世界文化遺産 元離宮二条城の桜
4月8日(火)は釈尊の誕生で、寺院では「花まつり」が行われ、誕生仏に甘茶を掛けて祝います。毎年、何処かの寺院に行くつもりにしてましたが、すっかり忘れてて、車の中から聞こえてきたラジオで思い出しました。私は仏教の保育園に通っていたので、「花まつり」は小さい頃から知ってましたが、この日、車で向かったのが世界文化遺産 元離宮二条城でした。今、正に桜が見頃となっているので、昨日の大覚寺 大沢池に引き続き、予定にしていたので向かった次第です。
元離宮二条城では、開城の8時45分前にはチケット売場に行列必至です。WEBでチケット購入された方や、私のように「年間パスポート」を持っているとチケット売場に並ぶ必要はありません。ほぼ誰も居ないので、いち早く入れます。ただ桜の時期や紅葉の時期は、それでも並ぶことになります。この日は、元離宮二条城第一駐車場に8時37分に車を入れました。8時30分頃に入りたかったけど仕方ないです。車を置いて、すぐに開城入口に向かいましたが、20名ほど並ばれてました。チケット売場には「最後尾」と書かれたプラカードを持った係の方が案内されてます。
並んでいる間に撮った「東大手門」(重文)です。行列を見ると、ほぼ外国人観光客のようでした。ソメイヨシノの標準木などソメイヨシノが咲き誇るのは、城内北側の「清流園」「清流園南側」「緑の園」です。海外の方は知らないと思うので、いち早く行けそうと、この時思いました。
予想通り外国人観光客の皆さんは、東大手門を入って左手に行かれます。「唐門」から「二の丸御殿」や「二の丸庭園」に向かわれる訳です。私は右手に進み清流園を目指しました。






「清流園」の手前「緑の園」から満開の桜を見ていきます。この辺りは「ソメイヨシノ」が咲いてました。
お隣は「紅枝垂れ桜」が。こちらも満開に咲いてます。こちらも「緑の園」エリアです。




こちらが気象庁京都地方気象台の植物観測用の標準木「ソメイヨシノ」です。見事な満開ですね。4月5日(土)に満開を発表されてから3日経ってますが、まだまだ満開が続いてました。

「北大手門」(重文)を超えると「清流園」です。晴天で青空が広がる天気に「ソメイヨシノ」が満開。それに、この時間では空いていたので、綺麗な満開の桜を楽しめました。


「清流園」では、手前に「ソメイヨシノ」が咲いてて、奥に「枝垂れ桜」が咲いてます。枝垂れ桜には近づくことはできません。
開城されて、真っ先に「清流園」に来たのは、私の他に1組だけでした。話すと初めて二条城に来られてようで、私の後ろを付いて来られたようです😊。



この見事な「枝垂れ桜」から「清流園」の中に入ってみます。
「清流園」から見た、重要文化財に指定されている「北大手門」(非公開)です。「紅枝垂れ桜」満開に咲いています。

さらに奥に進み、非公開の「香雲亭」で、手前に咲いているのは見頃を過ぎた「山桜」です。陽光桜かと思ったですが、二条城HPで山桜と紹介されていたので。






「清流園」内を散策し、出て来ました。見えているのは内堀と本丸の石垣です。今日は本丸には行きません。

城内を西に進み重要文化財に指定されている「北中仕切門」をくぐりました。

この辺りにも桜は咲いてますが、ここのメインは「椿」です。
城内の西側まで来ました。左に見えているのは重要文化財に指定されている「西北土蔵」です。桜開花情報では、こちらの枝垂れ桜は七分咲きと出てましたが。



城内の西側には、「枝垂れ桜(一重)」と「枝垂れ桜(八重)」が見られます。見たところ、ほぼ満開に近いと思います。綺麗です。




この見事な「紅枝垂れ桜」の前が「西橋」です。このは橋を渡って本丸に行けますが、今日は前途したとおり行きません。そのまま南に向かって歩きます。







城内の西側に咲き誇る「枝垂れ桜」を見ながら、重要文化財に指定されている「西南隅櫓」まで来ました。この辺りまで来ると、ボチボチ城内の南側から来られた方と擦れ違うようになりました。
この城内の西側に咲き誇る「枝垂れ桜」を遠目から見ています。ここから城内の南側を歩くので、今日は見納めです。
ここから本丸の「天守台」を見ています。梅が咲く頃には「梅林」は解放されてますが、今日は結界があって行けません。




