見事な満開 京都府立植物園の「バラ園」へ

5月23日(金)は、21日(水)から22日(木)にかけて雨が降り、それで湿った空気から乾いた空気に入れ替わってくれて、2日続いて寝苦しい夜から解放され、最低気温は16.7℃でした。それよりなにより湿気が下がったのが良かったです。

この日の数日前から、京都府立植物園のバラ園で、バラの花が見頃と出てました。NHK京都ローカルの「京いちにち」では、見頃は週末までと予測されていたこともあって、数日前から京都府立植物園に行く予定をたてました。

昨年は、2024年(令和6年)5月29日(水)に行きましたが見頃は過ぎてました。今日は、数日前まで大変暑かったので、少し見頃は過ぎたかも知れません。

IMG_1618.jpg家を車で出て京都府立植物園 駐車場には8時52分に入れました。ここの開門は9時からです。開門まで少しばかり近辺を散策します。

IMG_1619.jpgIMG_1621.jpgIMG_1622.jpgここは、4月9日(水)に来た「半木の道」です。賀茂川の北大路橋と北山大橋の間、京都府立植物園沿いに800㍍ほど続く小径のこと。

IMG_1623.jpg4月9日(水)には、見事なまでの八重紅しだれ桜がトンネルのように咲き誇ってました。

IMG_1624.jpgIMG_1625.jpg時計を見ると、8時58分となっていたので、「正門」に戻りました。約5組ほど並ばれてましたね。

9時ちょうどに開門され入って行きます。私は「年間パスポート」で入りました。期限は8月4日までで、早く新しい「年間パスポート」に変更したいです。私の年齢では料金は以前と同じで観覧温室にも入れるので。

IMG_1627.jpg入ると「正門」前の花壇を撮りました。私の予想では、今見頃のバラ園に皆さん向かわれるものと思ってました。

先に入られた方や、後から入られた方も、正門から正面を歩いて行かれます。私は、一目散に植物園会館に向かい、2階のテラスに上がりました。

IMG_1629.jpgバラ園の「薔薇の花」綺麗に咲いてます。遠くの比叡山も山頂まで見えています。上から見て、まだ空いているので、これからバラ園に入ります。

IMG_1630.jpgIMG_1632.jpgIMG_1633.jpgIMG_1635.jpg昨日の雨で、少し花片が散ってます。ただ、まだまだ綺麗に咲いてました。この時間では空いていたので、ゆっくり鑑賞させて貰います。

IMG_1637.jpgIMG_1642.jpgこの真っ赤なバラは、「花房(ハナブサ)」といい、中香、耐寒、耐暑に優れる強健種。1981年(昭和56年)に日本で作られた品種。

IMG_1640.jpgこのピンクのバラは「早春(ソウシュン)」といい、春を感じさせる桜ビンクの丸型の花弁。1991年(平成3年)に日本で作られた品種。微香。

IMG_1644.jpgこの真っ赤なバラは、「コンチェルティーノ」といい、バラ科の常緑樹です。1976年(昭和51年)にフランスで作られた品種。微香。

IMG_1646.jpgこのバラは、「ギー サヴォア」といい、花色はカーディナルレッドの地に、濃い目のピンク・モーヴと薄いピンクの縞が入るバラ。強香。フランスで、2001年(平成13年)に作られた。

IMG_1648.jpgIMG_1649.jpg花霞(ハナガスミ)」は、咲き始めは淡いピンク色ですが、咲き進むにつれ、花びらの先から濃いピンク色に色づくようです。1985年(昭和60年)に日本で作られた品種で、微香。

IMG_1651.jpgIMG_1652.jpgこの雪がつもったように株いっぱいに咲いているバラは、「アイスバーグ」といい、微香。1958年(昭和33年)にドイツで作られた品種。

