9月に入っても猛烈な暑さが続くなか天龍寺曹源池庭園へ
8月30日(土)は、三重県桑名市が40.5℃、埼玉県鳩山町が40.3℃、静岡県浜松市と埼玉県熊谷市が40.2℃を観測。そして翌日の8月31日(日)は、名古屋市で40℃を観測。国内で今年40℃以上を観測したのは9日目で年間の日数の記録を更新したようです。そして月が変わって9月1日(月)も朝から暑かったです。
京都地方気象台によると、京都市の猛暑日は、6月が5日、7月が25日、8月が22日と、そして9月1日も最高気温が37.2℃まで上がり猛暑日となったので、合計53日に。これは昨年の54日に次ぐ記録。熱帯夜も昨日までで55日を記録しており、2年連続で「50-50」となっている。
そんな暑い9月1日(月)の最低気温は27.4℃もありました。この日は、市バスに乗って「京の夏の旅」で特別公開されている施設に行くつもりにしてましたが、これだけ暑いと歩いて行くのは熱中症のリスクがあるので断念し、用事もあったことで車で出掛けました。向かった先は、世界文化遺産 臨済宗天龍寺派大本山 天龍寺です。
ここは曹源池庭園やお堂エリアの開門が8時30分から。着いたのが8時28分でしたが、既に開門されていたように思います。
これだけ暑いと、以前なら来られる方は皆無でした。今はインバウンドの方ばかりですね、拝観料500円を納め園内へ。
入ると「芙蓉(フヨウ)」の花が咲いてました。開門時間前に入りましたが、既に多くの方が入られています。


入ると直ぐに「曹源池」に来ました。ざっと見て10数名の外国人観光客が来られてました。




ここから見る曹源池が一番綺麗だと思います。借景に「嵐山」「亀山」「小倉山」を望めます。


この紫の小さい実は、照り口の看板にあった「紫式部」です。果実が綺麗な紫になるので鑑賞用に栽培されているのでしょう。

後醍醐天皇を祀る「多宝殿」前にある「後醍醐天皇菩提塚」を撮りました。先に歩かれていた外国人観光客の皆さんはスルーです😊。
「多宝殿」です。堂内の拝観も始まってますが、まだここには誰も来られてません。
多宝殿前にも「芙蓉(フヨウ)」の花が咲いてました。次は曹源池の裏手に進みます。


紅葉時でも、以前は空いていた曹源池の裏手にも人が居ます。それも海外の方が。この裏手には、この時期に咲いている花があります。
早速、見つけました。「秋海棠(シュウカイドウ)」と言います。この時期、この曹源池の裏手に咲いているので知ってました。





「秋海棠(シュウカイドウ)」を見ながら、奥へ奥へと歩いて行きます。先を行く、海外の方は感心無かったようです。
こちらも入口の看板で紹介されていていた「雁金草(カリガネソウ)」です。シソ科の多年草のようですね。

ここから曹源池の裏手を外れて「望京の丘」に登ります。北門から入られたのでしょう、ここから降りてくる人も居ました。



「望京の丘」に上がって、そこから振り向きます。この大方丈の屋根越しに「ニデック京都タワー」が見えるから。この位置でしか見えません。

眼下に「多宝殿」を見て、その先に向こうに「比叡山」が見えます。冬場と違い湿気が多いので、少し霞んでますが。
場所を変えて、「多宝殿」と「比叡山」をセットで撮りました。手前の小高い山は「雙ヶ岡」です。ここからは仁和寺の五重塔は木々が邪魔で見えません。


早々に「望京の丘」を降りる左には竹林が広がっています。この竹林が海外の方に人気があるんですね。このあと「百花苑」を巡ります。
降りてきて、その前には百花苑の「愛の泉」があります。春には、この前にある枝垂れ桜が見事に咲き誇ります。
この時期には「百日紅(サルスベリ)」が、何処かで咲いている筈です。「百花苑」の奥に行ってみます。




