京都府立植物園「植物園のお宝展」(京都府立京都学・歴彩館)へ
6月23日(火)は年間パスポートを購入してから16回目の京都府立植物園へ。目的は主に二箇所あって、それを見に来たのと、まだ紫陽花の見頃が続いていたこで来てみました。
毎週、火曜日は用事があるので、この曜日に出掛けるのは稀です。その所要先から京都府立植物園に向かい、植物園の駐車場に8時53分入れました。
私で3台目だったかなぁ空いてました。いつものことですが、東の方向に見える「比叡山」を撮りました。
9時ちょうどに開園されるので入ります。開園前に待っていたのは5組程度でしょう。
昨年の6月が、あまりにも暑かったので、今年もかなぁと思ってましたが、ここ最近は湿気も低くて過ごしやすいです。空模様は梅雨時なんで曇ってますが、強い日差しが避けられ北風も吹いていたので良かったです。



入ると正門前の花壇によりました。この花壇には濃いピンク色が鮮やかな「ペチュニア(桃色吐息)」が綺麗な花を咲かせてました。

正門前の花壇を見たあと園内の東へ歩いて行きます。こちらは「植物園会館」前の花壇で「カンナ」が咲いてました。
「植物園会館」前にポスターが貼ってあって、今日訪れる予定です。詳細はそのときに😊。
会館前を通過すると珍しい花が咲いてました。「イトラン」(リュウゼツラン科)と書いてあって、アメリカ東部から中部の砂漠地帯に分布しているようです。
ここから「バラ園」に入ります。まだ咲いてますが見頃は確実に過ぎてます。奥に見えているのが「比叡山」です。まるで借景のようですね。


このバラ園で一つだけ品種名を「連弾(れんだん)」と書いてあって日本の鈴木省三氏が1987年(平成9年)に作り出した。
バラ園を抜けて沈床花壇に入る前にの花壇には「ヒマワリ(ロシアヒマワリ)」が大きく成長してました。まもなく咲きそうな・・・。
「沈床花壇」に入る直前に噴水が噴き出してて、このとき9時10分でした。


こちらは「西洋風蝶草(クレオメ)」(フウチョウソウ科)。中南米原産の植物。風に蝶が舞うような可憐な姿からこの和名が付けられた。
このカンナは背が高く品種名が「カンナ(ベンガルタイガー)」とありました。緑地にレモン色のストライプとなるとても美しい葉ですね。
こちらも名札があって「エリンギウム(ブルーグリッター)」(セリ科)で、美しい銀青紫色の花茎と、よく分枝し房状に小輪の花を咲かせるようです。




この噴水に近づくと水が霧雨状に当たって涼しいです。手前に咲いているは「ベニバナサルビア(サマージェエル ピンク)」です。
ここ沈床花壇の北側には「あじさい園」があって、このあと向かいます。



最近雨は降ってませんが、紫陽花に「カタツムリ」が居ました。週末には台風が近づいて雨が続くようですが。




さすがに植物園だけに多種多彩な紫陽花が見られます。こちらは「ダンスパーティー」といい、1994年(平成6年)に静岡県で西洋紫陽花の「グライスチョイス」と山紫陽花の「伊豆の華」から交配して作られた。




