路閣」まで行ってみます。さすがに、外国人観光客多そうです。
「史跡琵琶湖疎水の水路閣」は、1885年(明治18年)に起行され、1890年(明治23年)に竣工さたれ明治の遺産です。
この水路閣は、延長93.17㍍、幅4.06㍍、水路幅2.42㍍、煉瓦造、アーチ構造の優れたデザインを持ち、京都を代表する景観の一つ。また、ここから西500㍍にあるインクラインは、高低差のある蹴上の舟だまりと南禅寺の舟だまりを結ぶ傾斜地に上下2本のレールを敷き、艇架台により舟を運ぶ施設で、当時の舟運による交通事情がよくうかがえる。いすれも、西欧技術が導入されて間もない当時、日本人のみの手で設計、施工されたもので、土木技術史上、極めて貴重なものであり、1983年(昭和58年)7月1日に「疎水運河のうち水路閣及びインクライン」として京都市指定史跡に指定された。また、1996年(平成8年)6月には、この水路閣、インクラインに加え、第1疎水の第1・第2・第3隧道の各出入口、第1竪坑、第2竪坑、1903年(明治36年)に架設された日本初の鉄筋コンクリート橋(日ノ岡第11号橋)、1904年(明治37年)架設の山ノ谷橋などが日本を代表する近代化遺産として国の史跡に指定された。
ここを上がると、通常拝観されている「南禅院」があります。当初は、ここに寄っていくつもりでした。ただ、見たところ工事中のようで、拝観されているのかなぁ。
ここでは「南禅寺参道彫刻」があって、かつて亀山法皇の離宮であり南禅寺発祥の地、南禅院の参道には仏教の教えてある万物を形成する五つの元素のシンボルが彫刻されていたそうです。
時計を見ると、そろそろ集合時間に近づいてきたので、ここから暑いなか向かうことにしました。場所は前回来ているので熟知しています。
その前に、南禅寺湯豆腐の名店「順正」があります。2017年(平成29年)2月11日に一度だけ行ってます。
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對龍山荘の向かいは、2018年)平成30年)9月14日に一度来ている「南禅寺参道 菊水」があります。今は洋食の店に変わり大変美味しかったのを覚えてます。
遠くから見て50分過ぎに開門されたようです。玄関奥で一人一人名前を言って受付完了です。
定員は20名とありましたが、20名は超えていたかと思います。一人づつイヤホンを渡されて、ガイドさんの話しをそれで聞くようです。私が最後のようで、私が入ったあと、門を施錠されました。また、植栽等の損傷防止のため、こんなに暑いのに日傘は禁止されました。それは事前の注意事項に書いてあったので、私は帽子を持参してきました。ここでは麦藁帽子を貸し出されてましたね。10時前に全員揃ったので、さっそく庭園のガイドを始められました。前途したとおり、写真は自由に撮れます。これには注意されませんでした。ただ邸宅内を写すのは禁止でしたが、京の美を訪ねる「對龍山荘特別公開講座」(NHK文化センター京都教室)では、邸宅内しか写真を撮れなかったので、私にとっては何の問題も無かったです。写真が自由に撮れたのも良かったです。庭園内も、詳しく1時間かけてガイドして貰いました。ただ、前回も聞いているので、新たな発見は無かったです。ただただ暑かったです。日傘も無いので直射日光を受けるので汗が噴き出てきます。9月19日が、こんなに暑くなるとはね。
終わると、表門を開けて貰い、蹴上駅まで一目散に向かいました。暑くて気分が悪くて、それで、11時8分発の天神川行きに乗ることができました。見事な庭園なんですが、前回は風邪のための体調不良、今日は猛暑・・・次は紅葉を見てみたいですが。
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