京都府立植物園 観覧温室にバオバブが咲く

京都府立植物園の「朝顔展」での早朝開園では、観覧温室内のバオバブが咲くと、午前8時30分まで温室内を無料開放され見られます。開花しているかどうかは、来て見ないと分かりません。この日は正門から入園する際に、職員さんから「バオバブが咲いているので温室入れます」と案内がありました。中には、温室目当ての人も居たでしょうし、アサガオ先に見に行かれた方も居たでしょう、私は、朝顔展を見た後に向かう事にしました。

バオバブの花は、大きく白い花弁が特徴で、夕方から夜にかけて咲き、翌日の昼頃にはしぼんでしまう一日花です。

朝顔展の会場から汗だくになって、園内の東にある観覧温室まで来ました。通常は10時に開園なんですけど😊。

IMG_4943.jpgIMG_4944.jpg7時26分に観覧温室前に着きました。皆さんご存じなんでね、結構入って行かれます。

IMG_5026a.jpgIMG_4945.jpg通常なら、自販機でチケットを購入しますが、受付に人が居ないのでフリーで入れます。

IMG_5024.jpgIMG_5012.jpg入ると「ジャグル室」と「有用作物室」は入れません。いきなり「冷房室」から。外が暑いので涼しい空気が心地いいです。

IMG_4946.jpgIMG_4947.jpgIMG_4948.jpgこれだけ涼しいと、この部屋から出たくなくなります😊。しかし、バオバブは次の部屋なんですね、出ていくしかない・・・。

IMG_4949.jpgここから「砂漠サバンナ室」です。冷房から蒸し暑い部屋に変わりました。

IMG_4959.jpg私は、昨年来ているので、バオバブの位置は分かっています。案内版が出ているので、初めて来ても迷うことはないでしょう。

IMG_4957.jpgIMG_4953.jpgIMG_4953.jpg7時28分に着きました。ここには数名の方が居ます。上を見上げているのは私だれかなぁ😊。

IMG_4950.jpgIMG_4952.jpgIMG_4954.jpg最初に述べたように、バオバブの花は、一日花です。昼からは落ちてしまうですね、だから早朝から見られるようにされてるようです。

IMG_4955.jpg知らなかったですが、花が終わったら実になって果実になるようです。ここでは、いくつか実になってました。

見られるのはここだけで、「昼夜逆転室」「高山植物室」「ラン・アナナス室」には行けません。ここから引き返すことになります。

IMG_4958.jpg帰りは、ゆっくり見て行きます。このサボテンは「金鯱(きんしやち)」です。原産地はメキシコ中部のケレタロ州、サカテカス州。この個体は、1930年(昭和5年)に宮内庁に献上されたもの一つだそうです。

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この背の高いサボテンは名札から「大鳳竜(たほうりゅう)」(原産地はメキシコ中部)と分かりました。

IMG_4961.jpg帰りは、咲いている花を見ていきます。こちらも、名札から「ウンカリナ レーズリアナ」(原産地はマダガスカル島南西部)と分かりました。

IMG_4963.jpgこちらは花は咲いてませんが、ネーミングが面白かったので😊。「雷鳥(ライチョウ)」(原産地はマダガスカル島)と書いてありました。ライチョウで調べると、マダガスカル島にはライチョウは居ませんと😊。

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次のネーミングも笑いましたね。マダガスカル原産でキョウチクトウ科「アアソウカイ(亜阿相界)」です。

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この部屋最後も面白いネーミングです。「ワサビノキ」で、原産地はインドのようです。根がセイヨウワサビの代用品となったので、和名はここからきているのでしょう。

IMG_4971.jpg冷房室に戻って、最初の花が、エクアドル、ペルー、チリ原産のイワタバコ科「コリトプレクツス・スペキオスス」です。

IMG_4974.jpgこの部屋は、結構花が見られます。「アロプレクツス カロクラミス」(原産地はメキシコ~グアテマラ)とありました。

IMG_4979.jpgIMG_4980.jpg先の花は調べても名前が出てきませんでした。次の花が「フクシアボリビアナ」(アカバナ科)でしょう。

IMG_4981.jpgIMG_4983.jpgこの花は「ウシノシタ」(南アフリカ原産・イワタバコ科)。葉が牛の舌に似ていることから和名がついたのかなぁ。

IMG_4984.jpgこちらは名札が無かったですが「ナガミガズラ」でしょうか?。

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IMG_4988.jpg写真の木の足元に綺麗な花が咲いてました。「マキシラリア グランディフロラ」(ラン科、原産地はベネズエラ~ボリビア)。

