「黙: Speaking in Silence –Bosco Sodi & Izumi Kato」建仁寺塔頭 両足院へ

11月15日(金)は、12年に一度辰年に公開されるご本尊をお参りに行くことにしてました。遠路行くので、その寺院に行く前に現在、建仁寺塔頭 両足院で開催中の「黙: Speaking in Silence –Bosco Sodi & Izumi Kato」に行くことにしました。

前日は快晴の天気でしたが、この日は曇り空。所々で小雨が降りそうな予報が出ていたので、拝観には昨日の方が良かったのは分かってましたが、所用先から向かうのは、15日(金)の方が都合が良かったので、この日にした次第です。

この展覧会は、11月2日(土)~17日(日) 13時00分~17時00分 拝観料1000円でしたが、人数限定の拝観を午前中に設定されいたので、それを利用することに。10時00分~10時45分 拝観料2000円 15名限定の要予約を私は利用しました。

いつも混雑していますが、11月に入って紅葉も色づき始めたことにで道路が混雑して、バスで向かうと遅れるかも知れないので、地下鉄東西線を利用して三条京阪駅で下車。そこから建仁寺にまで歩いて行くことにしました。バスより距離が長く時間はかかりますが。

IMG_8194.jpg四条通りから花見小路を南下してきました。相変わらず外国人観光客ばっかり。建仁寺の境内には「北門」から入りました。

それにしても暑いです。最低気温は、この時期で15.5℃もあって、薄手のジャバーをここで脱ぎました。台風が南の海上に4個もあって(5個でしたが1つが熱帯低気圧に変わった)、湿った空気が入って来ているので、この時期の爽やかな空気からはほど遠い気候です。

IMG_8195.jpgIMG_8196.jpg9時45分に両足院に着きました。地下鉄を利用したので、早く着きすぎました😊。ここで15分待つことにします。歩けば暑いので汗がでるので😊。

両足院には、今年の6月27日(木)に、初夏の「半夏生の庭園特別拝観」で来ています。以前の両足院は、新春の時期と半夏生が咲く時期にしか公開は無かったように思います。この秋に両足院を訪れるのは、私は初めてです。

IMG_8197.jpg椅子に座って待っている間、多くの方が堂内から出て来られました。帰ってから調べたら、8時30分から「坐禅体験」のコースがあったので、それに参加されたのでしょう。朝早くから多くの方が参加されるんですね、定数は40名とありました。

10時になったので、案内に従って靴を脱いで上がります。写真は、ご本尊以外はOKと案内に書いてありました。結局、この回は3人だけでした。ただ、10時以前に入られていた方が、まだ数名残ってました。

IMG_8268.jpg私は、先に「中庭」を見てから「方丈」に入り、庭に降ります。

IMG_8269.jpgIMG_8270.jpgIMG_8283.jpgIMG_8271.jpg方丈に入り、最初の「書院」に、作品の展示がありました。奥がメキシコのボスコ・ソディ、手前が日本の加藤泉の作品のようでした。私は、美術に関してまったく知りません。それで案内を読むと?。

本展は、ボスコ・ソディと加藤泉が2007年(平成19年)に知りあってから⻑年の友好関係のなかで育まれた企画。メキシコと日本は地球の反対に位置し、ふたりの作風は対照的なようにも見えるが、死者に対する思想や自然観、プリミティブな信仰など二国の文化においては多くの共通点がみられる。ソディはメキシコとニューヨークを拠点にし、世界的に高い評価を得ながら精力的に世界各地の美術館やギャラリーなどで発表を続ける。木、土、岩など自然の素材を多く使い、偶然に生み出される飛び散りや歪みなどを意図的に残しながら、自然の一部を切り取ったかのようなダイナミックで力強く、美しい作品を制作している。

IMG_8235.jpg庭には置いてあるスリッパに履き替えます。自分の靴を持ち歩かなくても良かったです。

IMG_8200.jpgIMG_8201.jpg「方丈前庭」にも、ボスコ・ソディと加藤泉による作品が展示してありました。

IMG_8202.jpgIMG_8203.jpgこちらの作品は、メキシコのボスコ・ソディのもの。秋に来られて紅葉も見られて良かったです。

IMG_8204.jpgIMG_8205.jpgIMG_8206.jpgメインの「半夏生の庭」に出る前にもボスコ・ソディと加藤泉による作品が展示してあります。探すのも楽しいです。

