旧嵯峨御所 大本山 大覚寺と新緑が美しい大沢池へ
5月のGW(ゴールデンウィーク)を利用して、東京から姉夫妻家族が帰省してきたので、5月5日(月・祝)に旧嵯峨御所 大本山 大覚寺を案内しました。聞くと大覚寺には行ったことが無いのでちょうど良かったです。
連休中の京都は、何処に行っても混んでます。世界遺産 元離宮二条城にも行ったことが無いらしいけど、普段でも混雑しているので断念。天龍寺には昨日行ったらしいので、大覚寺に誘いました😊。
待合せは大覚寺お堂エリア拝観入口にしました。姉家族は大覚寺を知らないのでタクシーで来て貰うことに。8時54分に会うことができました。
大覚寺のお堂には4月11日(金)の「嵯峨天皇奉献 華道祭」で来てますし、その時は大沢池も散策しました。大沢池には4月24日(木)にも来て新緑を見に来ています。4月7日(月)には絶好の満開の桜を見てました。これだけ来ているので、もう当分は行かないつもりでしたが・・・😊。
この「御殿川(ごてんがわ)」では、時代劇の必殺シリーズなどで、度々使われたので、案内しても見てなかったです😊。
お堂エリアの拝観入口にある「総門」に8時58分に入りました。このお隣の「明智門」も説明しましたが・・・。
最近放送されたNHK「雲霧仁左衛門ファイナル」では、ここでロケをされたのでしょう、度々使われてました。でも見てなかったと。
やっぱり連休中ですね、この時間でも結構、来られてました。靴は袋に入れて持ち歩くように案内して堂内へ。
この部屋は「大玄関 松の間」で障壁画は狩野永徳で複製と言ったら驚いてました。そこには輿が展示されてて、輿(九曜菊紋入)は後宇多法皇が使用されたとあります。

最初に案内したのは「宸殿」です。後水尾天皇に入内された江戸幕府2代将軍秀忠の娘東福門院和子(まさこ)が、女御御殿として使用していたもの。ここは「牡丹の間」で、狩野山楽筆。ここの襖絵も複製です。
この宸殿の特徴を案内しました。入口の格子は蔀戸といい留金部分には、蝉の装飾があります。これは御所の建物の特徴で、盛んに写真撮ってました😊。
こちらは、「松の間」。襖絵は狩野永徳によって描かれたもの。3月まで東京国立博物館で開催されていた「大徳寺展」は本物でした。
次に「宸殿」の裏の部屋も案内し、次に「村雨の廊下」を通ります。天皇など高貴な方々が雨に濡れないように移動できるよう、回廊で結ばれている渡り廊下です。
次に「心経前殿(御影堂)」ですが、先に「心経前殿(勅封心経殿)」に行きました。ここは60年に一度開扉され、前回開いた2018年(平成30年)10月19日(金)に行ってます。2013年(平成25年)と案内したけど覚えてないやろ😊。

「心経前殿(御影堂)」は、先に行った「心経殿(勅封心経殿)」のためのお堂です。内部の中央には硝子越しで「心経殿(勅封心経殿)」が見えています。
この建物は、1925年(大正14年)建造で、大正天皇ご即位に際し建てられた饗宴殿(きょうえんでん)を式後賜り移築したもので、当時は板張りだったと聞いた記憶があります。お堂に入っても全く面影ありませんが。

次に入ったお堂は「安井堂(御霊殿)」です。内陣の中央には後水尾天皇が祀られており、天井には「雲龍」が描いてあります。
先に「心経前殿(勅封心経殿)」です。今日は、堂内に入るのにレースが架かってました。鳥除けらしいです。
「五大堂」から見た、「勅使門」です。4月11日(金)には間近で満開の枝垂れ桜を見ることができました。
このあと、大覚寺の本堂にあたる「五大堂」に入って、皆でお参りしました。ここでは是非お参りして欲しかったから。理由は割愛です😊。


「観月台」に出ました。今日は、ここから大沢池に降ります。それで、靴を持参するように案内してました。

今日は、天気が良いので「大沢池」が映えます。これから大沢池を反時計回りで巡ります。



「大沢門」横の通路から大沢池を目指します。


ここから「大沢池」を巡ると、このエリアを全て回ることができます。
今日は、「愛宕山」の山頂まで、くっきり見えています。今日は5月4日(日)、連休中とは思えないほど、ゆったりと散策できそうです。
この先に見ているのが「名古曽瀧」です。数名の姿が見える程度で、外国人観光客の姿はありません。
天気が良いので、説明するのも疲れました😊。「嵯峨天皇 嵯峨山上陵」の石段が見えているので、寒くなったら登りたいですね。


