青モミジの新緑が萌える小倉山 二尊院へ
5月5日(火・祝)は、昨日の強風も収まり、雲一つも無い快晴の天気。放射冷却の影響で、最低気温は9.8℃と4月22日(水)以来の一桁まで気温が下がったことで、久しぶりに寒さを覚えた朝でした。
この日は、特に所用も無かったので、紅葉の名所である小倉山 二尊院に行くことにしました。目的は新緑の他にありましたが、これは行ってみないと分からないので😊。


8時56分に「総門」の前に着きました。GW期間中のため行列かなぁと思いきや誰もでした😊。
少し早く開門されるかなぁと思いましたが、8時59分に開きました。入ると右手に拝観受付所があって、600円納めました。

拝観受付所から「紅葉の馬場」を行きます。見事なまでの青空と青モミジが広がっています。



雲一つ無い青空と青モミジが眩しいぐらい綺麗です。紅葉でも、これぐらい空いていたら良いのにね😊。
本堂に通じる「黒門」ですが、ここは潜りません。

本堂には「勅使門(唐門)」を潜ります。この唐門は天皇の使い「勅使」が出入りする際に使われてきた門です。
この門は、中央が高い「唐破風形」の屋根をしています。潜ると正面に本堂が見えています。
本堂に上がる前に散策です。この木々一杯に黄色の実を付けているのは「橘」のようです。
「天皇皇后両陛下行幸啓記念樹記念碑」と書かれた石碑、1991年(平成3年)5月29日とあるので、現在の上皇上皇后両陛下でしょう。


このあと「本堂」に上がりました。六間取り方丈形式の間口の広い建物は京都市指定文化財。応仁の乱で焼失するも、三条西実隆が諸国に寄付を求めて1521年(永正18年)に再建。2016年(平成28年)には平成の大改修として本堂が再建された。
今日、何度も来ているのに二尊院に来たのは、GW期間中に非公開の御園亭が公開されているかなぁと思ったから。紅葉の時期には公開されていたので、本堂に上がる前に聞いてみました。すると「コロナ渦から公開はしていない」と。残念ですが、今年の秋にも行って確認してみます😊。

本堂の南側にあるのが「御園亭」です。以前は、紅葉の時期の10時から公開されていたかと。
後水尾天皇(第108代天皇)の第6皇女、賀子内親王(よしこないしんのう)の御化粧之間であったものが二条家に与えられ、その後、1697年(元禄10年)二尊院に移築され、お茶室として拝観できてました(現在は拝観不可)。皇女が使われていたお部屋とあって、繊細な吹き寄せ二重格子の天井など上質な趣があるそうで、「御園」とは御所の庭を意味しており、茶室から覗く美しい庭を眺めながら、ゆったりとした時の流れを体験できました。


二尊院の名の由来となったご本尊が内陣中央に祀られています。右に釈迦如来立像、左に阿弥陀如来立像が安置されています。
二躯の本尊はまるで双子のようなお姿で、金泥塗り、玉眼入り、国の重要文化財に指定。鎌倉時代中頃に、春日仏師によって作られたと伝わる。
他、本堂にはご本尊の向かって右手に「薬師如来坐像」、「観世音菩薩坐像」、向かって左に「観世音菩薩立像」が安置されてました。
また内陣を見てみると「絹本法然上人足曳の御影」(重文)の掛け軸が掛かっています。湯上がりに足を一歩出して休んでいた姿を絵師の詫摩法眼が写したとされ、法然の祈念によって足が引き込まれたという逸話が有名です。このことから「足曳(あしびき)の御影」と名付けられた。
本堂の北側には「角倉与一翁像」があって、角倉了以翁の孫にあたり、京二條角倉家の初代だそうです。
この駕籠は、江戸時代後期の1817年(文政元年)に、二尊院住職が京都御所にお読経(つとめ)に行かれる時に使用されたもの。菊のご紋が入っているので、御所に無条件に入れたそうです。

本堂の北側にある「御霊屋」です。以前は、「御霊屋」の扁額が架かってましたが、今はありません。

「本堂」の裏側に行きました。ここには山の斜面を利用して「六地蔵菩薩」が安置されています。それより、タゴガエルの鳴き声が聞こえてました。




本堂を一周し降りました。上から見ていて綺麗だった本堂北側にある「花手水」を先ず見に行き・・・。
花手水の奥にあるのが「弁天堂」です。上まで上がりませんでした。内陣は見えませんが九頭龍大神・宇賀神が祀られているようです。
二尊院に来たら、必ずに展望所まで行きます。ただ急な石段を登るので頑張ります。石柱には「角倉了以翁墓道」と書いてありました。

登る前に右手にある「鐘楼(しあわせの鐘)」と「藤原定家卿七百年祭記念」の碑を撮りました。鐘楼は(1596~1615)に、梵鐘は1604年(慶長9年)に鋳造。1992年(平成4年)に再鋳。



急な階段で、途中で写真を撮ることは危ないのでしません。登り切ると正面に「湛空廟」があって、内部には石碑が祀られており、二尊院で教えを広めた僧、湛空上人の碑が納められています。