IMG_4992.jpgこちらもラン科の「フラグミペタディウム ノアルモント」です。最初、みたとき食虫植物だと勘違いました😊。

IMG_4995.jpgこちらは湿地食虫植物の一種で、「ヘリアンフォラ ヌタンス」(サラセニア科、原産地はギニア高地)と言います。間違い無く食虫植物でした。

IMG_4999.jpgIMG_5001.jpgIMG_5002.jpgこの花は「ヘンケリア ムーニー×ワルケリ」(イワタバコ科)で園芸品種のよです。

IMG_5004.jpgこの下に向いて咲いているのは「フクシアレギア アルベストトリス」でブラジル原産とありました。

IMG_5006.jpgIMG_4947.jpgこの花はフィリピン原産の「メディア マグニフィカ」です。大きな花序と葉が特徴です。

IMG_5008.jpg出口付近にあった、この花は調べると「アフリカホウセンカ」のようです。

IMG_5010.jpgIMG_5011.jpg最後に、サトイモ科の「パティフィラム」、多分ですが、それを撮って出ました。

IMG_5013.jpg出ると、行きはスルーした食虫植物を見て行きます。「ヘリアンフォラ属」で、ギアナの髙地に自生しているようです。

IMG_5016.jpg次が金魚の名前かなぁと。「ランチュウソウ」で、アメリカカリフォルニア州とオレゴン州の湧き水に自生してるようです。

IMG_5020.jpgこちらは食虫植物では有名で「ウツボカズラ」です。東南アジアの年中高温多湿に自生しているようです。

IMG_5023.jpg7時40分頃に観覧温室を出ました。外に出ると暑い空気にグッタリします。

IMG_5027.jpgIMG_5028.jpg外に出ると温室前の池に「睡蓮(スイレン)」が咲いているので撮ってみました。普段、寺院や神社でみる睡蓮とは違います。

IMG_5029.jpgIMG_5030.jpgIMG_5031.jpgIMG_5032.jpgIMG_5034.jpgこの木は「パパイヤ レッドレディー」とありました。果実できるのかなぁ。調べると糖度は高そうでしたね。

IMG_5037.jpgここの手前の黄色の花は、「ジニア ベリーズダブル イエロー」でしょう。矮小の百日草でしょうか。

IMG_5041.jpgIMG_5042.jpgIMG_5043.jpgIMG_5045.jpgこの背の低いヒマワリの品種は「パチーノレモン」です。矮小のヒマワリも、こんなに小さなのは初めて見ました。

IMG_5046.jpg暑いので、もう何処にも行きません。この花は「ベゴニア センプフローレンス(四季咲きベゴニア)」のようです。

IMG_5048.jpgIMG_5047.jpgIMG_5050.jpgIMG_5054.jpg京都府立植物園 駐車場に6時46分に戻り、水分補給と汗を拭い出ました。精算すると6時56分~7時48分、300円で済みました。

8月2日(日)に京都市は、猛暑日が30日熱帯夜が30日となり、全国で「30-30」一番乗りとなったそうです。京都府では福知山市が「33-8」、主な都市では名古屋市「20-31」、大阪市「18-35」、福岡市「12-36」、東京都「7-21」となっています。京都市は盆地で内陸部に位置するので、昼夜の寒暖差大きく昼間が高温でも、夜は下がり安かったそうで、同じ内陸部で盆地の京都府福知山市は、猛暑日が33日にもあるのに、熱帯夜は8日となっている。京都市は、都市化が進みエアコンの排熱などで夜間も気温が下がりにくくなり、昼夜を問わず全国トップクラスの暑さになっているという。

今朝も朝から暑かったので、今日はここから真っ直ぐ帰りました。

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