世界遺産登録30周年記念 仁和寺霊宝館「秋季名宝展」へ
10月8日(火)に、世界文化遺産 真言宗御室派総本山 仁和寺に行き、10月1日(火)から始まった霊宝館に入るつもりでしたが、開館が10時からということで、断念。「和菓子のいと達」に行ったわけです。
10月30日(水)、毎月のことですが、所用先から市バスに乗って仁和寺に向かいました。9時10分に二王門前のバス停から降りました。
石段を上がり、久しぶりに二王門の仁王像を撮りました。
二王門から境内を見ています。数名の姿が見えますが、今日も空いています。
「本坊表門」の前にチケット売場があるので、何処に入るか決めかねてましが、ここに来て決断しました。
仁和寺では、有料で「御殿」と「霊宝館」がありますが、仁和寺では、「第37期竜王戦七番勝負第3局」が仁和寺の御殿で行われ、10月24日(木)~10月26日(土)は、御所庭園の拝観が停止されました。その替わりでしょう、普段は非公開の経蔵が10月20日(日)~28日(月)で、31日(木)まで延長され、この日は経蔵に入れましたが、もう何回か入っているので、経蔵には入りません。それで、私は、御殿と霊宝館の共通券を購入しました。
9時13分に「本坊表門」から入りました。私より先に海外の方が10名ぐらいが先に入られています。
ここ最近、第49回「京の夏の旅」で、7月17日(水)、9月4日(水)、9月25日(水)と御殿に入っているので、今日は良いかなぁと思ってました。ただ霊宝館と経堂の共通券が無かったことと、今日は天気が良いので、入ってみることにしたわけです。曇っていたら入ってません。
「玄関」で靴を下駄箱に入れ上がります。海外の方は、ガイドさんに着いて回られるみたいです。
白書院、現在工事中のため見られません。「南庭」にもトラックが止まっているので、ここはあっさり通過しました。
御所庭園を代表する「北庭」に入りました。今日は天気が良いので、青空に庭園が映えています。
振り返り「宸殿」を見ると、普段は閉まっている襖が開いてます。
「下段の間」から「中段の間」、「上段の間」をこうして見るのは稀です。
左から「第三十三期 第三局」(豊島竜王Vs羽生善治)、「第三十四期 第二局」(豊島竜王Vs藤井颯太)、「第三十五期 第二局」(藤井竜王Vs広瀬幸人)、「第三十六期 第二局」(藤井竜王Vs伊藤匠)の封じ手などが展示されています。将棋のことは知らないので、ここはあっさり見せて貰いました。
ここは普段閉まっているので、「下段の間」の障子の裏側や障壁画を見るのは初めてです。
「北庭」には滝も流れています。この正面ですが、今日は水が、出てません。
「下段の間」。そこの襖絵には、原在泉筆の「冬の鷹野行幸図」(大阪府交野市)が描かれています。多分、御室流生花も綺麗です。
次が「中段の間」です。襖絵は、原在泉筆の「秋の大堰川三船之図」と「夏の葵祭之図」が描かれています。
最後が、「上段の間」になります。床の間には原在泉筆の「遠山流水」が、襖絵には「春の桜花」が描かれています。
次に、向こうに見えている「霊宝館」に向かいます。余談ですが、海外の方の団体さん、多分フランスの方かなぁ・・・?😊。
「霊明殿」は、御殿内唯一の仏堂で、ご本尊は「薬師如来坐像」です。仁和寺歴代門跡の位牌も祀られています。1911年(明治44年)竣工。
霊明殿を一周し、次に「黒書院」に向かいます。
黒書院は、第49回「京の夏の旅」で、7月17日(水)、9月4日(水)、9月25日(水)で室内に入っているので、普段と違う所だけ写真を撮りました。
黒書院の「柳鷺の間」です。ここでは「御室流」について解説がありました。
世界遺産 仁和寺に伝わる「生花」の流派です。真言宗御室派の総本山である仁和寺は中世においては、名匠や技芸練達者に称号を許容した歴史があり、これらの流れを華道家が流派をささえ今日の隆盛をみるにいたります。古典技法の伝承、豊かな感性の涵養につとめ、自由な「生花」表現への道を開きます。
