「開館5周年記念 京都の嵐山に舞い降りた奇跡!! 伊藤若冲の激レアな巻物が世界初公開されるってマジ?!」福田美術館へ
11月6日(水)は、京都嵐山にある美術館 福田美術館の「開館5周年記念 京都の嵐山に舞い降りた奇跡!! 伊藤若冲の激レアな巻物が世界初公開されるってマジ?!」の朝活チケットを事前に購入してました。
朝活チケットとは、通常は10時の開館ですが、9時30分に入れるチケット。 朝の時間を有意義に使いたいという方のために、開館30分前から入館することができるので、伊藤若冲人気のことも考えて、そのチケットを購入したわけです。入館料は、通常の料金と同じです。
この日は用事があったので、嵐電車折神社から嵐電に乗りました。車折神社9時13分発で、嵐山に9時17分に着きます。
嵐電嵐山駅から福田美術館まで歩いて5分ぐらいです。早く着きすぎるので、そこからゆっくり歩いて行くことにしましたが、この時間でも嵐山人が多いです。特に海外の方の団体さんが歩道を歩いているので、結果ゆっくりしか歩けませんでした。そして遠くから福田美術館を見ると、信じられない光景が・・・?。
伊藤若冲人気をナメてました。9時24分頃に着いてみると、既に50人ぐらいの行列ができてます。
チケットを購入してなかったら、間違いなく帰ったでしょう。並ぶの嫌いな私でも、並ぶしかないです。たった5分ですが・・・。開館は9時30分ちょうどでした。先頭の方から入って行かれ、スマホのQRコードを読み込まれ9時32分に入れました。
朝活チケットは、オンライン購入のため、入館がスムーズです。これだけの行列でも早く入れました。
目玉の巻物はギャラリー2にあるのは何となく予想してました。それで、先に2階へ上がる方も居ましたが、私は1階から見て行きます。
入ってすぐ右から、「呂洞賓図(りょうどうひんず)」(伊藤若冲画)、「牡丹に蝶図」(伊藤若冲画)、「竹図」(伊藤若冲画)。
右から、「大角豆図(ささげず)」(伊藤若冲)、「花鳥図」(伊藤若冲)。
上から「牡丹図」(伊藤若冲)、「菊図」(伊藤若冲)。
上から「馬図」(伊藤若冲画)、「柳に雄鶏図(ゆうけいず)」(伊藤若冲)。
右から、「瓦に鶏図」(伊藤若冲)、「月下芦雁図(げっかろがんず)」(伊藤若冲)、「芦雁図」(伊藤若冲)」。
右から「雲龍図」(伊藤若冲)、「鳳凰図」(伊藤若冲)。
「鯉魚図(りぎょず)」(伊藤若冲)。右幅には水中を泳ぐ鯉、左幅では水しぶきを上げて空中に飛び上がる鯉を描いた作品。
右から、「仔犬図」(伊藤若冲)、「霊亀図(れいきず)」(伊藤若冲)、「双鶴図(そうかくず)」(伊藤若冲)、「小槌(こづち)に宝珠図(ほうじゅず)」(伊藤若冲)。
右から「伏見人形」(伊藤若冲)、「雲中阿弥陀如来像」(伊藤若冲)、「芦葉達磨図」(伊藤若冲画)、「托鉢図」(伊藤若冲)。
「蕪に双鶏図」(伊藤若冲)。ギャラリー1での伊藤若冲は、ここまでです。
「達磨像・臨済義玄像・徳山宣艦像」(逸然性融画)。作者は若冲が帰依した黄檗宗の僧。
左から「神農図」(白隠慧鶴)、「金棒図」(白隠慧鶴)、「松竹梅鶴亀図」(熊斐)、「蓮・牡丹・菊図」(宋紫石)。
ギャラリー1の最後の作品。「花鳥図」(沈南蘋)。
次にギャラリー2に向かいます。今回の展覧会でのメイン作品がこちらにあります。
