臨済宗妙心寺派大本山 妙心寺塔頭 龍泉菴「佐藤 純写真展」へ

京都府立植物園駐車場を9時44分に出て、帰る途中にある妙心寺に向かいました。妙心寺山内にある非公開の寺院で、ある写真展が開催されてて、それを見に行くためでした。ただ、私は写真展じゃなく久しぶりに入れる寺院が目的でしたが😊。

IMG_9918.jpg10時4分に妙心寺第一駐車場に車を止めました。いつもは奥に止めますが、今日は手前です。

IMG_9919.jpgIMG_9920.jpg駐車場から妙心寺通りを西に進み「南総門」から妙心寺の境内に入ります。

この日、妙心寺に来たのは、5月3日(日・祝)から始まった「佐藤 純写真展 フランスのロマネスク美術」を通常非公開の妙心寺塔頭 龍泉菴で、5月14日(木)まで行われ、入場無料とあったので来てみたわけです。

IMG_9982.jpgIMG_9921.jpg10時6分に龍泉菴(りょうせんあん)の「表門」に着きました。ここに来るのは2014年(平成26年)1月12日(日)の「第48回 京の冬の旅」と2019年1月18日(金)の「第53回 京の冬の旅」以来です。

IMG_9922.jpg第48回 京の冬の旅の記憶はありませんが、第53回 京の冬の旅では「庫裏」から入ったので、この「大玄関」からは初めてかも知れません。

龍泉菴(りゅうせんあん)は、妙心寺塔頭寺院の一つで、中でも寺格の高い妙心寺四派の一つ「龍泉派」の本庵で、「東海派」「霊雲派」「聖澤派」とともに「妙心寺四派」と呼ばれている。1481年(文明13年)に室町幕府の管領であった細川政元(1466~1507)を開基として景川宗隆(けいせんそうりゅう)が創建した。景川は、妙心寺中興開山の雪江宗深(せっこうそうしん)四人の弟子の一人で、「禅は景川」と称えられた高僧である。その後の妙心寺発展の礎となった四派本庵のなかで、最初に創建された由緒ある塔頭寺院である。

IMG_9923.jpg靴を脱いで上がると左手に拝観受付所がありました。受付では名前だけ記入します。あとで、この写真展のご本人さんが座られました。

IMG_9924.jpg入場は無料でした。写真展の方は先客が居たので、先に久しぶりに襖絵を見ていきます。この展覧会を知ったのはSNSで、これを見てなかったら来られなかったでしょう。

江戸時代に建てられた方丈は、妙心寺山内寺院でも最大規模ほを誇り、1999年(平成11年)の開祖五百年遠諱(えんき)にあわせて日本画家の由里本出(ゆりもといずる)氏が描いた100面に及ぶ障壁画です。

IMG_9925.jpgIMG_9958.jpgIMG_9959.jpg最初は「黎明開悟の間(衣鉢の間)」から。ここでは「菩提樹」と「朝日」で、大地にしっかりと根を張って力強くたくましく伸びて行く姿とお釈迦様がこの世に出現する姿を描いている。

IMG_9926.jpgIMG_9927.jpgIMG_9928.jpgIMG_9930.jpgIMG_9931.jpg樹下寂静の間(書院の間)」に移動しました。ここでは、比叡山に咲く沙羅双樹(浄土院夏椿)と鶴林(お釈迦様が涅槃のとき)が描かれている。

方丈の襖絵は、1999年(平成11年)の開祖五百年遠諱にあわせて日本画家・由里本出(ゆりもといずる)氏が描いた1000面に及ぶ障壁画が納められている。由里本氏は堂本印象に師事し、西洋画の技法も取り込み鮮やかな色彩で、日本の自然風景を描いた。

IMG_9932.jpgIMG_9933.jpgIMG_9934.jpg方丈の裏手から表に移動します。ここでは歴代の妙心寺官長さんが描いたとされる屏風の展示がありました。

IMG_9935.jpg方丈の南側には、妙心寺山内で最大規模の枯山水庭園が広がつています。

IMG_9937.jpgIMG_9938.jpgIMG_9939.jpg表の最初の部屋は「東の間(礼の間)」から。雄大な北海道の風景を描いた「水到渠成の間(すいとうきょせいのま)」、層雲峡(夏)・根室半島野付(秋)・釧路湿原(春)・朝陽山(冬)となっている。

IMG_9940.jpgIMG_9941.jpgIMG_9942.jpg方丈の真ん中の部屋「室中の間」。越前海岸を描いて仏教が西から東へ伝来する様子を描いた「種々東漸図(しゅじゅとうぜんず)」は、正面に「波濤」、東に「虹立つ」、西に「越前岬」、南に「涛(うねり)」が描いてある。