お隣の「竹の間」のいけばなです。
「桜の間(上段の間)」です。ここにもいけばなありました。
最後に宸殿の裏手を通ると、ここにもいけばなありました。ここが開いているのは稀です。初めて裏手を見ました。
ここを出る前に、天気が良いので「御殿庭園」を撮りました。
9時40分に御殿を出ました。まだ20分も時間があるので、仁和寺の境内を散策します。
先ずは「中門」(重文)をくぐります。
「五重塔」(重文)に寄りました。
五重塔の奥「九所明神」に行きました。本殿前燈籠は「織部灯籠」で、同じく寛永期の建立されたものと伝わります。
重要文化財に指定されている「経蔵」です。非公開ですが、10月31日(木)まで特別公開中てしたが、今日は入りません。
国宝「金堂」前でお参りしました。
最後に寄ったのは「観音堂」(重文)です。ここから宝物館に向かいます。
8時58分でしたが、「宝物館」入れました。共通券を購入していたので、チケットを見せ館内へ。
源氏物語「車争図屏風」土佐光茂筆、「石山寺縁起絵巻」狩野常信筆、「源氏物語」、「伊勢物語」、そして国宝「阿弥陀三尊像」など3周して、じっくり観賞させて貰いました。
10時18分に「宝物館」を出ました。私が出る時、海外の方がお一人入っていかれました。
10時25分に「東門」から出て行きました。この日は予定が変わったから、ここから出たわけです。
この日の最高気温は22.3℃と、まだまだ平年より高いです。最低気温は、16.8℃と朝は涼しくなりました。今日は所用先での予定が変わって、それで所用先に戻る必要がなくなったので、車で迎えに来て貰ったわけです😊。
10月30日(水)、毎月のことですが、所用先から市バスに乗って仁和寺に向かいました。9時10分に二王門前のバス停から降りました。
石段を上がり、久しぶりに二王門の仁王像を撮りました。
二王門から境内を見ています。数名の姿が見えますが、今日も空いています。
「本坊表門」の前にチケット売場があるので、何処に入るか決めかねてましが、ここに来て決断しました。
仁和寺では、有料で「御殿」と「霊宝館」がありますが、仁和寺では、「第37期竜王戦七番勝負第3局」が仁和寺の御殿で行われ、10月24日(木)~10月26日(土)は、御所庭園の拝観が停止されました。その替わりでしょう、普段は非公開の経蔵が10月20日(日)~28日(月)で、31日(木)まで延長され、この日は経蔵に入れましたが、もう何回か入っているので、経蔵には入りません。それで、私は、御殿と霊宝館の共通券を購入しました。
9時13分に「本坊表門」から入りました。私より先に海外の方が10名ぐらいが先に入られています。
ここ最近、第49回「京の夏の旅」で、7月17日(水)、9月4日(水)、9月25日(水)と御殿に入っているので、今日は良いかなぁと思ってました。ただ霊宝館と経堂の共通券が無かったことと、今日は天気が良いので、入ってみることにしたわけです。曇っていたら入ってません。
「玄関」で靴を下駄箱に入れ上がります。海外の方は、ガイドさんに着いて回られるみたいです。
白書院、現在工事中のため見られません。「南庭」にもトラックが止まっているので、ここはあっさり通過しました。
御所庭園を代表する「北庭」に入りました。今日は天気が良いので、青空に庭園が映えています。
振り返り「宸殿」を見ると、普段は閉まっている襖が開いてます。
「下段の間」から「中段の間」、「上段の間」をこうして見るのは稀です。
左から「第三十三期 第三局」(豊島竜王Vs羽生善治)、「第三十四期 第二局」(豊島竜王Vs藤井颯太)、「第三十五期 第二局」(藤井竜王Vs広瀬幸人)、「第三十六期 第二局」(藤井竜王Vs伊藤匠)の封じ手などが展示されています。将棋のことは知らないので、ここはあっさり見せて貰いました。
