JR東海「癒やしの宝探し修行」臨済宗 天龍寺派 等持院へ

世界文化遺産 大雲山 龍安寺を出て、JR東海癒やしの宝探し修行」の謎解きのため臨済宗 天龍寺派 等持院に向かいます。先ずは「きぬかけの路」を西に進み、住吉大伴神社を過ぎた最初の信号を左折に東に進み、突き当たりを南に下がり「カフェパーク ミッキー」があるので、そこを左折し東に進みます。

IMG_4468.jpg8時52分に「山門」前に来ました。いつもは車で通過しますが、今日は止めて撮りました。

IMG_4469.jpg次は「中門」です。ここも車を止めて撮りました。

IMG_4471.jpgIMG_4472.jpgまだ門は閉まっているので、次も車を止め「マキノ省三像」を撮りました。1912年(明治45年)に「等持院撮影所」が誕生し、1932年(昭和7年)に閉鎖されましたが、映画の歴史は現在京都にある二つの撮影所に受け継がれています。

IMG_4473.jpgIMG_4555.jpgここから「鐘楼」前に車を止めました。この鐘楼に謎解きのヒントになるパネルが架かってて、早速撮っておきました。

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そのパネルを拡大したのが、これです。余談ですが、私が、ここを出る頃に、お一人パネルを撮りに来られてました😊。

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そして、問題がこれでした。答えは拝観し、書院にてお菓子をいただきながら考えることにします。

IMG_4476.jpg8時59分に「表門」前まで来ました。まだ門は閉まったままです。もうすぐ9時なるので門の前で待つことに。

IMG_4477.jpg9時に開門されたので、入りました。拝観受付所は「庫裏」のなかにあります。龍安寺と同様、謎解きに拝観は必要ありません。ここまで来たし、私は拝観していきます。

IMG_4478.jpgIMG_4547.jpg拝観料は600円。そして夏限定の「冷やし梅昆布茶」(菓子付き)をいただくことに。お菓子は庭園を見てからにします。

IMG_4479.jpgIMG_4480.jpgいつものように、先ずは庭園を散策します。拝観順路は「方丈」から「霊光殿」へとお参りしてから庭園に降りることになっているみたいです。

IMG_4481.jpg「書院」から庭に降りて、先に茶室清漣亭」まで行きます。まだ誰も来られてない間に・・・。

IMG_4482.jpgIMG_4483.jpg茶室 清漣亭」は、庭園を見下ろす小高い築山の上にあります。足利義政好みと言われてますが江戸時代末期に建てられたようです。

IMG_4484.jpg茶室前にある「蹲踞」です。あとで見るつもりの「司馬温公形手水鉢」は暑さのせいでしょう、忘れました😢。

IMG_4485.jpg今日も暑いので、庭園もあっさり見て書院に戻ります。茶室前から書院と方丈を撮りました。これから降りて行きます。

IMG_4486.jpg茶室 清漣亭」の前にある、有名な石灯籠「等持院型石灯籠」といいます。竿は四角形、中台は六角形で、火袋に日月文様が穿ってあります。

IMG_4487.jpgIMG_4490.jpg茶室 清漣亭」から降りて来て、「芙蓉池」越しに見ています。ここがベストのビューポイントでしょう。このあと心字池へ。

IMG_4492.jpgIMG_4493.jpgIMG_4494.jpgIMG_4495.jpg「芙蓉池」から「心字池」に向かう前に「足利尊氏公のお墓」に寄りました。室町幕府初代将軍の宝篋印塔がそれです。台座には足利尊氏の命日、延文3年4月30日の文字「延文三年」、左に「四月三十日」が書かれています。

IMG_4496.jpgIMG_4497.jpg心字池」に着いてみると、池畔の「半夏生(ハンゲショウ)」が、白色から緑色に変わりつつありました。

IMG_4499.jpgIMG_4500.jpgIMG_4501.jpgこの時期に「半夏生(ハンゲショウ)」が白く色づいているとは考えられないので納得です😊。

IMG_4502.jpgIMG_4503.jpgIMG_4505.jpgIMG_4506.jpgIMG_4511.jpg「心字池」の畔を歩きながら、池に突き出た「蓬莱島」まで来ました。今日は入ってみます。

IMG_4514.jpgIMG_4515.jpgIMG_4516.jpgIMG_4517.jpgここにはかつて「妙音閣」がありましたが、1950年(昭和25年)にジェーン台風により倒壊し、今は礎石しか残っていません。

IMG_4518.jpgIMG_4519.jpgIMG_4520.jpg苑路に戻り、直ぐの右手には、足利家15代供養塔の「十三重塔」と、その左横には、赤松柳史の高弟 青山柳為句碑「芙蓉池に風あるやなし 落下舞ふ」と書いてあります。