IMG_1657.jpgこのバラは、優しいオレンジ色からオフホワイトに変化する「ギスレーヌ ドゥ フェリゴンド」。1916年(大正5年)にフランスで作出。微香。

IMG_1659.jpgピンク アイスバーグ」は、アイスバーグの枝変わりから出た枝変わり品種。1995年(平成7年)にオーストラリアで作出。微香。

IMG_1661.jpgバーガンディー アイスバーグ」は、白バラの名花「アイスバーグ」の枝変わり品種だそうです。1998年(平成10年)にドイツ作出。微香。

IMG_1663.jpgセント・リチャード・オブ・チチェスター」は明るい琥珀色の繊細な美しい花。2006年(平成18年)にイギリス作出。中香。

IMG_1665.jpgIMG_1668.jpgマルチダ」は、白地に柔らかなピンクの縁取りの入ったフリルの花弁が春から秋まで休みなく開花する人気の品種。1988年(昭和63年)にフランスで作出。微香。

IMG_1669.jpgIMG_1671.jpgスヴニール・ドゥ・アンネ・フランク」は、アンネの隠れ家に植えられていたバラの種子から交配をして生まれた。1960年(昭和35年)にベルギー作出。微香。

IMG_1673.jpgノック アウト」は、ローズ赤、丸弁咲き、小中輪房咲きの花。2004年(平成16年)にフランスで作出。微香。

IMG_1675.jpgIMG_1676.jpgここから京都の地名が付いたバラを見て行きます。美しい夕陽のように温かみのあるオレンジ色の「円山」。1984年(昭和59年)に日本で作出。中香。

IMG_1678.jpg明るい朱紅色で、花びらの弁裏はやや淡めの「大文字」は、1981年(昭和56年)に日本で作出。微香。

IMG_1680.jpg開花にしたがって花びらの端から深い桃色に染まる「大原女」は、1974年(昭和49年)に日本で作出。微香。

IMG_1682.jpgオフホワイトに淡いピンクの色彩がなんともやさしい2色咲きのバラが「衣笠」で、1982年(昭和57年)に日本で作出。中香。

IMG_1685.jpg紅藤色の落ち着いた花色。凛とした大らかな剣弁高芯咲きの「紫野」。1992年(平成4年)に日本で作出。微香。京都の地名のバラはここまで。

IMG_1687.jpgワインカラーの色合いがすばらしく、濃赤紫色の剣弁高芯咲きの多花性品種の「紫雲」。1984年(昭和59年)に日本で作出。微香。

IMG_1689.jpg香りのバラの代名詞といわれるほどの芳香を持つ品種の「芳純(ホウジュン)」。1981年(昭和56年)日本で作出。強香。

IMG_1691.jpg王朝」は、淡い茶色から朱に染まる独特の色あいが王朝の雅びな雰囲気を感じさせる。1983年(昭和58年)に日本で作出。微香。

IMG_1693.jpgこちらは見頃過ぎた「友愛」です。1970年(昭和45年)、大阪万博の年に日本で作出。微香。

IMG_1695.jpg天津乙女(アマツオトメ)」の、花は黄色にオレンジ色のぼかし、開花するにつれ、薄れていくそうです。1960年(昭和35年)日本で作出。微香。

IMG_1699.jpg華やかなピンクで花型が特に美しい「カリーナ」は、1963年(昭和38年)フランスで作出。微香。

IMG_1701.jpgIMG_1705.jpgゴールドマリー’84」は、1982年(昭和57年)ドイツで作出。鮮やかな丸弁の黄色い花を枝いっぱいに咲き誇り、春から秋まで休み無く花を咲かせてくれます。

IMG_1703.jpg中央で花弁が巻くカップ咲き。花弁の桃色が、中央に向かうにつれ濃くなり美しい「ナターシャ・リチャードソン」は、2011年(平成23年)にイギリスで作出。強香。

IMG_1707.jpgジンジャー」は、1962年(昭和37年)にアメリカで作出。日本の高温多湿な環境条件でも育てやすいそうです。中香。

IMG_1711.jpgリパブリック ドゥ モンマルトル」は、四季咲きの横張りのシュラブで、ショートクライマーとしてフェンスやトレリスに最適のようです。2012年(平成24年)にフランスで作出。中香。

IMG_1714.jpgうらら」は、1995年(平成7年)に日本で作出。濃いピンク、丸弁咲き、中輪房咲きの花。秋まで咲き続け、夏でも色褪せず。

空いている間に、「バラ園」のバラの花を堪能しました。昨日の雨で、一部花片は落ちましたが、見頃続いてました。このあとバラ園以外を散策します。

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