園内の最も奥に見つけました。ここに「百日紅(サルスベリ)」が咲いてました。もう少し多く咲いていたように思いましたが、ここだけでした。


曹源池庭園の「北門」まで来ました。外を見ると「竹林の小経」に外国人観光客多いです。最近は、ここから入られる方のほうが多いかもです。

曹源池庭園にも「竹林」がありますが、殆ど外国人観光客の皆さんはスルーされます。「竹林の小経」は大人気なのに。
竹林前にある休憩所で、汗を拭ったあと「硯石」まで来ました。1899年(明治32年)の「法堂」再建の際に鈴木松年画伯が雲龍図を描くために僧侶たちと共に墨を摺った硯石だとか。

先程、ここから「望京の丘」を降りて来ました。ここから再び曹源池の裏手を通って大方丈に戻ります。

「大方丈」前に戻って来て、床几に座りました。入ったときにより、格段に人が増えてます。それも全て外国人観光客でした。
私が座っている所から「愛宕山」の山頂が見えました。愛宕山は、ここからしか見えません。

曹源池の曹源池畔に咲いていた「禊萩(ミソハギ)」だと思います。先日、東本願寺 渉成園にも咲いてました。

上空に、「鳶(トビ)」が数羽飛んでて、それで撮ったみたら小さくて写真をズームしたら分かるんですが。
休憩し、水分を補強して9時1分に曹源池庭園を出ました。こんなに暑いのに、9月に入ったからでしょう、修学旅行生も来てました。
庭園の出口に「朝顔(アサガオ)」が咲いてました。ほぼ見頃過ぎてましたが、撮らさせて貰いました。
左手に見えているのが、お堂エリアの拝観入口の「庫裏」です。300円で入れますが、今日も入りません。
今日は庭園を見に来たのはではなく、天龍寺に用事があったから。拝観を出てから用事を済ませました。そして天龍寺を車で出て行く前に、もう一箇所寄ってから出ました。嵐山は相変わらず平日でも人が多いです。
9月に入ったのに、この日の最高気温は37.2℃まで上がりました。最低気温は27.4℃も。私が学生の頃の最高気温ですね、暑すぎです。そして気象庁から梅雨入り・梅雨明けの確定値の発表がありました。その確定値は速報値から大幅に見直されました。驚いたのは梅雨明けの早さでしたね。
近畿地方の梅雨入りは、6月9日から5月17日へ。梅雨明けは、6月27日のまま。近畿地方の梅雨入りは過去最速となりました。真夏の到来が例年より早まり、厳しい暑さが長期化したんですね。どうりで暑い日が長く続く筈です。近畿を覗く梅雨入りは、沖縄と奄美が5月5日頃、九州南部と九州北部、四国、中国、東海は5月16日から5月17日頃、関東甲信と北陸は5月22日頃、東北は6月23日頃でした。九州南部と東北を除いては、速報値から2週間から3週間余り早まりました。結果として、東北以外は平年より早い、または平年よりかなり早い雨のシーズンの到来となりました。なお、近畿と北陸では、統計が始まった1951年(昭和26年)以降、梅雨入りが特定できた年の中で最も早い梅雨入りとなりました。
一方、梅雨明けは、近畿を除くと、沖縄が6月7日頃、奄美が6月9日頃、九州南部と九州北部、四国、中国、東海、関東甲信、北陸は6月27日から6月29日頃、東北は7月18日頃でした。九州南部と九州北部、四国、中国、近畿、東北南部は速報値のまま確定しました。沖縄と奄美、東海、関東甲信、北陸、東北北部では速報値よりも早まり、関東甲信と北陸は3週間近く早まりました。各地で異例の早い梅雨明けとなり、沖縄と奄美、九州北部、四国、中国、近畿、関東甲信、北陸では、統計開始以降、梅雨明けが特定できた年の中で最も早い梅雨明けとなりました。梅雨期間が例年よりも早まったため、真夏の到来も早まり、結果として厳しい暑さの長期化に繋がったようです。