IMG_4521.jpgその先には、「臨済宗天龍寺派管長 関牧翁胸像」(左)と「中興天龍牧翁和尚大禅師」(右)がありました。

IMG_4522.jpgIMG_4523.jpgIMG_4524.jpg半夏生(ハンゲショウ)」は、ご覧のように白色から緑色に戻りつつあります。

IMG_4527.jpg暑かったので、早々に「書院」に戻り、受付で茶席をお願いしました。待っている間に、謎解きです。

これが中々苦戦し、このあとに寄った所用先で、ペンと紙で書いてみました。赤枠に「あしかが」と入れても字余りになるし、青枠には「たかうじ」と入れることができない。それで苦戦したわけです。このパネルを参考にしない方が良いかもです。数字の①②○○③○に、あしかがたかうじと入れて見て、答えを導きだした次第です。答えは出ましたが、今もヒントの意味が分かりません😒。

IMG_4529.jpgIMG_4533.jpgしばらくして、「冷やし梅昆布茶」とお菓子をいただきました。ここのは「京菓子司 笹屋守栄」さんのお菓子です。

そんなに冷えて無かったけど、体に良さそうです。特に外が猛烈に暑いので、熱中症予防には良いかも。素人考えですが😊。

IMG_4540.jpgIMG_4536.jpgIMG_4537.jpg方丈か見た「茶室 清漣亭」です。庭園から見るのと、少し高い位置から見るのと少し違って見えます。

IMG_4538.jpg次に「霊宝殿」に入ります。ここは撮影禁止のため写真はありません。ここで用意してきたお賽銭をしお参りしました。

正面には、室町幕府初代将軍・足利尊氏公が日頃信仰されていた地蔵尊(弘法大師空海作)を本尊に左右に達磨大師像夢想国師像が祀られてます。次に向かって右から若き日の徳川家康(東照大権現)坐像から、歴代足利将軍木像の室町幕府初代将軍足利尊氏(等持院殿)坐像2代将軍義詮(よしあきら)(宝筐院殿)坐像3代将軍義満(鹿苑院)坐像4代将軍義持(勝定院殿)坐像6代将軍義教(普広院殿)坐像7代将軍義勝(慶雲院)坐像8代将軍義政(慈照院)坐像9代将軍義尚(よしひさ)(常徳院)坐像10代将軍義稙(よしたね)(恵林院殿)坐像11代将軍義澄(よしずみ)(法住院殿)坐像12代将軍義晴(萬松院)坐像13代将軍義輝(光源院)坐像15代将軍義昭(霊陽院)坐像が安置されています。なお、5代将軍義量(よしかず)(長得院殿)、14代将軍義栄(よしひで)(光徳院)は、ありません。

IMG_4539.jpgIMG_4540.jpg最後に「方丈」に行きます。「方丈前庭」も白砂に砂紋が引かれ綺麗です。

IMG_4541.jpg方丈内は撮影禁止です。本尊は「釈迦牟尼仏」が祀られており、用意してきたお賽銭をしお参りしました。

かつて等持院撮影所があった時は、ここも撮影で使われたとか。かなり痛んでいたようです。近年綺麗に修復されました。

IMG_4542.jpgIMG_4543.jpgIMG_4544.jpg写真でも分かるよに、陽射しが強いです。これだけ強いと気温がグングン上がりましたね、もう全身汗だくです。この日は、最高気温が37.2℃まで上がりました。

IMG_4546.jpgIMG_4549.jpgIMG_4550.jpgIMG_4548.jpg9時34分に「庫裏」から出て行きました。次に来るのは紅葉の時かなぁ?。今は暑くて暑くて紅葉なんて考えられないけど。

IMG_4551.jpgIMG_4554.jpg来た時は、「表門」が閉まっていので、帰りに撮りました。暑いので、来られる方も少ないようで、お一人だけでした。

IMG_4556.jpgIMG_4557.jpg今日は、次に行く所用先が目的だったので、ここを出発し向かった次第です。この時は、まだ答えを出せなくて、モヤモヤしながら・・・。

この日は、7月23日(水)でした。大阪管区気象台は15時に、高温に関する気象情報を発表し、近畿地方は7月30日(水)頃にかけて、各地で35℃以上の猛暑日となるとして、熱中症などへの警戒を呼びかけた。特に京都市が高温となり、30日(水)までの1週間は最高気温37~38℃で推移する見通しだとか。今も暑いのに、この先もっと暑くなりそうで日中に出掛けることは危険かも知れません。

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