早朝の八坂神社と円山公園へ
8月16日(土)の最低気温は25.2℃と熱帯夜でした。12日(火)から続いており5日連続です。日中も14日(木)から猛暑日が復活して、ずっと暑くて、毎日熱中症警戒アラートが出されているので、まだ涼しい間に、祖父母の墓参りに大谷祖廟へ行くことにしました。
京都市円山駐車場に、5時58分車を入れました。昨年も2024年(令和6年)8月15日(木)に行ってるのに、1階に止めてしまって出口は3階なんですけど、階段を歩いていくことになりました😢。
昨年も、そうでしたが、祖父母の墓参りをすっかり忘れてて、この時期には必ずテレビのニュースで大谷祖廟が映ります。それで思い出した次第です😒。

先ずは大谷祖廟の前に八坂神社に寄って行きます。有名な「西楼門」には向かわず「北門」から入りました。

この時、6時3分境内は空いてます。ガードマンさんぐらいかなぁと思っていたら、数名が先に参拝されてました。
手前が「舞殿」、奥が八坂神社の正門にあたる「南楼門」です。八坂神社の紹介では「西楼門」が映りますが、正門はこちらです。

「本殿」前が空くのを待ってから参拝しました。本殿は、かつて別棟であった二つの建造物-本殿と拝殿-とを一つの屋根で覆ったもので、他に類例のない建築様式であることから「祇園造」と呼ばれています。
御祭神は、中御座に素戔嗚尊(すさのをのみこと)。東御座に、櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、神大市比売命(かむおおいちひめのみこと)、佐美良比売命(さみらひめのみこと)。西御座に、八柱御子神(やはしらのみこがみ)が祀られています。
久しぶりに八坂神社に来て目についたのが、社殿の前に「撮影禁止」と書かれていることです。以前には無かったです。祇園では外国人観光客が多くて、そのためかなぁと思いました。そして、帰ってからHPで確認すると、個人でのスナップ写真等は規制は無し。提携する写真店以外の外部業者による営利目的の撮影は一切禁止と書いてありました。最初気づかないで写真撮ったですが、ガードマンには何も言われ無かったので。
本殿を横から見ると、一つの屋根に覆われています。不思議なことに、本殿の下は池で、湧水が湧き出てるそうです。その池は青龍の住む龍穴だとも言われています。

例の写真撮影禁止が気になって、「美御前社」だけ行きました。2013年(平成25年)1月22日(火)の「八坂神社特別鑑賞会」で社殿後ろの扉に描かれた絵を見ることができました。もう二度と見ることができません。
この社殿の前には、神水が湧き出ており、肌の健康はもとより、心から美しく磨かれる「美容水」として有名で、古くから美容の神様として親しまれています。
八坂神社の境内を「東鳥居」から出ました。普段は、多くの観光客で賑わいますが、お盆休みでも早朝のため空いてました。
東鳥居を出ると「祇園山鉾収蔵庫」があって、先月一ケ月にわたる祇園祭が終わったばっかりです。
その前には野良猫が二匹休んでました。この辺りは観光客が多いので、人に慣れているように思いましたね、近づいても逃げません。
有名な円山公園の枝垂れ桜です。一時カラスの被害で、枝が細ってましたが、随分回復したようです。

円山公園は後程散策することにして、先に墓参りに行きます。こちらは「長楽館」(重文)です。
6時11分に大谷祖廟の入口に着きました。こんなに朝早く来ても多くの方が来られています。

「東大谷万灯会」が8月14日(木)~16日(土)までされてて、約1万個の提灯に火が灯されます。涼しい夜にお参りができるよう足元を提灯で照らしたのが始まりで、今年で64回目だそうです。
境内に入り、手水に寄って清めてから「本堂」にお参りしました。この時間では涼しい休憩所や寺務所が開いてないので、線香やローソクを買えません。家から持参してきましたが・・・?。
このあとエレベーターに乗らず石段を登りました。家から持参してきた線香、2本しか無かったけどお供えしました。お焼香は、まだ用意されてません。お参りのあと、椅子に座り汗を拭い水分を補給して降りました。
正面が休憩所ですが、閉まってます。朝から暑いので休憩したかったけど。ここでは冷えたお茶もいただけます。
駐車場から、ずっと登りだったので、けっこう汗かきました。風は涼しいですけど。まだ陽が低いためでしょう。
大谷祖廟入口から、朝日に照らされた「祇園閣 大雲院」が見えました。2013年(平成25年)9月以来、行ってないですね。

帰りも「長楽館」(重文)の前を通りました。レストランの他にホテルもされているので車止まってます。
長楽館から再び円山公園に入りました。まだ時間が早かったので、久しぶりに公園を散策します。
円山公園は、古くは「真葛ケ原」と呼ばれ、鎌倉時代には和歌の名所として知られるようになりました。江戸時代には「洛下の騒客有効の住返所(かよいしょ)」と評されるほどの賑わいでした。1886年(明治19年)に市内最古の公園として「京都円山公園」が開園され、1895年(明治28年)には琵琶湖疎水が蹴上から庭園内に引水されました。(現在は使用を休止) 1910年(明治43年)から19014年(大正3年)にかけて、植治こと7代目小川治兵衛により改良の計画・工事がなされました。以後、東山山麓の名勝及び桜の名所として発展します。1931年(昭和6年)には、国の名勝に指定されました。