京都地方気象台によると、京都市の猛暑日は、6月が5日、7月が25日、8月が22日と、そして9月1日も最高気温が37.2℃まで上がり猛暑日となったので、合計53日に。これは昨年の54日に次ぐ記録。熱帯夜も昨日までで55日を記録しており、2年連続で「50-50」となっている。
そんな暑い9月1日(月)の最低気温は27.4℃もありました。この日は、市バスに乗って「京の夏の旅」で特別公開されている施設に行くつもりにしてましたが、これだけ暑いと歩いて行くのは熱中症のリスクがあるので断念し、用事もあったことで車で出掛けました。向かった先は、世界文化遺産 臨済宗天龍寺派大本山 天龍寺です。
これだけ暑いと、以前なら来られる方は皆無でした。今はインバウンドの方ばかりですね、拝観料500円を納め園内へ。
今日は庭園を見に来たのはではなく、天龍寺に用事があったから。拝観を出てから用事を済ませました。そして天龍寺を車で出て行く前に、もう一箇所寄ってから出ました。嵐山は相変わらず平日でも人が多いです。
9月に入ったのに、この日の最高気温は37.2℃まで上がりました。最低気温は27.4℃も。私が学生の頃の最高気温ですね、暑すぎです。そして気象庁から梅雨入り・梅雨明けの確定値の発表がありました。その確定値は速報値から大幅に見直されました。驚いたのは梅雨明けの早さでしたね。
近畿地方の梅雨入りは、6月9日から5月17日へ。梅雨明けは、6月27日のまま。近畿地方の梅雨入りは過去最速となりました。真夏の到来が例年より早まり、厳しい暑さが長期化したんですね。どうりで暑い日が長く続く筈です。近畿を覗く梅雨入りは、沖縄と奄美が5月5日頃、九州南部と九州北部、四国、中国、東海は5月16日から5月17日頃、関東甲信と北陸は5月22日頃、東北は6月23日頃でした。九州南部と東北を除いては、速報値から2週間から3週間余り早まりました。結果として、東北以外は平年より早い、または平年よりかなり早い雨のシーズンの到来となりました。なお、近畿と北陸では、統計が始まった1951年(昭和26年)以降、梅雨入りが特定できた年の中で最も早い梅雨入りとなりました。
一方、梅雨明けは、近畿を除くと、沖縄が6月7日頃、奄美が6月9日頃、九州南部と九州北部、四国、中国、東海、関東甲信、北陸は6月27日から6月29日頃、東北は7月18日頃でした。九州南部と九州北部、四国、中国、近畿、東北南部は速報値のまま確定しました。沖縄と奄美、東海、関東甲信、北陸、東北北部では速報値よりも早まり、関東甲信と北陸は3週間近く早まりました。各地で異例の早い梅雨明けとなり、沖縄と奄美、九州北部、四国、中国、近畿、関東甲信、北陸では、統計開始以降、梅雨明けが特定できた年の中で最も早い梅雨明けとなりました。梅雨期間が例年よりも早まったため、真夏の到来も早まり、結果として厳しい暑さの長期化に繋がったようです。
この記事へのコメント
私が訪れた4月初めのお昼頃は、多くの人でごった返していたことを思い出します。全く雰囲気が違います。
もちろん夏でも曹源池庭園は雄大で美しいですね。
それに、私も「望京の丘」に登って、比叡山をのぞみながら境内を見下ろしました。季節は違いますが、惚れ惚れする景観です。
少し復習ができた思いです。
この頃は、まだまだ真夏でしたね、気温が全然下がらなくて、それでも9月に入ったので、外国人観光客に修学旅行生が増えて、混雑してました。
私が、曹源池庭園を巡るのは、いつも、このコースです。そうすると、庭園内をくまなく巡れるから。なかなか京都に来られる機会は少ないでしょうけど、今後の参考にして貰えたらと思います。