遠くから見ていたら白く色づくものがあって近づくと分かりました。「半夏生(ハンゲショウ)」が群生してました。



こちらの紫陽花はほぼ終わっていたんですが、一つだけ綺麗に色づいてました。「アナベル」と書いてありました。
私個人の感想ですが、「ガクアジサイ」が好きなんです。これであじさい園を出て、次の目的地に向かいました。
6月19日(金)にオープニングセレモニーが、京都府立植物園に新たに造られた「伝承樹(でんしょうじゅ)の苑(その)」であって、その模様をNHK京都「京いちにち」で紹介されたことで、その新たなエリアを知りました。場所はテレビでは分からなかったので、いろいろ調べると「あじさい園」の西隣ということで、この日紫陽花を見に行ったそのあとで向かったわけです。
場所は直ぐに分かりました。テレビや新聞で紹介されたので、もう少し人が居るかなぁと思いましたが、誰も立ち止まりません😊。
「伝承樹の苑」は、京都にゆかりの深い歴史的・文化的に価値の高い樹木「いのち」を未来へ受け継ぐために整備された、レガシーリーズの特別展示エリアである。ここに植えられた樹木は、寺社や名勝に残る古木・名木から採取した芽を材料にして、原木の形質を忠実に継承することで、将来の枯損や環境変動に備え、京都を象徴する歴史的樹木の域外保全に取り組んでいる。
左から、京都市上京区にある宝鏡寺(人形寺)の「曙梅(あけぼのうめ)」を同園が接ぎ木で増殖したもの。京都府立植物園の開園100周年を記念し秋篠宮皇嗣殿下がお手植えになりました。樹齢3~5年で、1~1.8㍍ほど育ってて、既に春に花を咲かせたという。
次の2本は、北野天満宮のご神木「紅和魂梅(べにわこんばい)」です。原木は幹回り2.7㍍、樹齢約350年と推定され、2015年(平成27年)のDNA型分析では江戸時代前期に接ぎ木されたと思われる。住友林業が細胞培養の技術で増殖したもので、開園100周年を記念し秋篠宮皇嗣殿下がお手植えになりました。
世界文化遺産 仁和寺には有名な「御室桜」があって、根元から多数の枝が立ち上がる独特の樹形を持ち、「お多福桜」の撫でも知られている。桜の品種名としては「御室有明」となる。開花は遅咲きで、京都の春をくくる桜として愛されている。この個体は住友林業によるバイオ技術で増殖された。
最後が世界文化遺産 醍醐寺の有名な「太閤しだれ桜」で、樹齢150年の古木です。春には滝のような流れ落ちる枝ぶりと淡く桃色の花が大きな魅力である。この個体も住友林業によるバイオ技術で増殖された。
近年、異常気象や自然災害、病害虫の影響で名木が「ある日突然失われる可能性が高まっている」とし、府立植物園では保全に力を入れて来られており、今後「伝承樹の苑」には空き地もあるので植樹され、貴重な木々を紹介するとともに元の木のバックアップとしての役割も担って行かれるでしょう。
次の予定が10時からで、まだ9時30分頃だったので、ここから休憩しに北門近くまで行ってみます。
北門近くの竹林エリアで、このような看板がありました。前途したとおり時間が余っているので寄って行きます。


「キヌガサタケ(衣笠茸)」といい、梅雨時の竹林に発生する珍しいキノコだそうです。成長が早くレース状のスカートは午後には萎んでしまうそうです。私は3個見つけました。

休憩する前に、この花壇には「サルビア」が咲いてました。半耐寒性の多年草で、四季咲き性なんでね、秋の花だと昔は思ってました。
ここに座ると風が吹き抜けて気持ち良かったです。9時50分頃まで休憩するつもりでしたが、北泉門の場所が分からなかったので、9時45分頃に出ました。

ここにも紫陽花が咲いてて、こちらは「セネキオ(エンジェルウィングス)」で、天使の羽のようなふわふわとした白い毛に覆われたシルバーリーフが特徴のキク科の多年草です。

先ほどまで居た「あじさい園」の近くが「北泉門」でした。そんな近くにあるなんて知らなかったです。と言うことで、ここで散策です。
散策も先ほどまで居たので、ここでは一つだけ。「ネジバナ(モジズリ)」といい、アジアからオーストラリアまで広く分布。この花は「右巻き」と「左巻き」があるそうです。

京都府立植物の「北泉門」から出ます。この門を利用するのは初めてです。ここを出ると京都府立大学の学生さんが多く居ます。目的の「京都府立京都学・歴彩館」の場所は、北泉門で係の方に聞きました。
目的の京都府立京都学・歴彩館は、手前の「稲盛記念会館」の奥のようです。学生さんが多いので少々恥ずかしい気持ちで歩いて行きます。

入ると案内が出ていて、その通りに歩いて行くと歴彩館がありました。10時2分に着いたので数名の方が既に来られてました。
この日、歴彩館に来たのは理由があって、「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京系)の放送の中で総額1億円の鑑定評価を受けた京都府立植物園所蔵の古文書「本草綱目(金陵本)」を実物展示されたからです。京都府立植物園では5月8日(金)から園内の植物園会館の2階「多目的室」で公開を始められましたが、案内も出てなかったので見ずに帰ってました。


私自身は「開運!なんでも鑑定団」はテレビ大阪で放送されているのを知ってますが、見たことがありません。ニュースで知った次第です。


すっかり忘れてましたが、SNSの発信で6月13日(土)~7月5日(日)、10時~16時の間に1階展示室で公開されると聞き、この日京都府立植物園に来たこともあって見ていくことにしました。参考までに入場は無料です。
本草綱目(金陵本)とは、中国・明代の医師・学者、李時珍(1518~1593)が本草(薬とする動植物、鉱物)についてまとめた本草書(本草の百科事典)の1つで、日本へは江戸初期に伝来し、江戸時代全期にわたり日本の本草学研究に多大な影響を与えました。その中でも金陵本は本草綱目の初版本で、世界に15セット(すべて揃っている完本は8セット)しか存在が確認されておらず、大変稀少性の高い書籍です。植物園が所蔵する金陵本は欠落があるものの、ほぼ完本に近く、日本における本草学発展の原点となった書物であると共に、伝来がわかる非常に価値の高いものです。 ※全52巻中、6巻分(巻19、20、21、47、48、49)を欠いています。植物園所蔵の本草綱目(金陵本)は植物学者の白井光太郎の旧蔵本で、それ以前は江戸期を代表する日本の本草学者である小野蘭山の弟子であった紀州の医師小原桃洞の蔵書でした。



