紅葉の名所である常寂光寺も今は枝垂れ桜が満開
3月28日(金)まで高温傾向でしたが、一転平年を下回る気候となり開花した桜も満開まで時間がかかるような、それでも早咲きの桜は次々と見頃となっていきそうな、それで4月2日(水)に桜の開花情報を見ていたら、先般の天龍寺に次いで醍醐寺も見頃となりました。夕方には醍醐寺からの生中継も放送され、見事な桜が咲き誇ってましたね、今年は行かないでけど😊。
3月31日(月)に天龍寺曹源池庭園の枝垂れ桜を見に行った時、天気良かったけど、それ以降は曇りか短い間の雨降りとか、中々晴れてくれません。雲っていたので、4月2日(水)の最低気温は9.0℃と平年より高かったけど、晴れないので気温は上がらず、最高気温は平年より低く15.9℃止まりでした。天気予報も曇りで、昼前後に雨降りと出てましたが、桜開花状況で満開と出ていた常寂光寺に行くことにしました。
常寂光寺は京都で屈指の紅葉の名所です。その時期になると、開門前に相当の行列は必至ですが、それ以外は比較的空いてて、ゆっくり拝観は出来ます。常寂光寺には、一本だけ見事な枝垂れ桜があって、昨年の2024年(令和6年)4月4日(木)に行っており、2年続けての訪問となります。
常寂光寺に歩いて向かう途中に、嵐山、亀山、小倉山の山並みに山桜が綺麗に咲いています。そろそろ嵐山も見頃になるみたいです。

少し早いかなぁと思い着いてみたら「山門」は開門されてました。このとき8時57分でした。


山門を入って左手にある「拝観受付所」で、拝観料500円を納めます。見たところ数名の方が先に入られたようです。
先に入られた方が石段を上がって行かれたのを待って「仁王門」を撮りました。ただ今は仁王門をくぐりません。
私は昨年も来ているので、拝観受付所の先を左手に入ると、このような枝垂れ桜を見ることができます。


贅沢を言えば、曇り空より天気が晴天だったほうが良かったですが、ここには帰りに寄ってみます。


「仁王門」をくぐった先の石段を上がると本堂があるので、休憩せず一気に登ります。石段が急なため振り返っての写真は撮りません。
上がった正面にある非公開の「本堂」です。昨年の11月16日(土)~27日(水)まで特別公開されたようです。
本堂前から展望所に移動する前に句碑がありました。「落葉ふんで 道新しく ひらけたり 義生」と書かれており、脚本家の高桑義生の作です。
この先に、最初の展望所があって先程の枝垂れ桜を上から撮りました。遠くの比叡山が綺麗に見えています。
展望所の対面には「妙見堂」があります。1974年(昭和49年)に妙見堂本殿と拝殿の大改築がされたそうです。





次に向かったのが「本堂」の裏手です。裏手には池があって苔の綺麗な庭園となっています。特に秋の紅葉は見事に色づきます。
本堂の裏手を出て参道に戻ります。ここから、急に石段を上がりますが、私は左手にある「竹林」に寄って行きます。

外国人観光客が好きな「竹林」ですが、先に入られた外国人観光客の皆さんや後から来られた外国人観光客の皆さんが素通りされ登って行かれました。勿体ないなあ・・・。






下に見えている通路を通って来たわけです。「竹林」を一周して元の参道に戻ってきます。
戻ってきたので、ここから急な石段を上がって行きます。それにしても外国人観光客の多いこと。
外国人観光客の皆さんが、石段を登って行かれたので、私は先に「多宝塔」に行くことにしました。

「多宝塔」に来ました。桃山時代建築の重要文化財建造物で、1620年(元和6年)、京都町衆によって寄進されました。内部に釈迦、多宝二仏を安置されていますが、通常非公開です。

帰りに寄るので行きは、いつもスルーしたましたが先に寄りました。次に展望所に向かって石段をグングン上がって行きます。
展望所の前に「歌仙祠(かせんし)」に寄りました。1890年(明治23年)の建立です。内部には藤原定家、藤原家隆像が祀られており、扁額の「歌遷祠」は富岡鉄斎の筆によるものです。
その先にあるのが「時雨亭跡」の石碑です。江戸時代の中頃まで、ここに時雨亭がありましたが、昭和初期の台風により倒壊したそうです。

