JR東海「春の特別拝観」仁和寺 早朝貸切拝観 ~通常非公開の金堂拝観と御室桜~
京都の桜の最後は世界文化遺産 真言宗御室派総本山 仁和寺の御室桜と言われています。毎年行ってますが、日程的に4月13日(日)に行きたかったところ、天気予報が雨降りと出てました。京都の桜開花情報を見てみると、4月15日(火)頃に満開となって、19日(土)頃に花吹雪と出てました。ただ、その週は家の用事があって行けません。それで13日(日)に行くことにしてましたが、さすがに雨降りでは行く気にならないので、まだ早いかなぁと思いつつ、天気予報も抜群に良かったので、前日にJR東海の「仁和寺 早朝貸切拝観 ~通常非公開の金堂拝観と御室桜~」を事前予約しました。
この日は用事があったのと、仁和寺の駐車場は8時30分からしか開かないので、嵐電で御室仁和寺駅まで向かいます。御室仁和寺駅には7時13分に着いてみると、多くの方が降りられました。通常の拝観時間は8時30分からのため、すべてJR東海のイベントに参加される方でしょう、思っていたより多いです。このイベントには4月4日(金)にも来てましたが、御室桜が蕾だったこともあって空いてました。
これは帰りに撮った写真で、見えている「二王門」の扉は閉まってました。何度も来ている仁和寺で二王門の扉が閉まっているのを見たのは初めてでした。
二王門の扉は閉まってますが、通用口は開いてます。4月4日(金)も来てるので要領は分かってます。「JR東海 EX旅」のスマホ画面を見せ拝観券を貰いました。
この時、7時17分でしたが中門は開いてます。8時30分からと聞いていのに・・・と思いきや、「御室桜苑」は結界があって、中に入れません。入れるのは8時30分からと案内がありました。

苑内には入れませんが、外から「御室桜」は見られますし、写真も撮れます。日当たりの良い所は見頃になってました。


早く、この通路に入って「御室桜」を見てみたいですね。こちらは苑内の東側のため日当たりが良いのでしょう。綺麗です。


こちらの通路は3分咲き程度でしょうか、イマイチです。



「御室桜苑」苑路の北側の通路は開いてました。そこから見た御室桜と五重塔です。



苑路を進み、重要文化財に指定され非公開の「観音堂」が見えるところまで来ました。
綺麗に咲き誇る「御室桜」をみながら重要文化財に指定されている「観音堂」に来ました。通常非公開ですが、毎月18日(11時~、13時~、15時~)には「観音会」をされています。2019年(令和元年)5月24日(金)に6年にわたって半解体修理が終わり「特別内拝」で入りました。


御室桜の特徴は、大きく2点あります。一つは遅咲き、二つは背が低いということ。このように桜の花片をアップで撮れるのは背が低いからです😊。

「御室桜苑」の西側まで来ました。ここには「展望所」も設けてあります。ただ結界があって進みません。

このとき、7時27分でした。そそれで「御室桜苑」の入口に向かいました。
入口から20名ぐらの行列が出てました。それで7時30分になって結界を外され、皆さん苑路に入って行かれ私も続いたわけです。

当然渋滞してますが、流れは速いです。展望所に急いで向かう方もいて、私はじっくり御室桜を見て行きます。






ここから仁和寺のシンボルである五重塔が見えました。ただ時間的には逆行です。

「展望所」に上がりました。まだ、この時間では空いてますし、苑路にも人が少ないです。ただ逆行だけはどうしても😒。
まだ朝早い時間帯のため、正面に太陽が入ります。特別時間帯は8時30分までに、再び戻って来ます。
苑路は一方通行です。この通路は東向きしか行けません。ただ守らない方もいましたね。
御室桜苑から見た「観音堂」です。屋根だけ見えてます。
まだ蕾が多いので、この辺りの見頃は、もう少し先でしょうか。今朝は冷え込んだので、最低気温は9.0℃でした。少々寒かったです。