城内の南側を歩いて、「桜の園」に向かいます。桜の園ではサトザクラが植えられていて、開花情報では咲き始めてとなってました。

所々「椿」も咲いていて、それを見ながら、重要文化財に指定されている「南仕切門」をくぐります。




南仕切門をくぐり、さっそく「桜の園」に行きました。咲き始めの情報に反して、綺麗に咲いている桜がありました。案内では「山桜」となってましたが。


この時、9時10分頃でしたるこの時間になると外国人観光客増えてきてます。

こちらの桜には名札があって「雨宿(あまやどり」と書いてありました。東京府江北村(現・東京都足立区)の荒川堤で栽培されていた品種だそうです。
「桜の園」で桜を見ていると、足元にカモが佇んでました。内堀に居るカモでしょう。
こちらの桜にも名札がありました。「佐野桜」です。佐野藤右衛門が広沢池にあったヤマザクラの種子を播いて育てた約1万本の実生苗の中から選抜した品種で、牧野富太郎がこの名を付けました。
こちらは「太白(たいはく)」と書いてありました。英国の桜研究家イングラムが1930年(昭和5年)に来日した時に船津静作所蔵の桜の絵をみて自庭にある桜と同じものであると認めました桜だそうです。
こちらは開花してませんが、名札から「松月(しょうげつ)」と分かりました。東京府江北村(現・東京都足立区)の荒川堤で栽培されていた品種です。八重桜の中では特に優美な品種のようです。

こちらも「佐野桜」です。佐野藤右衛門さんは現在16代目で、稀代の桜守、花咲爺として国内外を飛び回られています。




「桜の園」を回って出て行きました。桜が見頃の時期ですが、城内が広いので混雑感はありません。
「桜の園」から北上し「桃山門」(重文)をくぐります。
桃山門から本丸に通じる「東橋」を通り過ぎ、次に「鳴子門」(重文)をくぐります。
行きにスルーした「休憩所」前にある「枝垂れ桜」を見に来ました。これで城内の桜は全て見たことになります。



こちらも今日初めてでした。長屋門に咲いていた「白妙(しろたえ)」です。東京府江北村(現・東京都足立区)の荒川堤で栽培されていた品種です。


9時30分頃に「清流園」に戻って来ましたが、まだ空いてました。昼からは混んでくるかと思うけど。

行きと同様に城内の東側を通り、「大休憩所」で休んでから「東大手門」から出て行きました。時刻は8時45分でした。
元離宮二条城第一駐車場に戻り精算すると、8時37分~9時50分で1400円でした。いつも思うことですが、高いなぁ😡。京都市は財政赤字が酷いのは分かってますが、少々納得しがたいです。
元離宮二条城では、開城の8時45分前にはチケット売場に行列必至です。WEBでチケット購入された方や、私のように「年間パスポート」を持っているとチケット売場に並ぶ必要はありません。ほぼ誰も居ないので、いち早く入れます。ただ桜の時期や紅葉の時期は、それでも並ぶことになります。この日は、元離宮二条城第一駐車場に8時37分に車を入れました。8時30分頃に入りたかったけど仕方ないです。車を置いて、すぐに開城入口に向かいましたが、20名ほど並ばれてました。チケット売場には「最後尾」と書かれたプラカードを持った係の方が案内されてます。



































































































元離宮二条城第一駐車場に戻り精算すると、8時37分~9時50分で1400円でした。いつも思うことですが、高いなぁ😡。京都市は財政赤字が酷いのは分かってますが、少々納得しがたいです。
この記事へのコメント
実は私も行ってきました。但し、行ったのは夜。
ここでの夜がどんなふうになっていたかはご存じでしょう。
まあまあ良かったですが、昼間に広々とした城内で桜を愛でる方がよかったかも。いずれレポートする予定です。
私は元離宮二条城の年間パスポートを持ってますが、夜間には使えないですね。桜の季節の「NAKED meets 二条城 2025 桜」、もちろん知ってますが、京都市も、いろいろイベントを考えられてて、唐門前のプロジェクションマッピング綺麗でしょうね。レポート楽しみにしています。