右から「竹石図(ちくせきず)」(木村兼葭堂)、「蘇鉄図(そてつず)」(葛蛇玉)、「群鶴図(ぐんかくず)」(佚山)。
右から「牡丹叭々鳥図(ぼたんははちょうず)」(佚山)、「葡萄図」(鶴亭浄光)、「蕃椒図(ばんしょうず)」(鶴亭浄光)。
「梅・竹図押絵貼屏風」(鶴亭浄光)。水墨画で描かれた命が宿る筆の勢い。
「鶏図押絵貼屏風(にわとりずおんえびょうぶ)」(伊藤若冲)。近年新しく若冲作品と確認されたもの。若冲82歳の時に描いた作品。
「乗興舟」(伊藤若冲 下絵、梅荘顕常 短辞)。若冲と梅荘顕常(大典)が共に淀川を舟で下った経験をもとに、若冲が描いた京都の伏見から大坂までの両岸の風景に大典が短い文章を付けたもの。
次が「果蔬図巻(かそずかん)」です。1790年(寛政2年)以前、若冲が70代の時に描かれた全長3㍍余りの大作で、長年ヨーロッパ在住の個人が所蔵し、昨年里帰りし福田コレクションに仲間入りしまた。世界で初めての一般公開です。「果蔬図巻(かそずかん)」は、若冲ならではの美しい色彩を用いてさまざまな野菜や果物が描かれた巻物です。70代で色絵を描いた例は少なく、重要文化財に指定されている「菜蟲譜(さいちゅうふ)」(佐野市立吉澤記念美術館所蔵・重要文化財)の前年に描かれていることから、今後若冲に関する研究を進める上で大きな意味を持っていると言えるでしょう。
ここでは、右から左へ、ゆっくり見て行きます・・・と言うより、皆さん写真を撮られるので、ゆっくりでしか進めません😊。私もそうでしたが、これを見に来たようなものですから。
ウド・モモ・ナシ・クワイを初め約50種類の野菜や果物が次々と描かれており、ユーモラスで愛おしい形からは、若冲の実家である青物野菜問屋で扱っていた野菜や果物を慈しむ気持ちが感じられる。
図鑑の最後にある若冲と親しく交流した相国寺の禅僧・梅荘顕常による文章から、浪華の森玄郷のために製作したが判明しています。
あと、曽我蕭白(そがしょうはく)の「柳下白馬図」、「雲龍図」、「栗に鶴図」、「虎図」。円山応挙「虎図」、「牡丹孔雀図」、「雲龍図」、「龍門鯉」、「海辺群鶴図」がありましたが、こちらは過去に展示されていたのと、最近でも「ゼロからわかる江戸絵画 ーあ!若冲、お!北斎、わぁ!芦雪ー」見ていたので、写真はありません。
今日は、うっかりギャラリー3に行くのを忘れてて、どんな展示だったのかなぁ😊。
12月3日(火)に、「鶏図押絵貼屏風」のみ展示替えを行われるみたいです。ただ、もう「若冲激レア展」には行かないでしょう、多分。
帰りに「天龍寺」の前を通りました。紅葉は色づき始め、ここは嵐山より早く色づきます。
「老松 嵐山店」にも寄りました。
食べ歩き用の「栗最中」を買いました。賞味期限が短いので、食べ歩き用と聞きました。ただ持ち帰りもできます。家族で食べましたが、美味しかったです。
今回の展覧会で、撮影禁止の作品は無かったです。場所が嵐山にあるため、混雑しているなか行くのは億劫になります。平日も日曜日もなく混んでいるから。これで紅葉が見頃になったらと思うと、怖くなりますね。
朝活チケットとは、通常は10時の開館ですが、9時30分に入れるチケット。 朝の時間を有意義に使いたいという方のために、開館30分前から入館することができるので、伊藤若冲人気のことも考えて、そのチケットを購入したわけです。入館料は、通常の料金と同じです。
