大丸京都店「第57回 京都書作家新春展」と「炭焼うな富士 大丸京都別邸」へ

大覚寺から京都市バスに乗って、四条烏丸まで行きました。そこから向かったのが大丸 京都店です。今日は8階レストランフロアにある「炭焼うな富士 大丸京都別邸」を11時30分から予約してました。

大丸 京都店には10時45分頃に着いてエスカレーターで上がって行く途中のポスターに目がとまり、7階で降り向かったのが大丸ミュージアムです。今日は、ここで「第57回 京都書作家 新春展」が開催中でした。

予約時間が11時30分からで、まだ30分ほど時間があるので、暇つぶしに見ていこうかなぁ・・・と思って入口まで来て、入城料は500円、大丸カードで300円と書いてあって、どうしようかなぁと迷っていると、見知らぬ方から声を掛けて貰い招待券をいただきました。

EPSON372.jpg「本当に良いですか?」と聞きましたが、喜んで入りました😊。

日本の書の母なる地と称される京都において、清新な感性と技法で新しい書の姿を表現。日展を鍛錬の場とし京都書壇で活躍する書作家の新作が一堂に集う、新春恒例の催し。

IMG_4502.jpgIMG_4503.jpgここに来て知った催しでしたが、多くの方が来られてました。入るととき「写真は何処を撮って貰っても結構です」との案内されました。

IMG_4427.jpg「恋々而(こひこひて) 相有時谷(あへるときだに) 愛寸(うつくしき) 事盡手四(ことつくしてよ) 長常念者(ながくとおもはば)」(右)、「朝(あさ)さらずつぐみなくなる我が藪(やぶ)の桵(たら)の木みれば萌(も)えにけるかも」(左)。

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「紫燕貼風 黄鸝試雛」紫燕風に貼(つ)き、黄鸝(こうり)雛を試む。達筆と難しい感じで読めないですね。

IMG_4430.jpg「鳥聲山路静(鳥聲山路静かなり)」(右)、「寒往熙春来(かんゆきてきしゅんきたる)」(中)、「高臥 吾将に老いんとす 烟霞 旧病軀 風は伝う 梅の信息を 霜は報ず 竹の平安を」(左)。

IMG_4434.jpg「春の雪 行く先は 継ぎ来る記者に」。

IMG_4436.jpg右から「今日来ずば 明日は散りなむ 梅の花」、「明鏡止水」、「見ゆる限り山の連なりの雪白し 初日の光さしそめにけり 白梅の花明るくて古池に 揺るる光のけはひこそすれ」、「漸入佳境(ぜんにゅうかきょう)」。

IMG_4443.jpg右から「暮(ゆふ)さらば屋戸開け設(ま)けてわれ待たむ 夢に相見に來むとふ人を」、「明珠有掌(みょうじゅたなごころにあり)」、「妣(はは)の味越せぬ萱草(かんそう)の甘酢漬」、「おほどかに春はあれども揺り動く 榛(はり)が花にも満ち足らひたり 蒼雲のそぐへを見れば立ち渡る 春はまどかにいや遙かなり」、「こさ吹かば曇りもぞする陸奥の蝦夷にな 見せそ秋の夜の月影走る芒原 穂波年波寄る辺さえ かかる浮世に 及らえて作りし罪の身なりとも」。

IMG_4449.jpgIMG_4455.jpg少々面倒くさくなったので、最後だけ😊「和敬清寂(わけいせいじゃく)」。

IMG_4460.jpg右から「めぐりあひて 見しやそれともわかぬまに 雲がくれにし夜半の月かな」、「雨窗含黒對清秋」、「雪の内に春は来にけりうぐひすの 氷れる涙今やとくらむ 霞たち木のめも春の雪ふれば 花なき里も花ぞちりける」。

IMG_4461.jpg右から「神超」、「春光を受ける灯籠の笠の苔 掌に撫でしばし親しむ」。

IMG_4467.jpg右から「緑濃き能登の島かも海際まで 傾く畠に穂麦赫れる」、「冬ながら空より花の散りくるは 雲のあなたは春にやあるらむ ときわなる松の緑も春来れば いまひとしほの色まさりけり」、「清風萬代を激(はげ)ます」。

IMG_4471.jpgIMG_4477.jpgこちらも最後だけ😊「清きもの雪の中なる若菜かな」。

IMG_4483.jpgIMG_4484.jpgIMG_4496.jpgIMG_4497.jpgいろいろ、ゆっくり見てましたが、さすがに時間も無くなってきて・・・それで、一つ一つ見て行くことは・・・。

IMG_4492.jpg右から「亡き人の面影恋ふるこの夕へ ひひく鐘の昔あはれかなしき 音羽山たなひくかすみあけほのゝ 空は匂ひと花さそふらむ」、「花閑鳥自啼(花閑かに鳥自ら啼く)」、「うれしくば 開け 小春の桜花 初夢の 思ひしことを 見ざりける」。

IMG_4498.jpg右から「さくら色の庭の春風あともなく とはばぞ人の雪とだに見む 春過ぎて夏来にけらし白妙の 夜干すてふ天の香具山」、「昨夜着征衣 今朝入翠微 雲深山鈴声遠 行人笑語稀 蕭蕭三十里 孤客己思帰」。

IMG_4501.jpgつくづく子供の頃に書道を習っておけば良かったなぁが実感です。私が出た頃には入口で解説されてました。

出口から入口に戻ってお礼を言うためでしたが、もう姿無かったです。まだ時間はありましたが、7階から8階に上がってレストラン街に向かいました。この日席を予約していたのは「炭焼うな富士 大丸京都別邸」で、2024年(令和6年)3月29日(金)に一度来ています。

IMG_4504.jpgIMG_4531.jpgIMG_4530.jpgIMG_4506.jpg一度来ているけど、少々迷いました😊。フロア2周しましたね😊。11時30分に予約してましたが11時10分に入りました。

IMG_4526.jpgIMG_4525.jpgIMG_4510.jpg席は用意されてました。ただ、結構空いていたので、この時間では予約不要だったかも知れません。個室は海外の方が入って行かれました。

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席に着いたら、持って来られた「きゅうりの酢の物」です。予約は席のみで、注文は期間限定の「小うなぎ膳」(5350円)にしました。

IMG_4513.jpgIMG_4514.jpgIMG_4515.jpgIMG_4516.jpgIMG_4517.jpgIMG_4518.jpgIMG_4519.jpg小うなぎ丼(うざく・蛤のお吸い物・漬物・刻みわさび)、東北前菜三種盛り(石巻産のトロイワシとなます・青森産の菜の花とヤリイカの青唐辛子味噌和え・宮城県産の燻製ブリといぶりがっこのスモークポテトサラダ)、刺身三種盛り、茶碗蒸し(宮城県産のホタテの潮煮添え)。

残さずにいただきました。ただ刻みわさびには泣きました😂。

IMG_4527.jpgIMG_4529.jpg今日は、帰る頃も席が空いてました。前に来たときは、入口の椅子で待たれる方が居ましたが。

今日は、予定が変更になったこともあって、デパ地下で買い物もしないで帰りました。

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