併せて、「本草綱目(金陵本)」と同じ大森文庫に所蔵されている古文書や府立植物園にあるナショナルコレクション認定植物などのお宝をパネルや実物展示で紹介されてました。
公開日時は、6月13日(土)~7月5日(日)、10時~16時、入場無料でした。このあと再び京都府立植物園に戻ります。「北泉門」から年間パスポートを見せて入りました。多分ですが当日の入園券でも再入園は出来ると思いますが・・・・。


門を入って左手(南側)に緩やかな坂を上がった先に出たのが「沈床花壇」でした。だいたいの察しはついてましたが。



沈床花壇の草花は、さきほど見ているのでスルーです。ここから「バラ園」を通って出口(正門)に向かいます。
出口の手前に咲いていた花を見ると「クチナシ」(アカネ科)でした。普段みるクチナシと違うような・・・。

正門から出て駐車場に向かうと、正面に「五山の送り火」の「大の文字」が正面に見えました。
京都府立植物園駐車場で精算すると8時53分~10時26分、今日は600円でした。いつもは300円で済むんですが😊。今日は、ここだけで帰りました。
毎週、火曜日は用事があるので、この曜日に出掛けるのは稀です。その所要先から京都府立植物園に向かい、植物園の駐車場に8時53分入れました。
昨年の6月が、あまりにも暑かったので、今年もかなぁと思ってましたが、ここ最近は湿気も低くて過ごしやすいです。空模様は梅雨時なんで曇ってますが、強い日差しが避けられ北風も吹いていたので良かったです。
ここ沈床花壇の北側には「あじさい園」があって、このあと向かいます。
6月19日(金)にオープニングセレモニーが、京都府立植物園に新たに造られた「伝承樹(でんしょうじゅ)の苑(その)」であって、その模様をNHK京都「京いちにち」で紹介されたことで、その新たなエリアを知りました。場所はテレビでは分からなかったので、いろいろ調べると「あじさい園」の西隣ということで、この日紫陽花を見に行ったそのあとで向かったわけです。
「伝承樹の苑」は、京都にゆかりの深い歴史的・文化的に価値の高い樹木「いのち」を未来へ受け継ぐために整備された、レガシーリーズの特別展示エリアである。ここに植えられた樹木は、寺社や名勝に残る古木・名木から採取した芽を材料にして、原木の形質を忠実に継承することで、将来の枯損や環境変動に備え、京都を象徴する歴史的樹木の域外保全に取り組んでいる。
この日、歴彩館に来たのは理由があって、「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京系)の放送の中で総額1億円の鑑定評価を受けた京都府立植物園所蔵の古文書「本草綱目(金陵本)」を実物展示されたからです。京都府立植物園では5月8日(金)から園内の植物園会館の2階「多目的室」で公開を始められましたが、案内も出てなかったので見ずに帰ってました。
本草綱目(金陵本)とは、中国・明代の医師・学者、李時珍(1518~1593)が本草(薬とする動植物、鉱物)についてまとめた本草書(本草の百科事典)の1つで、日本へは江戸初期に伝来し、江戸時代全期にわたり日本の本草学研究に多大な影響を与えました。その中でも金陵本は本草綱目の初版本で、世界に15セット(すべて揃っている完本は8セット)しか存在が確認されておらず、大変稀少性の高い書籍です。植物園が所蔵する金陵本は欠落があるものの、ほぼ完本に近く、日本における本草学発展の原点となった書物であると共に、伝来がわかる非常に価値の高いものです。 ※全52巻中、6巻分(巻19、20、21、47、48、49)を欠いています。植物園所蔵の本草綱目(金陵本)は植物学者の白井光太郎の旧蔵本で、それ以前は江戸期を代表する日本の本草学者である小野蘭山の弟子であった紀州の医師小原桃洞の蔵書でした。
京都府立植物園駐車場で精算すると8時53分~10時26分、今日は600円でした。いつもは300円で済むんですが😊。今日は、ここだけで帰りました。
この記事へのコメント
あるんですね。趣ある木道を歩きながら
白く色づいたハンショウゲを見て回るのは、
気持ちがよさそうだなと思いました。
そして、植物園にはすごいお宝が眠ってたんですね。
本草綱目という書物の名前だけは聞いた事が
ありますが、その初版本がきれいに残ってるとは。
貴重な展示会を見学されたと思います。
なんでも鑑定団で1億円の値がついたと新聞やテレビで話題になったので見に来ました。以前、植物園会館で公開されたのは1部でしたが、今回は全巻公開されてました。西脇隆俊知事も売らないとおっしゃってるので、まだ見られる機会はあるかと思います。
植物園もいろんな花が咲いているので楽しめました。