大沢池を巡り「菊ケ島」と「庭湖石」が見える所まで来ました。今日は島に佇んでいる鳥が少ないです。何処へ?。

暑いので、口数減りました😊。名勝「名古曽瀧跡」です。離宮嵯峨院の滝殿庭園内に設けられたもので、今昔物語では百済川成(くだらのかわなり)が作庭したと伝わります。
前途した「菊ケ島」と「庭湖石」です。ご覧のようにアオサギが一羽だけしか居ません。いつもたくさん居る「カイツブリ」は?。

天神島には「名古曽橋」から渡ります。


天神島から「庭湖石」で休んでる亀を撮りました。ここで亀を見るのは珍しいです。


この島に「天神社」があるのも説明するの面倒になって、早々に島を出ました。この時、心経宝塔エリアはスルーすることにしました😊。

鎌倉時代中期の作と思われる「石仏群」と「護摩堂」の前を通って出口に向かいます。


綺麗な新緑を見ながら「放生池」越しに「心経宝塔」を撮りました。天気が良いので、新緑に心経宝塔が映えます。



先程、「五大堂」の「観月台」から降りてきたので、大沢池を一周してきたことになります。
聞くと、東京も外国人観光客が多いみたいで、京都行きの新幹線に乗るとき、改札制限されたと言ってました。ここ大覚寺に来て、殆ど外国人観光客を見なかったので、逆に驚いてましたね。連休中で何処も人が多いなか、静かに散策できたので良かったです。

ここは「大沢門」から出ました。大覚寺バス停に行くと、前のバスが出たばかりで、それで次のバスまで座って待つことに。
何号系統に乗ったら分からないので、発車まで付き合いました。ここが始発のため絶対に座れます。バスの回数券を渡して、発車を見送って私は帰路に着きました。
この日の最高気温は24.9℃まで上がったので、ジャケットを着ていたので、バス停で脱ぎました。暑くてバテましたね。まもなく大覚寺では、正寝殿の特別公開をされるので、その時、また再訪します。
連休中の京都は、何処に行っても混んでます。世界遺産 元離宮二条城にも行ったことが無いらしいけど、普段でも混雑しているので断念。天龍寺には昨日行ったらしいので、大覚寺に誘いました😊。

大覚寺のお堂には4月11日(金)の「嵯峨天皇奉献 華道祭」で来てますし、その時は大沢池も散策しました。大沢池には4月24日(木)にも来て新緑を見に来ています。4月7日(月)には絶好の満開の桜を見てました。これだけ来ているので、もう当分は行かないつもりでしたが・・・😊。


最近放送されたNHK「雲霧仁左衛門ファイナル」では、ここでロケをされたのでしょう、度々使われてました。でも見てなかったと。










この建物は、1925年(大正14年)建造で、大正天皇ご即位に際し建てられた饗宴殿(きょうえんでん)を式後賜り移築したもので、当時は板張りだったと聞いた記憶があります。お堂に入っても全く面影ありませんが。




このあと、大覚寺の本堂にあたる「五大堂」に入って、皆でお参りしました。ここでは是非お参りして欲しかったから。理由は割愛です😊。






































聞くと、東京も外国人観光客が多いみたいで、京都行きの新幹線に乗るとき、改札制限されたと言ってました。ここ大覚寺に来て、殆ど外国人観光客を見なかったので、逆に驚いてましたね。連休中で何処も人が多いなか、静かに散策できたので良かったです。


何号系統に乗ったら分からないので、発車まで付き合いました。ここが始発のため絶対に座れます。バスの回数券を渡して、発車を見送って私は帰路に着きました。
この日の最高気温は24.9℃まで上がったので、ジャケットを着ていたので、バス停で脱ぎました。暑くてバテましたね。まもなく大覚寺では、正寝殿の特別公開をされるので、その時、また再訪します。
この記事へのコメント
もうプロの案内人のようによくご存じでしょうから、助かったと思います。
それにしても、大覚寺の宸殿の襖絵は見事でした。
実際は複製だったのですね。それでも美しく格式もあって素晴らしい。
私は畏れ多くて写真をあまり撮れませんでした。
それと、新緑の大沢池もやっぱり素晴らしいです。絵になりますよね。
私もいつかブログに上げたいと思いますが、、。
ちょっと暑かったですか。それでも良い時期に散策されたと思います。
暑さ本番はこれからでしょうね。
5月の連休中は、何処に行っても混雑しているので、それで行ったことが無いと聞いたので、大覚寺を案内しました。
連休中でも、比較的空いてましたし、それに大覚寺から始発でバスが出ているので、これから市内に行くと聞いてたので、それも良かったです。
東京も外国人観光客多いらしく、東京駅で改札制限されほど、混んでいたようです。空いていたので驚いてました。