ここは普段閉まっているので、「下段の間」の障子の裏側や障壁画を見るのは初めてです。
「北庭」には滝も流れています。この正面ですが、今日は水が、出てません。
「下段の間」。そこの襖絵には、原在泉筆の「冬の鷹野行幸図」(大阪府交野市)が描かれています。多分、御室流生花も綺麗です。
次が「中段の間」です。襖絵は、原在泉筆の「秋の大堰川三船之図」と「夏の葵祭之図」が描かれています。
最後が、「上段の間」になります。床の間には原在泉筆の「遠山流水」が、襖絵には「春の桜花」が描かれています。
次に、向こうに見えている「霊宝館」に向かいます。余談ですが、海外の方の団体さん、多分フランスの方かなぁ・・・?😊。
「霊明殿」は、御殿内唯一の仏堂で、ご本尊は「薬師如来坐像」です。仁和寺歴代門跡の位牌も祀られています。1911年(明治44年)竣工。
霊明殿を一周し、次に「黒書院」に向かいます。
黒書院は、第49回「京の夏の旅」で、7月17日(水)、9月4日(水)、9月25日(水)で室内に入っているので、普段と違う所だけ写真を撮りました。
黒書院の「柳鷺の間」です。ここでは「御室流」について解説がありました。
世界遺産 仁和寺に伝わる「生花」の流派です。真言宗御室派の総本山である仁和寺は中世においては、名匠や技芸練達者に称号を許容した歴史があり、これらの流れを華道家が流派をささえ今日の隆盛をみるにいたります。古典技法の伝承、豊かな感性の涵養につとめ、自由な「生花」表現への道を開きます。
お隣の「竹の間」のいけばなです。
「桜の間(上段の間)」です。ここにもいけばなありました。
最後に宸殿の裏手を通ると、ここにもいけばなありました。ここが開いているのは稀です。初めて裏手を見ました。
ここを出る前に、天気が良いので「御殿庭園」を撮りました。
9時40分に御殿を出ました。まだ20分も時間があるので、仁和寺の境内を散策します。
先ずは「中門」(重文)をくぐります。
「五重塔」(重文)に寄りました。
五重塔の奥「九所明神」に行きました。本殿前燈籠は「織部灯籠」で、同じく寛永期の建立されたものと伝わります。
重要文化財に指定されている「経蔵」です。非公開ですが、10月31日(木)まで特別公開中てしたが、今日は入りません。
国宝「金堂」前でお参りしました。
最後に寄ったのは「観音堂」(重文)です。ここから宝物館に向かいます。
8時58分でしたが、「宝物館」入れました。共通券を購入していたので、チケットを見せ館内へ。
源氏物語「車争図屏風」土佐光茂筆、「石山寺縁起絵巻」狩野常信筆、「源氏物語」、「伊勢物語」、そして国宝「阿弥陀三尊像」など3周して、じっくり観賞させて貰いました。
10時18分に「宝物館」を出ました。私が出る時、海外の方がお一人入っていかれました。
10時25分に「東門」から出て行きました。この日は予定が変わったから、ここから出たわけです。
この日の最高気温は22.3℃と、まだまだ平年より高いです。最低気温は、16.8℃と朝は涼しくなりました。今日は所用先での予定が変わって、それで所用先に戻る必要がなくなったので、車で迎えに来て貰ったわけです😊。
この記事へのコメント
訪れると非常に豊かに気持ちになれるような気がします。
ここで将棋の公式戦が行われるのですか。私は以前はかなりの将棋好きでした。
ここでの対局を見てみたい気もしますが、時間が掛かるのですよね。
それにしても、御殿庭園は四季折々で姿は違いますが実に魅力的。
室内の屏風絵を背景にした活花の数々も高貴な感じがします。
宝物館で源氏物語と伊勢物語の世界に触れられてよかったですね。
仁和寺は近場ではありませんが、行きやすいので度々行きます。とくに御所庭園から眺めは本当に綺麗です。近くの龍安寺や金閣寺に比べて、外国人観光客も少ないので。
今頃の仁和寺は紅葉が綺麗でしょう、今年から雲海のライトアップもされているようですが、夜は行かないでしょうね。寒いから。( ^_^)