散策しようと歩いていると、前にアオサギが居ました。このアオサギ悠然と歩いてて逃げません。




円山公園には、所々に「百日紅(サルスベリ)」が咲いてました。ピンク色と白色のが咲いてましたね。


園内に流れる川に水がありません。この所の猛暑が影響しているのか、今は疎水から水を引いてないので、元々流れてないのか?。

ここには「坂本龍馬像」と「中岡慎太郎像」があります。ここまで来たので寄ってみました。ここから近くの「京都霊山護國神社」に墓があってお参りできます。






向こうの方で、数名の方がラジオ体操を始められました。それでもアオサギは逃げないですね、人に慣れているのでしょう。
ここから見る光景は、日本庭園らしく春日灯籠なんかもあります。円山公園には有名な灯籠があるんてすが、今日は見損ないました。


駐車場に向かって歩いて行くと、左手(北側)に「ラジオ塔」を見つけました。今は受信機が外されて外観だけですが。以前、「船岡山」で同じようなものを見てました。
1932年(昭和7年)に設置され、戦時中の金属回収を経て1982年(昭和57年)に修復されました。当時は野球中継やラジオ体操なども盛んだったようです。
再び八坂神社に境内に入ります。こちらは「東北鳥居」のようです。
行きにくぐった「北鳥居」の直ぐに「厳島神社」が、次に「祖霊社」、そして「五社」(水神社、天神社、風神社、竈神社、八幡社)、「刃物神社」、最後が「日吉社」と並んです。日吉社だけお賽銭をしお参りしました。

「京都市円山駐車場」には、1時間以内に戻りたかったので、精算すると5時58分~6時45分、600円で済みました。
駐車場に戻る頃から陽が差し始めて暑くなってきました。この日は16日(土)で20時から五山の送り火があります。最高気温が36.9℃まで上がり猛烈に暑くなりましたが、夕方から雷雨となって、一時大雨警報が出されたほどです。今年も我が家ではテレビ鑑賞しましたが、最後の鳥居形は、例年より火の勢いがイマイチでしたね、直前まで大雨だったので、良く火が付いたものです。一時長雨で涼しくなりましたが、再び猛烈な暑さが戻りました。このまま続きそうですね。
昨年も、そうでしたが、祖父母の墓参りをすっかり忘れてて、この時期には必ずテレビのニュースで大谷祖廟が映ります。それで思い出した次第です😒。
御祭神は、中御座に素戔嗚尊(すさのをのみこと)。東御座に、櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、神大市比売命(かむおおいちひめのみこと)、佐美良比売命(さみらひめのみこと)。西御座に、八柱御子神(やはしらのみこがみ)が祀られています。
久しぶりに八坂神社に来て目についたのが、社殿の前に「撮影禁止」と書かれていることです。以前には無かったです。祇園では外国人観光客が多くて、そのためかなぁと思いました。そして、帰ってからHPで確認すると、個人でのスナップ写真等は規制は無し。提携する写真店以外の外部業者による営利目的の撮影は一切禁止と書いてありました。最初気づかないで写真撮ったですが、ガードマンには何も言われ無かったので。
この社殿の前には、神水が湧き出ており、肌の健康はもとより、心から美しく磨かれる「美容水」として有名で、古くから美容の神様として親しまれています。
このあとエレベーターに乗らず石段を登りました。家から持参してきた線香、2本しか無かったけどお供えしました。お焼香は、まだ用意されてません。お参りのあと、椅子に座り汗を拭い水分を補給して降りました。
長楽館から再び円山公園に入りました。まだ時間が早かったので、久しぶりに公園を散策します。
円山公園は、古くは「真葛ケ原」と呼ばれ、鎌倉時代には和歌の名所として知られるようになりました。江戸時代には「洛下の騒客有効の住返所(かよいしょ)」と評されるほどの賑わいでした。1886年(明治19年)に市内最古の公園として「京都円山公園」が開園され、1895年(明治28年)には琵琶湖疎水が蹴上から庭園内に引水されました。(現在は使用を休止) 1910年(明治43年)から19014年(大正3年)にかけて、植治こと7代目小川治兵衛により改良の計画・工事がなされました。以後、東山山麓の名勝及び桜の名所として発展します。1931年(昭和6年)には、国の名勝に指定されました。
1932年(昭和7年)に設置され、戦時中の金属回収を経て1982年(昭和57年)に修復されました。当時は野球中継やラジオ体操なども盛んだったようです。
駐車場に戻る頃から陽が差し始めて暑くなってきました。この日は16日(土)で20時から五山の送り火があります。最高気温が36.9℃まで上がり猛烈に暑くなりましたが、夕方から雷雨となって、一時大雨警報が出されたほどです。今年も我が家ではテレビ鑑賞しましたが、最後の鳥居形は、例年より火の勢いがイマイチでしたね、直前まで大雨だったので、良く火が付いたものです。一時長雨で涼しくなりましたが、再び猛烈な暑さが戻りました。このまま続きそうですね。
この記事へのコメント
私はこの春、ごった返す観光客をかき分けて、この辺りを散策しました。
それがこんな静かで落ち着いた雰囲気で。八坂神社の境内も、まるで別の場所のようです。
円山公園の枝垂れ桜、こんもりした緑が日常の姿ですよね。それでも存在感がありますね。朝日を浴びた大雲院も綺麗に見えますね。アレに登りましたよ。思い出します。
長楽館の前に立ってレストランのメニューをのぞいたのですが、時間が無くてスルーしたのを思い出します。
大谷祖廟は観光客としてはなかなか入れませんが、荘厳なところでしょうね。
お墓参りで早朝に八坂神社を参拝したわけなんですけど、それでも夏休みだし、人は結構居ました。ただ桜の時期に比べる格段と違うでしょう。早朝に来たのは、人混みより、暑さです。朝から猛烈に暑かったから。
長楽館も、時々特別拝観はされてますが、普段でも食事で入れます。豪華絢爛な内部は必見です。