IMG_8208.jpgIMG_8210.jpg初夏には半夏生が色づく半夏生の庭に入りました。池の畔にも作品があります。

IMG_8212.jpgIMG_8213.jpgIMG_8214.jpgIMG_8215.jpgIMG_8216.jpgこの企画も半夏生が咲く頃は無理でしょうね、秋の「半夏生の庭」も趣があって良いです。次に茶室に向かいます。

IMG_8217.jpg先ずは手前の茶室水月亭」から。ここは閉まってて内部は見られませんでした。

IMG_8218.jpgIMG_8221.jpgお隣が茶室臨池亭」で、内部も見られました。手前がボスコ・ソディの作品。奥が加藤泉の作品が展示してありました。

IMG_8220.jpgIMG_8223.jpg誰も居ない庭園を巡ります。それで「半夏生の庭」一周します。誰も居ない間に😊。

IMG_8224.jpgIMG_8225.jpg左が加藤泉の作品、右がボスコ・ソディの作品。正面は「大書院」です。私は先に庭に来たので、最後に大書院に行くつもりにしてます。

IMG_8226.jpgIMG_8227.jpgIMG_8228.jpgこの日は、次に行く六波羅蜜寺がメインでしたが、この少人数限定のイベントを見つけて良かったです。

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IMG_8232.jpgIMG_8233.jpg方丈」まで戻って来ました。次は「方丈」と「大書院」に展示されている作品を見ていきます。

IMG_8234.jpg上がる前に「唐門」前にある2作品を見ようといたら、人が居たので止めて上がりました。

IMG_8274.jpgIMG_8275.jpgIMG_8272.jpgIMG_8276.jpg方丈の「室中の間」には作品がありません。案内ては③④が書いてあったですが?。この作品は「衣鉢の間」で、両方ともボスコ・ソディの作品です。

IMG_8279.jpgIMG_8281.jpgIMG_8282.jpgそして最後に「大書院」に入ります。

IMG_8262.jpg大書院」に入ったときは誰も居なかったですが、どういうわけが海外の方が入って来られ・・・出て行かれるのを少し待ちました。

IMG_8267.jpg半夏生」が咲く頃は混雑するので、このように引いた写真は撮れません。3人だけでしたし、空いていて良かったです。

IMG_8266.jpgIMG_8265.jpgIMG_8260.jpgIMG_8258.jpg大書院の広縁には、ボスコ・ソディの作品が展示してあります。間近で見られました。

IMG_8244.jpgIMG_8245.jpgIMG_8249.jpg床の間の掛け軸は加藤泉の作品、置物がボスコ・ソディの作品です。

IMG_8250.jpgIMG_8251.jpg床の間の違い棚ま作品は、加藤泉とありました。

IMG_8263.jpg知らずに出て行きそうになりましたが、こんなところにも作品が。ボスコ・ソディによるものです。

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最後に、大書院の入口あろつた作品です。ボスコ・ソディと加藤泉によるものです。どっがどっちか分かりません。

IMG_8253.jpg次の人が来られるまで休憩してました。

IMG_8284.jpgIMG_8285.jpgIMG_8286.jpgIMG_8287.jpgIMG_8288.jpg10時20分に出て行きました。案内では10時45分まで滞在は可能でした。

会期 は、11月2日(土)~11月17日(日)。開館時間が、13時00分~17時00分。観覧料が、1000円でした。午前中は、人数制限の特別観覧があって、10時~10時45分。観覧料が2000円でした。

このあと、今日は、ここに行くために出掛けました。六波羅蜜寺の12年毎の御開帳に行きました。

この記事へのコメント

2024年12月25日 16:06
今日は。ご無沙汰しています。
クリスマスの日、いかがお過ごしですか。
両足院の庭も、きれいでよく手入れされていますね。池のまわりの赤い
ドウダンツツジが鮮やかですね。この度は、ボスコさんと加藤さんの作品
がコラボして思い切った展示会ですね。外人さんも増えてきましたが、
好評だったのでしょうか?
新年が良い年になりますよう祈っております 🎍。 
壬生里
2024年12月26日 05:57
健さんへコメントありがとうございます。

やっと京都の紅葉巡りも一段落したかなぁが、近況です😊。
両足院のある祇園は、外国人観光客が多くて、交通も混雑しているで、最近は敬遠してました。
ここは初夏の半夏生が有名ですが、この時期の公開は珍しいので、予約して行ってみました。公開時間は昼からだったんですが、昼からの祇園は混雑するので、諦めていたところ、人数限定の公開を見つけて行ってみた次第です。
12月も両足院さんイベントされてましたが、こちらには行かなかったです。紅葉見学が忙しかったので。