この日は用事があったので、嵐電車折神社から嵐電に乗りました。車折神社9時13分発で、嵐山に9時17分に着きます。
嵐電嵐山駅から福田美術館まで歩いて5分ぐらいです。早く着きすぎるので、そこからゆっくり歩いて行くことにしましたが、この時間でも嵐山人が多いです。特に海外の方の団体さんが歩道を歩いているので、結果ゆっくりしか歩けませんでした。そして遠くから福田美術館を見ると、信じられない光景が・・・?。
伊藤若冲人気をナメてました。9時24分頃に着いてみると、既に50人ぐらいの行列ができてます。
チケットを購入してなかったら、間違いなく帰ったでしょう。並ぶの嫌いな私でも、並ぶしかないです。たった5分ですが・・・。開館は9時30分ちょうどでした。先頭の方から入って行かれ、スマホのQRコードを読み込まれ9時32分に入れました。
朝活チケットは、オンライン購入のため、入館がスムーズです。これだけの行列でも早く入れました。
目玉の巻物はギャラリー2にあるのは何となく予想してました。それで、先に2階へ上がる方も居ましたが、私は1階から見て行きます。
入ってすぐ右から、「呂洞賓図(りょうどうひんず)」(伊藤若冲画)、「牡丹に蝶図」(伊藤若冲画)、「竹図」(伊藤若冲画)。
右から、「大角豆図(ささげず)」(伊藤若冲)、「花鳥図」(伊藤若冲)。
上から「牡丹図」(伊藤若冲)、「菊図」(伊藤若冲)。
上から「馬図」(伊藤若冲画)、「柳に雄鶏図(ゆうけいず)」(伊藤若冲)。
右から、「瓦に鶏図」(伊藤若冲)、「月下芦雁図(げっかろがんず)」(伊藤若冲)、「芦雁図」(伊藤若冲)」。
右から「雲龍図」(伊藤若冲)、「鳳凰図」(伊藤若冲)。
「鯉魚図(りぎょず)」(伊藤若冲)。右幅には水中を泳ぐ鯉、左幅では水しぶきを上げて空中に飛び上がる鯉を描いた作品。
右から、「仔犬図」(伊藤若冲)、「霊亀図(れいきず)」(伊藤若冲)、「双鶴図(そうかくず)」(伊藤若冲)、「小槌(こづち)に宝珠図(ほうじゅず)」(伊藤若冲)。
右から「伏見人形」(伊藤若冲)、「雲中阿弥陀如来像」(伊藤若冲)、「芦葉達磨図」(伊藤若冲画)、「托鉢図」(伊藤若冲)。
「蕪に双鶏図」(伊藤若冲)。ギャラリー1での伊藤若冲は、ここまでです。
「達磨像・臨済義玄像・徳山宣艦像」(逸然性融画)。作者は若冲が帰依した黄檗宗の僧。
左から「神農図」(白隠慧鶴)、「金棒図」(白隠慧鶴)、「松竹梅鶴亀図」(熊斐)、「蓮・牡丹・菊図」(宋紫石)。
ギャラリー1の最後の作品。「花鳥図」(沈南蘋)。
次にギャラリー2に向かいます。今回の展覧会でのメイン作品がこちらにあります。
右から「竹石図(ちくせきず)」(木村兼葭堂)、「蘇鉄図(そてつず)」(葛蛇玉)、「群鶴図(ぐんかくず)」(佚山)。
右から「牡丹叭々鳥図(ぼたんははちょうず)」(佚山)、「葡萄図」(鶴亭浄光)、「蕃椒図(ばんしょうず)」(鶴亭浄光)。
「梅・竹図押絵貼屏風」(鶴亭浄光)。水墨画で描かれた命が宿る筆の勢い。
「鶏図押絵貼屏風(にわとりずおんえびょうぶ)」(伊藤若冲)。近年新しく若冲作品と確認されたもの。若冲82歳の時に描いた作品。
「乗興舟」(伊藤若冲 下絵、梅荘顕常 短辞)。若冲と梅荘顕常(大典)が共に淀川を舟で下った経験をもとに、若冲が描いた京都の伏見から大坂までの両岸の風景に大典が短い文章を付けたもの。
