世界文化遺産 天龍寺「諸堂(大方丈・書院・多宝殿)」拝観へ
世界文化遺産 嵯峨嵐山 臨済宗大本山 天龍寺の曹源池庭園を出て、少し時間をつぶして2022年(令和4年)8月25日(木)以来、入っていない「諸堂(大方丈・書院・多宝殿)の拝観」に向かいました。

「庫裏」の前に戻って来たので8時25分でしたが、ちょうと開いたばかりでした。5名ぐらい並ばれてましたね。写真は帰りに撮ったものです。20名ぐらいの行列となってました。
庭園の拝観券を見せると300円で入れます。普通は靴を下駄箱に預けますが、家らか袋を持参してきので、my袋に靴を入れました。


先ずは「大方丈」に向かいました。久々に入ったので、室内を見て回ります。
室内越しに、綺麗な紅葉が見えました。ただ人が多すぎです。


天龍寺のご本尊は「釈迦如来像」です。幕があって直接は見えないです。
「大方丈」内にははいれません。この内部に入れたのは、2016年(平成28年)4月24日(日)の「アメリカ人禅僧 トーマス・カーシュナー師とめぐる天龍寺の特別拝観」と、2021年(令和3年)3月26日(金)の「旧 雲龍図」鈴木松年画伯筆が特別公開中の天龍寺 大方丈には入れました。
余談ですが、今年10月30日(水)に、千 宗室家元の奉仕により、開山毎歳忌に伴う献茶式が、ここ大方丈で執り行われました。天龍寺は、1339年(暦応2年)、後醍醐天皇の菩提を弔うために足利尊氏が夢窓疎石を開山として離宮・亀山殿を寺に改めたことに始まり、その後、1345年(康永4年)に落慶しました。巨額の造営費を賄うため、元冦以来途絶えていた元との貿易が再開されたことはよく知られており、この貿易船は「天龍寺船」と呼ばれました。
大方丈内から見た「嵐山」です。先ほどまで庭園に居ましたが、格段に人が増えて来ました。





大方丈内の「雲龍図」は、富岡鉄斎の孫弟子にあたる若狭物外画伯筆によるもの。庭園からも一部見えられます。ガラスに反射した紅葉が綺麗です。

曹源池周りの紅葉を見ながら、次に「大方丈」から「小方丈」に向かいます。


「小方丈」には、多くの方が座って庭園を見てました。掛け軸の文字は「莫妄想(まくもうぞう)」と書かれています。意味は、「妄想すること莫(なか)れ くだらぬことを考えるな」だそうです。


小方丈を早々に出て、次に見るのは、嵐山に流れる大堰川を模して造られた小川が流れる奥に非公開の「祥雲閣(しょううんかく)」が見えます。


小方丈から多宝殿まで、屋根付きの渡り廊下を通ります。途中には椅子に座って「花頭窓」を見られます。
次に右手に見るのが「甘雨亭(かんうてい)」で、四畳半台目の茶室です。天龍寺では祥雲閣を広間、甘雨亭を小間と呼ばれています。




渡り廊下から見る紅葉も綺麗です。この先に終点の「多宝殿」があります。
「多宝殿」に着くと、さっそく堂内の「後醍醐天皇像」を撮りました。前は電気がついてましたが、肉眼では暗かったですね。

堂内は暗かったけど、襖絵もカメラで撮ったら綺麗に映ってました。


多宝殿まで行くと、あとは戻るだけです。紅葉を見るなら庭園の拝観がお勧めです。



渡り廊下にある鐘を撞くことはできません。





帰りは人が途切れたので、ここで座って休憩しました。座り持って撮った写真です。




8時43分に、再び「小方丈(書院)」まで戻ってきました。今日は、9時過ぎに妻と待ち合わせしているので、ここに座って時間を待ちます。
ちょうどスマホの充電が切れかかったたので、モバイルバッテリーで充電をしてました。暫く写真を撮らないので居てると、人がもの凄く増えてきて・・・?。
8時57分に、ここを出て曹源池庭園を見ると、ご覧のように人がもの凄く増えて来てました。まだ9時前だと言うのに。
9時過ぎに妻と会って「法堂」前を通って、次の目的地に二人で向かいました。
次は京都で屈しの紅葉の名所です。多分、混んでるでしょうね。











余談ですが、今年10月30日(水)に、千 宗室家元の奉仕により、開山毎歳忌に伴う献茶式が、ここ大方丈で執り行われました。天龍寺は、1339年(暦応2年)、後醍醐天皇の菩提を弔うために足利尊氏が夢窓疎石を開山として離宮・亀山殿を寺に改めたことに始まり、その後、1345年(康永4年)に落慶しました。巨額の造営費を賄うため、元冦以来途絶えていた元との貿易が再開されたことはよく知られており、この貿易船は「天龍寺船」と呼ばれました。













































ちょうどスマホの充電が切れかかったたので、モバイルバッテリーで充電をしてました。暫く写真を撮らないので居てると、人がもの凄く増えてきて・・・?。


次は京都で屈しの紅葉の名所です。多分、混んでるでしょうね。
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