旧嵯峨御所 大本山 大覚寺 大沢池の桜
京都の桜は、4月5日(土)に満開を発表されました。しかし、5日(土)から6日(日)にかけて雨が降りましたが、満開になったばかりで散る心配はありません。翌日の7日(月)は朝から快晴の天気となり、絶好のお花見日和となりました。天気が良いので何処に行くかと考えた結果、ほぼ毎年行ってる旧嵯峨御所 大本山 大覚寺 大沢池の桜を見に行くことにしました。
普段は大沢池に入るのに並ぶことは稀です。ただ桜の時期は開門前に行列必至。天龍寺ほどじゃありませんが10分前には行きたいところです。
大沢池の入口にある「大沢門」に8時56分に着きました。私で10組目ぐらい。歩くの遅いので油断しました。ただ着くと開門し受付を開始されました。
私が「大沢門」に入ったのが9時ちょうど。約3分ほどかかりましたね。一人づつ境内の説明されるから仕方ないけど。私には説明不要、拝観券貰って直ぐに向かった先には・・・?。
拝観受付所の横に大沢池に至る通路があります。私は、そちらから散策することにしました。これから大沢池を反時計回り、南から東へ、そして北から西へ巡るわけです。

大沢池に見える所まで写真を撮りました。こちらは北を向いて撮ったものです。桜は綺麗に咲いています。

午前中は、こちらから撮ったほうが綺麗に撮れます。「五大堂」の前にも綺麗に桜咲いています。
大覚寺の本堂にあたる「五大堂」の奥に見えているのが「愛宕山」です。


ほぼ毎年来てますが、大沢池の畔に咲き誇る桜は本当に綺麗です。天気予報のとおり晴天にも恵まれたので、青空に桜が映えました。


ここから正面に見えるのが「心経宝塔」です。このエリアも桜が綺麗で、後程行ってみます。








大沢池を巡り「菊ケ島」と「庭湖石」が見える所まで来ました。いつものことですが、島にはアオサギやカイツブリが佇んでいます。


「菊ケ島」に自生していた野菊(嵯峨菊)が、嵯峨天皇の愛した野菊で、この野菊(嵯峨菊)を離宮に持ち帰って花瓶にさして愛でたと言われています。これが「いけばな嵯峨御流」の始まりになりました。



皆さんあまり感心が無いので寄って行かれません。それが名勝「名古曽瀧跡」です。離宮嵯峨院の滝殿庭園内に設けられたもので、今昔物語では百済川成(くだらのかわなり)が作庭したと伝わります。
手前に「菊ケ島」と「庭湖石」。遠くに「嵐山」「亀山」「小倉山」の山並みに山桜が咲いてて綺麗です。
次に天神島に渡るため「名古曽橋」を渡ります。




「名古曽橋」の回りには満開の桜があって、ここ橋の上には人が多かったです。


「天神島」にも綺麗に桜咲いています。


「天神社」には御祭神として菅原道真公が祀られています。この島の名前の由来ですね、参拝させて貰いました。
右が「茶筅塚」、左に「嵯峨碑」があり、華道の先達への慰霊碑だそうです。




天神島に咲き誇る桜を見て、朱塗りの橋から天神島を出ました。

「心経宝塔」エリアに入りました。「心経宝塔」は1967年(昭和42年)、嵯峨天皇心経写経1150年を記念して建立。基壇内部に「如意宝珠」を納めた真珠の小塔を安置。宝塔内部には秘鍵(弘法)大師尊像が祀られています。


「聖天堂」です。当初は望雲亭西側に建っていますが、1962年(昭和37年)に現在池に移築されました。内部には歓喜天・十一面観世音菩薩が祀られています。


「大日堂」です。大覚寺門跡が、明治初頭まで兼帯していた安井門跡蓮華光院が管理していた洛東の岩倉山真性寺が廃寺となる際に移築されたもの。内陣には六角堂石造りの大日如来坐像が安置されています。




次に鎌倉時代中期の作と思われる「石仏群」に寄りました。20基を超える如来や菩薩の石仏群。古い者は平安時代後期の作もと伝わります。
その向かいにあるのが「護摩堂」です。往古の大覚寺伽藍周辺に建てられた子院の一つであった仏母心院跡に建立され、不動明王を祀られています。ここで毎月一回、10時から1時間30分程度、護摩の炎で心願成就を祈願されます。

放生池越しに心経宝塔を撮りました。桜が咲き誇ってて大変綺麗です。





「五社明神」のエリアまで来ました。ただ今日は本殿に寄りません。


大沢池の西側から見ています。少々逆光ですが、湖畔に咲く桜綺麗です。
お堂エリアの「五大堂」です。今日はお堂エリアには入りません。お堂エリアから大沢池エリアに降りて来られる方も多く見ました。











9時40分頃に「大沢門」から出て行くことにしました。外国人観光客の団体さんがガイドさんに連れられて入って来られましたね、多分中国人かなぁ。


今日は、お堂エリアには入りませんが、入口に綺麗な桜が咲いていたので寄ってみました。
大覚寺 大沢池の桜は、最近では2023年(令和5年)3月29日(水)、2024年(令和6年)4月8日(月)と来てますが、今年も綺麗な桜を見られました。前途したましたが、ここは紅葉より桜が圧倒的に綺麗です。



























































































大覚寺 大沢池の桜は、最近では2023年(令和5年)3月29日(水)、2024年(令和6年)4月8日(月)と来てますが、今年も綺麗な桜を見られました。前途したましたが、ここは紅葉より桜が圧倒的に綺麗です。
この記事へのコメント
造成されたんでしたっけ。庭園の池とは思えない
くらいの広々した眺めですね。桜の咲く時期は、
また格別の魅力があると思いました。
朝早く行かれた上に、この広さで分散されるので、
人の入らない写真が撮れるのはいいですね。
私は時代劇ロケで良く使われる、入り口から庭湖石付近
までしか歩いた事が無いので反対側は知りませんでした
この大沢池、一周するとどのくらい時間が掛かるんでしょう?
私の足じゃ無理かも知れませんが・・
大覚寺 大沢池の桜は見事に咲き誇るので、毎年来ています。ここの桜は外せないですね、紅葉より綺麗だと思います。
嵯峨天皇の離宮あとに造られた人口池に映り込む桜は本当に綺麗ですし、広いので混まないのも良いです。
お堂に咲く枝垂れ桜は、遅咲きのため同時には見られません。
大沢池は、そんなに広くなので、直ぐに回れます。( ^_^)
以前は、ここは志納方式でしたが、今は有料となったので、桜の時期も混むことはないですね。
ただ普段のガラガラに比べたら人は多いですが。
桜の時期だけですね、開門前に行列になるのは。( ^_^)
当たり前ですが、ほぼ同じ光景。天気も良くて。
本当に素晴らしかったです。
ここは他の人気の花見スポットと違って広いので、ゆったりと鑑賞できるのがいいですね。本当に思い出に残りました。
こちらの私のレポートはもう少し先になると思いますが。
ここの桜が見事に咲くので、毎年必ずきています。大沢池は紅葉よりも断然桜が綺麗ですね。
4月6日に来られたのなら大沢池の桜は満開だったでしょう。レポートは、少し先のようですが、お堂エリアにも入られたのかなぁ。お堂エリアで見る枝垂れ桜は、4月11日頃が満開でした。