次が「果蔬図巻(かそずかん)」です。1790年(寛政2年)以前、若冲が70代の時に描かれた全長3㍍余りの大作で、長年ヨーロッパ在住の個人が所蔵し、昨年里帰りし福田コレクションに仲間入りしまた。世界で初めての一般公開です。「果蔬図巻(かそずかん)」は、若冲ならではの美しい色彩を用いてさまざまな野菜や果物が描かれた巻物です。70代で色絵を描いた例は少なく、重要文化財に指定されている「菜蟲譜(さいちゅうふ)」(佐野市立吉澤記念美術館所蔵・重要文化財)の前年に描かれていることから、今後若冲に関する研究を進める上で大きな意味を持っていると言えるでしょう。
ここでは、右から左へ、ゆっくり見て行きます・・・と言うより、皆さん写真を撮られるので、ゆっくりでしか進めません😊。私もそうでしたが、これを見に来たようなものですから。
ウド・モモ・ナシ・クワイを初め約50種類の野菜や果物が次々と描かれており、ユーモラスで愛おしい形からは、若冲の実家である青物野菜問屋で扱っていた野菜や果物を慈しむ気持ちが感じられる。
図鑑の最後にある若冲と親しく交流した相国寺の禅僧・梅荘顕常による文章から、浪華の森玄郷のために製作したが判明しています。
あと、曽我蕭白(そがしょうはく)の「柳下白馬図」、「雲龍図」、「栗に鶴図」、「虎図」。円山応挙「虎図」、「牡丹孔雀図」、「雲龍図」、「龍門鯉」、「海辺群鶴図」がありましたが、こちらは過去に展示されていたのと、最近でも「ゼロからわかる江戸絵画 ーあ!若冲、お!北斎、わぁ!芦雪ー」見ていたので、写真はありません。
今日は、うっかりギャラリー3に行くのを忘れてて、どんな展示だったのかなぁ😊。
12月3日(火)に、「鶏図押絵貼屏風」のみ展示替えを行われるみたいです。ただ、もう「若冲激レア展」には行かないでしょう、多分。
帰りに「天龍寺」の前を通りました。紅葉は色づき始め、ここは嵐山より早く色づきます。
「老松 嵐山店」にも寄りました。
食べ歩き用の「栗最中」を買いました。賞味期限が短いので、食べ歩き用と聞きました。ただ持ち帰りもできます。家族で食べましたが、美味しかったです。
今回の展覧会で、撮影禁止の作品は無かったです。場所が嵐山にあるため、混雑しているなか行くのは億劫になります。平日も日曜日もなく混んでいるから。これで紅葉が見頃になったらと思うと、怖くなりますね。
この記事へのコメント
若冲の水墨画は軽やかなタッチが掛け軸になっていて素敵です。
実は、鶴亭浄光の「梅・竹図押絵貼屏風」も凄い迫力で素晴らしいですね。
といいながらメインは、若冲の「果蔬図巻」でしたか。
いや~、こんなのあるのですか。激レアというのは分かります。
この色合いの写実的な静物画。日本画の常識を覆すようなインパクトがあると思います。写真で見せていただき嬉しいですよ。
伊藤若冲人気凄いですね。開館は10時ですが、9時30分から入れるチケットを購入して行きましたが、まさかの行列でした。「果蔬図巻」は、今回の目玉だったでしょう、私は1階から見て行きましたが、いきなり2階にあがれる方も居ましたから。
長い巻物をゆっくり見ながら写真を撮りながら楽しむことができました。
今年の紅葉は遅れてて、福田美術館の紅葉も、今が見頃となっています。