IMG_9943.jpg以前の特別公開でのガイドさんの記憶が無いのでご本尊は分かりませんが、御朱印から「南無観世音菩薩(なむかんぜおんぼさつ)」でしょうか、また開祖の景川禅師像も安置されてるようです。

IMG_9945.jpgIMG_9944.jpgIMG_9947.jpgIMG_9948.jpgIMG_9949.jpg最後は「西の間(檀那の間)」です。「霊峰四季の間」には山岳の風景が。」九州・四国・本州・北海道の霊峰が描かれ、阿蘇山(秋)・磐梯山(冬)・石槌山(春)・羅臼岳(夏)となっています。

IMG_9950.jpgIMG_9951.jpgIMG_9952.jpgIMG_9953.jpg大玄関」を飾るのは寺名にちなんだ「昇龍図」です。こちらも由里本出(ゆりもといずる)氏の筆によるもの。

IMG_9955.jpgIMG_9956.jpgIMG_9957.jpgこの展覧会の主役、「佐藤 純写真展」は、ここにありました。フランスのロマネスク美術写真展と副題があって、HPに以下のように紹介されてました。

「ロマネスクの残響 — 石の記憶、禅の空間」。約20年前、フランス各地のロマネスク教会で目にした素朴かつ精神性に満ちた美術に魅了されて以来、作者は各地を巡りその姿を記録し続けてきた。本展では、教会の柱頭彫刻を中心に、主に近年の未発表作を展示する。聖書の物語を伝えるだけでなく、人間の弱さや悪徳への警鐘を刻んだ彫刻群は、観る者に深い内省を促す力を持つ。同時にその表現は驚くほど自由でユーモアに溢れ、現代的な造形美さえ感じさせる。2014年(平成26年)・2016年(平成28年)の個展を経て、今回、念願であった寺院での展示が妙心寺 龍泉庵にて実現する。宗教や文化は違うけれど、祈りと内省の場であるという点において、西欧の石の聖堂と日本の禅寺は深く共鳴する。長い時を経た石の記憶が、寺院の静謐な空気と交差する。その場所でロマネスク美術の普遍的な魅力が提示される。

IMG_9963.jpgIMG_9965.jpgIMG_9966.jpg方丈の向かいには「書院」があって、この日は閉まってて入れません。

IMG_9969.jpgIMG_9970.jpgIMG_9972.jpgIMG_9973.jpgIMG_9975.jpgIMG_9976.jpg大玄関に戻ると、写真展の佐藤純さんから「庫裏」の説明があったので、外から写真撮りました。今日は、この先には行けません。

IMG_9978.jpgIMG_9979.jpg大玄関を出て、庫裏の手前にある「鐘楼」を撮りました。1間1間、袴腰、切妻造、本瓦葺、 江戸時代の寛永年間(1624-1644)に建立されたようです。

IMG_9980.jpgここを出る前に「庫裏」を撮りました。2014年(平成26年)1月12日(日)「第48回 京の冬の旅」と2019年1月18日(金)の「第53回 京の冬の旅」では拝観入口は、こごからでした。

IMG_9984.jpg10時22分に妙心寺第一駐車場まで戻って来ました。このあと、京都府立植物園で故障したスマホを見せにドコモショップに向かいます。

ドコモショップ常盤東店に寄って、約30分ほど待って診て貰いました。結論から言うと故障では無く修理に出さずに済みました。ただ、6年も使っているので、そろそろ買い換えの時期を検討する必要があるかなぁ。次にお隣の「すき家 京都太秦店」に行き、昼食をとりました。

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余談ですが、会社の食堂がイマイチだったので、ほぼ毎日通ったのがすき家でした。久しぶりに行くと、注文がタッチパネルになっていて・・・。

久しぶりに食べる牛丼美味しかったです。おかげで写真撮り忘れました😊。あの時は、安くて早くて美味かったのに、牛丼の値段を見てビックリしました。スマホを直ってお腹も一杯になって帰りました。

この記事へのコメント

2026年06月10日 21:34
沙羅双樹のふすま絵が素敵です。
妙心寺といえば、塔頭の一つ(東林院?)が
この花の名所でしたね。その点で、妙心寺に相応しい
絵柄という気がします。その他のふすま絵も
見事なものだと思いました。写真展も面白そうですね。

少し休んでる間に、ブログを移転しました。
新しいブログ『街が好きⅡ』を、
これからもどうぞよろしくお願いします。
壬生里
2026年06月11日 14:51
yasuhikoさんへコメントありがとうございます。

普段、非公開の龍泉菴が佐藤純さんの写真展が開催されてあって、覗いてみました。過去二度ほど入ってますが、ここ最近は公開が無いので良い機会でしたね。久しぶりの襖絵なども見て、また写真展の写真も見て、オマケに無料で入れて良かったです。