御室桜苑を出ました。天気も青空で御室桜が映えました。明日は雨降りの予報が出ているので、今日来てみて良かったです。
7時41分に国宝「金堂」(非公開)に着ました。ここは8時30分に閉められます。それで、金堂の裏手から入りました。
国宝「金堂」に入ってお参りしました。4月4日(金)にも入りましたが、今日も椅子に座ってライトに照らされた仏像を眺めてました。もちろん最初にお参りは済ませてます😊。
内陣には右から「天灯鬼立像(阿形)」、「梵天立像」、「阿弥陀如来坐像」、「多聞天立像」、「持国天立像」、「勢至菩薩立像」、「阿弥陀如来坐像」、「観音菩薩立像」、「広目天立像」、「増長天立像」、「仏眼仏母坐像」、「帝釈天立像」、「竜灯鬼立像(吽形)」が祀られていました。



約20分金堂に居たので、8時過ぎに出ました。そして仁和寺に来たら必ずに寄る「水掛不動尊(一願不動尊)」に行きました。ここでは柄杓で水を掬いお賽銭をしお参りします。参道には綺麗な「三葉躑躅(ミツバツツジ)」が咲いてました。



次にお隣の「御影堂」にも寄りました。ここの内々陣に、「仁和寺第2世門跡 性信親王像」、「弘法大師像」、「仁和寺第1世 寛平法皇(宇多法皇)像」が祀られています。靴を脱いで内陣まで入ってお参りしました。ただ暗くてほぼ見えません。内々陣には「御影堂特別公開」で入りました。


御影堂を出て、出口に向かう途中に綺麗な御室桜を撮りました。ただ、せっかく早朝のイベントに来たので、御室桜をもう一度見に行くことにし「御室桜苑」の入口に行ってみると・・・。
8時8分に、再び「御室桜苑」に戻って来ました。この苑内に入るにはJR東海さんにいただいたチケットを見せる必要があります。鞄に入れていたのでホント面倒😡。聞くとJR東海さんのイベント以外で来られている人もいるからと。それなら仕方ないかなぁ。


再び「御室桜苑」に入ると、最初に入った時より空いてました。それで少し引いて写真を撮ってみることに。


この時間ではチケット売場にき行列ができているでしょう。一般公開よりは人は少ないかと思いますが、このイベントも多くの方が来られてました。そして次は「展望所」です。



「展望所」から見た「五重塔」です。まもなく満開となりそうですが、これでも充分綺麗で楽しめました。


「御室桜苑」は一方通行で、苑路も狭いので渋滞します😊。根気よく待つことですね。

御室桜の足元を見るとタンポポも咲いてます。上ばかり見てたので、思わずに気づいて撮りました😊。



「御室桜苑」は最初に来て、そして再び入って御室桜を見て、もう充分です。まだ8時20分頃でしたが出て行くことにしました。

8時22分に重要文化財に指定されている「中門」から出ました。この手前に臨時の受付があった予想通り行列ができてました。
二王門前の拝観受付所には行列ができてます。チケット売場は、この時期行列必至です。

8時26分に「二王門」を出ました。嵐電から市バスから来られた人が入って行かれます。

帰りも「嵐電」を利用します。レトロな「御室驛」の文字、良いですね。まだ朝早いこともあって車内は空いてました。
帰りは用事があったので「撮影所前駅」で降りました。この駅はJR太秦駅と隣接してますが、車内放送で・・・・?。
撮影所前駅は2016年(平成28年)4月1日に開業して以来、初めての利用です。その前に車内で放送されたのは、4月12日(土)午前6時50分ごろ、京都市下京区のJR京都駅のホーム上で不審物が見つかり、JR西日本が同駅在来線のホームを封鎖したため、午前8時半現在、JR京都線(東海道線)・JR琵琶湖線(東海道線)の高槻~米原間、JR湖西線の京都~近江今津間、JR奈良線の京都~木津間、JR嵯峨野線(山陰線)の京都~園部間で運転を見合わせている。との放送でした。結果、京都駅を発着する列車はおよそ2時間にわたって運転を見合わせたということで大混雑したようです。
用事を済ませて嵐電帷子ヶ辻駅から嵐山行きの電車に乗ろうとしたら、車内はパンク寸前の状態。JRが止まっているので、嵐山に行くため嵐電に多くの人が乗られたのでしょう、乗れませんでした。飛んだとばっちりで、仕方ないので丸太町通りまで約30分歩いて行き、そこで市バスに乗って帰りました。普通に歩いたら20分ぐらいでしょう、初めて歩く道だったので、余分に歩いてしまいました。嵐山の桜が見頃続いてての土曜日。嵐山行きのバスも凄く混んでました。綺麗な桜を見られて良かったですが、帰りは大変でした。
この日は用事があったのと、仁和寺の駐車場は8時30分からしか開かないので、嵐電で御室仁和寺駅まで向かいます。御室仁和寺駅には7時13分に着いてみると、多くの方が降りられました。通常の拝観時間は8時30分からのため、すべてJR東海のイベントに参加される方でしょう、思っていたより多いです。このイベントには4月4日(金)にも来てましたが、御室桜が蕾だったこともあって空いてました。