展望台まで行くつもりで、ここまで来ましたが、この看板を見て断念しました。ここから遠くない梅ヶ畑でクマの目撃があったのを知ってたから。
それでも、ここから遠く「比叡山」(848㍍)は山頂まで見えました。
それでも外国人観光客の皆さんは展望台の方へ行かれましたね。その外国人観光客の皆さんとは、帰りにお会いしたので無事でした😊。多分、大丈夫と分かってても私はビビりなんで😊。
行きと違うルートで降りて行きます。その途中にある「三條西家のお墓」で、本堂を再建した「三條西実隆(さんじょうにしさねたか)」(右)「三條西公条(さんじょうにしきんえだ)」「三條西実枝(さんじょうにしさねき)」でした。

展望台ほど眺望は良くないけど、ここからでも京都市街地は見渡せます。比叡山も見えるしね。

その先には、江戸時代初期の数学者の「吉田光由のお墓(15981~672)」があります。京都の豪商角倉家の一族だそうです。


次に「角倉了以の墓」に寄りました。左から「角倉了以の墓(1544~1614)」その隣が妻(名前は不詳)の墓。その横が長男「角倉素庵の墓」その横が素庵の妻(名前は不詳)の墓でした。


私は知りませんが阪東妻三郎さんの墓が二尊院にあります。田村家の墓には行かずに、そのまま下ります。
「八社宮」まで降りて来ました。「伊勢神宮」「松尾大社」「愛宕神社」「石清水八幡宮」「熱田神宮」「日吉神社」「八坂神社」「北野天満宮」の八社を祀っています。
「小倉餡発祥之地」と書かれて石碑まで来ました。平安時代(809年頃)、空海が唐から持ち帰った小豆を小倉山近くに住む菓子職人の和泉和三郎が栽培し、餡にして御所に献上したのが始まりとされてます。
顕彰碑の隣に再建された和三郎を祀る「和泉明神社」。ご祭神は弘法大師と和泉和三郎命。

今日は、ここだけしか行かないので、この「藤棚」の下でベンチに座り休憩です。その横には「紫蘭(シラン)」が咲いてました。

最後に「角倉了以翁の銅像」を見て、ここを出て行きます。ここに来るまでに先ほど、お墓を見て来ましたね。駒札には、翁の業績が書かれています。


行きは「勅使門(唐門)」から入りましたが、帰りは「黒門」から出ます。
出る前に、藤原定家の和歌が書いてあったので読みました。「忍ばれん ものとはなしに 小倉山 軒端の松ぞ なれて久しき」と詠んだことから小倉山荘の別称を「時雨亭」と命名されたようです。



帰りは句碑を見ていきます。高浜虚子で、「散り紅葉 ここも掃きゐる 二尊院」と書いてありました。

参道をゆっくり下ると、次の石碑があって「春深し 佛の指の 置きどころ」(丸山海道)、「萩咲かす 二尊に触れて 来し風に」(丸山佳子)と書いてありました。

「紅葉の馬場」を降りて、出口付近にある「小倉茶店 四季庵」が開いてたので、どうしようかなぁと迷っていると、お店の方に声をかけて貰いました😊。




注文したのは暑かったので、「グリーティ」にしました。付いていた「八つ橋」も美味しかったです。

9時46分に「総門」から出ました。出たから聞いた話で、小倉茶店 四季庵の開店時間は10時からだったようです。
紅葉の時は凄い人が来られますが、青モミジでは空いているので、ゆったりと楽しめます。今日は、ここだけで帰りました。
この日は、特に所用も無かったので、紅葉の名所である小倉山 二尊院に行くことにしました。目的は新緑の他にありましたが、これは行ってみないと分からないので😊。
今日、何度も来ているのに二尊院に来たのは、GW期間中に非公開の御園亭が公開されているかなぁと思ったから。紅葉の時期には公開されていたので、本堂に上がる前に聞いてみました。すると「コロナ渦から公開はしていない」と。残念ですが、今年の秋にも行って確認してみます😊。
後水尾天皇(第108代天皇)の第6皇女、賀子内親王(よしこないしんのう)の御化粧之間であったものが二条家に与えられ、その後、1697年(元禄10年)二尊院に移築され、お茶室として拝観できてました(現在は拝観不可)。皇女が使われていたお部屋とあって、繊細な吹き寄せ二重格子の天井など上質な趣があるそうで、「御園」とは御所の庭を意味しており、茶室から覗く美しい庭を眺めながら、ゆったりとした時の流れを体験できました。
二躯の本尊はまるで双子のようなお姿で、金泥塗り、玉眼入り、国の重要文化財に指定。鎌倉時代中頃に、春日仏師によって作られたと伝わる。
他、本堂にはご本尊の向かって右手に「薬師如来坐像」、「観世音菩薩坐像」、向かって左に「観世音菩薩立像」が安置されてました。
行きと違うルートで降りて行きます。その途中にある「三條西家のお墓」で、本堂を再建した「三條西実隆(さんじょうにしさねたか)」(右)「三條西公条(さんじょうにしきんえだ)」「三條西実枝(さんじょうにしさねき)」でした。
紅葉の時は凄い人が来られますが、青モミジでは空いているので、ゆったりと楽しめます。今日は、ここだけで帰りました。
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