再び急な石段を上がったら「展望所」があります。
眼下に「歌仙祠(かせんし)」の屋根が、東の方向には「比叡山」が山頂まで見えてました。ただ、ここはゴールじゃありません。


再び、最後の急な石段を登り切った先に、最後の「展望所」がありました。
これ以上、上には展望所が無いので、ここから京都市街地を見渡せます。

肉眼で「京都タワー」が見えたのでズームしてみました。

ここからズームしたのは「仁和寺」の「五重塔」です。その手前には「広沢池」、東の方向には「比叡山」が見えています。
海外の方が次から上がって来られるので、早々に降りることにしました。下りは違うルートから降ります。






下りでは「三葉躑躅(ミツバツツジ)」が綺麗に咲いてて、それを見ながら再び「多宝塔」に降りて来ました。下りのルートでは必ず通ります。

行きに「多宝塔」に寄ったので、に降りて行きます。左手にある「開山堂」には結界があって寄ることが出来ませでした。2004年(平成16年)に、明石本立寺(ほんりゅうじ)野口僧正とその夫人によって建立されました。日禛上人坐像を安置しています。






行きと違うルートで「本堂」前まで戻って来ました。帰りは仁王門前の石段から降りません。


本堂の先には「鐘楼」、そして向かいに「庫裏」があります。その先にトイレがありますが寄りません。

鐘楼横から仁王門に向かって下る坂は「末吉坂」と言います。ただ私は仁王門に向かいません。




末吉坂から奥の参道から降りると、「女の碑」があります。碑には「女ひとり生きここに平和を希う」と書かれています。
その隣の碑には、第二次世界大戦では200万人という若者が犠牲になり、その若者たちと結ばれるはずの多くの女性が、戦後に独身のまま生きざるをえなかったと書かれています。碑文揮毫は、当時の参議院議員市川房枝さんです。


こちらは「砂田明の碑」です。1928年(昭和3年)京都生まれの舞台俳優さんだそうで、常寂光寺の志縁廟への納骨を機に、砂田明を敬愛する人々の手によりこの記念碑が建立されました。


そのまま仁王門に出ると、ここには来られません。何度か来ているので、このコースも知ってました。







ピンクの「馬酔木(あせび)」などの花を見ながら「仁王門」まで来ました。これで常寂光寺の境内を全て回ったことになります。

予定どおり、帰りに「枝垂れ桜」に寄りました。行きと同様に誰も居ません。

常寂光寺に入って来られた外国人観光客が、私がここで桜の写真を撮っていので、このエリアに入って来られました。それで常寂光寺を出て行くことにしました。


この注意書き、こんな所に座るなんて信じられないですね。マナーの悪い海外の方には辟易します😡。

今は曇ってますが、このあと雨が降ってきました。写真は遠くに見えている「比叡山」を撮りました。
天気が悪いので、何処にも寄らず帰りました。まもなく京都はソメイヨシノが満開になるでしょう、楽しみです。
3月31日(月)に天龍寺曹源池庭園の枝垂れ桜を見に行った時、天気良かったけど、それ以降は曇りか短い間の雨降りとか、中々晴れてくれません。雲っていたので、4月2日(水)の最低気温は9.0℃と平年より高かったけど、晴れないので気温は上がらず、最高気温は平年より低く15.9℃止まりでした。天気予報も曇りで、昼前後に雨降りと出てましたが、桜開花状況で満開と出ていた常寂光寺に行くことにしました。
常寂光寺は京都で屈指の紅葉の名所です。その時期になると、開門前に相当の行列は必至ですが、それ以外は比較的空いてて、ゆっくり拝観は出来ます。常寂光寺には、一本だけ見事な枝垂れ桜があって、昨年の2024年(令和6年)4月4日(木)に行っており、2年続けての訪問となります。
















































































その隣の碑には、第二次世界大戦では200万人という若者が犠牲になり、その若者たちと結ばれるはずの多くの女性が、戦後に独身のまま生きざるをえなかったと書かれています。碑文揮毫は、当時の参議院議員市川房枝さんです。























天気が悪いので、何処にも寄らず帰りました。まもなく京都はソメイヨシノが満開になるでしょう、楽しみです。
この記事へのコメント