この時、7時17分でしたが中門は開いてます。8時30分からと聞いていのに・・・と思いきや、「御室桜苑」は結界があって、中に入れません。入れるのは8時30分からと案内がありました。
























入口から20名ぐらの行列が出てました。それで7時30分になって結界を外され、皆さん苑路に入って行かれ私も続いたわけです。





















国宝「金堂」に入ってお参りしました。4月4日(金)にも入りましたが、今日も椅子に座ってライトに照らされた仏像を眺めてました。もちろん最初にお参りは済ませてます😊。
内陣には右から「天灯鬼立像(阿形)」、「梵天立像」、「阿弥陀如来坐像」、「多聞天立像」、「持国天立像」、「勢至菩薩立像」、「阿弥陀如来坐像」、「観音菩薩立像」、「広目天立像」、「増長天立像」、「仏眼仏母坐像」、「帝釈天立像」、「竜灯鬼立像(吽形)」が祀られていました。







































撮影所前駅は2016年(平成28年)4月1日に開業して以来、初めての利用です。その前に車内で放送されたのは、4月12日(土)午前6時50分ごろ、京都市下京区のJR京都駅のホーム上で不審物が見つかり、JR西日本が同駅在来線のホームを封鎖したため、午前8時半現在、JR京都線(東海道線)・JR琵琶湖線(東海道線)の高槻~米原間、JR湖西線の京都~近江今津間、JR奈良線の京都~木津間、JR嵯峨野線(山陰線)の京都~園部間で運転を見合わせている。との放送でした。結果、京都駅を発着する列車はおよそ2時間にわたって運転を見合わせたということで大混雑したようです。
用事を済ませて嵐電帷子ヶ辻駅から嵐山行きの電車に乗ろうとしたら、車内はパンク寸前の状態。JRが止まっているので、嵐山に行くため嵐電に多くの人が乗られたのでしょう、乗れませんでした。飛んだとばっちりで、仕方ないので丸太町通りまで約30分歩いて行き、そこで市バスに乗って帰りました。普通に歩いたら20分ぐらいでしょう、初めて歩く道だったので、余分に歩いてしまいました。嵐山の桜が見頃続いてての土曜日。嵐山行きのバスも凄く混んでました。綺麗な桜を見られて良かったですが、帰りは大変でした。
この記事へのコメント
親しみが持てていいですね。
「わたしゃお多福 御室の桜…」でしたっけ。
俗謡に唄われた通りですが、いやいや、
どうして大したべっぴんさんです。
咲く時期が遅くて他の名所と重ならない点も
いいし、馴染みやすい美しさは格別だと思いました。
五重塔との組み合わせも最高ですね。
御室桜は不思議で、この土地以外では育たないですね、背が低いので、自分の目線で桜の花が見られるのも背が低いから。その背の低いのも謎だそうです。
京都では、御室桜で、桜の時期が終わります。
今年も綺麗な桜を見られて良かったですし、毎年必ず行きたい所です。
やはり、JR東海の特別拝観はいいですね。今回東寺で利用しましたが、実に贅沢な時間が過ごせたなと感じました。
早朝なので、朝日が低い位置で照らしてきますね。それに、室生桜も独特で背が低い。こんな特別な桜の園を撮影したくなりますよ。
仁和寺の御室桜は、京都では遅咲きで有名で、ミクミティさんへが行かれた頃は、多分、まだ蕾でしょう。
御室桜は不思議で、この地でないと育たないようです。
背の低さも独特で、目線で桜を愛でることができます。
普段は無料で入れるエリアですが、この時期だけは有料となりますが、それでも多くの方が来られます。
今回の早朝拝観では、非公開の金堂に入れるのも魅力ですが、もう何度も入っているので、個人的には早朝の人が少ないのが魅力でした。